冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰文庫

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魔法国

女神アメリア

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「クラウス、なにようか?」
クラウス、俺と同じ国のトップクラスに所属している。

クラウスの魔法は水
俺との相性は最悪だが、クラウスはまだ俺には勝てていない。
「団長殿、この後は私が話そう、そなたでは身が持たない」
「酷いですね、そこまではしませんよ」

「そうですね、ルイスが本気を出せば暗黒世界のモンスターも全て焼き尽くしてしまうでしょうに」と挑発された。

「よく言う」
騎士団長はクラウスが乗ってきた馬に乗せて帰らせた。

「で、本当のところどうなんだ?」
「本当のところとは?」
「雷に打たれてその後どうしたんだ?」

「どうもしていなが?【あまいろ】の背に乗りモンスターを蹴散らせていただけだ」
「【あまいろ】の背に? かそれは本気モードではないのか?」
「別に本気モードではない」

「ほう、昨日神のお告げを聞いた者が全て幼児化したと言ったら?」

眉間を動かさずに「幼児化?」

「あぁ、ルイスは報告を待たずに帰還した用だが、戦場は今その話で持ちきりだ。ルイス、神のお告げは聞いていないのだな」


「…くだらない」と立ち上がり外に出ると【あまいろ】の背に乗りどこかへ向かった。


師匠は書類を提出しに出かけている、クラウスもルイスを後にした。

昨日戦場で一体なにが起こったんだ?
「【あまいろ】昨日の場所まで乗せてくれ」

【ギャウ】


【あまいろ】が放った炎がまだ燃えている。

そこに降り立ち、土に一部焦げた跡を見つける。
「なんだこれは、魔法? ではない」

その時、たくさんの矢が俺に向かって飛んできた。

「な!? 敵襲?」
俺がいる場所は魔法国から相当離れていて暗黒世界よりだからか、敵が襲ってきたのかもしれない。

「【あまいろ】は上空に」
俺は杖を取り出し、詠唱を始める。

「光よ我を守りし盾となれ」と唱えると膜が張られた。

矢は粉砕していく、俺の目に映った者はモンスターではなく
「な?」


『跪け』と相手が唱えると
俺は言葉の重力に耐えられず地面に片足をつく。

【あまいろ】は地面に叩きつけられた。

「ぐっ【あまいろ】」
『あーら、人間ごときが神の前でこうべを垂れないなんておかしなことだわ、相当魔力が強いのね』


シャランと音と共に空から神が降りてきた。
俺に矢を放ったのは神の護衛の騎士だと分かった。
全員がこちらに弓を構えている。

『だけどここまで近づいたらもうダメかもね』
目の前に来た途端、血反吐を吐き、意識が持っていかれる衝動にかられた。
地べたに這いつくばり身動きが取れなくなった。


「まだ意識があるのね、気に入ったわ。私は神 アメリア、まぁ女神様と呼んでも良いわよ、あなただけ特別にね」
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