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繋がった絆
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「ひくっ……」
伊織は俺だけのだ。
誰にも渡さない。
片思いの潤?
そんなの忘れさせる俺ので……。
数時間前
とあるビルに呼ばれ食事をした。
家族で久々に会った。
「純平もそろそろ結婚を視野に入れて考えなさい」
「いえ、私はすでに心に決めた人がいます、その人とずっと一緒にいます」
「それは素敵じゃない、今度紹介してくださらない?」
「母さん、きっと驚いちゃうよ、また入院したら困るから」
「なんだつまり高校の時の男か?」
「あら、あなたまだそんな人と付き合ってるの?」
「男の人は危ないからやめろと何度も言ってるだろ」
うるさい、うるさい。
「父さん、母さん私の幸せは私が掴むからどうか放っておいてくれないか?」
「まぁお姉ちゃんに跡継ぎを任せることもできるけど、でもあなたでもいいのよ」
「じゃぁ跡継ぐから傍にいてくれる人は私に選ばせてくれ」
「男はダメだ」
「じゃぁ跡継ぎの話もなしだ」
結局どっちも譲らずで帰って来ちゃったけど、俺には伊織がいないとダメだ。
伊織のこんな姿を他の男にも見せたくないし
手がそっと頬に添えられ
「純平……どうした? 思いつめてるならなんでも聞くよ」
「ああ、伊織は優しいね、ごめんね」
ゆっくりと引き抜き俺を優しく包んでくれた。
「ベッド行こうか」
といいベッドについてからはなにもされずただ抱き寄せて眠りについた。
ふと目が覚めとなりに伊織がいることに安心した。
「昨日は酷くしてしまってごめんね」
というと
「んんあぁ純平?」
「起こしちゃったか、おはよう」
「おはよう、もう大丈夫か?」
「うん、伊織が傍にいるだけで俺は幸せだよ」
腰に腕がまわり引き寄せられた。
「なんか家族の人に言われた?」
「あーうんまぁそろそろ結婚を視野にってね」
「そっか、そうだよね、純平のとこもいい企業だから跡継ぎ問題とかあるもんね」
「そういえば伊織はどうなったの?」
「今のところ音信不通……でもどうなるか分かんない、もしかしたら幽閉とかされるかも」
「ならそうなる前に俺と高飛びだね」
「ちょっと待て純平はいいのか?」
「なにが?」
「いちを純平はノンケだし、俺みたいにゲイって訳じゃないからその……男と付き合ってもいいのかって思ってて、俺といても幸せにはなれないよ」
「それはないよ、伊織は俺の宝もので、俺の唯一の幸せだよ」
ああ、赤面してる、伊織俺のこと思っててくれたんだ。
「ならその……俺も純平のこと好きだからこれからも一緒にいたい」
ぱぁあああっと明るくなった純平は真っ直ぐに俺の目を見て
「俺と結婚前提で付き合ってください」
「うん」と小さく言うので思わず
「くすっ伊織こっち向いて」
「なにっんんっ」
「誓いのキスだよ」
「は……恥ずかしいやつめ」
「ふふっ」
伊織は俺だけのだ。
誰にも渡さない。
片思いの潤?
そんなの忘れさせる俺ので……。
数時間前
とあるビルに呼ばれ食事をした。
家族で久々に会った。
「純平もそろそろ結婚を視野に入れて考えなさい」
「いえ、私はすでに心に決めた人がいます、その人とずっと一緒にいます」
「それは素敵じゃない、今度紹介してくださらない?」
「母さん、きっと驚いちゃうよ、また入院したら困るから」
「なんだつまり高校の時の男か?」
「あら、あなたまだそんな人と付き合ってるの?」
「男の人は危ないからやめろと何度も言ってるだろ」
うるさい、うるさい。
「父さん、母さん私の幸せは私が掴むからどうか放っておいてくれないか?」
「まぁお姉ちゃんに跡継ぎを任せることもできるけど、でもあなたでもいいのよ」
「じゃぁ跡継ぐから傍にいてくれる人は私に選ばせてくれ」
「男はダメだ」
「じゃぁ跡継ぎの話もなしだ」
結局どっちも譲らずで帰って来ちゃったけど、俺には伊織がいないとダメだ。
伊織のこんな姿を他の男にも見せたくないし
手がそっと頬に添えられ
「純平……どうした? 思いつめてるならなんでも聞くよ」
「ああ、伊織は優しいね、ごめんね」
ゆっくりと引き抜き俺を優しく包んでくれた。
「ベッド行こうか」
といいベッドについてからはなにもされずただ抱き寄せて眠りについた。
ふと目が覚めとなりに伊織がいることに安心した。
「昨日は酷くしてしまってごめんね」
というと
「んんあぁ純平?」
「起こしちゃったか、おはよう」
「おはよう、もう大丈夫か?」
「うん、伊織が傍にいるだけで俺は幸せだよ」
腰に腕がまわり引き寄せられた。
「なんか家族の人に言われた?」
「あーうんまぁそろそろ結婚を視野にってね」
「そっか、そうだよね、純平のとこもいい企業だから跡継ぎ問題とかあるもんね」
「そういえば伊織はどうなったの?」
「今のところ音信不通……でもどうなるか分かんない、もしかしたら幽閉とかされるかも」
「ならそうなる前に俺と高飛びだね」
「ちょっと待て純平はいいのか?」
「なにが?」
「いちを純平はノンケだし、俺みたいにゲイって訳じゃないからその……男と付き合ってもいいのかって思ってて、俺といても幸せにはなれないよ」
「それはないよ、伊織は俺の宝もので、俺の唯一の幸せだよ」
ああ、赤面してる、伊織俺のこと思っててくれたんだ。
「ならその……俺も純平のこと好きだからこれからも一緒にいたい」
ぱぁあああっと明るくなった純平は真っ直ぐに俺の目を見て
「俺と結婚前提で付き合ってください」
「うん」と小さく言うので思わず
「くすっ伊織こっち向いて」
「なにっんんっ」
「誓いのキスだよ」
「は……恥ずかしいやつめ」
「ふふっ」
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