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第4章 見えなかった心 Part13
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買い物に行くたびに、和臣ならどんなものがいいか探して回った。
最終的に、7月に入ってやっとプレゼントが決まった。
サッカーボールのキーホルダー。
大きなサッカーボールのマグカップ。
「誕生日おめでとう」と一言だけ書いたカード。
それを誕生日に間に合うように、宅配便で送った。
毎日ドキドキした。
「なんでこんなの送ってくんだよ」って思われないか……。
当日が近づくほど、マイナスな考えばかり浮かんで、眠れなくなりそうなほど足がすくんだ。
胸の奥がざわざわして、落ち着かない日が続いた。
誕生日当日、なぜかうちの母が彼のお母さんと電話で話していた。
話し方でなんとなく分かる。
「○○(地方名)の白石ですけど」——昔からそう名乗っていたから。
「美央、電話」
母が子機を持って子ども部屋に来た。
訳が分からないまま、子機を耳に当てた。
「もしもし」
「美央ちゃん、和やで」
まさか和臣が出るなんて夢にも思わず、固まった。
心拍数が一気に上がって、心臓の音が部屋中に響いているんじゃないかと思うほど、
耳の奥で鳴り続けていた。
息を吸うことさえ忘れそうで、指先まで熱くなっていくのが分かった。
最終的に、7月に入ってやっとプレゼントが決まった。
サッカーボールのキーホルダー。
大きなサッカーボールのマグカップ。
「誕生日おめでとう」と一言だけ書いたカード。
それを誕生日に間に合うように、宅配便で送った。
毎日ドキドキした。
「なんでこんなの送ってくんだよ」って思われないか……。
当日が近づくほど、マイナスな考えばかり浮かんで、眠れなくなりそうなほど足がすくんだ。
胸の奥がざわざわして、落ち着かない日が続いた。
誕生日当日、なぜかうちの母が彼のお母さんと電話で話していた。
話し方でなんとなく分かる。
「○○(地方名)の白石ですけど」——昔からそう名乗っていたから。
「美央、電話」
母が子機を持って子ども部屋に来た。
訳が分からないまま、子機を耳に当てた。
「もしもし」
「美央ちゃん、和やで」
まさか和臣が出るなんて夢にも思わず、固まった。
心拍数が一気に上がって、心臓の音が部屋中に響いているんじゃないかと思うほど、
耳の奥で鳴り続けていた。
息を吸うことさえ忘れそうで、指先まで熱くなっていくのが分かった。
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