【イラストあり】上位職・小説家?戦えないのでパーティから追放されたが、置き土産にした小説は傑作で・・。そして小説家は新たな仲間を得る。

喜太郎

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キャラクター紹介

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 性別:男
 種族:人間
 年齢:25

魔法職:小説家(上位職)
    精霊協会の管理目録には記載のない職。詳しい情報が一切ない。

スキル:ベルズノベル(固有スキル)
    スキルを発動すれば、紙とペンが出現し、自然とアイデアの湧き出るままに小説を執筆できる。その実態は、過去未来問わず現実に起こる事象を小説として書き出し、その作品を破ったり燃やしたりすれば記述された事象も変化するというもの。また、スキルで書いた小説には魔力が籠められており、読む者の心を惹きつける。

 装備:パラケルススの時計
    パーティ脱退時、幼馴染のメアリーからもらった懐中時計。″賢者″用の召喚魔法具だが、彼が使えば、自身の小説の登場人物を召喚することができる。

 備考:早くに両親を亡くし、田舎の地で独りで生きて来た。幼馴染のメアリーの誘いを受けてパーティに入るも、そんな彼が仲間たちと馴染めなかったのは当然と言える。しかし、パーティ脱退後に出会う″新たな仲間″たちには不思議な親近感を覚える。









 性別:女
 種族:猫人族(純血ではない)
 年齢:10~11

魔法職:なし
    ギルド登録をしていないので、魔法職は所持していない。

スキル:なし
    ただし魔法的なスキルではないが、猫人族の血を活性化させて目にも止まらぬ速さで移動できる。″本気″の速度を出せるのは日に一度。

 装備:猫耳と尻尾はある意味装備。旅立ちの折、ピアスを開ける。

 備考:スラム街で育った孤児。親の顔も名も知らない。俊敏性を生かしてスリをしている。独りでも別に寂しくなんかない、ちょろいもんだ――と思っていたが……。









 性別:男
 種族:人間(実は特別な血を引いている・・?)
 年齢:14

魔法職:女勇者
    本来なら勇者は性別で区別されるものではなく、″女勇者″という職名は存在しない。バグである。

スキル:歪魅了バグチャーム(固有スキル)
    本来なら吸血鬼種の固有スキルである魅了チャームがなぜか発現。バグである。しかも対象は異性ではなく同性。制御が利かず、彼の悩みの種。またこのスキル以外にも、勇者として備わる剣技の他、職枠を超えてあらゆるスキルをも扱える。これもバグであるが。

 装備:ロングヘアの髪型やスカートが女勇者の職衣として設定されてしまっている。これも悩みの種。

 備考:ベルの小説のストーリーでは、もともと少女であった。……が、一部焼失による事実改編で、男に。そのため″男なのに女勇者″というちぐはぐな状態に。ベルと出会う直前、とある事情で所属パーティを抜けてしまったようだが……。









 性別:男
 種族:鬼族
 年齢:34

魔法職:上級治癒術師

スキル:ヒールターン
    他人を治癒した分、エネルギーが蓄積されていき、それを波動として打ち放てる。治癒力と破壊力の二面性を持つスキル。

 装備:強いて挙げれば鬼の角。あるいはその強靭な肉体も生来の装備

 備考:ベルの小説のストーリーでは、自身のスキルを基本的には制御できていたが……?









 性別:女
 種族:人間
 年齢:17

魔法職:JK
    16歳~18歳の女性にのみ発現する極めて希少な職。

スキル:ワンクールループ(希少スキル)
    体が成長は12週間の周期のみを繰り返す。17歳の誕生日の瞬間から12週間経てばまたもとの日の肉体に戻る。もちろん12週間では体に大した変化はないので、実質、不老。すなわち永遠の17歳。

 装備:リリックリーダー
    祖母から引き継いだ魔法具、ヘッドホン。耳に装着し、導線の先の端末を向けると、相手の心の声を読み取ることができる。ただし指向性が安定せず、多くの場合は群衆の声を雑多に読み取ってしまう。

 備考:希少な魔法職を得たとはいえ、彼女自身の心境や生活は変わらない。平凡で、ゆるい日常を過ごす……そんな中、街の劇場の主人から声をかけられる。――というのが、ベルの小説のストーリーであるが、果たして事実改変後には……?









 性別:女
 種族:人間
 年齢:25

魔法職:中級魔法使い

スキル:中級魔法全般(通常スキル)

装備:太陽の杖

備考:冒険者パーティ『太陽のキャノウプス』のメンバー。ベルの幼馴染であり、彼をパーティに誘った。ベルに対しては秘めた想いがある……?
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