冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰文庫

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魔法国

森の中で

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キリウスとの戦いも終わり
ルイスは門兵と共に見張りをしていた。

幼児化問題は解決したといえどなぜあの姿だったのか少し気になった。

「あのルイス様、こちらは我々だけで問題ありません」と門兵が言ってきたのだ、それもビクビクしながら
俺は暗黒世界のモンスターに見えるのかと聞きたいところもあったが
ほのかに笑顔でこう答えた。

「いつもお勤めご苦労、そうかなら俺は他ところの見張りをするとしよう」
というと門兵は口に手をあて、まるで見てはいけないものを見てしまったかのように後ずさりをしていた。

それはそれで傷つくんだけど、、、。

と思いながらも移動しようとした時、森から光が見えルイスと門兵の間を矢が通り抜けた。

「え!?」と驚く門兵を後にし、ルイスは森に向かった。

「門兵、クラウスを呼んできてくれ」と告げルイスは愛用の黒刀を取り出し森に入った。


「簡単に逃げられると思うなよ」
明らかに矢はルイスを狙っていた。
しかしこんなまっ昼間からなぜそんなことをするのか

空を飛んでいた【あまいろ】と合流し相手を挟んだ。

「おい、お前何者だ」
「あああ、俺は商人だよ」
「その矢はなんだ」

「ああ、ちょっとばかり野暮ようでね」
「野暮用が俺を殺すことか?」


「いひゃ違うんだ、許してくれ…………」と頭を抱えていた。
「話は国で聞く、立て」

しかしルイスを狙う敵は1人じゃなかった。
【ギャウ】と声が聞こえ後ろを向くと
男がこちらに剣を向けてきたのだ。



剣を交わし相手の手首を抑え込むがちくっと何かが肌を刺した。
「ぐっ………」
抑えていた男は立ち上がりもう一度振り返った。

「死ね!!!」
【ギャウ】とあまいろに下敷きにされた男は死んでいた。

「あまいろ、やりすぎだ」
【ごめんなさい】


「まいったな…………」
腕を見るとなにかの印のように広がる痕があった。
この手の毒は清らかな水がある場所じゃないと治療に集中できない。

国から離れあたりは暗い森に変わっていた。
「誘い込まれたな」
ざわざわと木々が揺れ、そして蜘蛛の巣が見えた。

「これは一度空に出よう」
魔法を使ったとたん、目の前が揺らいだ。
毒のまわりが早い…………。

「うっ」

【ルイス!!】とどこかであまいろの声が聞こえたが俺は起き上がれなかった。


ピチャンと葉の雫が頬を伝った。

「あ! よかった起きた?」
「誰だ?」

「初めましてじゃないんだけどね、私はシャーロットよ、覚えてる?」
「シャーロット…………」聞き覚えがある。
というか俺が女神様のお遊びでなっていた人物だ。




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