┌(┌^o^)┐ の箱庭

シュンコウ

文字の大きさ
22 / 40

溺れる愛は泳げない(サダルメリク×レグルス)@┌(┌^o^)┐ 3

しおりを挟む


 薄い胸元の両側に、ぷくりと赤く色づいた果実があった。触れると弾力があってみずみずしく、食んでほしいと言わんばかりにつんと立つ。女性特有の膨らみもやわらかさもない胸の中で、そこだけが中性的であった。
 指の腹で優しく、時に人差し指と親指で挟んで軽く引っ張る。わたしを包みこむあたたかな内側がビクッと強く締めつけた。ペニスを通して伝わるきつさの甘やかな刺激にゾク、と腰が震える。弟の体は胸への愛撫を正しく敏感に受け取ってくれていた。
 粒の一つに唇を寄せる。仄かな甘い香りが鼻腔をくすぐった。舌で舐めてみるとまろやかで優しい味を感じる気がする。ふふ。意図せず笑みがこぼれ落ちた。わたしのかわいい弟は、この愛らしい果実からミルクを分泌しているらしい。
 癖になりそうな中毒性のある風味。もっと味わいたくて赤子のように吸いついている間にもヒクヒクと中が健気に震えていた。
 下腹部を弾力があってしとどに濡れた硬いものがこすれる。顔を離すと、一度達した弟のペニスがゆるやかに首をもたげているのが見えた。無意識だろう、わたしの肌を使ってなぐさめるように擦り寄せたのを目の当たりにして、胸に抑えきれない衝動が駆け巡った。ああ、なんと愛らしくいやらしい!
 こみあげる欲に突き動かされ、ゆさりと腰を動かす。くちゅ、と小さく水音がしてペニスが壁を滑った。ひくついた肉筒がきゅっと引き絞られたが、最初ほどの痛覚にも似た強烈な狭さはない。

「ああ、レグルス……わたしの愛しい弟よ! ようやくそなたに天国を見せてあげられる!」

 わたしの心は歓喜に満ちあふれていた。馴染んだ、馴染んだ! やっとわたしの形に拡がった隘路に、ペニスが熱く猛り昂る。
 当然、形を覚えさせただけでは物足りない。ゆっくりと腰を引いた。ぷちゅりとはみ出たローションとともに、濡れた根元が姿をさらす。
 いかないでと懇願するように媚肉がうごめいている。せっかくつながったのだから、もちろんこのまま出ていくつもりはない。時間をかけてくびれのあたりまで顔を覗かせたところで再び楔を埋めこんだ。

「ぁ……。ぁ……。ぁ……っ」

 椅子の上という少々動きにくい環境で、抜いて、挿してを繰り返す。一突きごとに角度を変え、レグルスの心地よい内側を味わった。
 なめらかで痛みのない挿入のためだけに満たしたローションをかきだし、かわりにあふれ出る先走りを余すところなく塗りつける。本音を言えばわたしの体液ではなくローションで満たされているという状態に、すさまじい嫉妬が燃え上がって今にも気が狂いそうだ。弟はわたしのもの。なればこの細くて無垢な聖域も、わたしの情液のみに浸されていなければならない。
 乾けば摩擦で痛みが生じてしまう。少しずつ、入れかえるように送りこんだ。中からたっぷりと唾をつけてあげよう。この美しい体がわたしのものであると、だれの目にもわかるように。
 こすって、抜いて、挿して、引っかいて。先走りを塗って、塗って、さらに重ねて塗りつけて。

「ぁ、ひ、ンッ!」

 ふとレグルスの吐息が跳ね上がった。ちょうど先端がぷっくりとしたしこりのようなものをかすめた瞬間だった。
 一際強い締めつけに、ゾクゾクと快感が腰あたりではじける。ここがそなたの気持ちいいところなのだね? あえて指では探らなかったポイントに狙いを定めた。
 そこは女性の快楽にも匹敵するエクスタシーを生み出す場所なのだという。突然強く突いて息の根を止めてしまったら元も子もない。
 だからまずはペニスの先端で軽くつつく。儚く割れる脆い泡に触れるように。溶け消える繊細な初雪をそっと手の中に閉じこめるように。

「ン……ッ」

 もう少しペニスを呑みこませ、次に竿の表面でこする。赤子のやわらかい肌を優しく洗い上げるように。子猫の固まりきっていない肉球を優しくもみほぐすように。

「ぁ、ァ、ッ、……~~ッ」

 そして徐々に快感を受け入れ始めたところで引いた腰を勢いよく叩きつける!

「あぅッ! あッ、ああッ!!」

 強弱をつけてかわいがるたびに、ビクン、ビクンとレグルスの全身が激しく跳ねた。背が大きくのけ反り、自ら差し出すように唾液で光る果実を突き出す。腹部でなにかが上下していると思ったら、弟の腰がより一層明確にゆるゆると揺れていた。ペニスが肌にこすれてとろりとあふれた先走りが卑猥な跡を残す。
 肘かけにくくりつけた足の先がピンと伸びていた。手も、うしろで一まとめにしていなければ己のものかわたしのどちらかにすがっていたことだろう。細くて長い器用な手が背中や首に回されるのは悪くないが、もっと蕩けさせてからでないと紐を外すつもりはない。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

敗戦国の王子を犯して拐う

月歌(ツキウタ)
BL
祖国の王に家族を殺された男は一人隣国に逃れた。時が満ち、男は隣国の兵となり祖国に攻め込む。そして男は陥落した城に辿り着く。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

処理中です...