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第一章 出会い編
出会い編 1
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1.
「はぁ……早く帰ってゲームしてぇ……」
すれ違う女性達の視線を一身に浴びながら大股で歩いているこの男の名は犬飼柊一郎という。
某大手メーカーの営業で、なかなかお目にかかれないくらいとても顔の整った俗に言うイケメンだが、本人はそれに気付いてはない。しかしあからさまに向けられる視線に慣れすぎていて、見られることへの不快感すらなくなってしまっていた。
柊一郎は顧客へのアフターサービスを終えて会社を出ようとしたところで得意先の社長に引き止められ、是非とも娘も一緒に食事をしようという執拗な誘いを受けたのだった。しかし娘と一緒にと言われても顔も知らないうえに、この手の誘いにウンザリしている柊一郎はその誘いを丁寧に断り――内心では、あまりのしつこさに必死ではあったが――残念がる社長からようやく解放されたのだった。
柊一郎は、無駄に体力を消耗したと思いながら脱力した様子で自社へと戻る途中、無意識に呟やき溜め息を吐いたのだった。
世の男性が羨むほどの容姿を持ちながらも、自分の好意を押し付けるばかりの女性と付き合う事に嫌気が差していた柊一郎は数年フリーを貫いている。俺は社畜だと言い張り、毎日の客の相手や不要な残業と数多の女性達からのアピールに疲れきっているが、趣味だと言えるものはゲームと読書くらいで、同じ事を繰り返す毎日にやさぐれていた。
ゲームや読書は夢中になれて現実逃避としてはいいのだが、それ以外で疲れた心を癒やしてくれるものはないものかと思いながらも自ら行動を起こす気にもなれず、ジレンマに陥っている。そんな柊一郎は、趣味以外に特にする事もないし、だからといってその好きな事に没頭できる時間も少なすぎる、と思いながら仕方なくそのまま帰社することにして会社に向かっていたのだった。
人で賑わう大通りをげんなりしながら歩いていた柊一郎だったが、ふと人通りの少ない小道に入ろうかと思い立つ。そして不意に視線を向けた先に、ひっそりと佇む商店街の入口を見つけ立ち止まった。
「……こんな所に商店街があったのか……」
そう呟いて、そういえば昼食を摂りそこねていたな、と思った柊一郎は何となく進路を変える。今まで何度も通っていたのに全く気付かなかった、と不思議に思いながら見つけた商店街のアーチの下まで来るとまた立ち止まり、一度アーチを見上げてから足を踏み入れた。
「へぇ……何かレトロな感じでいいな」
商店街に入ると、そこに広がるのは何となく幼少期を思い起こさせるような懐かしさを覚える風景だった。
そこそこの都会からほんの数メートル入ると既視感を覚えるような町があると思わなかった柊一郎は、少し高揚しながら遅い昼食を摂るために飲食店を探してキョロキョロと視線を動かし石畳の上を歩いた。
しばらくは立ち並ぶ店を眺めて楽しみながら歩いていたが、これまたレトロな古書店が目に止まり、思わずその店の前で足を止める。顔を上げ、看板を見ると''犬山古書店''と書かれていた。柊一郎は、久しぶりに古本でも買って時間がある時に読んでみようかと思いながら、現代ではあまり目にすることのなくなった古書店に興味と好奇心をそそられて、よし入ろうと足を踏み出した。読書以外の癒やしを、と思っていても結局は好きな事に意識が向いてしまうのは仕方がないと思う。もう二歩ほども歩けば店内というところで、古書店の入口の脇にある棚から黒い何かが飛び出したのが視界の隅に映った。柊一郎はビクッと肩を跳ね上げる。何かと思い恐る恐る黒い塊に目を向ける。するとそこには、今まで見たことがない赤く輝く大きな目とツンとした小さな鼻、そして品を漂わせる可愛い口が小さな顔に絶妙に配置されているキレイな毛並みの黒猫が、本の隙間から顔を出していた。
驚いた柊一郎がすぐに動けずに固まっていると、黒猫は強い目力で柊一郎をジッと見つめてきたのだった。
少しの間固まっていた柊一郎だったが我に返ると気を取り直してコホン、と驚いた事を誰にともなく誤魔化すようにひとつ小さく咳払いをして黒猫を優い眼差しで見つめる。
「……お前はここの猫? それとも、ノラ?」
逃げるかもしれないと思いながらも、ゆっくりと腰を屈めて驚かせないように気を付けながら静かに声を掛ける。すると黒猫は柊一郎の問に答えるかのようにニャー、と一声上げた。黒猫は柊一郎が耳にしたことのある猫の声よりも幾分か低いが、とても耳障りの良い声をしていた。
「……俺の言葉が分かるのか? お前、すげぇ整った顔してるな」
柊一郎はゆっくりと黒猫に近付くとソッと下から手を伸ばし顎を優しく撫でてみる。黒猫は逃げるどころか、目を細め気持ち良さそうな顔をして再びニャーっと鳴き、柊一郎の手に顎を摺り寄せてきた。
「……やべー……めっちゃ可愛い……」
柊一郎は空腹だったことも、本を買おうと思っていた事も忘れて今度は両手で首やら体やらを撫で、このやたら顔の良い黒猫を愛でることに夢中になってしまった。
黒猫は妙に人懐っこく、柊一郎が喋るとこちらの言葉が分かっているかのように必ずニャーっと鳴いて、返事をしてくれる。柊一郎は楽しくなり時間を忘れて黒猫と戯れ、会話を楽しんだのだった。
数十分か、もしかすると数時間は経っていたかもしれない。食事をする店を探していただけだったはずが、黒猫との出会いにより思いもよらぬ形で心底癒やされた。
元々動物は好きな方だったとは思うが、ここまで時間を忘れて夢中になることは初めてで、動物とはこれほどまでに可愛いものなのか、と驚かずにはいられない。もっと早く知りたかったと少し損をしたような気持ちになる。
「はぁ……お前は本当に可愛いな」
柊一郎は未だ黒猫を撫でながら溜め息混じりにそう言うと、ニャー、と少し得意気な返事をした黒猫に思わず笑ってしまった。今まで生きてきて、こんなにも穏やかな気持ちになった事などないのではないか。そう思うほど、黒猫との時間は有意義で満たされるものだった。
ただ本を買おうと思っただけだったが、これまでの人付き合いでやさぐれた心も、仕事で疲労が溜まった体も、全て癒やされてスッキリとした気持ちになり、柊一郎はようやく黒猫を解放したのだった。
「はぁ……早く帰ってゲームしてぇ……」
すれ違う女性達の視線を一身に浴びながら大股で歩いているこの男の名は犬飼柊一郎という。
某大手メーカーの営業で、なかなかお目にかかれないくらいとても顔の整った俗に言うイケメンだが、本人はそれに気付いてはない。しかしあからさまに向けられる視線に慣れすぎていて、見られることへの不快感すらなくなってしまっていた。
柊一郎は顧客へのアフターサービスを終えて会社を出ようとしたところで得意先の社長に引き止められ、是非とも娘も一緒に食事をしようという執拗な誘いを受けたのだった。しかし娘と一緒にと言われても顔も知らないうえに、この手の誘いにウンザリしている柊一郎はその誘いを丁寧に断り――内心では、あまりのしつこさに必死ではあったが――残念がる社長からようやく解放されたのだった。
柊一郎は、無駄に体力を消耗したと思いながら脱力した様子で自社へと戻る途中、無意識に呟やき溜め息を吐いたのだった。
世の男性が羨むほどの容姿を持ちながらも、自分の好意を押し付けるばかりの女性と付き合う事に嫌気が差していた柊一郎は数年フリーを貫いている。俺は社畜だと言い張り、毎日の客の相手や不要な残業と数多の女性達からのアピールに疲れきっているが、趣味だと言えるものはゲームと読書くらいで、同じ事を繰り返す毎日にやさぐれていた。
ゲームや読書は夢中になれて現実逃避としてはいいのだが、それ以外で疲れた心を癒やしてくれるものはないものかと思いながらも自ら行動を起こす気にもなれず、ジレンマに陥っている。そんな柊一郎は、趣味以外に特にする事もないし、だからといってその好きな事に没頭できる時間も少なすぎる、と思いながら仕方なくそのまま帰社することにして会社に向かっていたのだった。
人で賑わう大通りをげんなりしながら歩いていた柊一郎だったが、ふと人通りの少ない小道に入ろうかと思い立つ。そして不意に視線を向けた先に、ひっそりと佇む商店街の入口を見つけ立ち止まった。
「……こんな所に商店街があったのか……」
そう呟いて、そういえば昼食を摂りそこねていたな、と思った柊一郎は何となく進路を変える。今まで何度も通っていたのに全く気付かなかった、と不思議に思いながら見つけた商店街のアーチの下まで来るとまた立ち止まり、一度アーチを見上げてから足を踏み入れた。
「へぇ……何かレトロな感じでいいな」
商店街に入ると、そこに広がるのは何となく幼少期を思い起こさせるような懐かしさを覚える風景だった。
そこそこの都会からほんの数メートル入ると既視感を覚えるような町があると思わなかった柊一郎は、少し高揚しながら遅い昼食を摂るために飲食店を探してキョロキョロと視線を動かし石畳の上を歩いた。
しばらくは立ち並ぶ店を眺めて楽しみながら歩いていたが、これまたレトロな古書店が目に止まり、思わずその店の前で足を止める。顔を上げ、看板を見ると''犬山古書店''と書かれていた。柊一郎は、久しぶりに古本でも買って時間がある時に読んでみようかと思いながら、現代ではあまり目にすることのなくなった古書店に興味と好奇心をそそられて、よし入ろうと足を踏み出した。読書以外の癒やしを、と思っていても結局は好きな事に意識が向いてしまうのは仕方がないと思う。もう二歩ほども歩けば店内というところで、古書店の入口の脇にある棚から黒い何かが飛び出したのが視界の隅に映った。柊一郎はビクッと肩を跳ね上げる。何かと思い恐る恐る黒い塊に目を向ける。するとそこには、今まで見たことがない赤く輝く大きな目とツンとした小さな鼻、そして品を漂わせる可愛い口が小さな顔に絶妙に配置されているキレイな毛並みの黒猫が、本の隙間から顔を出していた。
驚いた柊一郎がすぐに動けずに固まっていると、黒猫は強い目力で柊一郎をジッと見つめてきたのだった。
少しの間固まっていた柊一郎だったが我に返ると気を取り直してコホン、と驚いた事を誰にともなく誤魔化すようにひとつ小さく咳払いをして黒猫を優い眼差しで見つめる。
「……お前はここの猫? それとも、ノラ?」
逃げるかもしれないと思いながらも、ゆっくりと腰を屈めて驚かせないように気を付けながら静かに声を掛ける。すると黒猫は柊一郎の問に答えるかのようにニャー、と一声上げた。黒猫は柊一郎が耳にしたことのある猫の声よりも幾分か低いが、とても耳障りの良い声をしていた。
「……俺の言葉が分かるのか? お前、すげぇ整った顔してるな」
柊一郎はゆっくりと黒猫に近付くとソッと下から手を伸ばし顎を優しく撫でてみる。黒猫は逃げるどころか、目を細め気持ち良さそうな顔をして再びニャーっと鳴き、柊一郎の手に顎を摺り寄せてきた。
「……やべー……めっちゃ可愛い……」
柊一郎は空腹だったことも、本を買おうと思っていた事も忘れて今度は両手で首やら体やらを撫で、このやたら顔の良い黒猫を愛でることに夢中になってしまった。
黒猫は妙に人懐っこく、柊一郎が喋るとこちらの言葉が分かっているかのように必ずニャーっと鳴いて、返事をしてくれる。柊一郎は楽しくなり時間を忘れて黒猫と戯れ、会話を楽しんだのだった。
数十分か、もしかすると数時間は経っていたかもしれない。食事をする店を探していただけだったはずが、黒猫との出会いにより思いもよらぬ形で心底癒やされた。
元々動物は好きな方だったとは思うが、ここまで時間を忘れて夢中になることは初めてで、動物とはこれほどまでに可愛いものなのか、と驚かずにはいられない。もっと早く知りたかったと少し損をしたような気持ちになる。
「はぁ……お前は本当に可愛いな」
柊一郎は未だ黒猫を撫でながら溜め息混じりにそう言うと、ニャー、と少し得意気な返事をした黒猫に思わず笑ってしまった。今まで生きてきて、こんなにも穏やかな気持ちになった事などないのではないか。そう思うほど、黒猫との時間は有意義で満たされるものだった。
ただ本を買おうと思っただけだったが、これまでの人付き合いでやさぐれた心も、仕事で疲労が溜まった体も、全て癒やされてスッキリとした気持ちになり、柊一郎はようやく黒猫を解放したのだった。
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