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番外編
ある噂話(前編)
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自由にキャビンに入れるようになったシルと雨夏と一緒に牧場での日々を過ごしている。
最初は街の近くにある洋館にしか行けなかったのが、洋館を調査し出てきたモンスターを倒す。更に日数が経つに連れて、ある方角からうめき声の様な声が聞こえてくると街の人々が噂話をする様になり、調査を頼まれた。
それをきっかけにして、木々に狭まれて行けなかった神殿まで足をのばせる様になった。
途中にたまに卵や牛乳を落とすモンスターを見つけるとモンスターの為の小屋を製作後、仲間にした。作業を分担して撫でたり食事をあげて仲良くなり品質を地道に上げていく。
ゲームが一人対応となっているのが、現実だと二人と一匹でプレイしている様なものなので、時間を早く進めたいときはキャビンでゲーム、じっくり作業をこなしたい時は牧場で作業をすると決めた。
誰かが残っている状態で、ゲームを進めるとどんな弊害があるかわからないから。
ただそれぞれがプレイしている扱いになっているのか、アイテムボックス代わりのカバンはそれぞれが持てるようになっていた。
カバンの容量を増やすのは各々でやらないといけない。けれど仲間のカバンも確認出来たり容量を超えると仲間のカバンに送られる仕様のようだった。
少し牧場で採れる食材も増え、作れる様になったばかりの料理を、それぞれがカバンに詰めレベル上げも兼ねた旅に出る。
桃の着ぐるみを着たみたいなモンスターや牛のようなモンスター、植物が動いてるみたいなものから、魚みたいなタイプまで…。色々といるモンスターを殆どシルと雨夏が倒していく。
怖くて剣を振り回していて、あまり当たっている気はしない。けれどシルも雨夏も慣れているのか、確実に仕留めていく。
「役に立ってなくてごめん。もっと頑張るね」
そう私が言うと、「きちんと目を開けて剣を振れるように練習かな…」
そう呆れた様に言われてしまった。
『ワタシたちの方が、斬られちゃいそうだもんね』
なんて雨夏にまで言われてしまう。目を開けて斬る…、目を開けて斬る…。そう思っててもついつい閉じてしまい、あまり役に立たないまま経験値だけもらってる印象だ。
牧場の世話、見慣れない植物を取り、夕方になると、牧場に戻る。それを繰り返すとゲームで言う所のセーブポイントについた。不思議な事にセーブはきく。そのポイントまではワーフが使える。
一度牧場で態勢を整えてから恐らくダンジョンのポス的なモンスターと向かい合うつもりだ。
その為の下準備をし、少し下見をした時に有効そうな属性の武器や防具を作り、明日には噂のダンジョン攻略に挑めそうだ。
最初は街の近くにある洋館にしか行けなかったのが、洋館を調査し出てきたモンスターを倒す。更に日数が経つに連れて、ある方角からうめき声の様な声が聞こえてくると街の人々が噂話をする様になり、調査を頼まれた。
それをきっかけにして、木々に狭まれて行けなかった神殿まで足をのばせる様になった。
途中にたまに卵や牛乳を落とすモンスターを見つけるとモンスターの為の小屋を製作後、仲間にした。作業を分担して撫でたり食事をあげて仲良くなり品質を地道に上げていく。
ゲームが一人対応となっているのが、現実だと二人と一匹でプレイしている様なものなので、時間を早く進めたいときはキャビンでゲーム、じっくり作業をこなしたい時は牧場で作業をすると決めた。
誰かが残っている状態で、ゲームを進めるとどんな弊害があるかわからないから。
ただそれぞれがプレイしている扱いになっているのか、アイテムボックス代わりのカバンはそれぞれが持てるようになっていた。
カバンの容量を増やすのは各々でやらないといけない。けれど仲間のカバンも確認出来たり容量を超えると仲間のカバンに送られる仕様のようだった。
少し牧場で採れる食材も増え、作れる様になったばかりの料理を、それぞれがカバンに詰めレベル上げも兼ねた旅に出る。
桃の着ぐるみを着たみたいなモンスターや牛のようなモンスター、植物が動いてるみたいなものから、魚みたいなタイプまで…。色々といるモンスターを殆どシルと雨夏が倒していく。
怖くて剣を振り回していて、あまり当たっている気はしない。けれどシルも雨夏も慣れているのか、確実に仕留めていく。
「役に立ってなくてごめん。もっと頑張るね」
そう私が言うと、「きちんと目を開けて剣を振れるように練習かな…」
そう呆れた様に言われてしまった。
『ワタシたちの方が、斬られちゃいそうだもんね』
なんて雨夏にまで言われてしまう。目を開けて斬る…、目を開けて斬る…。そう思っててもついつい閉じてしまい、あまり役に立たないまま経験値だけもらってる印象だ。
牧場の世話、見慣れない植物を取り、夕方になると、牧場に戻る。それを繰り返すとゲームで言う所のセーブポイントについた。不思議な事にセーブはきく。そのポイントまではワーフが使える。
一度牧場で態勢を整えてから恐らくダンジョンのポス的なモンスターと向かい合うつもりだ。
その為の下準備をし、少し下見をした時に有効そうな属性の武器や防具を作り、明日には噂のダンジョン攻略に挑めそうだ。
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