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第4章 見えなかった心 Part47
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重い足を動かして玄関の前に立った。
隣には彼の母が立っている。
どうしても和臣の部屋をちらっと見てしまい、そこで立ち止まった。
こんなにも好きで大事なのに、どうしてこんな仕打ちをしなきゃいけないんだろう……。
真由美姉が言ったことなんて、何の意味もないはずなのに。
不意に、彼の母が深呼吸した。
「和~、美央ちゃん帰るけど見送らんでええんか?」
耳に響くほど大きな彼の母の声に驚いて、思わず見上げた。
一瞬で、和臣の部屋から物音がした。
騒がしいくらいに大きな、人が動く音。
ガラッ。
すりガラスの引き戸が開いて、寝起きの和臣が立っていた。
私はただ、泣きそうな彼と見つめ合っていた。
寝癖のままの髪、まだ眠気の残る目。
それでも私を見つけた瞬間、和臣の表情が一気に覚醒していくのが分かった。
隣には彼の母が立っている。
どうしても和臣の部屋をちらっと見てしまい、そこで立ち止まった。
こんなにも好きで大事なのに、どうしてこんな仕打ちをしなきゃいけないんだろう……。
真由美姉が言ったことなんて、何の意味もないはずなのに。
不意に、彼の母が深呼吸した。
「和~、美央ちゃん帰るけど見送らんでええんか?」
耳に響くほど大きな彼の母の声に驚いて、思わず見上げた。
一瞬で、和臣の部屋から物音がした。
騒がしいくらいに大きな、人が動く音。
ガラッ。
すりガラスの引き戸が開いて、寝起きの和臣が立っていた。
私はただ、泣きそうな彼と見つめ合っていた。
寝癖のままの髪、まだ眠気の残る目。
それでも私を見つけた瞬間、和臣の表情が一気に覚醒していくのが分かった。
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