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第二章
4月18日(木):幼きハーフと冒険へ
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【京一】
幼い頃、僕ら五人がそろって遊ぶとき、室内遊びをすることは基本的になかった。
晃が率先して適当な目的地を決めて、そこへ行く。森に入ったり川で遊んだり内容は様々だった。僕らはそれらをまとめて、『冒険』と称していた。主にそう言っていたのは晃だが。
思えばイブはそうした外遊びで、晃と一緒になって、物怖じもせず積極的に前を歩いていた気がする。
ほとんど晃とイブが二人で楽しんで、僕と凛とクララはその後ろについていくような感じだった。
「ジローはね、荒れ地にいるの。でも数が少ないから、なかなか出会えないんだよ」
イブが言う。だが、風を切る音がすさまじくて聞き取りにくかった。
イブに強引に連れられて、僕は彼女と共にドラゴンの背中に乗って大空を飛んでいた。
アルマジロドラゴン、愛称をジローというらしい。
それはおそらく、先日見舞いに行ったときにイブと晃の会話の中で出てきたアルマジロトカゲとかいうのを想定したドラゴンではないだろうか。僕が今しがみついているこの『ドラコ』はイブが部屋で飼っている同名のトカゲの特徴がそのまま生かされている感じなので、おそらくアルマジロドラゴンというのもそうなのだろう。
ドラゴンの背中に乗って、大空を飛ぶ。
アニメや漫画で見る限りでは、その様はとても格好良いものだ。しかし実際は、爽快感を覚える余裕などなく、ただただ恐怖しかない。振り落とされまいと必死だ。落ちたら死ぬ。
……ここは夢の中だが、死んだらどうなるのだろうか。
今ベッドの上で横になっている体に影響はないのだろうが、もしかして精神的な死とかになるのだろうか? 意識のない植物人間になるとか? ――そう思うとめちゃめちゃ怖い。
「着いたよ、荒れ地だ!」
ドラコがゆっくりと降下し、そのまま地上へ降り立った。僕はその背中から飛び降りる。結構な高さだったが、意外と着地は容易かった。
イブも同じく飛び降りるが、彼女はまたしても失敗する。足を滑らせて、すてん、と転んだ。
「いたぁ……、おかしいなあ、今日は調子悪いや」
首を傾げながら起き上がるイブ。
転んだせいでブロンドの髪が乱れたが、その癖のないきめ細かな髪は、ささっと手櫛をするだけですぐに直る。このときから、ヘアケアには相当に気を遣っていたのだろう、今でも彼女の髪はとてもきれいである。
地面に足がつく安心感を味わいながら、僕は辺りを見回した。
そこは荒れ地というか、もうほとんど砂漠のような場所だった。ゴツゴツした岩が露出し、はるか遠くに砂岩の丘陵が長々と続いている。ずっと見通しても植物の姿は一切見受けられない。さきほどまでいた草原とは対極の土地である。
「この荒れ地のどこかに、きっとジローがいるはずなの」
「どこかに、って……、広すぎない?」
「臆病な性格だからドラコがいると隠れちゃう。だから、ここからは私たちだけで探すの」
「え、もしかして、徒歩で……?」
「もちろん」
「いやいや、いやいやいや、無理だろこんなとこ」
「今から弱音吐いててどうすんのさ、ジローを一目拝むまでは帰れないんだからね!」
腰に手を当て、威厳高に言うイブ。
しかし、この枯れた土地には生物の気配など一抹も感じられない。果てのないほど広大な大地……、途方もない捜索になるだろう。
それから僕はイブと一緒に、すさんだ荒野を黙々と歩いた。目的の伝説のドラゴンがどこにいるのかは目星もつかないのでただ闇雲に歩いて探すしかないのだという……。
何時間か経った。
いや、夢の中に時間経過という概念があるのかは分からないが。
ただとにかくずいぶんな距離を歩いたはずだった。しかし、その伝説のドラゴンとやらが現れる気配はなかった。それどころか荒れ地に来てから一切の生物も目にしていないのだ。
自分は一体何をしているのだろう、という疑念が沸々と湧いてくる。
ここには、イブの本心を聞くためにやって来たはずだった。その目的は果たされたというのに、ただ流れに身を任せるまま伝説のドラゴンを探すのだとか言って荒野を歩かされている。
いつも凛の夢では、『マジカル☆リンちゃん』の活躍劇を傍観するだけなので苦労はなかったが、これはきつい。……まさかイブの夢で、こんな苦行を強いられるとは。
「なあイブ、ほんとにここにいるのか、その、アルマジロってやつは……」
僕はたまらず、イブに聞いた。
長く荒野を歩く中で、この質問をするのはこれで何度目になるだろうか。
「……もう、弱音を吐くなって、言ったじゃ、ない……」
「いやでもこれだけ歩いても出会えないんじゃあ、さすがになあ……」
僕が前を歩き、後ろからイブがついてきていた。僕は蜃気楼で揺れる地平線を見つめながら、イブに話しかけている。
「…………」
「イブ?」
返事がなかった。もしやネガティブなことを言いすぎて怒らせてしまったのかと思い、僕は振り向いた。
――そこで、地面に手をついて、肩で息をするイブを目にする。
「おいイブ、どうしたっ?」
「……ごめん、やっぱり、今日は調子悪いみたい……」
僕は慌ててイブに駆け寄った。
イブの体が熱い。
汗もひどく、一見すると脱水症状のようだった。
夢の中で脱水とは一体どういうことだ――などと、考えている余裕はない。
少し先に大きな岩を見つけ、今にも倒れてしまいそうなイブを抱えて、急いでその岩の影に入る。
そういえば、と思い出す。……現実での彼女は、昨日から熱を出して学校を欠席していたのだ。現実での体調は夢の中でも影響するものなのか。
「はあ、ふ、はあ……」
辛そうに呼吸を漏らすイブ。
手元には何もない。
扇いで風を送るものさえない。
どうすればいいのだ。
僕は焦りながら、岩を背にして懸命に辺りを見回した。
そこで、ふと、この岩の影の形がおかしいことに気付いた。
この緊急事態にそのようなことを気にしている暇はないはずだが、どうしても違和感があったのだ。
この大きな岩は丸い形をしていたはず――なのに、その影が刺々しい歪な形をしていた。それだけでなく、さきほどまでより影自体がとても巨大になっている。
僕は、ハッとして後ろを振り返る。
岩の影が形を変えたのではない、岩の上から更に別のものが太陽を遮っていたのだ。
そいつは巨岩に手をつき、その長い首を伸ばして僕らのことを覗き込んでいる。……まるで鎧をまとうように硬くて刺々しいウロコが体全体を覆い、背中から生えた両翼は幼い僕らなど軽く吹き飛ばせそうなほど大きかった。
それは、紛れもなくドラゴンである。
意識朦朧としていたイブが、それを見た途端にカッと目を見開く。
「……ジロー……」
「えっ?」
イブの顔にみるみる生気が戻ってゆく。
「ジローだよ! ほら京一、このコがアルマジロドラゴンっ!」
イブは勢いよく立ち上がった。先ほどまでの具合の悪さは一瞬にして吹き飛んだといった様子である。……なんだ、心配して損した。
イブの大きな声に驚いたのか、ドラゴンが急に顔を引っ込めて後ずさりした。
「あ、待って、怖がらないで大丈夫だから……!」
イブが制止しようと近づくが、かえってドラゴンは距離を取ろうとする。アルマジロドラゴンは臆病な性格だと言っていたが、予想していた以上だ。
ドラゴンは手を突いていた岩から離れたが、その岩以外に周囲に隠れられるようなものなどなかった。
逃げ場がないと悟ったのか、そいつが慌てて妙な体勢をとった。
その場に座り込んで、自らの尻尾を咥えて体を丸めたのである。
「きゃああああっ! 見て見て京一っ、あれだよあれ、ジローは敵から身を守るときに丸くなるんだよ。かわいいーっ!」
イブは瞳を輝かせながらそう言い、嬉しさのあまりぴょんぴょんと飛び跳ねる。
彼女が跳ねる度、ブラウンの髪がふわふわとなびく。
その髪に陽光がキラキラと反射し、光の粒が舞う。
荒涼と続く大地の中、跳ね躍る少女と舞い踊る光の粒が辺り一帯を煌びやかに変えてゆく。――この輝きこそ、イブの心の奥に今なお在り続ける幼き無垢なのだなと、僕は思った。
幼い頃、僕ら五人がそろって遊ぶとき、室内遊びをすることは基本的になかった。
晃が率先して適当な目的地を決めて、そこへ行く。森に入ったり川で遊んだり内容は様々だった。僕らはそれらをまとめて、『冒険』と称していた。主にそう言っていたのは晃だが。
思えばイブはそうした外遊びで、晃と一緒になって、物怖じもせず積極的に前を歩いていた気がする。
ほとんど晃とイブが二人で楽しんで、僕と凛とクララはその後ろについていくような感じだった。
「ジローはね、荒れ地にいるの。でも数が少ないから、なかなか出会えないんだよ」
イブが言う。だが、風を切る音がすさまじくて聞き取りにくかった。
イブに強引に連れられて、僕は彼女と共にドラゴンの背中に乗って大空を飛んでいた。
アルマジロドラゴン、愛称をジローというらしい。
それはおそらく、先日見舞いに行ったときにイブと晃の会話の中で出てきたアルマジロトカゲとかいうのを想定したドラゴンではないだろうか。僕が今しがみついているこの『ドラコ』はイブが部屋で飼っている同名のトカゲの特徴がそのまま生かされている感じなので、おそらくアルマジロドラゴンというのもそうなのだろう。
ドラゴンの背中に乗って、大空を飛ぶ。
アニメや漫画で見る限りでは、その様はとても格好良いものだ。しかし実際は、爽快感を覚える余裕などなく、ただただ恐怖しかない。振り落とされまいと必死だ。落ちたら死ぬ。
……ここは夢の中だが、死んだらどうなるのだろうか。
今ベッドの上で横になっている体に影響はないのだろうが、もしかして精神的な死とかになるのだろうか? 意識のない植物人間になるとか? ――そう思うとめちゃめちゃ怖い。
「着いたよ、荒れ地だ!」
ドラコがゆっくりと降下し、そのまま地上へ降り立った。僕はその背中から飛び降りる。結構な高さだったが、意外と着地は容易かった。
イブも同じく飛び降りるが、彼女はまたしても失敗する。足を滑らせて、すてん、と転んだ。
「いたぁ……、おかしいなあ、今日は調子悪いや」
首を傾げながら起き上がるイブ。
転んだせいでブロンドの髪が乱れたが、その癖のないきめ細かな髪は、ささっと手櫛をするだけですぐに直る。このときから、ヘアケアには相当に気を遣っていたのだろう、今でも彼女の髪はとてもきれいである。
地面に足がつく安心感を味わいながら、僕は辺りを見回した。
そこは荒れ地というか、もうほとんど砂漠のような場所だった。ゴツゴツした岩が露出し、はるか遠くに砂岩の丘陵が長々と続いている。ずっと見通しても植物の姿は一切見受けられない。さきほどまでいた草原とは対極の土地である。
「この荒れ地のどこかに、きっとジローがいるはずなの」
「どこかに、って……、広すぎない?」
「臆病な性格だからドラコがいると隠れちゃう。だから、ここからは私たちだけで探すの」
「え、もしかして、徒歩で……?」
「もちろん」
「いやいや、いやいやいや、無理だろこんなとこ」
「今から弱音吐いててどうすんのさ、ジローを一目拝むまでは帰れないんだからね!」
腰に手を当て、威厳高に言うイブ。
しかし、この枯れた土地には生物の気配など一抹も感じられない。果てのないほど広大な大地……、途方もない捜索になるだろう。
それから僕はイブと一緒に、すさんだ荒野を黙々と歩いた。目的の伝説のドラゴンがどこにいるのかは目星もつかないのでただ闇雲に歩いて探すしかないのだという……。
何時間か経った。
いや、夢の中に時間経過という概念があるのかは分からないが。
ただとにかくずいぶんな距離を歩いたはずだった。しかし、その伝説のドラゴンとやらが現れる気配はなかった。それどころか荒れ地に来てから一切の生物も目にしていないのだ。
自分は一体何をしているのだろう、という疑念が沸々と湧いてくる。
ここには、イブの本心を聞くためにやって来たはずだった。その目的は果たされたというのに、ただ流れに身を任せるまま伝説のドラゴンを探すのだとか言って荒野を歩かされている。
いつも凛の夢では、『マジカル☆リンちゃん』の活躍劇を傍観するだけなので苦労はなかったが、これはきつい。……まさかイブの夢で、こんな苦行を強いられるとは。
「なあイブ、ほんとにここにいるのか、その、アルマジロってやつは……」
僕はたまらず、イブに聞いた。
長く荒野を歩く中で、この質問をするのはこれで何度目になるだろうか。
「……もう、弱音を吐くなって、言ったじゃ、ない……」
「いやでもこれだけ歩いても出会えないんじゃあ、さすがになあ……」
僕が前を歩き、後ろからイブがついてきていた。僕は蜃気楼で揺れる地平線を見つめながら、イブに話しかけている。
「…………」
「イブ?」
返事がなかった。もしやネガティブなことを言いすぎて怒らせてしまったのかと思い、僕は振り向いた。
――そこで、地面に手をついて、肩で息をするイブを目にする。
「おいイブ、どうしたっ?」
「……ごめん、やっぱり、今日は調子悪いみたい……」
僕は慌ててイブに駆け寄った。
イブの体が熱い。
汗もひどく、一見すると脱水症状のようだった。
夢の中で脱水とは一体どういうことだ――などと、考えている余裕はない。
少し先に大きな岩を見つけ、今にも倒れてしまいそうなイブを抱えて、急いでその岩の影に入る。
そういえば、と思い出す。……現実での彼女は、昨日から熱を出して学校を欠席していたのだ。現実での体調は夢の中でも影響するものなのか。
「はあ、ふ、はあ……」
辛そうに呼吸を漏らすイブ。
手元には何もない。
扇いで風を送るものさえない。
どうすればいいのだ。
僕は焦りながら、岩を背にして懸命に辺りを見回した。
そこで、ふと、この岩の影の形がおかしいことに気付いた。
この緊急事態にそのようなことを気にしている暇はないはずだが、どうしても違和感があったのだ。
この大きな岩は丸い形をしていたはず――なのに、その影が刺々しい歪な形をしていた。それだけでなく、さきほどまでより影自体がとても巨大になっている。
僕は、ハッとして後ろを振り返る。
岩の影が形を変えたのではない、岩の上から更に別のものが太陽を遮っていたのだ。
そいつは巨岩に手をつき、その長い首を伸ばして僕らのことを覗き込んでいる。……まるで鎧をまとうように硬くて刺々しいウロコが体全体を覆い、背中から生えた両翼は幼い僕らなど軽く吹き飛ばせそうなほど大きかった。
それは、紛れもなくドラゴンである。
意識朦朧としていたイブが、それを見た途端にカッと目を見開く。
「……ジロー……」
「えっ?」
イブの顔にみるみる生気が戻ってゆく。
「ジローだよ! ほら京一、このコがアルマジロドラゴンっ!」
イブは勢いよく立ち上がった。先ほどまでの具合の悪さは一瞬にして吹き飛んだといった様子である。……なんだ、心配して損した。
イブの大きな声に驚いたのか、ドラゴンが急に顔を引っ込めて後ずさりした。
「あ、待って、怖がらないで大丈夫だから……!」
イブが制止しようと近づくが、かえってドラゴンは距離を取ろうとする。アルマジロドラゴンは臆病な性格だと言っていたが、予想していた以上だ。
ドラゴンは手を突いていた岩から離れたが、その岩以外に周囲に隠れられるようなものなどなかった。
逃げ場がないと悟ったのか、そいつが慌てて妙な体勢をとった。
その場に座り込んで、自らの尻尾を咥えて体を丸めたのである。
「きゃああああっ! 見て見て京一っ、あれだよあれ、ジローは敵から身を守るときに丸くなるんだよ。かわいいーっ!」
イブは瞳を輝かせながらそう言い、嬉しさのあまりぴょんぴょんと飛び跳ねる。
彼女が跳ねる度、ブラウンの髪がふわふわとなびく。
その髪に陽光がキラキラと反射し、光の粒が舞う。
荒涼と続く大地の中、跳ね躍る少女と舞い踊る光の粒が辺り一帯を煌びやかに変えてゆく。――この輝きこそ、イブの心の奥に今なお在り続ける幼き無垢なのだなと、僕は思った。
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