冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰文庫

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魔法国

貴族の恨み

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「やった!!」
と一人喜ぶが他の生徒は


「え…あの炎って確か」

黒炎こくえん…ルイス様が考案された特殊魔法」


「確か炎と雷を混ぜ合わせて作ったと言われている」

「魔法研究機関が調査してもあの魔法は作ることができなかった、膨大な魔力を宿している者でしか…」


「なのになんでシャーロットが?」


と生徒間でざわついていた。

特に貴族のオールゲンとキメルは

そしてもうすぐ日の出が

私はというと魔法を使えたことに満足してしまい

やってはいけないことをさっそくしでかしてしまった

大きく息を吸い込み
「ピー」

と指笛を吹いてしまった。

その瞬間、風と共にやってきたのがルイスの相棒【あまいろ】だった。


その行動を止められなかった騎士団長は口をポカンと開けていた。

やれやれと
「幻想魔法シンラ」

シャーロットと【あまいろ】は騎士団長が作り出した幻想により、その姿をさらすことはなかった。


そして中間テストがやってきた。


ほうきの授業から私の周りに人だかりができなくなった

原因は分かっている黒炎…あれはルイスしか使えない魔法

それを私が使ってしまったから

しかもあれ以来シャーロットは魔法を使えない…女神様も困ったものだ…。


筆記の試験は満点だろ、一度勉強しているからな特に歴史が変わったことなどなければ簡単だ


ホールに結果が貼られた

実技最下位:シャーロット
筆記最高上位:シャーロット

なんともなぁ


上位と下位を同時に取ったのは初めてだ。


そして2位オールゲン 3位キメル


オールゲン怒らせたかな??

貴族怖……………早く退散しよ…


現役の頃は上位2つは独占で俺だったから
貴族は俺に襲いかかってきたが簡単に振りほどけた
でも今シャーロットはボコボコにされる運命しか見ない

最悪、【あまいろ】呼んで撃退してもらうのもありだが、やりすぎだよな…


「おい、シャーロット少し時間いいか??」


きたきた


「なにかしら?」

と場所を変える

「俺の兄貴、ターギン・キメル、トップクラス第4位のお方だ、もちろん知っているよな?」


「し…知ってるわ」
なぜここで兄の名前が?

「お前確かマーベラス様のとこで朝は働いているらしいな、そこにいるルイスに兄貴がお世話になっているらしくてな」

「俺もお世話になってもらおうかと思ってな」

ん?? ん? どういうことだ、俺はターギンとはあまり関りが…あっあれか…昨日
むしゃくしゃしていたターギンに交代の声をかけたらすごい怒鳴られたあと
少しバトってでも打ち返してやって…でも俺がお世話している??


なにかの報告間違えか??

と考えていると後ろからキメルの部下なのか2人来た

ここで3人相手にするのは今の私では太刀打ちできない…どうする??


「わ!」

簡単に手足を拘束されてしまった

芝生に抑えられ身動きが取れない


「へへっルイスのお返しだ」

「離して、こんの…誰か助けてお願いんぐっ」
周りは見て見ぬ振りをしていた。
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