11 / 43
Case.02【雨露のメッセンジャー】
day1─雨音の昼下がり─
しおりを挟む
六月の雨が、校舎の屋根や窓を静かに叩いていた。梅雨に入った湿った空気が校庭を重たく包み、放課後の静英高校はどこか夢うつつのように沈んでいる。
六時間目の授業が終わり、生徒がまばらになった頃。
鞄を抱えた絢葉は、そっと優雅部の部室の扉を開いた。
──ふわり。
漂ってきたのは、紅茶の香り。
中では史桜が窓際の机の前の肘掛け椅子に腰掛け、優雅にポットから紅茶を注ぎ、三段重ねのティースタンドを前にしていた。そこにはサンドイッチや焼き菓子、そしてレモンタルトまで並んでいる。
「やぁ、東雲君。今日も来てくれて嬉しいよ」
史桜が顔を上げ、ゆったりと微笑んだ。
(なんか本格的なアフタヌーンティー楽しんでるこの人!どこからこんなの持ち込んでるの……)
絢葉は心の中で小さく突っ込みを入れつつ、思わず一歩立ち止まる。
「さ、遠慮はいらない。君もこちらへ」
史桜に手で促され、絢葉は「は、はい……!」と少し緊張しながら机に向かい合って腰を下ろした。
ティーカップを手に取りながら、史桜は得意げに言う。
「今日のレモンタルトはなかなかだよ。レモンの酸味とカスタードの甘さが、互いを引き立てている」
「た、確かに美味しい……!まるでお店みたい……」
絢葉はタルトを一口食べ、思わず感嘆の声をもらす。
そのとき──
コン、コン。
部室の扉が、小さく控えめに叩かれた。
「ほう。久々のお客様かな。どうぞ」
史桜が朗らかに声を掛けると、ゆっくりと扉が開いた。
姿を見せたのは、小柄な女子生徒。
肩まで伸びた髪は手入れされずぼさぼさに乱れ、前髪が顔にかかっている。大きな丸眼鏡の奥の瞳は、その髪に隠れてほとんど見えなかった。小さな体をさらに縮めるようにして猫背で立ち、制服の袖口をぎゅっと握りしめている。
「あ、あの……」
震える声。
「し、白石……琴音。に、二年です……」
史桜は微笑みを崩さず、椅子を指さした。
「存じているとも。君は図書委員だったね。どうぞ、掛けたまえ。今日は何の要件で?」
促されて腰を下ろした白石琴音は、肩をさらにすぼめ、か細い声で話し始める。しかし言葉はしどろもどろで、途切れ途切れに消えていく。
「えっ……?あの、すみません、もう一度お願いできますか……?」
絢葉は首を傾げ、必死に耳を傾けるが、それでも聞き取れずに戸惑った。
そんな中でも、史桜は眉一つ動かさず、柔らかい声を差し出す。
「落ち着きたまえ。我々は君の味方だ。きっと力になってみせよう」
その言葉に、白石の張り詰めていた肩がほんの少しだけ緩む。そして、途切れ途切れながらも、やっと本題が口にされた。
「……と、図書室で……あの……雨の日になると……窓に、も、文字のような、記号のような……何かが……浮かぶんです……。最初は落書きかと……でも、怖くて……何度も……出てきて……」
「ふむ、雨の日に窓に……」
史桜は指先でカップの縁を叩き、少し考える素振りを見せる。
「今日は、まさに雨だね。君は、今日はもう図書室に行ったのかい?」
白石は小さく首を振った。
「い、いいえ……今日は、まだ……」
「ならば、今から向かうとしよう」
史桜は即座に立ち上がるでもなく、絢葉へと視線を送った。
「東雲君、頼んだよ」
「えっ、今から!?は、はいっ!」
絢葉は背筋を伸ばし、慌てて答える。
「うむ。現場を観察するには、まず素直な眼が必要だ。奏汰もまだ校内に待機しているだろう。合流して、白石君と共に向かってくれたまえ」
こうして、絢葉と白石、そして呼び出された奏汰の三人は、連れ立って図書室へ向かうことになった。
雨脚は次第に強さを増し、校舎の窓を叩く音が一層はっきりと耳に届いていた。
図書室へ到着し、中に一歩踏み入ると、紙の匂いと湿った木のにおいが混ざり合う。本棚の長い影が低く床を這うように伸びている。
「……あ、あそこ」
白石が示した先の窓には、確かに文字らしいものが滲んでいた。輪郭はまだはっきりしない。雨粒が走るたびに線は揺れ、文字なのか記号なのか、ただの落書きなのか。それは捉えどころなく形を変える。
絢葉は息を詰める。指先が、少しだけ震えた。奏汰は眉を寄せて窓の表面を覗き込む。「なんだこれ?ペンとかで書いたもんじゃない。窓に、そのまま文字みたいなもんが浮かんでる」
「読めますか?」
白石が囁く。答えはだれにもない。
そのとき、
「やー、何やってんの?」
背後から明るい声が響いた。
振り返ると、黒髪短髪の男子が立っていた。ジャージの胸に『佐伯』と書かれたワッペンが光る。やや日焼けした肌と軽い彫りの顔立ちが、ぱっと目を引く。誰が見ても明るく、声が大きいタイプだ。
「佐伯……」
「知り合いですか?」
ぽつりと呟く奏汰に絢葉が問う。
「佐伯悠斗。クラスメイトだ。陸上部の練習中じゃないのか?」
佐伯悠斗はニカりと笑った。
「今日は雨だからなー、室内で簡単な自主練して終わったんだよ。そしたらお前らを見かけて、なんか珍しい組み合わせだなーって思って。奏汰が居るって事は優雅部だろ? あの呉宮が部長の」
(やっぱり呉宮先輩、有名なんだな……)
脳内で史桜の得意げな顔を思い浮かべる絢葉。すると、何があったのか佐伯が問うてきた。
ここに来た経緯を簡単に説明し、窓の文字を見せる。
すると彼の顔には、好奇心と、どこか少年らしい無邪気さが浮かんだ。
「へぇ!面白そうじゃん!なぁ、よかったら俺も混ぜてくれよ。部活ある日は来られないけどさ、出来る範囲で手伝うよ。白石も一年の時は同じクラスだったよしみでさ」
佐伯は肩をすくめて、再び笑った。その無遠慮さが、図書室の空気に少しだけ日常を取り戻す。
奏汰は面倒くさそうにしながら、
「オレは知らん。呉宮に聞けよ」と言い、絢葉は史桜にメッセージを送る。
直ぐに携帯が震えた。画面には史桜からの返信。
【ほう、面白い。よろしい、佐伯君を優雅部の臨時調査員として任命しよう】
「よっしゃ!」
メッセージを覗き込んだ佐伯は両手を挙げて得意げに笑う。絢葉はやや呆れ顔で呟いた。
「ほ、本当に、良いんですね……?」
部室で腰掛ける史桜には、驚きや戸惑いを許さない確信がある。だが、その確信は決して威圧ではない。調査は遊びでもあるし、真剣勝負でもある。佐伯悠斗のような風は、ばらつくピースを動かす拍子木にもなるだろう。
図書室の窓は、相変わらず薄い文字を揺らしている。誰が書いたのか、何が書かれているのかは分からないままに、雨がまた一滴、窓を伝った。
その日、絢葉は胸の奥で静かに、物語が動き出したのを感じた。
──優雅部の新しい“事件”の幕が、そっと上がったのだ。
六時間目の授業が終わり、生徒がまばらになった頃。
鞄を抱えた絢葉は、そっと優雅部の部室の扉を開いた。
──ふわり。
漂ってきたのは、紅茶の香り。
中では史桜が窓際の机の前の肘掛け椅子に腰掛け、優雅にポットから紅茶を注ぎ、三段重ねのティースタンドを前にしていた。そこにはサンドイッチや焼き菓子、そしてレモンタルトまで並んでいる。
「やぁ、東雲君。今日も来てくれて嬉しいよ」
史桜が顔を上げ、ゆったりと微笑んだ。
(なんか本格的なアフタヌーンティー楽しんでるこの人!どこからこんなの持ち込んでるの……)
絢葉は心の中で小さく突っ込みを入れつつ、思わず一歩立ち止まる。
「さ、遠慮はいらない。君もこちらへ」
史桜に手で促され、絢葉は「は、はい……!」と少し緊張しながら机に向かい合って腰を下ろした。
ティーカップを手に取りながら、史桜は得意げに言う。
「今日のレモンタルトはなかなかだよ。レモンの酸味とカスタードの甘さが、互いを引き立てている」
「た、確かに美味しい……!まるでお店みたい……」
絢葉はタルトを一口食べ、思わず感嘆の声をもらす。
そのとき──
コン、コン。
部室の扉が、小さく控えめに叩かれた。
「ほう。久々のお客様かな。どうぞ」
史桜が朗らかに声を掛けると、ゆっくりと扉が開いた。
姿を見せたのは、小柄な女子生徒。
肩まで伸びた髪は手入れされずぼさぼさに乱れ、前髪が顔にかかっている。大きな丸眼鏡の奥の瞳は、その髪に隠れてほとんど見えなかった。小さな体をさらに縮めるようにして猫背で立ち、制服の袖口をぎゅっと握りしめている。
「あ、あの……」
震える声。
「し、白石……琴音。に、二年です……」
史桜は微笑みを崩さず、椅子を指さした。
「存じているとも。君は図書委員だったね。どうぞ、掛けたまえ。今日は何の要件で?」
促されて腰を下ろした白石琴音は、肩をさらにすぼめ、か細い声で話し始める。しかし言葉はしどろもどろで、途切れ途切れに消えていく。
「えっ……?あの、すみません、もう一度お願いできますか……?」
絢葉は首を傾げ、必死に耳を傾けるが、それでも聞き取れずに戸惑った。
そんな中でも、史桜は眉一つ動かさず、柔らかい声を差し出す。
「落ち着きたまえ。我々は君の味方だ。きっと力になってみせよう」
その言葉に、白石の張り詰めていた肩がほんの少しだけ緩む。そして、途切れ途切れながらも、やっと本題が口にされた。
「……と、図書室で……あの……雨の日になると……窓に、も、文字のような、記号のような……何かが……浮かぶんです……。最初は落書きかと……でも、怖くて……何度も……出てきて……」
「ふむ、雨の日に窓に……」
史桜は指先でカップの縁を叩き、少し考える素振りを見せる。
「今日は、まさに雨だね。君は、今日はもう図書室に行ったのかい?」
白石は小さく首を振った。
「い、いいえ……今日は、まだ……」
「ならば、今から向かうとしよう」
史桜は即座に立ち上がるでもなく、絢葉へと視線を送った。
「東雲君、頼んだよ」
「えっ、今から!?は、はいっ!」
絢葉は背筋を伸ばし、慌てて答える。
「うむ。現場を観察するには、まず素直な眼が必要だ。奏汰もまだ校内に待機しているだろう。合流して、白石君と共に向かってくれたまえ」
こうして、絢葉と白石、そして呼び出された奏汰の三人は、連れ立って図書室へ向かうことになった。
雨脚は次第に強さを増し、校舎の窓を叩く音が一層はっきりと耳に届いていた。
図書室へ到着し、中に一歩踏み入ると、紙の匂いと湿った木のにおいが混ざり合う。本棚の長い影が低く床を這うように伸びている。
「……あ、あそこ」
白石が示した先の窓には、確かに文字らしいものが滲んでいた。輪郭はまだはっきりしない。雨粒が走るたびに線は揺れ、文字なのか記号なのか、ただの落書きなのか。それは捉えどころなく形を変える。
絢葉は息を詰める。指先が、少しだけ震えた。奏汰は眉を寄せて窓の表面を覗き込む。「なんだこれ?ペンとかで書いたもんじゃない。窓に、そのまま文字みたいなもんが浮かんでる」
「読めますか?」
白石が囁く。答えはだれにもない。
そのとき、
「やー、何やってんの?」
背後から明るい声が響いた。
振り返ると、黒髪短髪の男子が立っていた。ジャージの胸に『佐伯』と書かれたワッペンが光る。やや日焼けした肌と軽い彫りの顔立ちが、ぱっと目を引く。誰が見ても明るく、声が大きいタイプだ。
「佐伯……」
「知り合いですか?」
ぽつりと呟く奏汰に絢葉が問う。
「佐伯悠斗。クラスメイトだ。陸上部の練習中じゃないのか?」
佐伯悠斗はニカりと笑った。
「今日は雨だからなー、室内で簡単な自主練して終わったんだよ。そしたらお前らを見かけて、なんか珍しい組み合わせだなーって思って。奏汰が居るって事は優雅部だろ? あの呉宮が部長の」
(やっぱり呉宮先輩、有名なんだな……)
脳内で史桜の得意げな顔を思い浮かべる絢葉。すると、何があったのか佐伯が問うてきた。
ここに来た経緯を簡単に説明し、窓の文字を見せる。
すると彼の顔には、好奇心と、どこか少年らしい無邪気さが浮かんだ。
「へぇ!面白そうじゃん!なぁ、よかったら俺も混ぜてくれよ。部活ある日は来られないけどさ、出来る範囲で手伝うよ。白石も一年の時は同じクラスだったよしみでさ」
佐伯は肩をすくめて、再び笑った。その無遠慮さが、図書室の空気に少しだけ日常を取り戻す。
奏汰は面倒くさそうにしながら、
「オレは知らん。呉宮に聞けよ」と言い、絢葉は史桜にメッセージを送る。
直ぐに携帯が震えた。画面には史桜からの返信。
【ほう、面白い。よろしい、佐伯君を優雅部の臨時調査員として任命しよう】
「よっしゃ!」
メッセージを覗き込んだ佐伯は両手を挙げて得意げに笑う。絢葉はやや呆れ顔で呟いた。
「ほ、本当に、良いんですね……?」
部室で腰掛ける史桜には、驚きや戸惑いを許さない確信がある。だが、その確信は決して威圧ではない。調査は遊びでもあるし、真剣勝負でもある。佐伯悠斗のような風は、ばらつくピースを動かす拍子木にもなるだろう。
図書室の窓は、相変わらず薄い文字を揺らしている。誰が書いたのか、何が書かれているのかは分からないままに、雨がまた一滴、窓を伝った。
その日、絢葉は胸の奥で静かに、物語が動き出したのを感じた。
──優雅部の新しい“事件”の幕が、そっと上がったのだ。
0
あなたにおすすめの小説
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
黒に染まった華を摘む
馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。
高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。
「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」
そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。
彼女の名は、立石麻美。
昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。
この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。
その日の放課後。
明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。
塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。
そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。
すべてに触れたとき、
明希は何を守り、何を選ぶのか。
光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる