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大っ嫌いな相手と番になった

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「いいようにしてあげるからな」
肌着すら脱がされ俺は裸になる。
だが虚ろでなにが起こっているのかわからない。

ただ男に触られているのは分かる。


足をあげられ蕾に触れると
「あっ///」

それだけで敏感に反応してしまった。


もう1人男が入ってきた。
その男は白衣姿だ。

「夢斗君はαになるべきだ」
そう言って男は注射器を取り出し腕に刺した。

「いっ………」
「大丈夫だ、少し興奮はするかもしれないがな」

「はぁはぁ……」

「ではそろそろ」
「ああ」

ぐっと性器が挿入された。

「あひっ…………」
ビクビクと射精して反応した。

「良い調子ですよ、もっと出してください」
なにやら装置をつけられていた。

出す度にその装置は俺の精液を吸い上げ他のボトルへと流れていく。


後ろから何度も突き上げられ苦しい気持ちから解放される。


「うっあっはぁはぁ……あ!?」
誰かも分からない男に嬲られ俺は興奮する。
なぜこんなにも早く発情期が来てしまったのかも分からない。

「あっうっ…………」
涎を垂らし布団を濡らす。


「すごいドロドロだ、まさか息子がこんなことになるなんてな」
…………息子……ってことは親父!?

ぎゅっと締付けた後に俺は言葉を発した。

「あんた息子にこんなことして………」
「おお、意識があるのか、汚らわしいΩめ」

!?

「ひくっ…………」
なぜ急にきてそんなことを言われないといけないのか喉が締付けられたように呼吸が苦しくなる。

「あっ……」

「さぁ夢斗、私と番になり美しいαの子供を授かろう」
「はっふざけるな、このクソ親父!!」


「優しくしてあげてるのになぁ」
「ひっ!?」

ピストンが早くなり
「どの口がそんなことを言っているんだ、お前の言動や行動は人を狂わしているんだぞ!!」

罵るかのように俺を追い込んだ。
どうせ今でもαの下で体を提供しているだけ、それだけだ。

「よし、この辺でいいだろ」
「ゲホゲホ……」

襖をあけ中にまた1人男をいれた。

「取引相手だ」
仰向けで呼吸をしていると知っている顔に驚いた。
抵抗するも男に組み敷かれ

カラーはピーと音が鳴り外れた。

「え?」

口を塞がれ甘くて優しいキスが俺の脳内を狂わせた。

「はぁはぁ……」

「番にしてやる」
そう男は言うと

挿入され中を犯されながら俺の首に歯形がくっきりと残った。

「いひっ……!?」

興奮と痙攣と男を受け入れてしまった悲しみが奥深く刻まれた。

「子供は孕みます、この薬はあなた様の思い通りになるでしょ」
もう一度注射され男は腹一杯に精液を流し込んだ。

「うっ…………」
「yumeは誰にも渡さない」

額にキスを落とし俺はその男のものになった。
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