冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰文庫

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炎と氷を司る弟子

紅蓮と氷樺

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紅蓮が魔法学院を卒業して師匠の元に来た。
しかし俺が1ヶ月鍛えた修業ではなく違うプランを渡されたみたいだ。
紅蓮と俺は草原にいた。


回想…………。

「ううう……師匠納得いきません!!」
「なぜだ?」

「どうして紅蓮には内周がないのですか!!」
「紅蓮に今必要なのは繊細さだ、氷樺は元々その手は問題なかったからな基礎魔法力を鍛えてもらっていた。
でも紅蓮は基礎魔法力があっても繊細にはかけている、どんなに強い魔法でも下手くそだったら意味ないだろ?」

回想……おわり。

この話を聞いて納得した。
少し簡単な試合したからわかる、紅蓮はすごい魔法の力は強い。
でも、隙が多いことも分かる。
それを師匠的にはなくしたいと思っているからこそこの修業プランを渡してきたんだろう。

「紅蓮俺は氷樺だ、よろしくな」
「紅蓮っす、その氷樺…………先輩はいくつすっか?」

その先輩の付け方なんか好きだ。
というかこの子ちょっと言葉遣いがやんちゃだな。

「俺か? 俺は19」
「意外と年上すね」

「紅蓮はいくつなんだい??」
「俺は17っす、たしかルイス師匠は18っすよね」

「え!!??」

「そこ驚くところすか?」
「師匠ってやっぱり年下だったの??」

「あ、そっちに驚いたんすか、そうっすよ」
ゲラゲラと笑っていた。

「で、その師匠から出された修業ですが聞いてますか?」
「あ、なんか渡されましたね、これっすよね、崖登りと俺が嫌いな的当て」
「そう、それだけど、的当て嫌いなの?」

「だってめんどくないっすか? 中心狙って魔法ぶつけるの」
「いや、別に力加減をそこに集中できるから俺はそれでいいと思ってるけど」

「まじっすか、俺そういう系苦手なんっすよね、もうぱぁーっとしちゃいたいんです」

なんか師匠の考えてることが分かった気がする。
「まぁ与えられた修業だからちゃんとこなすこと、後崖登りなんだけど…………」
「あれって魔法使って登っちゃダメなんすか?」

「魔法使って登ってもいいけどそんなに体力あるの?」
「俺、師匠ほどではないですけど、それなりにありますよ」

「そうなんだ、羨ましいね、じゃぁ俺は補佐役だから紅蓮に修業方法は任せるよ」
「ほーい」

「的当ての準備するから崖登りは一人でよろしく~」
「ういっす」

俺とやんちゃボーイの修業は始まった。
期間は1ヶ月。
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