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23話
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共同の炊事場では、他にも幾つかのグループがキャンプ場を訪れ、楽しい休暇に勤しんでいた。
天体観測の名所として、その知名度の高さが伺い知れた。
が、サクラコらのグループは、奥の古い木製テーブルでふんぞり返って、読書をしているギボウシ以外は、サクラコ、カモミール、ハスのみだった。
非常に残念なことの一つとして、彼等は料理スキルを持つ者が少なかったのである。
ガーベラとリナリアは先程サボって何処かへ遊びに行こうと画策していたが、アズサに捕まりテント張りへ召集された。また、それにラナンとナノハも追従して行った。
アベリアは、まだあまり本調子とは言えず、既に酔いも醒めているだろうに、「酔い醒ましに夜風に当たってくる」と言ったきり、姿が見えなくなってしまった。
だが、本当のところ、いの一番に「テント張りは任せて!」と言い放ったアズサでさえ、料理をしたくなかったという言い訳を内心に持っていたのは疑いようがなかった。
「はぁ……。本当にしょうがないわね……」
サクラコは嘆息し、肩をすくめて見せた。
先刻、荷物運びの際、カモミールと三号車について話したところ、依然として連絡も所在も掴めないとのことだった。
正真正銘、男女二人が行方不明という事態だったが、「どうせ、アロエでしょ」「アロエなら仕方ない」「アロエならその内来るでしょ」とサクラコ以外はさして気に留めても居ないようであった。
また、これは同伴していたのがフリージアでなかったならば、もっと心配されていたかもしれなかった。つまり、フリージアはその生真面目な気質と存在感の希薄さも相まって、「大丈夫だろう」という漠然とした推測しか皆にもたらさない、それだけの存在に捉えられてしまっていたのであった。
無論、サクラコだけは胸の内に一抹の不安を抱えていたものの、「あらぁ、サクラコまたフリージアに妬いてるのぉ?」とアベリアに揶揄される鉄板のやり取りがなく、アベリアが終始無言だったため調子が狂い、「違います、これは本当に事件と言っても過言ではないんです! 今すぐ警察を呼びます!」などという話の運びを見出せなかった。「皆がそう言うなら、確かにその内ひょっこり来るかもしれない」と自分を勝手に納得させてしまったのである。
さて、料理へと気持ちを切り替えたサクラコは白いプラスチック製のまな板を前に、向日葵のアップリケが可愛らしい黄色いエプロン姿で直立していた。
そして今まさに、包丁でニンジンを切ろうとしているところであった。
「サクラコ!」
だが、とても大きな声で、いつもの青いエプロン姿のカモミールに呼び止められ、ふと、手を止めた。
「何かしら? そんなに大声を出して」
カモミールは凄く焦りの表情を浮かべている。
「い、いや、別段どうということもないんだけど、その……良かったら、サクラコもテント張りに参加してきてはどうかな……?」
サクラコは当然とばかりに首を振った。
「何を言っているの、あっちはもう充分人手があるじゃない。こっちはあなたとハスしかいないのよ」
しかし、カモミールは食い下がらなかった。
「い、いや、確かにその通りなんだけどね……。あ、ほら、アベリアを探してきてはどうかな、僕、すごく心配なんだよ……」
だが、サクラコは譲らない。
「何を言っているの、カモミール。ずっと二号車で気まずい空気の中、ここまで来たのでしょう? だとしたら、今アベリアはようやく独りになれる機会なのよ。そっとしておいてあげるべきなのは貴方もわかってるでしょう?」
そこまで言われるとカモミールは返す言葉がなかった。
酷く悩んだ表情を見せるカモミールは、ハスへ目配せした。
するとハスが、今度はカモミールと選手交代とばかりにサクラコの前へやって来た。
来て、早々ハスは目を丸くしながら述べた。
「お、お、お……。サ、サクラコ、き、君は今日随分と疲れただろう。ギボウシのようにとまでは言わないが、ゆっくりしていて良いはずだ」
しかしサクラコは首をかしげる。
「先程も言ったけれど、ハスやカモミールの方が運転でとても疲れているはずだわ。ここで私だけ休むなんてそんなことはできない。私がそういう性質だって、貴方も知ってるでしょう?」
ハスは汗をダラダラと流しながら、苦悩の表情を浮かべている。
「あ、あぁ、確かに、サクラコという女性は本当に殊勝な性格をしているよ……、もし軍人の頃、君のような隊員が共に居てくれたらどれだけ心強かったことか。だが、サクラコ、この通りだ」
なぜかハスは頭を深く下げてきた。
そして顔を上げると声高らかに言った。
「今、私はカモミールとの料理対決に燃えているんだ! すまない、サクラコ、男同士の戦いに水を差すのは遠慮していただけないか? なぁ、カモミール」
引き攣った笑顔を浮かべているカモミールもハスに同調する。
「う、うん、僕も負けないよ、今日は張り切っちゃうよ!」
心無しか勝負心をまるで感じないカモミールの発言にサクラコは目を細めた。
「よ、よ、よぉし。カモミール。では開戦の挨拶がてらに、握手と行こうじゃないか」
「う、うん、望むところだよ」
そして二人は、いかにも芝居じみた握手と、挙句、仰々しく抱擁まで交わし始めた。
「良い勝負を兄弟!」
「う、うん、良い勝負を兄弟!」
しかしながら、流石にここまで、加熱した意気込みを見せつけられると、男心というのはそういうものなのかしら、とサクラコは納得せざるを得なくなってきた。
「そ、そこでだ、サクラコ」
そして唐突にハスがこちらを向いてきた。
「き、君にはその、卓越した戦術眼を活かしてもらい、是非とも審査員をお願いしたい!」
「は? 審査員?」
「そうだ、君の事だから、じゃあせめて洗い物だけでもと協力してくれようとすることだろう。それは本当に有難いことだ。だが、君には厳正なる審査をお願いしたい。一秒も料理に加勢する暇もないほどの……」
最後の方の台詞がすごく小さくて良く聞き取れなかったが、ともかくサクラコは戸惑った。
「そ、そんなことを言っても、私あんまり審査なんかしたことないわよ」
サクラコがそう述べると、カモミールが二の句を継いだ。
「だ、大丈夫だよ。サクラコなら。それにほら、今いるメンバーを思い浮かべてごらんよ。公平なジャッジができそうなのなんて、サクラコぐらいのものだろう?」
サクラコは少し考えると、肯いた。
「確かにそうね。ガーベラなんかに任せたらどうなることか」
「だよね! そうなんだよ、それは僕らもとても困る。だから、頼むよサクラコ」
そこまでを言うと、カモミールはウィンクした。
サクラコとしては、流石に色男が爽やかな笑顔を携えて、自分のためだけにそんな仕草を見せてくれるのならば退かざるを得なかった。
「ふむ。わかったわ。では、審査員を務めます。両者、健全な精神に則り、常識の範囲で対決を開始してください」
サクラコがそう告げると、いかにもわざとらしく「うおおおおお」「やあああ」などと暑苦しい態度や仕草を取りながら、ハスとカモミールは料理を始めた。一応、二人はハスがバーベキューに焼きそば等、カモミールが主に炊飯とカレー作りと分かれているようだった。
一方サクラコは「審査員に包丁は不要ね」と、先程まで両手でしっかりと握りしめていたその包丁を、ニンジンから離した。
だが、男の対決、もとい厚かましい部類のことが苦手なサクラコは段々飽きてくると、少し欠伸を漏らしていた。そんな折、ふと、ある調味料に目が行った。
「あら、カモミール、カレーに欠かせない調味料を封も開けないで。はぁ……。仕方ないわね、私だってチームAの一員ということもあるし、味一番と噂のカモミールが味無しカレーを提供してしまうなんていう恥は掻かせられない。んー、でもこれは私が不当な手助けをしたということなってしまうかしら。あぁ、どうしよう、男の対決って、こういうのはいけないのかしら」
しかし、サクラコはそう悩む振りをしながらも、手持ち無沙汰だったので、やる気満々だった。
「簡単よね。ハスにもカモミールにも気付かれないうちに、目を盗んでこっそり入れるなんて。カモミールが本来入れる予定だったものなのだから、後生誰にも気づかれることはないのだし」
そして、サクラコは舌なめずりをすると、少し意地悪な表情を浮かべながら、ハスの元へ近づいた。
天体観測の名所として、その知名度の高さが伺い知れた。
が、サクラコらのグループは、奥の古い木製テーブルでふんぞり返って、読書をしているギボウシ以外は、サクラコ、カモミール、ハスのみだった。
非常に残念なことの一つとして、彼等は料理スキルを持つ者が少なかったのである。
ガーベラとリナリアは先程サボって何処かへ遊びに行こうと画策していたが、アズサに捕まりテント張りへ召集された。また、それにラナンとナノハも追従して行った。
アベリアは、まだあまり本調子とは言えず、既に酔いも醒めているだろうに、「酔い醒ましに夜風に当たってくる」と言ったきり、姿が見えなくなってしまった。
だが、本当のところ、いの一番に「テント張りは任せて!」と言い放ったアズサでさえ、料理をしたくなかったという言い訳を内心に持っていたのは疑いようがなかった。
「はぁ……。本当にしょうがないわね……」
サクラコは嘆息し、肩をすくめて見せた。
先刻、荷物運びの際、カモミールと三号車について話したところ、依然として連絡も所在も掴めないとのことだった。
正真正銘、男女二人が行方不明という事態だったが、「どうせ、アロエでしょ」「アロエなら仕方ない」「アロエならその内来るでしょ」とサクラコ以外はさして気に留めても居ないようであった。
また、これは同伴していたのがフリージアでなかったならば、もっと心配されていたかもしれなかった。つまり、フリージアはその生真面目な気質と存在感の希薄さも相まって、「大丈夫だろう」という漠然とした推測しか皆にもたらさない、それだけの存在に捉えられてしまっていたのであった。
無論、サクラコだけは胸の内に一抹の不安を抱えていたものの、「あらぁ、サクラコまたフリージアに妬いてるのぉ?」とアベリアに揶揄される鉄板のやり取りがなく、アベリアが終始無言だったため調子が狂い、「違います、これは本当に事件と言っても過言ではないんです! 今すぐ警察を呼びます!」などという話の運びを見出せなかった。「皆がそう言うなら、確かにその内ひょっこり来るかもしれない」と自分を勝手に納得させてしまったのである。
さて、料理へと気持ちを切り替えたサクラコは白いプラスチック製のまな板を前に、向日葵のアップリケが可愛らしい黄色いエプロン姿で直立していた。
そして今まさに、包丁でニンジンを切ろうとしているところであった。
「サクラコ!」
だが、とても大きな声で、いつもの青いエプロン姿のカモミールに呼び止められ、ふと、手を止めた。
「何かしら? そんなに大声を出して」
カモミールは凄く焦りの表情を浮かべている。
「い、いや、別段どうということもないんだけど、その……良かったら、サクラコもテント張りに参加してきてはどうかな……?」
サクラコは当然とばかりに首を振った。
「何を言っているの、あっちはもう充分人手があるじゃない。こっちはあなたとハスしかいないのよ」
しかし、カモミールは食い下がらなかった。
「い、いや、確かにその通りなんだけどね……。あ、ほら、アベリアを探してきてはどうかな、僕、すごく心配なんだよ……」
だが、サクラコは譲らない。
「何を言っているの、カモミール。ずっと二号車で気まずい空気の中、ここまで来たのでしょう? だとしたら、今アベリアはようやく独りになれる機会なのよ。そっとしておいてあげるべきなのは貴方もわかってるでしょう?」
そこまで言われるとカモミールは返す言葉がなかった。
酷く悩んだ表情を見せるカモミールは、ハスへ目配せした。
するとハスが、今度はカモミールと選手交代とばかりにサクラコの前へやって来た。
来て、早々ハスは目を丸くしながら述べた。
「お、お、お……。サ、サクラコ、き、君は今日随分と疲れただろう。ギボウシのようにとまでは言わないが、ゆっくりしていて良いはずだ」
しかしサクラコは首をかしげる。
「先程も言ったけれど、ハスやカモミールの方が運転でとても疲れているはずだわ。ここで私だけ休むなんてそんなことはできない。私がそういう性質だって、貴方も知ってるでしょう?」
ハスは汗をダラダラと流しながら、苦悩の表情を浮かべている。
「あ、あぁ、確かに、サクラコという女性は本当に殊勝な性格をしているよ……、もし軍人の頃、君のような隊員が共に居てくれたらどれだけ心強かったことか。だが、サクラコ、この通りだ」
なぜかハスは頭を深く下げてきた。
そして顔を上げると声高らかに言った。
「今、私はカモミールとの料理対決に燃えているんだ! すまない、サクラコ、男同士の戦いに水を差すのは遠慮していただけないか? なぁ、カモミール」
引き攣った笑顔を浮かべているカモミールもハスに同調する。
「う、うん、僕も負けないよ、今日は張り切っちゃうよ!」
心無しか勝負心をまるで感じないカモミールの発言にサクラコは目を細めた。
「よ、よ、よぉし。カモミール。では開戦の挨拶がてらに、握手と行こうじゃないか」
「う、うん、望むところだよ」
そして二人は、いかにも芝居じみた握手と、挙句、仰々しく抱擁まで交わし始めた。
「良い勝負を兄弟!」
「う、うん、良い勝負を兄弟!」
しかしながら、流石にここまで、加熱した意気込みを見せつけられると、男心というのはそういうものなのかしら、とサクラコは納得せざるを得なくなってきた。
「そ、そこでだ、サクラコ」
そして唐突にハスがこちらを向いてきた。
「き、君にはその、卓越した戦術眼を活かしてもらい、是非とも審査員をお願いしたい!」
「は? 審査員?」
「そうだ、君の事だから、じゃあせめて洗い物だけでもと協力してくれようとすることだろう。それは本当に有難いことだ。だが、君には厳正なる審査をお願いしたい。一秒も料理に加勢する暇もないほどの……」
最後の方の台詞がすごく小さくて良く聞き取れなかったが、ともかくサクラコは戸惑った。
「そ、そんなことを言っても、私あんまり審査なんかしたことないわよ」
サクラコがそう述べると、カモミールが二の句を継いだ。
「だ、大丈夫だよ。サクラコなら。それにほら、今いるメンバーを思い浮かべてごらんよ。公平なジャッジができそうなのなんて、サクラコぐらいのものだろう?」
サクラコは少し考えると、肯いた。
「確かにそうね。ガーベラなんかに任せたらどうなることか」
「だよね! そうなんだよ、それは僕らもとても困る。だから、頼むよサクラコ」
そこまでを言うと、カモミールはウィンクした。
サクラコとしては、流石に色男が爽やかな笑顔を携えて、自分のためだけにそんな仕草を見せてくれるのならば退かざるを得なかった。
「ふむ。わかったわ。では、審査員を務めます。両者、健全な精神に則り、常識の範囲で対決を開始してください」
サクラコがそう告げると、いかにもわざとらしく「うおおおおお」「やあああ」などと暑苦しい態度や仕草を取りながら、ハスとカモミールは料理を始めた。一応、二人はハスがバーベキューに焼きそば等、カモミールが主に炊飯とカレー作りと分かれているようだった。
一方サクラコは「審査員に包丁は不要ね」と、先程まで両手でしっかりと握りしめていたその包丁を、ニンジンから離した。
だが、男の対決、もとい厚かましい部類のことが苦手なサクラコは段々飽きてくると、少し欠伸を漏らしていた。そんな折、ふと、ある調味料に目が行った。
「あら、カモミール、カレーに欠かせない調味料を封も開けないで。はぁ……。仕方ないわね、私だってチームAの一員ということもあるし、味一番と噂のカモミールが味無しカレーを提供してしまうなんていう恥は掻かせられない。んー、でもこれは私が不当な手助けをしたということなってしまうかしら。あぁ、どうしよう、男の対決って、こういうのはいけないのかしら」
しかし、サクラコはそう悩む振りをしながらも、手持ち無沙汰だったので、やる気満々だった。
「簡単よね。ハスにもカモミールにも気付かれないうちに、目を盗んでこっそり入れるなんて。カモミールが本来入れる予定だったものなのだから、後生誰にも気づかれることはないのだし」
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