お疲れ様でした。これからの時間は私がいただきます。

世界観と登場人物

【世界観】

女神の導きと神子によって救われた世界は、静かな平穏を取り戻している。
ブディム大聖堂はいまだに信仰の中心として残り、
神子トオルがその地に留まることで、世界はかろうじて均衡を保っていた。


【登場人物】

◆テオドール・オルティス
ブディム大聖堂に仕える司教。
ホワイトアッシュの髪をサイドでひとつに結い、丸眼鏡の奥に薄青紫の瞳を宿す。
聖職者らしく礼儀正しく、静かな信仰心を持つ人物。

◆アルヴェリオ・ルクシアナ
赤髪を無造作にまとめたハーフアップの情報屋。
ミント色の瞳が印象的で、情報屋らしくミステリアスな性格。
神子トオルに対しては、どこか特別な眼差しを向けている。

◆神波 亨（かんなみ とおる）
異世界に転生した大学生の神子。
世界を救う過程でウィルフレッドと恋人関係となり、現世には帰還していない。
現在は大聖堂に留まり、時折公務をこなしながら平穏な日々を送っている。

◆ウィルフレッド・エスターライヒ
トオルの護衛騎士。元・王室近衛隊所属。
世界を救う過程でトオルと心を通わせ、恋人となる。
無口で寡黙だったが、今では柔らかな表情を見せるようになっている。