異世界で走り回りたい(健康な身体って楽しいね！)

SS 新人兵士 〜貴族クエスト〜

俺は依頼者の元に向かった。
そこは周りの家の3倍の広さを持つ大きな屋敷だった。

『おい。ここはメルサナ家だ。』

『用が無いなら立ち去れ』

あ！ここで気づく

「買い物クエストを受けた冒険者です」

僕は受理書とギルドカード提示する

2人の警備兵達は顔を見合い

『ここで待て確認する』


ーーー

『入れ。粗相をするなよ打首になるからな』

貴族怖いね

「あなたがクエストを受けてくれた人？」

そこには美しい女性が立っていた。
あまりの美しさにぼーっとして
女性が心配した。

「あの大丈夫かしら？」

「はい。すいません。とても綺麗で美しかったので見惚れました//」

女性は顔を赤らめて
「ふふっ冗談がお上手ですね」

「名前を教えて貰えるかしら？」

「はい。カイと申します。さっきギルドに入ったばかりの新人です」

背筋をぴーんとして答えた

「じゃあ行くわよ」

『お嬢。馬車の準備が出来ました』

『気をつけてくださいね』

執事らしい人が女性を心配する

「えぇ分かってるわ」

一軒目
服屋
「いらっしゃいませ。本店へ入っていただきありがとうございます！」

お嬢様はドヤ顔で

「ここの列全て頂戴」

流石貴族やり方が違う

２軒目
ランジェリーショップ

はわわわ//
ど、どうしよう！？
男の俺が入って良いのかな？

「どうしたの？心配しないでお入りなさい」

「はい。お嬢様」

お嬢様は白のフリルを買った。
純白でとても綺麗だ

「ふふっ」
お嬢様はご機嫌だ

「今日は嬉しいわ」

「荷物を持ってくれる人が居て…誰も受けてくれないのだもの」

ちょっと寂しそうだ

「あの俺で良かったら…これからもお嬢様の相手になります。」

お嬢様は腹を抑えて笑った

「はははっひひぃwwww」

「あなた…それじゃあプロポーズと変わらないわよ」

面白おかしいそうにずっーと笑われた





彼にとって彼女は重要な存在ということを今の彼は知らない。



英雄騎士の第1部 カイ･メルサナの物語