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第4章 見えなかった心 Part16
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和臣が高校を卒業するのが3月。
それまでにどう動くか悩んでいた。
とりあえず、彼の家には状況確認を先にした。
無事を確認してから、彼の家に行きたいことを伝えた。
「楽しみに待っとるからな」という彼の母の声に、胸の奥がふっと安堵した。
バイト先にも3月の休み希望を出した。
着実に旅行資金を貯めて、いざどうやって行くか。
最初は新幹線で行くつもりだった。
でも、和臣の家に行ったあと、外に出たりしたときの資金も必要になる。
家に泊めてもらうだけでもありがたいから、なるべく余裕がほしかった。
長時間を覚悟して、深夜の長距離バスに変更した。
なんとかチケットも取れて、あとは両親にどう報告するか……。
いざとなれば反対されても行くつもりだった。
淡々と彼の家に行くことだけを伝えると、当然のように難色を示された。
「なぜ、今、このタイミング?」と母がいかにもな一言を放つ。
詳しく言いたくもなく、彼の両親とは話がついているので行く、とだけ伝えた。
「あんたが親に一銭も出させないなら好きにすればいい」
案外あっさりと了解が取れた。
やっと京都に向かうための準備が整った。
胸の奥で、長いあいだ押し込めていた何かが静かに動き始めていた。
それまでにどう動くか悩んでいた。
とりあえず、彼の家には状況確認を先にした。
無事を確認してから、彼の家に行きたいことを伝えた。
「楽しみに待っとるからな」という彼の母の声に、胸の奥がふっと安堵した。
バイト先にも3月の休み希望を出した。
着実に旅行資金を貯めて、いざどうやって行くか。
最初は新幹線で行くつもりだった。
でも、和臣の家に行ったあと、外に出たりしたときの資金も必要になる。
家に泊めてもらうだけでもありがたいから、なるべく余裕がほしかった。
長時間を覚悟して、深夜の長距離バスに変更した。
なんとかチケットも取れて、あとは両親にどう報告するか……。
いざとなれば反対されても行くつもりだった。
淡々と彼の家に行くことだけを伝えると、当然のように難色を示された。
「なぜ、今、このタイミング?」と母がいかにもな一言を放つ。
詳しく言いたくもなく、彼の両親とは話がついているので行く、とだけ伝えた。
「あんたが親に一銭も出させないなら好きにすればいい」
案外あっさりと了解が取れた。
やっと京都に向かうための準備が整った。
胸の奥で、長いあいだ押し込めていた何かが静かに動き始めていた。
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