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8月になり、退院できる日も少しずつ近づいてきた。仲良しの同室だった仲間も一人一人と、退院してしまった。
いつ頃からか。
手摺が設置されている病院のお風呂は介護されなくても入れる様になった。
シャワーチェアを使っての話だけど。買っても椅子の手入れとかで、手間がかかるのでお風呂場に座り込み、立ち上がる練習を組み込んでもらった。自力で出来るか、検査してくれた結果は、△でちょっと危なっかしい。外に出て練習できる内に杖無しで歩く、バスの乗り降り、階段の上り下りと言った、練習を取り入れてもらった。
週に2回程使える畳の部屋で、何もなくても立ち上がる練習をしたけど、小さなちゃぶ台や窓枠を使わないと、難しかった。
そんな時に、帰宅訓練なるものをやった方がいいと言われた。けれど、某ウイルスの関係で、漏れなく10日間の謹慎期間がついてくる。正直、文鳥達には会いたかったけど、個室に閉じ込められるのはごめんだと言ってはいた。だけど、それは決行される事になった。
前日の夜、数人に明日から個室に入るのでほとんど会えない旨を、汚い字だけど手紙に書き、お世話になりましたと告げてお手紙を渡した。
帰宅訓練の当日、晴れていたら杖で、駐車場からの道程を、歩く予定だったけど、生憎の雨で危ないという事になり、車椅子に変更された。
車の助手席に乗り込むためのイメージ練習は、キッチンにある椅子や3階にあっあった椅子などを使ってやっていたので、車に乗り込むのは、そう苦でもなかった。
外に出てから、強く感じたのは、歩道のアップダウンに対する恐怖感だった。何も気にせず歩けた道が、車椅子に乗っていても怖い。帰って無事に過ごせるのだろうか。正直そんな不安が一番強かった。
家に帰って感じたのは、やって行けるだろうかという不安と、もうすぐ帰れるという実感だった。
相変わらず、ぴちゅぴちゅ楽しそうな文鳥の鳴き声が聞こえる空間。帰ってきたと思えた。
でも、ベッドから立ち上がるには、高さがなくてしばらくは立ち上がる時に毛布とかタオルケットで、腰の位置を上げると言った事で文鳥にサヨナラして、また帰路についた。
そのまま個室にうつった。
個室から出てはいけないので、歩く練習はままならなかったけど、空いてる時間に干渉を受けないので、「いつもありがとうございます。お世話になりました」と、汚い字だけど看護師さんやお世話になったリハビリの先生にお礼のお手紙を書いた。
ただ引き篭もってる日々にモチベーションが下がってしまいそうだったので、旦那にお願いして少し早く退院するとこになった。
未だに、みなとみらい散策をしたい。映画を見に行きたい。そんな野望は叶ってないけど、はめ○ら映画とか転ス○映画見に行きたいので、頑張る。
体は不自由になったけど、健康の大切さ普通に動ける事の有り難さ、そういうものを痛感出来た。
家族には迷惑かけてるけど、貴重な体験をしたと思います。まだ下の広場の様な土地を歩く、階段を降りるくらいしか自由になっていませんが、自分一人でて歩ける日を夢見て頑張ろうと思います。
いつ頃からか。
手摺が設置されている病院のお風呂は介護されなくても入れる様になった。
シャワーチェアを使っての話だけど。買っても椅子の手入れとかで、手間がかかるのでお風呂場に座り込み、立ち上がる練習を組み込んでもらった。自力で出来るか、検査してくれた結果は、△でちょっと危なっかしい。外に出て練習できる内に杖無しで歩く、バスの乗り降り、階段の上り下りと言った、練習を取り入れてもらった。
週に2回程使える畳の部屋で、何もなくても立ち上がる練習をしたけど、小さなちゃぶ台や窓枠を使わないと、難しかった。
そんな時に、帰宅訓練なるものをやった方がいいと言われた。けれど、某ウイルスの関係で、漏れなく10日間の謹慎期間がついてくる。正直、文鳥達には会いたかったけど、個室に閉じ込められるのはごめんだと言ってはいた。だけど、それは決行される事になった。
前日の夜、数人に明日から個室に入るのでほとんど会えない旨を、汚い字だけど手紙に書き、お世話になりましたと告げてお手紙を渡した。
帰宅訓練の当日、晴れていたら杖で、駐車場からの道程を、歩く予定だったけど、生憎の雨で危ないという事になり、車椅子に変更された。
車の助手席に乗り込むためのイメージ練習は、キッチンにある椅子や3階にあっあった椅子などを使ってやっていたので、車に乗り込むのは、そう苦でもなかった。
外に出てから、強く感じたのは、歩道のアップダウンに対する恐怖感だった。何も気にせず歩けた道が、車椅子に乗っていても怖い。帰って無事に過ごせるのだろうか。正直そんな不安が一番強かった。
家に帰って感じたのは、やって行けるだろうかという不安と、もうすぐ帰れるという実感だった。
相変わらず、ぴちゅぴちゅ楽しそうな文鳥の鳴き声が聞こえる空間。帰ってきたと思えた。
でも、ベッドから立ち上がるには、高さがなくてしばらくは立ち上がる時に毛布とかタオルケットで、腰の位置を上げると言った事で文鳥にサヨナラして、また帰路についた。
そのまま個室にうつった。
個室から出てはいけないので、歩く練習はままならなかったけど、空いてる時間に干渉を受けないので、「いつもありがとうございます。お世話になりました」と、汚い字だけど看護師さんやお世話になったリハビリの先生にお礼のお手紙を書いた。
ただ引き篭もってる日々にモチベーションが下がってしまいそうだったので、旦那にお願いして少し早く退院するとこになった。
未だに、みなとみらい散策をしたい。映画を見に行きたい。そんな野望は叶ってないけど、はめ○ら映画とか転ス○映画見に行きたいので、頑張る。
体は不自由になったけど、健康の大切さ普通に動ける事の有り難さ、そういうものを痛感出来た。
家族には迷惑かけてるけど、貴重な体験をしたと思います。まだ下の広場の様な土地を歩く、階段を降りるくらいしか自由になっていませんが、自分一人でて歩ける日を夢見て頑張ろうと思います。
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