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第二章
4月18日(木):指宿美代の夢
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【京一】
見渡す限り広大な大地。
草原と森林。地平線の向こうまで緑一杯だった。
颯々と吹く風が僕の体を突き抜けていく。まるで心が洗われるような心地であった。
辺り一帯に広がる草原が、風に揺られて波を立てる。僕の耳に入るのは、颯爽とした風声と、葉擦れの音、――そして、猛々しい咆哮。
見上げると雲一つない真っ青な空。
そこに大きな躯体が数体、まるで遊泳するように縦横無尽に飛び交っている。
どうみても、それは、ドラゴンだった。
ずん、と地面が揺れる。
背後におぞましい気配を感じて振り返ると、空をとびまわっていたドラゴンのうちの一体が近くに降り立ち、僕を見下ろしていた。十メートル以上はあるだろう緑色の巨体で、グルルルル、と低い唸り声を漏らしている。
ゴツゴツしたうろこ、
鋭い爪、
大きな口、
そして背に生えた広くて大きい両翼――。
間近で見ると、その質感や迫力はめちゃくちゃリアルだった。いやしかし現実で見たことがないので「リアルだ」というのも変だろうか。
ドラゴンは僕をじっと見据えている。
やばい、食べられる、と直感が叫んだ。
僕が硬直していると、僕の眼前に迫るドラゴンの背後にさらにもう一体、別の個体がどすん、と降り立った。
僕を食しようと目論むこいつよりも、一回り小さなドラゴンだ。あごに携えた太いヒゲがゆらゆらと揺れている。
「待って待って。だめだよグリ、それはエサじゃないよ」
ヒゲのドラゴンの背中に、一人の少女が乗っていた。髪はブラウン。小学校低学年ほどの幼い少女である。
その少女の制止に緑のドラゴンは大人しく従い、大きな翼を羽ばたかせてまた青空へと飛び立っていった。
「なにしてんの、そんなとこで突っ立ってたら危ないよ京一」
ドラゴンにまたがるブラウン髪の少女。なんというか、ものすごいファンタスティックな画である。
彼女はドラゴンの背からぴょんと飛び降りる。比較的小さなドラゴンだが、それでも結構な高さだ、大丈夫だろうか……と心配して見ていたところ、案の定、着地に失敗してしまった。草原の上を、ころんころんと、二回転。
「いったぁー……」
頭を押さえながら少女が立ち上がる。幼いが、立ち上がったその少女と僕と、目線の高さはあまり変わらない。――すなわち、僕も幼い。
「だ、大丈夫か」
「う、うん……。いつもならカッコよくできるのに、おかしいなあ」
腰をさすりながらおもむろに起き上がる。
「……えっと、このドラゴンは?」
「ふふふ、私の可愛い相棒、フトアゴヒゲドラゴンのドラコちゃんだよ!」
ブラウン髪の少女――指宿美代は、胸を張りながら高らかに言う。
普段、耳に馴染んでいる声よりもずっと甲高い声色だ。当然である、体格が幼いからだ。
――ここは、イブの夢の中である。
夢の深層部、すなわち彼女が無意識上で形作る世界。
広大な空を飛び回るドラゴンたち。つまりこれが、彼女の憧れる世界なのだろう。
トカゲへの偏愛――特に飼育しているトカゲをまるでドラゴンのようだと言って自慢していたが、つまりイブはトカゲをドラゴンに見立てて愛でているのだ。
正直言って、少女らしからぬ嗜好である。それはたぶん、晃の影響なのだろう。
ドラコというと確かペットのトカゲの名前である。そういえばあのトカゲと同じく太いヒゲがある。なるほど多くのドラゴンが飛び交う中でも、やはり自分のペットには特段の思い入れがあるようだ。
ただし、目の前のイブは小学校低学年の頃の姿……その頃にはまだトカゲのペットは飼っていなかったが。でもまあ、当時からトカゲへの偏愛は著しかった。
凛が魔法少女となって怪物と戦う夢に比べて、この夢は、現在のイブのイメージからでも特に違和感のない世界である。
彼女がトカゲに愛情を注いでいるのは知っている。夢世界を訪れることで、秘めた趣味を強引に暴くなんてことにならずに済んだのは、良かった。
僕がここに来たのは、イブの本心を聞きたいからである。
凛とのことだ。
クララが手芸部に入りたいと言い出したことがきっかけになって、現在、色々とややこしい状況になっているが、その問題の根幹部はイブと凛の関係にある。イブは凛とまた話すのは気まずいと言うし、凛は凛でイブに嫌われているのではないかと言う。
イブの本心は、凛への具体的な心象はどうなのか――それを聞くために、ここに来た。
急に夢うんちくを語って来る怪しい担任教師の話では、夢の深層部ではその人の心は剥き出しとなる。嘘偽りのない本心を聞くことが出来る。夢の案内人たるあの小人、キューピーにも確認を取った真実である。
「なあイブ、あのさ、聞きたいことが……」
幼い姿のイブに対して、僕は早速、本題を切り出そうとした。「凛のことをどう思うか」、と聞くのだ。そしてその返答、彼女の本心を知りたい。
しかし彼女は、僕の言葉を遮った。
「あ、さっきのグリっていうコはね、グリグアナドラゴンなの。ごめんね、普段は大人しいんだけど、お腹減ってたみたいでね」
「あ、うん。それはまあ置いといて……」
「あと、あそこを飛んでるのがナイルオオドラゴンのモニちゃん!」
「えっと……」
「それでねそれでね、あそこにいるのがプレートドラゴンのオニちゃんでしょー、その隣にいるコがクレステドラゴンのゲッコーちゃん!」
「…………」
「あ、今向こうであくびしたのがヒョウモンドラゴンのモドちゃん、かわいいねー!」
聞く耳持たず、とはまさにこのこと。
嬉々としてそれぞれのドラゴンの種族名やら名前やら言い並べていくイブ。おそらくどれも実在のトカゲがモチーフになっているのだろうが、僕にはさっぱりである。
結局、さんざっぱらドラゴンについて語られたのち、ようやく僕の話を聞いてくれた。
「なあイブ。今日はちょっと聞きたいことがあって来たんだ」
「うん、どったの?」
僕らは草原に並んで腰を下ろしている。傍らにドラゴン。異色な光景である。
「イブはさ、……凛のこと、どう思ってる?」
単刀直入に、質問をした。
「…………」
きょとん、とした顔で僕を見るイブ。しばしの間を置いてから、口を開く。
「なあーんだ、改まって聞くからなにかと思ったよ。そんなの決まってるよ、凛は友達だよ! 昔から一緒に遊んでたじゃん」
「……うん、そうだよな。イブは凛のこと嫌いになったりしてないよな?」
「何言ってるのさ、当たり前だよ!」
イブは力強くそう言った。
「…………」
まあ、そうだよな、と思った。
これが、イブの本心。
以前、凛に素っ気ない態度を取られてしまって、それ以来疎遠になってしまっていた。だから今更話すのは気まずい。……イブはそう言っていた。それは確かに事実だろうが、それはあくまで話しづらいというだけのこと。
イブにとって、凛は昔からの友達で、彼女のことを嫌いになってなどいない。
そうだ。宮本が言っていたのは正しいのだ。過去、育まれた友情は、時間が経ったからといって消えてしまうことはない。どれだけ時間が経とうとも、心の奥には、その感情はしっかりと残っている。
その『心の奥』が、今僕の目の前にいる幼い姿のイブなのである。
まさに凛と仲良く遊んでいたあの頃の姿――無意識たる夢世界の中にこの姿があるということは、何より、当時の友情は消えていない証明なのだろう。
「五人はいつも仲良しでしょ? いっぱい遊んで、いろんなところ冒険してるじゃん!」
「……冒険?」
「そうだ、京一、今から一緒に行こうよ!」
言うが早いか、彼女はすっくと立ちあがった。
「え、なに、行くってどこへ」
「冒険だよ。伝説のドラゴンを探しに行くの! 伝説の、『アルマジロドラゴン』!」
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草原と森林。地平線の向こうまで緑一杯だった。
颯々と吹く風が僕の体を突き抜けていく。まるで心が洗われるような心地であった。
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見上げると雲一つない真っ青な空。
そこに大きな躯体が数体、まるで遊泳するように縦横無尽に飛び交っている。
どうみても、それは、ドラゴンだった。
ずん、と地面が揺れる。
背後におぞましい気配を感じて振り返ると、空をとびまわっていたドラゴンのうちの一体が近くに降り立ち、僕を見下ろしていた。十メートル以上はあるだろう緑色の巨体で、グルルルル、と低い唸り声を漏らしている。
ゴツゴツしたうろこ、
鋭い爪、
大きな口、
そして背に生えた広くて大きい両翼――。
間近で見ると、その質感や迫力はめちゃくちゃリアルだった。いやしかし現実で見たことがないので「リアルだ」というのも変だろうか。
ドラゴンは僕をじっと見据えている。
やばい、食べられる、と直感が叫んだ。
僕が硬直していると、僕の眼前に迫るドラゴンの背後にさらにもう一体、別の個体がどすん、と降り立った。
僕を食しようと目論むこいつよりも、一回り小さなドラゴンだ。あごに携えた太いヒゲがゆらゆらと揺れている。
「待って待って。だめだよグリ、それはエサじゃないよ」
ヒゲのドラゴンの背中に、一人の少女が乗っていた。髪はブラウン。小学校低学年ほどの幼い少女である。
その少女の制止に緑のドラゴンは大人しく従い、大きな翼を羽ばたかせてまた青空へと飛び立っていった。
「なにしてんの、そんなとこで突っ立ってたら危ないよ京一」
ドラゴンにまたがるブラウン髪の少女。なんというか、ものすごいファンタスティックな画である。
彼女はドラゴンの背からぴょんと飛び降りる。比較的小さなドラゴンだが、それでも結構な高さだ、大丈夫だろうか……と心配して見ていたところ、案の定、着地に失敗してしまった。草原の上を、ころんころんと、二回転。
「いったぁー……」
頭を押さえながら少女が立ち上がる。幼いが、立ち上がったその少女と僕と、目線の高さはあまり変わらない。――すなわち、僕も幼い。
「だ、大丈夫か」
「う、うん……。いつもならカッコよくできるのに、おかしいなあ」
腰をさすりながらおもむろに起き上がる。
「……えっと、このドラゴンは?」
「ふふふ、私の可愛い相棒、フトアゴヒゲドラゴンのドラコちゃんだよ!」
ブラウン髪の少女――指宿美代は、胸を張りながら高らかに言う。
普段、耳に馴染んでいる声よりもずっと甲高い声色だ。当然である、体格が幼いからだ。
――ここは、イブの夢の中である。
夢の深層部、すなわち彼女が無意識上で形作る世界。
広大な空を飛び回るドラゴンたち。つまりこれが、彼女の憧れる世界なのだろう。
トカゲへの偏愛――特に飼育しているトカゲをまるでドラゴンのようだと言って自慢していたが、つまりイブはトカゲをドラゴンに見立てて愛でているのだ。
正直言って、少女らしからぬ嗜好である。それはたぶん、晃の影響なのだろう。
ドラコというと確かペットのトカゲの名前である。そういえばあのトカゲと同じく太いヒゲがある。なるほど多くのドラゴンが飛び交う中でも、やはり自分のペットには特段の思い入れがあるようだ。
ただし、目の前のイブは小学校低学年の頃の姿……その頃にはまだトカゲのペットは飼っていなかったが。でもまあ、当時からトカゲへの偏愛は著しかった。
凛が魔法少女となって怪物と戦う夢に比べて、この夢は、現在のイブのイメージからでも特に違和感のない世界である。
彼女がトカゲに愛情を注いでいるのは知っている。夢世界を訪れることで、秘めた趣味を強引に暴くなんてことにならずに済んだのは、良かった。
僕がここに来たのは、イブの本心を聞きたいからである。
凛とのことだ。
クララが手芸部に入りたいと言い出したことがきっかけになって、現在、色々とややこしい状況になっているが、その問題の根幹部はイブと凛の関係にある。イブは凛とまた話すのは気まずいと言うし、凛は凛でイブに嫌われているのではないかと言う。
イブの本心は、凛への具体的な心象はどうなのか――それを聞くために、ここに来た。
急に夢うんちくを語って来る怪しい担任教師の話では、夢の深層部ではその人の心は剥き出しとなる。嘘偽りのない本心を聞くことが出来る。夢の案内人たるあの小人、キューピーにも確認を取った真実である。
「なあイブ、あのさ、聞きたいことが……」
幼い姿のイブに対して、僕は早速、本題を切り出そうとした。「凛のことをどう思うか」、と聞くのだ。そしてその返答、彼女の本心を知りたい。
しかし彼女は、僕の言葉を遮った。
「あ、さっきのグリっていうコはね、グリグアナドラゴンなの。ごめんね、普段は大人しいんだけど、お腹減ってたみたいでね」
「あ、うん。それはまあ置いといて……」
「あと、あそこを飛んでるのがナイルオオドラゴンのモニちゃん!」
「えっと……」
「それでねそれでね、あそこにいるのがプレートドラゴンのオニちゃんでしょー、その隣にいるコがクレステドラゴンのゲッコーちゃん!」
「…………」
「あ、今向こうであくびしたのがヒョウモンドラゴンのモドちゃん、かわいいねー!」
聞く耳持たず、とはまさにこのこと。
嬉々としてそれぞれのドラゴンの種族名やら名前やら言い並べていくイブ。おそらくどれも実在のトカゲがモチーフになっているのだろうが、僕にはさっぱりである。
結局、さんざっぱらドラゴンについて語られたのち、ようやく僕の話を聞いてくれた。
「なあイブ。今日はちょっと聞きたいことがあって来たんだ」
「うん、どったの?」
僕らは草原に並んで腰を下ろしている。傍らにドラゴン。異色な光景である。
「イブはさ、……凛のこと、どう思ってる?」
単刀直入に、質問をした。
「…………」
きょとん、とした顔で僕を見るイブ。しばしの間を置いてから、口を開く。
「なあーんだ、改まって聞くからなにかと思ったよ。そんなの決まってるよ、凛は友達だよ! 昔から一緒に遊んでたじゃん」
「……うん、そうだよな。イブは凛のこと嫌いになったりしてないよな?」
「何言ってるのさ、当たり前だよ!」
イブは力強くそう言った。
「…………」
まあ、そうだよな、と思った。
これが、イブの本心。
以前、凛に素っ気ない態度を取られてしまって、それ以来疎遠になってしまっていた。だから今更話すのは気まずい。……イブはそう言っていた。それは確かに事実だろうが、それはあくまで話しづらいというだけのこと。
イブにとって、凛は昔からの友達で、彼女のことを嫌いになってなどいない。
そうだ。宮本が言っていたのは正しいのだ。過去、育まれた友情は、時間が経ったからといって消えてしまうことはない。どれだけ時間が経とうとも、心の奥には、その感情はしっかりと残っている。
その『心の奥』が、今僕の目の前にいる幼い姿のイブなのである。
まさに凛と仲良く遊んでいたあの頃の姿――無意識たる夢世界の中にこの姿があるということは、何より、当時の友情は消えていない証明なのだろう。
「五人はいつも仲良しでしょ? いっぱい遊んで、いろんなところ冒険してるじゃん!」
「……冒険?」
「そうだ、京一、今から一緒に行こうよ!」
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