王子たちの戯れ

枝浬菰文庫

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ルーク

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私は以前住んでいた国【フィオーレ王国】から東に進みこの地にきた。
ここは花の都とも呼ばれていてとても美しい国だ。

入国手続きを済ませ宿を探していると夜なのに賑やかなところがあった。
ここは「遊郭街」

珍しい。

最近は王国などにはなくどちらかというと下界などには見たことはあったがまさか王国にあるとは。


みな楽しそうな顔をしている。


だが店への値段はものすごい額だった。
つまり庶民の立ち寄り場ではなく貴族などが立ち寄るところなのだと理解した。


ふらふらと歩いていると路地がありその先は宿と書かれていたのでその小道を通ることにした。
相変わらず花と小川が流れていて美しい街並みだ。


「あんあん//あっ//」
なんだこの声は……。


「え!?」

なぜ遊郭から少し離れた場所に男娼のたまり場があるのか。


まじまじと見ていると奥の方に一際美しい男性がいた。
他の者は違うなにかオーラがある者を。

入り口にいた男に話を聞くと
「あーそれなら、もう一つ向こうの小道を歩いて行くと宿街がある」
と教えられその場は立ち去った。


でも気になる、あれは女性ではなく男性だ。

朝がもう少しでくるというところで俺は再度あの場所に向かった。


あの美しい男性が樽の水で顔を洗っていた。

「あの」と声をかけると
「今日はもう終わり」と返ってきた。


「そっか、恥ずかしいから他の男が帰ってからって思ってたんだ」
「それなら店に行ったほうがいいぞ」

「いや、あんたのほうが別嬪だ」
というと彼は頬を赤らめたなんとも美しく可愛いではないか。

思わずキスしたくなり
「可愛いな」と呟いた。

不思議な顔をした彼に俺は欲がでたと思った。


「仕方ないな清掃員が来るまでだぞ」
と言ってくれた、そしたら上に跨がってきた。
まさかとは思うが俺が掘られる側なのか??
違うよな?

「えっと実は男とは初なんだ、だからあまり激しいことはできない」

「初めてなのに、こんなところでやるなんて病気でももらうぞ?」
「それはお互い様だろ?」

客に対して気を遣っているところを見ると相当男に抱かれているのだと感じてしまった。

馬乗りでキスしてくる彼のキスはとても気持ちが良いそれに男でもこんなに唇が柔らかいとは思いもしなかった。

それに馴れている……。
これは仕方ない、俺が見つけるのが遅かったのだから。
でもぐだぐだにして今すぐにでも宿のベッドで抱き潰したい。
その後は俺の嫁にして毎日毎日溺愛したい。

そんな感情ばかりが生まれ始めた。
喘ぎ声もなかなか可愛いじゃないか。

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