王子たちの戯れ

枝浬菰文庫

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不気味なお人②

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エトワール様から変な空気が出ていた。
萌え~萌え~萌え~~♪

「ってちょ!!?」
「うるさい、黙っておれ」

「ひっ!?」

エトワール様はしゃがみその様子をまじまじと見ている。

本当にどういう状態だよこれ!!

兄者に寄ってほぼ脱がされた俺は少しの布きれを自分にかけていた。


「なかなかに時間がかかったな」
「ええ、でもまだ10代の綺麗な肌つや、もうたまらないわ」

「ひっ!?」

エトワール様が肌に触れると思わず叫んでしまった。


「あはっ……♡可愛い」
……。

引く。

だがそこに
「失礼します、衛兵騎士団長のチーロです、もうそろそろ出発のご準備を始めてはいかがでしょうか」


「ああ、もうそんな時間か、仕方ない」
「あら、残念できれば中まで愛したかったわ♡」

「え……」
ぞくっと身震いした。


この二人ご結婚されてるのに怖い。


「3Pも夢ではいのかもしれませんね」
「ふん、スザクにとっては不思議な単語だろうね」

……。3Pってそういうことですよね? 
分かりますよ、分かりますけどさエトワール様は女性だし兄者が2人ってこと??


服を整え、兄者と共に衛兵の元に向かった。

慌てる様子でルークが傍に来て、いろいろと出陣の指揮をとった。


『開門!!!』

兄者の隊と俺の隊は東の国を成敗するために出陣した。



数分経たないうちに腰が悲鳴を上げる。
これはまずい。

上下に振られる感覚がまるでセックスしてるみたいだし、腰に負担が……。

「んっはぁはぁ……あっ」
と言っていると

「ヒー」と馬が唸った。


「ご、ごめんネビル」
そう俺の愛馬ネビルはとても従順で足も早く良い子だ。


とそこにエドワードが来て。
「スザク様少しよろしいか」
「ええ」

「全体的に隊がコハク様との隊と離れています、スピードをお上げください」

「わかった、すまぬ」

ネビルの綱をふるった。



『ここで野営する』と全体通知を受けたのでとまった。


テントの幕張は衛兵に任せ兄者の元に行き作戦を確認する。
ちなみに東の国には2日ほどかかる。

「では、我々の隊は真っ正面から向かう、その後右後衛からスザクの隊が裏取りして攻めてくれ」
「分かりました」

「2日目の夜は別々と言うことですね」
「そうだな、明け方隊を分別して東の国へと向かう、道中なにかあれば必ず連絡するように」
「御意」


夜中に戦に出たからここでの休憩は3時間ってところか。
急ぐほどでもないが、それなりに時間はあまり無いと思ったほうがいいだろうな。
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