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ライゼン通りのお針子さん5 ~店長就任以来の危機? 波乱を呼ぶ手紙~
三章 ルークの苦悩
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春祭りも終わりを迎え穏やかな日々に戻ったライゼン通りのある日の事ルークがお店にやって来た。
「いらっしゃいませ」
「やぁ、子猫ちゃん。今日も可愛いね」
お客を知らせる鈴の音に反応して体を向けると目の前にはルークの顔があり甘い声で囁く彼から身を引いて笑顔を作る。
「本日はどのような御用でしょうか」
「用? そんなの子猫ちゃんに会いに来たじゃ駄目なのかな」
若干引かれていることに等気付かずに彼がそう言って微笑む。
「駄目に決まっていますわ。アイリスが困っているではありませんの。離れなさいな」
「あ、マーガレット様いらっしゃいませ」
マーガレットの声が聞こえてきてそちらへと顔を向けたアイリスは助かったと言わんばかりに安堵する。
「ふふ。子猫ちゃんの相手ばかりするから焼いているんだね。大丈夫。君もとっても素敵な女性だよ」
「気安く触らないでくださいな」
ルークが微笑み令嬢の肩を抱き寄せる。それに怒ったマーガレットが振り払い距離を取った。
「あの、それで本当にご用はないのですか?」
「う~ん。それじゃあ俺の悩み聞いてくれる」
「悩みなんてなさそうに見えますのに、何かありますの」
アイリスの言葉に彼が困った顔で尋ねる。その意外な発言にマーガレットも驚いて聞いた。
「俺だって人間だからね。悩みの一つや二つあるよ。それでね、ほら俺ってかっこいいし人気者だし人も良いだろう。だから沢山の女性に言い寄られるんだよね」
「かっこいい? 人気者? 人が良い?」
ルークの発言に令嬢が小さな声でぼやく。
「それでさ、俺に恋しちゃった女の子から凄いアピール受けちゃってね。昔の俺だったら軽くお付き合いしちゃっていただろうけれど、今は本気の恋をしてアイリス一筋だからさ困っているって訳」
「アイリスを諦めてその人と付き合えばよろしいのではなくて。そうすればこの店の為にもアイリスの為にもなりますわよ」
彼の言葉に可哀想とも何とも思わず清々しいまでの良い笑顔でマーガレットが話す。
「いや、本気の恋の相手はアイリスだけど、世界中の女の子皆俺のこと好きだからさ。だから嫌いなんて言ったら可哀想だろう」
「頭の中がお花畑で羨ましいですわね……」
令嬢の言葉なんて聞いていなかったかのように自分の話を続けるルークの様子にマーガレットが溜息を吐き出した。
「それで、いい感じにのらりくらりと出来る方法を探しているんだけれど、見つからなくてね。で、苦悩しているわけよ。子猫ちゃん何かいいアイディアないかな」
「う~ん……そうですね。相手の方は本気でルークさんに恋をしているんだと思うんです。ですからごまかしたりはぐらかしたりせずに、真正面から向き合ってあげたらいいんじゃないでしょうか」
「そうか。やっぱり逃げるのは駄目だよね。分かった。相手の子にちゃんと伝えるよ俺には好きな人がいるから君とは付き合えないってね」
「アイリスに迷惑が掛かるまねはよしてくださいな」
アイリスの言葉に彼がにこりと笑い頷く。その様子に令嬢が鋭い口調で話す。
「何、もしかして君も俺に惚れているの? だからやきもちを焼いているんだね。分かった。デートくらいならしてあげてもいいよ。でもアイリスの事が一番好きなのは変わらないからごめんね」
「救いようがないくらいおバカですわね……もういいですわ。疲れました。さあ、貴方も悩みが解決したなら営業の邪魔ですからさっさとお帰りになりなさいな」
どうしようもない男だと呆れかえりながらマーガレットが言う。
「分かった。今日はこれから人と会う約束もあるし帰るよ。それじゃあ子猫ちゃん。また様子を見に来るからね。バイバイ……ちゅ」
投げキッスを残してお店を後にしたルークの背を見送ってから二人して苦笑いする。
「アイリスも変な男に目をつけられたものですわね」
「言い寄られるのは少し困りますけど、でも。ルークさん悪い人ではないですから」
令嬢の言葉にアイリスは困った顔で語る。
「まったく……まだフレイの方がマシでしたわね。同じ兄弟なのにここまで頭の違いがあるとは……はぁ」
「そう言えばフレイさん今頃どこで何しているんでしょうね」
「さあ、分りませんわ。でも吟遊詩人としてどこかの町でまた歌でも歌って聞かせているんじゃありませんこと」
フレイの事を思い出した彼女の様子にマーガレットが話す。
「また、この町にも来てくれるといいですね」
「そうですわね。この町に来てくださればあの頭の中がお花畑のルークを何とかして下さると思いますわ」
アイリスの言葉に令嬢も小さく頷き答える。
「あ、マーガレット様何か用事があったのではありませんか」
「今日はこの前のお見合いの事でどうなったのか伝えに来ましたの……はぁ」
マーガレットが思い出したのか途端に困った顔で溜息を吐き出す。
「どうなったんですか?」
「センスの悪い令嬢だと思わせて破談にさせようと思いましたのに。君の様に流行に流されない個性的な女性を求めていたのだ。是非私とお付き合いをと逆に乗り気にさせてしまったのですわ」
アイリスの問いかけに令嬢が頭を押さえたい衝動にかられながら説明する。
「え?」
「その場は何とか話をそらして免れましたが、相手の方はその気になっているみたいで事あるごとにわたくしにアピールしてきますの。今もこの近くにいると思いますわ」
目を丸めて驚く彼女へとマーガレットが話した。
「そう言う訳ですから、わたくしとても困っていますの」
「大変ですね」
溜息を吐き出す令嬢へとアイリスは苦笑する。
「はっ。気配を感じますわ。わたくし今日の所はこれで失礼します」
お店の外へと急いで駆け出して行ったマーガレットの背後から一人の男が走っていく。
「待って下さいマイハニー。私の気持ちを受け取ってください!」
「絶対に嫌ですわ!」
「マーガレット様頑張ってくださいね」
外から聞こえて来た声にアイリスは苦笑する。
商人に会いに出かけているイクトが帰って来たら今日の事を話そうと思いながら仕事へと戻った。
「いらっしゃいませ」
「やぁ、子猫ちゃん。今日も可愛いね」
お客を知らせる鈴の音に反応して体を向けると目の前にはルークの顔があり甘い声で囁く彼から身を引いて笑顔を作る。
「本日はどのような御用でしょうか」
「用? そんなの子猫ちゃんに会いに来たじゃ駄目なのかな」
若干引かれていることに等気付かずに彼がそう言って微笑む。
「駄目に決まっていますわ。アイリスが困っているではありませんの。離れなさいな」
「あ、マーガレット様いらっしゃいませ」
マーガレットの声が聞こえてきてそちらへと顔を向けたアイリスは助かったと言わんばかりに安堵する。
「ふふ。子猫ちゃんの相手ばかりするから焼いているんだね。大丈夫。君もとっても素敵な女性だよ」
「気安く触らないでくださいな」
ルークが微笑み令嬢の肩を抱き寄せる。それに怒ったマーガレットが振り払い距離を取った。
「あの、それで本当にご用はないのですか?」
「う~ん。それじゃあ俺の悩み聞いてくれる」
「悩みなんてなさそうに見えますのに、何かありますの」
アイリスの言葉に彼が困った顔で尋ねる。その意外な発言にマーガレットも驚いて聞いた。
「俺だって人間だからね。悩みの一つや二つあるよ。それでね、ほら俺ってかっこいいし人気者だし人も良いだろう。だから沢山の女性に言い寄られるんだよね」
「かっこいい? 人気者? 人が良い?」
ルークの発言に令嬢が小さな声でぼやく。
「それでさ、俺に恋しちゃった女の子から凄いアピール受けちゃってね。昔の俺だったら軽くお付き合いしちゃっていただろうけれど、今は本気の恋をしてアイリス一筋だからさ困っているって訳」
「アイリスを諦めてその人と付き合えばよろしいのではなくて。そうすればこの店の為にもアイリスの為にもなりますわよ」
彼の言葉に可哀想とも何とも思わず清々しいまでの良い笑顔でマーガレットが話す。
「いや、本気の恋の相手はアイリスだけど、世界中の女の子皆俺のこと好きだからさ。だから嫌いなんて言ったら可哀想だろう」
「頭の中がお花畑で羨ましいですわね……」
令嬢の言葉なんて聞いていなかったかのように自分の話を続けるルークの様子にマーガレットが溜息を吐き出した。
「それで、いい感じにのらりくらりと出来る方法を探しているんだけれど、見つからなくてね。で、苦悩しているわけよ。子猫ちゃん何かいいアイディアないかな」
「う~ん……そうですね。相手の方は本気でルークさんに恋をしているんだと思うんです。ですからごまかしたりはぐらかしたりせずに、真正面から向き合ってあげたらいいんじゃないでしょうか」
「そうか。やっぱり逃げるのは駄目だよね。分かった。相手の子にちゃんと伝えるよ俺には好きな人がいるから君とは付き合えないってね」
「アイリスに迷惑が掛かるまねはよしてくださいな」
アイリスの言葉に彼がにこりと笑い頷く。その様子に令嬢が鋭い口調で話す。
「何、もしかして君も俺に惚れているの? だからやきもちを焼いているんだね。分かった。デートくらいならしてあげてもいいよ。でもアイリスの事が一番好きなのは変わらないからごめんね」
「救いようがないくらいおバカですわね……もういいですわ。疲れました。さあ、貴方も悩みが解決したなら営業の邪魔ですからさっさとお帰りになりなさいな」
どうしようもない男だと呆れかえりながらマーガレットが言う。
「分かった。今日はこれから人と会う約束もあるし帰るよ。それじゃあ子猫ちゃん。また様子を見に来るからね。バイバイ……ちゅ」
投げキッスを残してお店を後にしたルークの背を見送ってから二人して苦笑いする。
「アイリスも変な男に目をつけられたものですわね」
「言い寄られるのは少し困りますけど、でも。ルークさん悪い人ではないですから」
令嬢の言葉にアイリスは困った顔で語る。
「まったく……まだフレイの方がマシでしたわね。同じ兄弟なのにここまで頭の違いがあるとは……はぁ」
「そう言えばフレイさん今頃どこで何しているんでしょうね」
「さあ、分りませんわ。でも吟遊詩人としてどこかの町でまた歌でも歌って聞かせているんじゃありませんこと」
フレイの事を思い出した彼女の様子にマーガレットが話す。
「また、この町にも来てくれるといいですね」
「そうですわね。この町に来てくださればあの頭の中がお花畑のルークを何とかして下さると思いますわ」
アイリスの言葉に令嬢も小さく頷き答える。
「あ、マーガレット様何か用事があったのではありませんか」
「今日はこの前のお見合いの事でどうなったのか伝えに来ましたの……はぁ」
マーガレットが思い出したのか途端に困った顔で溜息を吐き出す。
「どうなったんですか?」
「センスの悪い令嬢だと思わせて破談にさせようと思いましたのに。君の様に流行に流されない個性的な女性を求めていたのだ。是非私とお付き合いをと逆に乗り気にさせてしまったのですわ」
アイリスの問いかけに令嬢が頭を押さえたい衝動にかられながら説明する。
「え?」
「その場は何とか話をそらして免れましたが、相手の方はその気になっているみたいで事あるごとにわたくしにアピールしてきますの。今もこの近くにいると思いますわ」
目を丸めて驚く彼女へとマーガレットが話した。
「そう言う訳ですから、わたくしとても困っていますの」
「大変ですね」
溜息を吐き出す令嬢へとアイリスは苦笑する。
「はっ。気配を感じますわ。わたくし今日の所はこれで失礼します」
お店の外へと急いで駆け出して行ったマーガレットの背後から一人の男が走っていく。
「待って下さいマイハニー。私の気持ちを受け取ってください!」
「絶対に嫌ですわ!」
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外から聞こえて来た声にアイリスは苦笑する。
商人に会いに出かけているイクトが帰って来たら今日の事を話そうと思いながら仕事へと戻った。
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