15 / 46
第二章
2. 爆心地の浜辺
しおりを挟む
東京が消滅して一週間が経った。
破滅的な〈白い嵐〉によって首都とともに政府を失った日本の政治家たちは、県知事連を中心に連絡網を構築し、国体の維持になんとか動き出していた。
そして、大阪に置かれた暫定政府によって、状況を把握するために自衛隊が派遣され、東京が半径数十キロに渡って広がる砂漠に近い荒野と化したことがわかった。その中心域は「爆心地」と呼ばれ、大きく広がった東京湾と陸地の接する海岸となっていた。
暫定政府は、無人の東京への立ち入りを禁止した。
宇宙からやって来た謎の軍隊は依然として世界中で静止しており、彼らが何のために東京を無に帰せしめたのかもわからない。東京への侵入によって、彼らにどういう反応が起こるのか……それが問題だった。
一部には、放射能を恐れる声もあった。声の主たちは、東京を消し去ったのが核兵器の一種だったと信じていた。航空自衛隊は高高度からの偵察を行ない、どうやらその心配が杞憂であるらしいことを確認し……
それと同時に、なんとも理解し難い一つの事実を発見した。
何もかもが消え去ったはずの爆心地に、小さな建築物と宇宙船と思しき物体が存在したのだ。さらに理解し難いのは、そこに何者かがいて生活しているらしい……ということだった。
誰が……?
燃えない心
もてあまして
走り続ける
地の果てまで
遠藤空里は感情の無い声で歌いながら、洗濯物を干していた。
スター・コルベットの着陸脚と、地面に突き立てられた鉄柱の間にヒモを張り、洗い立ての着替えを洗濯バサミでとめてゆく。
服はすべて空里のもので、すべてが夏物のセーラー服だった。
ネープが用意してくれたのだが、どうやってか空里の制服を寸分違わず複製したらしい。
あまり洗濯日和とは言えない天気だった。頭上には雲が重く垂れ込めていて、夏の日差しは遥か彼方の水平線近くに覗く青空の周りだけにあった。
上からではなく、水平方向にやってくる光が、見渡す限りの海と砂漠の空虚さを際立たせていた。その空虚な世界で、銀河帝国に命を狙われている少女は、歌いながら洗濯干しを続けた。
断ち切られても
つづく夢
終わらない終わらない
夢 夢 夢 夢……
夏休み前にダウンロードして何度も聴いていた曲だが、自分で歌うのは初めてだ。
「この星にも、音楽があるのか」
何か機械の部品を抱えた人猫が、船から降りてきた。船の修理を手伝っていたらしい。
「シェンガの星にもあるの?」
「まあな。俺はあんまり歌ったり踊ったりしないけどな」
「踊り……」
空里は人猫の群れが音楽に合わせて舞う姿を想像してみた。
「いつか、シェンガの星にも行けるかな」
「〈水影〉へか? アサトが皇帝になって〈種〉の所有権を認めてくれりゃ、星をあげて歓迎するぜ」
「そうならいいけど……」
「けど……なあ、一つ聞いておきたいんだが……」
ミン・ガンの戦士は荷物を地面に置くと、珍しく奥歯に物が挟まったような声を出した。
「アサトには……本当に悪かったと思ってる。こんなことになっちまってな……」
「…………」
「ミン・ガンの掟では、命を助けられた者の命は、救い主のものってことになってる。だから俺の命はアサトのものだ。好きにしていいんだ。俺を殺したいと思ってないか? アサトが望むなら、俺は自分で命を絶ってもいい……そうした方が……よくはないか?」
空里はつい数日前の大惨事が起きた時にシェンガを責めたことを思い返した。
一時の怒りを彼にぶつけはしたが、その怒りは消えていたし、そもそも怒りの持って行き場が違うことも分かっていた。
「東京がこうなったのは、あのバカ将軍のせいよ。シェンガのせいじゃない……」
「本当にそう思ってるのか?」
「誰のせいかとか、どうしてこうなったとか、考えたってキリがないわ……正直、自分でもどう考えたらいいのかわからないの……でも一つわかるのはね……」
自分を見上げるミン・ガンの顔を、空里は真っすぐ見つめ返した。
「私、シェンガには生きてて欲しい。それは確かよ。だから死んだ方がいいかなんて聞かないで」
「……そうか」
シェンガの猫背が、心なしかピンと伸びた。
「ミン・ガンは他の種族の人間にたやすく礼を言ったりしないんだがな、今は心の底から礼を言わせてもらうよ。本当にありがとう」
空里は手を伸ばすと、シェンガの喉元を指でくすぐった。
「それはよせ!」
「怒った?」
「いや……気持ち良すぎだ……」
「アサト」
スター・コルベットの上から、呼ぶ声がした。
見上げると、完全人間の少年が船体の上で双眼鏡のようなスコープを覗きながら水平線の方をうかがっていた。垂れ込めた雲を背景にしたその姿は、まるで古い船の船首像みたいに絵になっている……
「客が来るようです」
一瞬、また襲撃かと思って緊張した空里は、動かざるゴンドロウワ以外の帝国軍がもういないことを思い出して肩の力を抜いた。そもそも、危険な訪問者だったらネープがこんなに悠然としているはずがない。
「誰なの?」
「この星の人間たちです。恐らく……」
ネープの答えと同時に、ヘリのローター音が聞こえてきた。
「……あなたの話を聞きに来たのでしょう」
海を越えてやって来た一機のヘリコプターは、コルベットから数十メートルの浜辺に着陸した。ヘリの巻き起こす強風に、洗濯物が何枚か吹き飛ばされる。
「やだもう!」
セーラー服を追いかけてかき集めた空里が戻ってみると、ヘリから降りて来た一隊のカメラクルーがコルベットを見上げていた。
「オーマイガーッシュ」
黒人のカメラマンが感嘆の声をあげる。海外メディアの取材班なのだ。
「ハイ」
サングラスをかけマイクを持った赤毛の白人女性が空里に声をかけてきた。
「ごめんなさいね。洗濯物、台無し?」
流暢な日本語でそう言いながら空里に近づくと、間にネープが割って入った。穏やかな物腰だが、手にはショックスピアーが握られている。
「あなた方は?」
ネープが誰何した。
今や彼はリーリング無しでも地球人と会話が出来た。どうやってか、この一週間で、日本語と英語は覚えたというのだ。
「失礼、CNNのケイト・ティプトリーです。ここにいる皆さんのお話をうかがいたくて……」
答えるティプトリーの声は、改めて見回した「皆さん」の異様さに呑まれて細くなっていった。
恐ろしげな武器を構えた銀髪の美少年に、ひょろっとした日本人の少女……二本足で立つ大きな猫に、その背後には金属製の巨人が控えている。
「私には話すことは何もない。私の主に話すつもりがあるかどうかは、本人次第だ。だがわれわれは忙しいので早めに切り上げていただく」
「あるじ? その子がここの代表なの? そうね……ぜひお願いするわ。話が通じそうなのは、あなたじゃなければ彼女だけだし」
「アサト、どうしますか?」
「え?」
「あなたの話を聞きたいそうです」
それはつまり……インタビューということだ。何を話せばいいのやら……
破滅的な〈白い嵐〉によって首都とともに政府を失った日本の政治家たちは、県知事連を中心に連絡網を構築し、国体の維持になんとか動き出していた。
そして、大阪に置かれた暫定政府によって、状況を把握するために自衛隊が派遣され、東京が半径数十キロに渡って広がる砂漠に近い荒野と化したことがわかった。その中心域は「爆心地」と呼ばれ、大きく広がった東京湾と陸地の接する海岸となっていた。
暫定政府は、無人の東京への立ち入りを禁止した。
宇宙からやって来た謎の軍隊は依然として世界中で静止しており、彼らが何のために東京を無に帰せしめたのかもわからない。東京への侵入によって、彼らにどういう反応が起こるのか……それが問題だった。
一部には、放射能を恐れる声もあった。声の主たちは、東京を消し去ったのが核兵器の一種だったと信じていた。航空自衛隊は高高度からの偵察を行ない、どうやらその心配が杞憂であるらしいことを確認し……
それと同時に、なんとも理解し難い一つの事実を発見した。
何もかもが消え去ったはずの爆心地に、小さな建築物と宇宙船と思しき物体が存在したのだ。さらに理解し難いのは、そこに何者かがいて生活しているらしい……ということだった。
誰が……?
燃えない心
もてあまして
走り続ける
地の果てまで
遠藤空里は感情の無い声で歌いながら、洗濯物を干していた。
スター・コルベットの着陸脚と、地面に突き立てられた鉄柱の間にヒモを張り、洗い立ての着替えを洗濯バサミでとめてゆく。
服はすべて空里のもので、すべてが夏物のセーラー服だった。
ネープが用意してくれたのだが、どうやってか空里の制服を寸分違わず複製したらしい。
あまり洗濯日和とは言えない天気だった。頭上には雲が重く垂れ込めていて、夏の日差しは遥か彼方の水平線近くに覗く青空の周りだけにあった。
上からではなく、水平方向にやってくる光が、見渡す限りの海と砂漠の空虚さを際立たせていた。その空虚な世界で、銀河帝国に命を狙われている少女は、歌いながら洗濯干しを続けた。
断ち切られても
つづく夢
終わらない終わらない
夢 夢 夢 夢……
夏休み前にダウンロードして何度も聴いていた曲だが、自分で歌うのは初めてだ。
「この星にも、音楽があるのか」
何か機械の部品を抱えた人猫が、船から降りてきた。船の修理を手伝っていたらしい。
「シェンガの星にもあるの?」
「まあな。俺はあんまり歌ったり踊ったりしないけどな」
「踊り……」
空里は人猫の群れが音楽に合わせて舞う姿を想像してみた。
「いつか、シェンガの星にも行けるかな」
「〈水影〉へか? アサトが皇帝になって〈種〉の所有権を認めてくれりゃ、星をあげて歓迎するぜ」
「そうならいいけど……」
「けど……なあ、一つ聞いておきたいんだが……」
ミン・ガンの戦士は荷物を地面に置くと、珍しく奥歯に物が挟まったような声を出した。
「アサトには……本当に悪かったと思ってる。こんなことになっちまってな……」
「…………」
「ミン・ガンの掟では、命を助けられた者の命は、救い主のものってことになってる。だから俺の命はアサトのものだ。好きにしていいんだ。俺を殺したいと思ってないか? アサトが望むなら、俺は自分で命を絶ってもいい……そうした方が……よくはないか?」
空里はつい数日前の大惨事が起きた時にシェンガを責めたことを思い返した。
一時の怒りを彼にぶつけはしたが、その怒りは消えていたし、そもそも怒りの持って行き場が違うことも分かっていた。
「東京がこうなったのは、あのバカ将軍のせいよ。シェンガのせいじゃない……」
「本当にそう思ってるのか?」
「誰のせいかとか、どうしてこうなったとか、考えたってキリがないわ……正直、自分でもどう考えたらいいのかわからないの……でも一つわかるのはね……」
自分を見上げるミン・ガンの顔を、空里は真っすぐ見つめ返した。
「私、シェンガには生きてて欲しい。それは確かよ。だから死んだ方がいいかなんて聞かないで」
「……そうか」
シェンガの猫背が、心なしかピンと伸びた。
「ミン・ガンは他の種族の人間にたやすく礼を言ったりしないんだがな、今は心の底から礼を言わせてもらうよ。本当にありがとう」
空里は手を伸ばすと、シェンガの喉元を指でくすぐった。
「それはよせ!」
「怒った?」
「いや……気持ち良すぎだ……」
「アサト」
スター・コルベットの上から、呼ぶ声がした。
見上げると、完全人間の少年が船体の上で双眼鏡のようなスコープを覗きながら水平線の方をうかがっていた。垂れ込めた雲を背景にしたその姿は、まるで古い船の船首像みたいに絵になっている……
「客が来るようです」
一瞬、また襲撃かと思って緊張した空里は、動かざるゴンドロウワ以外の帝国軍がもういないことを思い出して肩の力を抜いた。そもそも、危険な訪問者だったらネープがこんなに悠然としているはずがない。
「誰なの?」
「この星の人間たちです。恐らく……」
ネープの答えと同時に、ヘリのローター音が聞こえてきた。
「……あなたの話を聞きに来たのでしょう」
海を越えてやって来た一機のヘリコプターは、コルベットから数十メートルの浜辺に着陸した。ヘリの巻き起こす強風に、洗濯物が何枚か吹き飛ばされる。
「やだもう!」
セーラー服を追いかけてかき集めた空里が戻ってみると、ヘリから降りて来た一隊のカメラクルーがコルベットを見上げていた。
「オーマイガーッシュ」
黒人のカメラマンが感嘆の声をあげる。海外メディアの取材班なのだ。
「ハイ」
サングラスをかけマイクを持った赤毛の白人女性が空里に声をかけてきた。
「ごめんなさいね。洗濯物、台無し?」
流暢な日本語でそう言いながら空里に近づくと、間にネープが割って入った。穏やかな物腰だが、手にはショックスピアーが握られている。
「あなた方は?」
ネープが誰何した。
今や彼はリーリング無しでも地球人と会話が出来た。どうやってか、この一週間で、日本語と英語は覚えたというのだ。
「失礼、CNNのケイト・ティプトリーです。ここにいる皆さんのお話をうかがいたくて……」
答えるティプトリーの声は、改めて見回した「皆さん」の異様さに呑まれて細くなっていった。
恐ろしげな武器を構えた銀髪の美少年に、ひょろっとした日本人の少女……二本足で立つ大きな猫に、その背後には金属製の巨人が控えている。
「私には話すことは何もない。私の主に話すつもりがあるかどうかは、本人次第だ。だがわれわれは忙しいので早めに切り上げていただく」
「あるじ? その子がここの代表なの? そうね……ぜひお願いするわ。話が通じそうなのは、あなたじゃなければ彼女だけだし」
「アサト、どうしますか?」
「え?」
「あなたの話を聞きたいそうです」
それはつまり……インタビューということだ。何を話せばいいのやら……
0
あなたにおすすめの小説
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる