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王子様と魔女
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ある王国にそれはそれは美しいアベルという名前の王子様がしあわせにくらしていました。王子様はみんながあこがれるようなくらしをしていました。大きくきれいなお城にきらきらした服をきて、毎日おいしいごはんをたべています。
ある日、アベル王子のお城の前に今にもたおれそうなおばあさんがいました。それに気づいたアベル王子はほおっておけなくなり、お城の前のおばあさんに声をかけました。
「どうしたんですか?」するとおばあさんはこたえました。
「のどがかわいて、おなかもすいたんだよ。」がらがらごえにみにくいおばあさんだったけれど、アベル王子はたすけてあげようとおもいました。
「ここはぼくのお城の前です。だから、お城のなかなら食べ物ものみものもあります。」するとおばあさんはこんどはこんなことをいいました。
「そこまで歩く力もないよ。」するとアベル王子はおばあさんをおんぶしてお城のなかへつれていきました。
みにくいおばあさんをみて、めしつかいたちはおどろきました。
「アベル王子、このみにくいおばあさんはだれですか?」
「わからない。でも、そこでたおれてたんだ。今すぐたべるものとのみものをよういしてくれ。」めしつかいたちは食事をよういしておばあさんにたべさせました。おばあさんは、すっかり元気になりました。「たすけてくれてありがとう。わたしは魔女のソフィー。この姿でいるとわたしがたすけをもとめてもだれもたすけてくれないんだ。」おばあさんはみにくい姿からとてもきれいな女の人の姿になりました。めしつかいたちやアベル王子はおどろきました。
「あなたはどうしてあんなすがたをしていたのですか?」
「この王国の人たちがどれだけすばらしい心をもっているかためすためだよ。だけど、みんなわたしをたすけてくれようとしなかったよ。さて、おれいをしないとね。なにがいい?」魔女ソフィーに聞かれ、アベル王子はかんがえました。そして、ある1つのことをおもいつきました。
「それなら1つ。もしこの王国に貧しいひとと、そうでない人がいるのならみんなおなじにしてください。」するとソフィーは魔法をかけました。
「今はなにがちがっているのかはわからないけれど、すぐにわかるよ。」そういうとソフィーはきえてしまいました。
ソフィーの言ったようにまずしいひとも、お金持ちな人もいないことにすぐ気が付きました。ぼろぼろな服をきた人はいなくなりました。けれど、そんな国をきらいだという人たちがでてきました。むかし、お金持ちだった人々です。やがてその人たちはなにかをぬすむようになっていきました。そんな国をみて、かなしくなったアベル王子の前にソフィーがあらわれていいました。
「ほんとにかなしいことになったね。わたしもこうなるとはおもわなかったよ。だけど、このかなしいできごとをおわらせるほうほうがあるよ。すこしの人でいいから貧しくなってみんなの命令をきけばいい。」アベル王子はこのおしろのけらいやめしつかいをあつめてソフィーにおねがいしました。
「それならぼくたちにしてください。」
「そうなれば、アベル王子たちがたいへんなことになるよ。」
「いいんです。たとえ死んでもみんなのためならへいきです。」ソフィーはねがいをかなえました。
それからアベル王子は貧しくなり、こきつかわれ、とうとう死んでしまいました。でも、アベル王子のかおはしあわせそうでした。みんなのことをかんがえるアベル王子は天国でしあわせにくらしました。
ある日、アベル王子のお城の前に今にもたおれそうなおばあさんがいました。それに気づいたアベル王子はほおっておけなくなり、お城の前のおばあさんに声をかけました。
「どうしたんですか?」するとおばあさんはこたえました。
「のどがかわいて、おなかもすいたんだよ。」がらがらごえにみにくいおばあさんだったけれど、アベル王子はたすけてあげようとおもいました。
「ここはぼくのお城の前です。だから、お城のなかなら食べ物ものみものもあります。」するとおばあさんはこんどはこんなことをいいました。
「そこまで歩く力もないよ。」するとアベル王子はおばあさんをおんぶしてお城のなかへつれていきました。
みにくいおばあさんをみて、めしつかいたちはおどろきました。
「アベル王子、このみにくいおばあさんはだれですか?」
「わからない。でも、そこでたおれてたんだ。今すぐたべるものとのみものをよういしてくれ。」めしつかいたちは食事をよういしておばあさんにたべさせました。おばあさんは、すっかり元気になりました。「たすけてくれてありがとう。わたしは魔女のソフィー。この姿でいるとわたしがたすけをもとめてもだれもたすけてくれないんだ。」おばあさんはみにくい姿からとてもきれいな女の人の姿になりました。めしつかいたちやアベル王子はおどろきました。
「あなたはどうしてあんなすがたをしていたのですか?」
「この王国の人たちがどれだけすばらしい心をもっているかためすためだよ。だけど、みんなわたしをたすけてくれようとしなかったよ。さて、おれいをしないとね。なにがいい?」魔女ソフィーに聞かれ、アベル王子はかんがえました。そして、ある1つのことをおもいつきました。
「それなら1つ。もしこの王国に貧しいひとと、そうでない人がいるのならみんなおなじにしてください。」するとソフィーは魔法をかけました。
「今はなにがちがっているのかはわからないけれど、すぐにわかるよ。」そういうとソフィーはきえてしまいました。
ソフィーの言ったようにまずしいひとも、お金持ちな人もいないことにすぐ気が付きました。ぼろぼろな服をきた人はいなくなりました。けれど、そんな国をきらいだという人たちがでてきました。むかし、お金持ちだった人々です。やがてその人たちはなにかをぬすむようになっていきました。そんな国をみて、かなしくなったアベル王子の前にソフィーがあらわれていいました。
「ほんとにかなしいことになったね。わたしもこうなるとはおもわなかったよ。だけど、このかなしいできごとをおわらせるほうほうがあるよ。すこしの人でいいから貧しくなってみんなの命令をきけばいい。」アベル王子はこのおしろのけらいやめしつかいをあつめてソフィーにおねがいしました。
「それならぼくたちにしてください。」
「そうなれば、アベル王子たちがたいへんなことになるよ。」
「いいんです。たとえ死んでもみんなのためならへいきです。」ソフィーはねがいをかなえました。
それからアベル王子は貧しくなり、こきつかわれ、とうとう死んでしまいました。でも、アベル王子のかおはしあわせそうでした。みんなのことをかんがえるアベル王子は天国でしあわせにくらしました。
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