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ライゼン通りのお針子さん6 ~春色の青春物語~
一章 イリスの恋の行方
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春の訪れを知らせる女神がパレードをした翌日。仕立て屋の扉が開かれお客が入って来た。
「やぁ、子猫ちゃん。今日も可愛いね」
「ルークさんいらっしゃいませ」
爽やかな笑顔でアイリスに詰め寄るルークに彼女はもう逃げる事もなくなれてしまった様子で流す。
「ねぇ、聞いてくれよ。この前俺に恋しちゃった子がいるって話しただろう。あの後彼女と会ってね話をしたんだけど途端に泣き出して逃げて行っちゃってさ」
「それは相手の方が気の毒ですね」
彼の話にアイリスは女性がフラれてしまったことを気の毒に思う。
「うん。俺には心に決めた人がいるから君とは付き合えないってちゃんと伝えたんだ。どう、偉いでしょ」
「え、ははっ……」
まるで褒めてくれと言わんばかりに微笑むルークへと彼女は空笑いで答えた。
「失礼します」
「あ、イリスさんいらっしゃいませ」
そこに誰かがやって来たのでお客の顔を見るとイリスが真剣な顔をして立っていてアイリスは声をかける。
「……っぅ。アイリスさん勝負ですわ!」
「え?」
ルークとアイリスの姿を目に留めた途端令嬢がそう言って右手の人差し指で彼女の姿を指し示す。
「わたくしと勝負して下さいませ」
「ち、ちょっと待って下さい。いきなりどうしてそうなるんですか?」
勢いよく言われた言葉にアイリスは戸惑いながら理由を説明して欲しいと話す。
「わたくしはアイリスさんの事も好きです。ですが、それ以上にルーク様の事が好きなのですわ。ですから、ルーク様のハートを射止めるためにアイリスさんと勝負しますの。アイリスさんに勝てたのであればきっとルーク様もわたくしを見て下さるはず」
「あ、俺のこと好きになっちゃった女の子って言うのがあのイリスの事なんだ」
「ええっ!?」
腰に手を当てて話すイリスの言葉に戸惑っているとルークが耳打ちして教えてくれる。その内容に彼女は驚いて大きな声をあげてしまった。
「さぁ、勝負ですわ。ルーク様わたくしとアイリスさんの勝負最後まで見ていてくださいませ」
「あぁ……俺の為に二人の女性が争うなんて。俺は何て罪深い男なのだろう」
令嬢の言葉に彼が右手を額に当てて自分の世界に酔いしれる。
「……勝負の内容はどちらが先にルーク様の心を射止められるかですわ」
「い、射止める?」
「あぁ~イリス。君の気持ちは嬉しいよ。でも俺にはアイリスがいる。だから君の気持には答えられないよ」
イリスの説明にアイリスは如何したらいいのだろうと思いながらルークを見るが彼は自分の世界に入ったまま独り言を零しており助けに入ってはくれなさそうであった。
「イ、 イリスさん落ち着いてお話し合いを……」
「まさかアイリスさんともあろう人がわたくしとの勝負から逃げるおつもりですの?」
落ち着いて話をしようというも令嬢は話を聞く耳を持っていない様子。
「うぅ……イ、イクトさ――」
「……何をなさっていますの」
とうとう困り果ててしまったアイリスは奥にいるイクトを呼ぼうと口を開く。そこに静かな怒りを抱えた声音で誰かの声が聞こえて来た。
「あ、マーガレット様」
「……イリスもルークも何をなさっておりますの。ここはアイリスのお店ですのよ。他のお客様のご迷惑にもなりますわ。お店で騒ぎなんて起こさないでくださいな」
助かったと言わんばかりに安堵する彼女に任せろと言わんばかりに瞬きをしたマーガレットが静かな怒りを口に出す。
「マーガレットさん。その、これは恋する乙女通しの譲れない戦いでありましてね」
「あぁ、俺のせいでまた争いが起こってしまいそうだ。子猫ちゃんにイリスにマーガレット。三人の女性を争わせてしまうとは俺は何て罪深い男だ」
このお店に迷惑をかけていると言われてたじろぎながら弁解するイリスに自分の世界に浸ったままのルーク。
「すぅ……イリス。貴女アイリスが本気でこの男を好きになるとでもお思いですの。アイリスが困っています。貴女がルークを好きになるのは勝手ですけれども、そこにアイリスを巻き込まないでくださいな」
「っぅ」
大きく息を吸い込んだマーガレットがそう言い放つとイリスは畏縮して身を縮こませる。
「ルーク。貴方も貴方ですわよ。頭の中お花畑の救いようのないお方だとは思っておりましたが、これ以上アイリスに迷惑をかけるならばこのお店に近づくことを禁止致しますわよ」
「っ!?」
続けてルークを睨み付けて話した令嬢の言葉に彼が目を見開く。
「おいおい。冗談だよな」
「わたくしに出来ないとお思いですの? このお店の常連の皆様とはとても仲がよろしいの。ですのでわたくしが一声かければ貴方がこのお店に近づけないように協力して下さいますわよ。あぁ、それともグラヴィス侯爵に直接話した方がよろしいかしら?」
引きつった笑顔で問いかけるルークへとマーガレットがほくそ笑み答えた。
「ま、待ってくれ。親父に話すのだけは勘弁してくれ。これ以上迷惑かけないように俺なりに気を付けるから」
「でしたらアイリスの事諦めてイリスとお付き合いなさいな」
「「え?」」
慌てて頼み込む彼へと令嬢がにこりと笑い話す。その言葉にイリスとルークが同時に声をあげて呆気にとられる。
「ち、ちょっと待ってくれ。アイリスの事諦めるなんてそんな――」
「ではこのお店に近づけないようにグラヴィス侯爵に話をしに行きますわ」
「わ、分った! 分かったから。親父には話さないで」
そんなことは無理だと言おうとする彼を黙らすようにマーガレットが言うとルークが焦って答えた。
「イリス良かったですわね。これでアイリスと争う必要は無くなりましたわよ」
「ルーク様。あのぅ……その。ほ、本当にわたくしとお付き合いを」
「う……ぐっ……っ~。あ、ああ。いいだろう。アイリスのこと忘れることはできないだろうけれどお付き合いくらいはしてあげるよ」
したり顔で令嬢が言うとイリスがもじもじしながら彼へと上目遣いで見詰めて尋ねる。それに何かと格闘するように数秒悩み考えていたルークが開き直った様子で了承した。
「ぅ……わたくし嬉しい」
「おめでとう。末永くお幸せになってくださいな」
「なんか、良かったのか悪かったのか」
赤面した顔を覆い隠し涙する令嬢の様子をにこやかな笑顔で見やりマーガレットが言う。
アイリスは助けてもらったことは有り難いと思いながらもあくどい微笑を浮かべる令嬢の様子を見詰めて溜息を吐き出した。
「やぁ、子猫ちゃん。今日も可愛いね」
「ルークさんいらっしゃいませ」
爽やかな笑顔でアイリスに詰め寄るルークに彼女はもう逃げる事もなくなれてしまった様子で流す。
「ねぇ、聞いてくれよ。この前俺に恋しちゃった子がいるって話しただろう。あの後彼女と会ってね話をしたんだけど途端に泣き出して逃げて行っちゃってさ」
「それは相手の方が気の毒ですね」
彼の話にアイリスは女性がフラれてしまったことを気の毒に思う。
「うん。俺には心に決めた人がいるから君とは付き合えないってちゃんと伝えたんだ。どう、偉いでしょ」
「え、ははっ……」
まるで褒めてくれと言わんばかりに微笑むルークへと彼女は空笑いで答えた。
「失礼します」
「あ、イリスさんいらっしゃいませ」
そこに誰かがやって来たのでお客の顔を見るとイリスが真剣な顔をして立っていてアイリスは声をかける。
「……っぅ。アイリスさん勝負ですわ!」
「え?」
ルークとアイリスの姿を目に留めた途端令嬢がそう言って右手の人差し指で彼女の姿を指し示す。
「わたくしと勝負して下さいませ」
「ち、ちょっと待って下さい。いきなりどうしてそうなるんですか?」
勢いよく言われた言葉にアイリスは戸惑いながら理由を説明して欲しいと話す。
「わたくしはアイリスさんの事も好きです。ですが、それ以上にルーク様の事が好きなのですわ。ですから、ルーク様のハートを射止めるためにアイリスさんと勝負しますの。アイリスさんに勝てたのであればきっとルーク様もわたくしを見て下さるはず」
「あ、俺のこと好きになっちゃった女の子って言うのがあのイリスの事なんだ」
「ええっ!?」
腰に手を当てて話すイリスの言葉に戸惑っているとルークが耳打ちして教えてくれる。その内容に彼女は驚いて大きな声をあげてしまった。
「さぁ、勝負ですわ。ルーク様わたくしとアイリスさんの勝負最後まで見ていてくださいませ」
「あぁ……俺の為に二人の女性が争うなんて。俺は何て罪深い男なのだろう」
令嬢の言葉に彼が右手を額に当てて自分の世界に酔いしれる。
「……勝負の内容はどちらが先にルーク様の心を射止められるかですわ」
「い、射止める?」
「あぁ~イリス。君の気持ちは嬉しいよ。でも俺にはアイリスがいる。だから君の気持には答えられないよ」
イリスの説明にアイリスは如何したらいいのだろうと思いながらルークを見るが彼は自分の世界に入ったまま独り言を零しており助けに入ってはくれなさそうであった。
「イ、 イリスさん落ち着いてお話し合いを……」
「まさかアイリスさんともあろう人がわたくしとの勝負から逃げるおつもりですの?」
落ち着いて話をしようというも令嬢は話を聞く耳を持っていない様子。
「うぅ……イ、イクトさ――」
「……何をなさっていますの」
とうとう困り果ててしまったアイリスは奥にいるイクトを呼ぼうと口を開く。そこに静かな怒りを抱えた声音で誰かの声が聞こえて来た。
「あ、マーガレット様」
「……イリスもルークも何をなさっておりますの。ここはアイリスのお店ですのよ。他のお客様のご迷惑にもなりますわ。お店で騒ぎなんて起こさないでくださいな」
助かったと言わんばかりに安堵する彼女に任せろと言わんばかりに瞬きをしたマーガレットが静かな怒りを口に出す。
「マーガレットさん。その、これは恋する乙女通しの譲れない戦いでありましてね」
「あぁ、俺のせいでまた争いが起こってしまいそうだ。子猫ちゃんにイリスにマーガレット。三人の女性を争わせてしまうとは俺は何て罪深い男だ」
このお店に迷惑をかけていると言われてたじろぎながら弁解するイリスに自分の世界に浸ったままのルーク。
「すぅ……イリス。貴女アイリスが本気でこの男を好きになるとでもお思いですの。アイリスが困っています。貴女がルークを好きになるのは勝手ですけれども、そこにアイリスを巻き込まないでくださいな」
「っぅ」
大きく息を吸い込んだマーガレットがそう言い放つとイリスは畏縮して身を縮こませる。
「ルーク。貴方も貴方ですわよ。頭の中お花畑の救いようのないお方だとは思っておりましたが、これ以上アイリスに迷惑をかけるならばこのお店に近づくことを禁止致しますわよ」
「っ!?」
続けてルークを睨み付けて話した令嬢の言葉に彼が目を見開く。
「おいおい。冗談だよな」
「わたくしに出来ないとお思いですの? このお店の常連の皆様とはとても仲がよろしいの。ですのでわたくしが一声かければ貴方がこのお店に近づけないように協力して下さいますわよ。あぁ、それともグラヴィス侯爵に直接話した方がよろしいかしら?」
引きつった笑顔で問いかけるルークへとマーガレットがほくそ笑み答えた。
「ま、待ってくれ。親父に話すのだけは勘弁してくれ。これ以上迷惑かけないように俺なりに気を付けるから」
「でしたらアイリスの事諦めてイリスとお付き合いなさいな」
「「え?」」
慌てて頼み込む彼へと令嬢がにこりと笑い話す。その言葉にイリスとルークが同時に声をあげて呆気にとられる。
「ち、ちょっと待ってくれ。アイリスの事諦めるなんてそんな――」
「ではこのお店に近づけないようにグラヴィス侯爵に話をしに行きますわ」
「わ、分った! 分かったから。親父には話さないで」
そんなことは無理だと言おうとする彼を黙らすようにマーガレットが言うとルークが焦って答えた。
「イリス良かったですわね。これでアイリスと争う必要は無くなりましたわよ」
「ルーク様。あのぅ……その。ほ、本当にわたくしとお付き合いを」
「う……ぐっ……っ~。あ、ああ。いいだろう。アイリスのこと忘れることはできないだろうけれどお付き合いくらいはしてあげるよ」
したり顔で令嬢が言うとイリスがもじもじしながら彼へと上目遣いで見詰めて尋ねる。それに何かと格闘するように数秒悩み考えていたルークが開き直った様子で了承した。
「ぅ……わたくし嬉しい」
「おめでとう。末永くお幸せになってくださいな」
「なんか、良かったのか悪かったのか」
赤面した顔を覆い隠し涙する令嬢の様子をにこやかな笑顔で見やりマーガレットが言う。
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