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第二章
4月15日(月):調理実習
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【京一】
僕はかねてより、『家庭科』という科目の意義についてはいささか懐疑的であった。
もちろん、いずれ社会に出る者として家庭科を学ぶことに意義はあるはずだ。家庭に関しての法律を学んだり、自身のライフコースを考えさせられたり、あるいは衣食住に関する知識など、それら座学での授業は、確かに、意義あるものだと思える。
では実習はどうか。
裁縫や調理を、高校の授業で実践することに意義はあるのだろうか。家庭科は決して主婦技術を学ぶ科目ではないはずだ、ならばわざわざ授業でこれらを実践する必要などないのではなかろうか。
――などと心中でぼやきながら、僕は必死に材料の分量を量っていた。
お菓子作り。
高校二年にもなってこんな実習をさせられるとは。家庭科担当の中年の女教師は、新学年に入ってまだ馴染めていないであろうクラスを和ませようなどと考え、これを実施した。そんなお節介も含め、少々変わった教師なのである。自身の欲望に基づいてカエルの解剖を実施した真田先生といい勝負だ。
任意のグループを作り、各グループで好きに菓子を作る。
僕は、晃と山本と三人でのグループを組んだ。
不慣れな男でも簡単に作れるレシピなど調べればいくらでも出てきた。
だが、安易なレシピに逃げてどうする、せめて少しでも男らしいスイーツ作ってやろうぜ、などと男の悪ノリが湧き上がり、審議の結果、『コーヒーゼリー』を作ることに決まった。それも、でかでかとしたボウルいっぱいに作って三人でがっついてやろう、という算段。
いやまあ、それでも決して難しいレシピではなかったはずだ。
ただし少しでも分量を間違えてしまっては凝固しないし、そのうえ授業時間内にゼリーを固めるためにはレシピを無視して多少強引な手段を用いらなければならなかった。
「おい、京一。なんだこれ」
「さあなぁ……。コーヒーゼリーでないことだけは確かだな」
「おーっ。アニメとかでよくあるよな、不器用な女の子が料理したら黒い物体ができちゃうやつ! ……アレ、ほんとにできるんだな」
僕ら三人の目の前に置かれたモノ――大きなボウルいっぱいに溜まっているのは、どろどろとした黒い液体だ。完全な液体ではなく、わずかばかりに凝固し始めている様が一層怪しい。まるで「テケリ・リ」などと奇妙な鳴き声を発する怪生物のよう。
不慣れな男がレシピを捻じ曲げて強引にお菓子など作っては、成功するはずもない。僕らは苦い思いを味わわされた。……ちなみに味は苦くはなかった。砂糖を入れすぎたのか、妙に甘ったるくて食べられたものではない。いやでも調理実習で作ったものを捨てられようか。
僕はジャンケンに負けた。
「……なにそれ」
僕らのテーブルのそばを通りかかった凛が、顔を歪ませて言う。
チョキを出してストレート負けした僕が一人で半分以上を平らげて残りはわずかになっていたが、ボウルの隅にちんまりと残るそれだけでさえ、通りすがりに目につくほど奇怪なオーラを放っていたらしい。
「……コーヒーゼリー」
「そのチャレンジ精神は立派ね」
それだけ言って、凛はそそくさと行ってしまった。――と思ったが、何かを手にしてすぐに戻って来た。凛と、そして隣には宮本もいる。
「これ、うちのグループで作ったやつ」
凛が、すとん、とテーブルに置いた皿の上には、小さなチョコレートケーキが載っていた。
しっとりした生チョコ。これはパウンドケーキというやつだ。
「君たちのトコは……失敗しちゃったみたいだね。可哀想だから、持ってきてあげたよ。でも余ってるのはこれだけだから、仲良く分けて食べてね」
宮本が、笑顔でそう言った。まるで慈悲深い天使である。
生チョコケーキを置いて、そのまま二人はすぐに自分たちのグループのテーブルに戻っていった。どうやら凛と宮本と、そのほか数名の女子で一つのグループを組んでいるらしい。
宮本は、確かお料理研究会に所属している。凛は、毎日台所に立っているはず。この二人が作ったものなのだから、クオリティが高いことは食べるまでもなく分かる。
「……おい京一」
晃が、ふと僕の顔を見て言う。
「これはお前に全部くれてやるよ」
「えっ」
「凛と宮本がここに持ってきたのは、悔しいけど、これはほぼお前に渡しに来たようなもんだろ」
「なんでだよ」
「それはそうだよな、委員長は俺たちの方なんかまったく見てなかった。委員長の目は、――京一、お前に向いてたぜ。まあ憐みの目だったけど」
山本も、ウンウンと頷きながらそんなことを言うのだ。
「え、あ、いや……」
「いいんだ気にするな。お前はこのおぞましいモノを半分以上引き受けてくれた。その礼もある。ほれ食えよ」
「ああ。この残りの少しは、俺たちがなんとか食ってみせる。京一はそいつで癒されていてくれ」
晃が、なにか漢気を感じさせるように僕にチョコケーキを薦めてくる。やはり山本もそれで異議なさそうに頷いている。
いや、でも……。
実は僕は、チョコが苦手なのだ。
彼女らの作ったこのチョコケーキは間違いなく完成度が高く、おいしいのであろうが……チョコ嫌いである僕は生憎それを美味しく頂けない。
しかし、とてもそんなことを言い出せる空気ではなかった。
ここは逆に僕が漢気を見せなければならない。……僕は譲ってくれた二人の友人にお礼を言いつつ、凛と宮本が作ったチョコレートケーキにかじりついた。
/
「ふう……」
帰宅し、自室で制服から部屋着に着替える。
今でも、なんとなく甘ったるい味が残っているような錯覚になる。
なんとか、苦手だということを悟られずにチョコケーキを食べることが出来た。
まさか暗黒物質のごとく異物を切り抜けたのちに、さらなる関門が待っていようとは。
さすがに吐くなんてことはしないが、でもあの一切れを全部食べるのは、少し気分が悪くなってしまった。どうしても嫌いだという認識を持ってしまっている以上、もう体が受け付けないのである。いや、僕が苦手でなければ絶対に美味しいケーキなのだと思うが。
凛が宮本と共に僕らのテーブルへあれを渡しに来たということは、彼女は僕がチョコ嫌いであると知らなかったということだろう。
あのときの凛は、お前の苦手なものをくれてやるぞなどという態度ではなかったし、そもそも彼女はそういう悪ふざけはしない。
ただし思い返せば、僕がチョコ嫌いになった場面に、凛はいたような気がする。
あれは小学校に上がったばかりの頃だったか。
――二月十四日に、凛がチョコをくれた。
それは、ふわふわの生チョコケーキだった。しかも、今日のように余りの一切れ分などではなく、しっかり一個分。母親と一緒に作ったのだという(今になって察するにおそらくほとんどは母親が作ったのであって、凛は手伝い程度だったのだろうが)。
凛がくれたチョコケーキ。もらったのはすごくうれしかったのだが、食べると、申し訳ないが気持ち悪くなってしまったのだ。
今日と同じで、僕が苦手でなければ美味しい出来だったに違いないのだが。何かこう、しっとりしていて濃い味が口に残る感じがどうしても不快に思えてしまう。自分のそういった嗜好を、そのときに初めて自覚した。
頑張って食べたが、しかしどうしても気持ち悪いのが顔にでてしまって、凛にものすごく謝られたし、逆に僕もものすごく謝ったし、……せっかくチョコをくれたのに、気まずい空気になってしまった。
幼い頃の苦い思い出を頭に浮かべつつ、僕はベッドに横になり、静かに瞼を閉じた……。
……
…………
「ドモドモ、京一サン!」
僕は、薄紅色のもやの中で小人と対面していた。
「はいはい、ドーモ……」
「んー、なんデス、元気ないデスヨ? 挨拶は元気よく、これ鉄則デス!」
僕の顔の前で浮揚する小人は、腰に両手を据え、溌剌な声でそう言う。
始めにこいつと会ってから、すでに六日ほど経っただろうか。この夢は、今なお毎晩続いている。安らかな眠りを享受できる夜が訪れる気配は未だ見えないのだ。
こいつが僕の夢の中に現れるのは、曰く、僕が不健全でふしだらな夢を見ていたから。そんな僕に健全で清純な他人の夢を見せつけ、性根を叩き直すのが目的であるらしい。
それが『夢の案内人』たるこの小人の役目なのだとか。
もう改心するからこんな意味不明な夢を見せるのは勘弁してくれ――と何度か懇願したものの、こいつは聞く耳を持たない。
以前もそう宣言されたように、これからもまだまだ継続して、毎晩、僕の夢に介入して来るつもりでいるらしい。
夢は、小人のフィールドだ。
夢世界を自由に行き来し、『明晰夢』の力だとかを持つこの小人に対し、せいぜい子羊のごとき僕では抗いようはないのだ。
そんな夜も、六日目を数えればすでに慣れてしまっていて、もう小人の登場に動ずることもない。今はもう大人しく、ただ小人の『案内』に従うのみである。
昨日までと同じく、もやの中を推進してゆく小人。夢世界での『案内』だ。
僕は、ぱたぱたと上下するその羽を追う――……。
僕はかねてより、『家庭科』という科目の意義についてはいささか懐疑的であった。
もちろん、いずれ社会に出る者として家庭科を学ぶことに意義はあるはずだ。家庭に関しての法律を学んだり、自身のライフコースを考えさせられたり、あるいは衣食住に関する知識など、それら座学での授業は、確かに、意義あるものだと思える。
では実習はどうか。
裁縫や調理を、高校の授業で実践することに意義はあるのだろうか。家庭科は決して主婦技術を学ぶ科目ではないはずだ、ならばわざわざ授業でこれらを実践する必要などないのではなかろうか。
――などと心中でぼやきながら、僕は必死に材料の分量を量っていた。
お菓子作り。
高校二年にもなってこんな実習をさせられるとは。家庭科担当の中年の女教師は、新学年に入ってまだ馴染めていないであろうクラスを和ませようなどと考え、これを実施した。そんなお節介も含め、少々変わった教師なのである。自身の欲望に基づいてカエルの解剖を実施した真田先生といい勝負だ。
任意のグループを作り、各グループで好きに菓子を作る。
僕は、晃と山本と三人でのグループを組んだ。
不慣れな男でも簡単に作れるレシピなど調べればいくらでも出てきた。
だが、安易なレシピに逃げてどうする、せめて少しでも男らしいスイーツ作ってやろうぜ、などと男の悪ノリが湧き上がり、審議の結果、『コーヒーゼリー』を作ることに決まった。それも、でかでかとしたボウルいっぱいに作って三人でがっついてやろう、という算段。
いやまあ、それでも決して難しいレシピではなかったはずだ。
ただし少しでも分量を間違えてしまっては凝固しないし、そのうえ授業時間内にゼリーを固めるためにはレシピを無視して多少強引な手段を用いらなければならなかった。
「おい、京一。なんだこれ」
「さあなぁ……。コーヒーゼリーでないことだけは確かだな」
「おーっ。アニメとかでよくあるよな、不器用な女の子が料理したら黒い物体ができちゃうやつ! ……アレ、ほんとにできるんだな」
僕ら三人の目の前に置かれたモノ――大きなボウルいっぱいに溜まっているのは、どろどろとした黒い液体だ。完全な液体ではなく、わずかばかりに凝固し始めている様が一層怪しい。まるで「テケリ・リ」などと奇妙な鳴き声を発する怪生物のよう。
不慣れな男がレシピを捻じ曲げて強引にお菓子など作っては、成功するはずもない。僕らは苦い思いを味わわされた。……ちなみに味は苦くはなかった。砂糖を入れすぎたのか、妙に甘ったるくて食べられたものではない。いやでも調理実習で作ったものを捨てられようか。
僕はジャンケンに負けた。
「……なにそれ」
僕らのテーブルのそばを通りかかった凛が、顔を歪ませて言う。
チョキを出してストレート負けした僕が一人で半分以上を平らげて残りはわずかになっていたが、ボウルの隅にちんまりと残るそれだけでさえ、通りすがりに目につくほど奇怪なオーラを放っていたらしい。
「……コーヒーゼリー」
「そのチャレンジ精神は立派ね」
それだけ言って、凛はそそくさと行ってしまった。――と思ったが、何かを手にしてすぐに戻って来た。凛と、そして隣には宮本もいる。
「これ、うちのグループで作ったやつ」
凛が、すとん、とテーブルに置いた皿の上には、小さなチョコレートケーキが載っていた。
しっとりした生チョコ。これはパウンドケーキというやつだ。
「君たちのトコは……失敗しちゃったみたいだね。可哀想だから、持ってきてあげたよ。でも余ってるのはこれだけだから、仲良く分けて食べてね」
宮本が、笑顔でそう言った。まるで慈悲深い天使である。
生チョコケーキを置いて、そのまま二人はすぐに自分たちのグループのテーブルに戻っていった。どうやら凛と宮本と、そのほか数名の女子で一つのグループを組んでいるらしい。
宮本は、確かお料理研究会に所属している。凛は、毎日台所に立っているはず。この二人が作ったものなのだから、クオリティが高いことは食べるまでもなく分かる。
「……おい京一」
晃が、ふと僕の顔を見て言う。
「これはお前に全部くれてやるよ」
「えっ」
「凛と宮本がここに持ってきたのは、悔しいけど、これはほぼお前に渡しに来たようなもんだろ」
「なんでだよ」
「それはそうだよな、委員長は俺たちの方なんかまったく見てなかった。委員長の目は、――京一、お前に向いてたぜ。まあ憐みの目だったけど」
山本も、ウンウンと頷きながらそんなことを言うのだ。
「え、あ、いや……」
「いいんだ気にするな。お前はこのおぞましいモノを半分以上引き受けてくれた。その礼もある。ほれ食えよ」
「ああ。この残りの少しは、俺たちがなんとか食ってみせる。京一はそいつで癒されていてくれ」
晃が、なにか漢気を感じさせるように僕にチョコケーキを薦めてくる。やはり山本もそれで異議なさそうに頷いている。
いや、でも……。
実は僕は、チョコが苦手なのだ。
彼女らの作ったこのチョコケーキは間違いなく完成度が高く、おいしいのであろうが……チョコ嫌いである僕は生憎それを美味しく頂けない。
しかし、とてもそんなことを言い出せる空気ではなかった。
ここは逆に僕が漢気を見せなければならない。……僕は譲ってくれた二人の友人にお礼を言いつつ、凛と宮本が作ったチョコレートケーキにかじりついた。
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「ふう……」
帰宅し、自室で制服から部屋着に着替える。
今でも、なんとなく甘ったるい味が残っているような錯覚になる。
なんとか、苦手だということを悟られずにチョコケーキを食べることが出来た。
まさか暗黒物質のごとく異物を切り抜けたのちに、さらなる関門が待っていようとは。
さすがに吐くなんてことはしないが、でもあの一切れを全部食べるのは、少し気分が悪くなってしまった。どうしても嫌いだという認識を持ってしまっている以上、もう体が受け付けないのである。いや、僕が苦手でなければ絶対に美味しいケーキなのだと思うが。
凛が宮本と共に僕らのテーブルへあれを渡しに来たということは、彼女は僕がチョコ嫌いであると知らなかったということだろう。
あのときの凛は、お前の苦手なものをくれてやるぞなどという態度ではなかったし、そもそも彼女はそういう悪ふざけはしない。
ただし思い返せば、僕がチョコ嫌いになった場面に、凛はいたような気がする。
あれは小学校に上がったばかりの頃だったか。
――二月十四日に、凛がチョコをくれた。
それは、ふわふわの生チョコケーキだった。しかも、今日のように余りの一切れ分などではなく、しっかり一個分。母親と一緒に作ったのだという(今になって察するにおそらくほとんどは母親が作ったのであって、凛は手伝い程度だったのだろうが)。
凛がくれたチョコケーキ。もらったのはすごくうれしかったのだが、食べると、申し訳ないが気持ち悪くなってしまったのだ。
今日と同じで、僕が苦手でなければ美味しい出来だったに違いないのだが。何かこう、しっとりしていて濃い味が口に残る感じがどうしても不快に思えてしまう。自分のそういった嗜好を、そのときに初めて自覚した。
頑張って食べたが、しかしどうしても気持ち悪いのが顔にでてしまって、凛にものすごく謝られたし、逆に僕もものすごく謝ったし、……せっかくチョコをくれたのに、気まずい空気になってしまった。
幼い頃の苦い思い出を頭に浮かべつつ、僕はベッドに横になり、静かに瞼を閉じた……。
……
…………
「ドモドモ、京一サン!」
僕は、薄紅色のもやの中で小人と対面していた。
「はいはい、ドーモ……」
「んー、なんデス、元気ないデスヨ? 挨拶は元気よく、これ鉄則デス!」
僕の顔の前で浮揚する小人は、腰に両手を据え、溌剌な声でそう言う。
始めにこいつと会ってから、すでに六日ほど経っただろうか。この夢は、今なお毎晩続いている。安らかな眠りを享受できる夜が訪れる気配は未だ見えないのだ。
こいつが僕の夢の中に現れるのは、曰く、僕が不健全でふしだらな夢を見ていたから。そんな僕に健全で清純な他人の夢を見せつけ、性根を叩き直すのが目的であるらしい。
それが『夢の案内人』たるこの小人の役目なのだとか。
もう改心するからこんな意味不明な夢を見せるのは勘弁してくれ――と何度か懇願したものの、こいつは聞く耳を持たない。
以前もそう宣言されたように、これからもまだまだ継続して、毎晩、僕の夢に介入して来るつもりでいるらしい。
夢は、小人のフィールドだ。
夢世界を自由に行き来し、『明晰夢』の力だとかを持つこの小人に対し、せいぜい子羊のごとき僕では抗いようはないのだ。
そんな夜も、六日目を数えればすでに慣れてしまっていて、もう小人の登場に動ずることもない。今はもう大人しく、ただ小人の『案内』に従うのみである。
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