冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰文庫

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炎と氷を司る弟子

アハーレ国の魔物討伐④

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「びっくりした、君たち怪我はないか?」
「アルゴ様……ってことはここはテント」

「そうだ、ドラゴンが連れてきてくれたんだろ?」
「はい、あ! 近衛兵団の方々と一緒にワープしてきて」

「ああ、よくやったな、手当はこちらでしておく、君らは大丈夫か?」
「はい、紅蓮大丈夫?」
「俺も大丈夫っす」
「なら、よかった。あとはルイスに任せるしかないな」
「俺たち戻ります」
「バ! バカ言うなあんな危険な場所に行かせられるか!!」
「ですが、、、」
「氷樺、俺たちの力は師匠には全然及ばない、むしろ足手まといになる」
「……うん、分かった」


そして魔物討伐として
剣を掲げ魔物と退治する。

【ガルルルル】
抑えきれないなにかを溜めているようだ。

【ギャウ】
「あまいろ戻ったか、ありがとう」

【この魔物、レブンスは何か異常な魔力を溜め込んでる、ルイス、気をつけて】
「ああ」

魔方陣を作るとレブンスに向けて放つ、その隙に足場の周りを固めあまいろと呼吸を合わせ魔法を発動させた。


「ルーガルーナイビリス」
赤黒い光と共に弧に囲み、いくつものかの手が魔物の体を包んでいく。
【ギャウゥゥゥ】

しかし魔物はその光を打ち消し口から光線のようなものを吐き出した。
「かっ」


眩しく光りその光線は森を消し去るようにあたりを火の海に変えた。
「ぐっ……」

咄嗟に演唱した魔法でドゥーラ王国までの直撃を避けた。
強化結界の中に閉じ込められた魔物とあまいろとルイスは火の海となった森に行く手を阻まれる。

演唱して食い止めたが魔物はルイスの左肩に噛みついていた。
【グルルルル】

「かはっ……」
血反吐を吐く中薄れる意識を保ち魔物特有の眠気作用に体がよろめいた。

「はぁはぁ……」

くそ、こんなはずでは……。

炎が燃える中、眼光が赤く煌めき黒光りするドラゴンは魔物に噛みついた。



そしてドラゴンは魔物を天空まで連れて行き尻尾で地面に叩きつけた。

【ギャァアアアア】

ふらふらと立ち上がり魔物を見ると無残にも腹に穴が空いていた。
「あまいろ、助かった、ありがとう」
【ルイス、大丈夫?】
「ああ、大丈夫だ、まずはこの炎を止めないと」
青い魔方陣が結界を包み炎を鎮火した。
魔物が作り出した魔法はその上をいく魔法でないと鎮火ができない。

結界をとき魔物が敷いた陣を消し光が戻ってきた。

「ふぅ……なんとかなったみたいだな、正直危なかった」

まさか魔物が温存していた魔力にやられるとは思いもしなかったな。


【怪我……してる】
といい肩を舐められると治癒魔法がかけられた。

「ありがとう」

「「師匠!!」」「ルイス!!」
氷樺と紅蓮とアルゴがきた。


無事に退治は済んだことを伝えこの件は終わった。
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