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第1章 止まっていた時間 Part3
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彼の進学前、誕生日に原点を思い出してほしい。
そう思って、彼に誕生日プレゼントとカードをそっと送った。
「美央ちゃん、誕生日プレゼントありがとう。めっちゃ嬉しかった、大事にするな」
彼のその言葉だけで、私は救われた気がした。
18歳の進学を控えた彼の心に、少しでも光が射してほしかった。
たったそれだけの願いだった……。
夏の彼の誕生日から、何かがきっと動き出した。
彼の母経由で聞いていたのは、進学先はコーチや経営者を育成する専門学校ということ。
私は、彼がサッカーから離れない世界を選んだことが、ただ誇らしかった。
彼のFacepageを見ると、進学後、彼はサッカーにかかわる職に就いていた。
仲間と笑いあう写真。そこには、私の知っている彼がいた。
幼いころ、泣いている私を真っ先に助けてくれた。
いつの間にか会うたびに大人になって、私の知らない彼がいた。
それでも、私の願い通りにあなたがサッカーの世界にいてくれたのが嬉しかった。
Facepageに残っていたのは、彼が歩んだ“私が背中を押した人生”の足跡だった。
遠く離れていても、私の想いがどこかで彼の未来につながっていたのだと思えた。
そう思って、彼に誕生日プレゼントとカードをそっと送った。
「美央ちゃん、誕生日プレゼントありがとう。めっちゃ嬉しかった、大事にするな」
彼のその言葉だけで、私は救われた気がした。
18歳の進学を控えた彼の心に、少しでも光が射してほしかった。
たったそれだけの願いだった……。
夏の彼の誕生日から、何かがきっと動き出した。
彼の母経由で聞いていたのは、進学先はコーチや経営者を育成する専門学校ということ。
私は、彼がサッカーから離れない世界を選んだことが、ただ誇らしかった。
彼のFacepageを見ると、進学後、彼はサッカーにかかわる職に就いていた。
仲間と笑いあう写真。そこには、私の知っている彼がいた。
幼いころ、泣いている私を真っ先に助けてくれた。
いつの間にか会うたびに大人になって、私の知らない彼がいた。
それでも、私の願い通りにあなたがサッカーの世界にいてくれたのが嬉しかった。
Facepageに残っていたのは、彼が歩んだ“私が背中を押した人生”の足跡だった。
遠く離れていても、私の想いがどこかで彼の未来につながっていたのだと思えた。
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