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クラッチ付きバイク
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それは突然現れた!
「スズキハスラー50」
モトクロスタイプのギャ式バイク!
ヒーロー中学3年生だった。
学校から帰ると工場の片隅にピカピカのバイクが有った。
一目で父親が買ったバイクだと分かった!
事務所から出てきた父親がまた言った。
「ちょっと乗ってみるか?」
クラッチ付きバイクは初めてだから操作説明を聞きエンジンをかけてみる。
もちろんセルスターターも無いのでキックペダルを踏んでかける。
一回、二回、三回。
かからない!
父親が怒鳴り口調で「もっと強く踏め!」と怒鳴る。
力一杯体重をかけて踏んでみる。
「パンパンパン」かかった!
クラッチを握りギヤを入れる。
クラッチを少しずつ離して行く。
「ガクン」エンスト。
エンジンは始動出来るがクラッチ操作が難しい。
何回かチャレンジしてようやく走り出せた。
リトルホンダの時はドキドキだったがハスラーの場合はちょっとビビった。
低速走行だがギャを2速に入れてみる。
「カクカク」今にも止まりそうだ。
父親が少しアクセルを開けろ!と言う。
少しアクセルを開けてみる。
「ビィーン」走り出した。
「スゲェ~」ヒーローが叫んだ。
それからは日曜日はバイクの練習が出来た。
一週間に一回の楽しみだった。
「スズキハスラー50」
モトクロスタイプのギャ式バイク!
ヒーロー中学3年生だった。
学校から帰ると工場の片隅にピカピカのバイクが有った。
一目で父親が買ったバイクだと分かった!
事務所から出てきた父親がまた言った。
「ちょっと乗ってみるか?」
クラッチ付きバイクは初めてだから操作説明を聞きエンジンをかけてみる。
もちろんセルスターターも無いのでキックペダルを踏んでかける。
一回、二回、三回。
かからない!
父親が怒鳴り口調で「もっと強く踏め!」と怒鳴る。
力一杯体重をかけて踏んでみる。
「パンパンパン」かかった!
クラッチを握りギヤを入れる。
クラッチを少しずつ離して行く。
「ガクン」エンスト。
エンジンは始動出来るがクラッチ操作が難しい。
何回かチャレンジしてようやく走り出せた。
リトルホンダの時はドキドキだったがハスラーの場合はちょっとビビった。
低速走行だがギャを2速に入れてみる。
「カクカク」今にも止まりそうだ。
父親が少しアクセルを開けろ!と言う。
少しアクセルを開けてみる。
「ビィーン」走り出した。
「スゲェ~」ヒーローが叫んだ。
それからは日曜日はバイクの練習が出来た。
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