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天界編
神式
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脱衣所にて、ムラムラ悶々としながらも、イシュタルさまが手際良く衣類を着せてくれて、なんとか表面上の体裁を保ったオイラ達
互いに、腰が退けてもじもじくねりながら、大広間へと歩を進める。
チラチラと視線が絡み合い、互いに扇情して欲情しているのだが…すれ違う巫女さまのおかげで、なんとか対面を維持し繕う。
(…たつやさまは、こ、こちらで、お着替えを………アフロディーテさまは、カリフ様達が用意されてる筈ですので、そちらで…)
と、言うイシュタルさまの言葉に、名残り惜しそうに視線を向けながら、別室へと向かうアフロディーテさま。
カリフ様達が気づいて、部屋へと引き摺り込んでいく…ああ~アフロディーテさまが~…………
(ささ、たつやさまこちらへっ♡…はぁ~はぁ~…お着替え中はご辛抱くださいませねっ………わたくしも、耐えれ無くなっては着付けが出来ませんので………っ♡…)
欲情に耐えながら切ないお顔で、そう仰られてはオイラも無下には出来ず………
(…は、はい!…善処しますっ!!……っく…)ギリギリ
(ささ、急ぎますので………)
と、着替える為に室内へと歩を進める…
と、そこには…おお~♡
(あ~!たつやさん遅いですよ~!主役なのに~!…もう、時間無いですよ~!急いで急いでっ)
と、上品な留め袖のお着物に、綺麗に着飾ったイナンナちゃんがお声をかけてくる…
眩いお姿の我が嫁ちゃんに目が奪われて、棒立ちのオイラに
(見て見て~♪わたちお綺麗でしょ~♪似合う~?似合う~?♪)るんるん
と、可愛らしくも品のある、長振り袖のお着物を纏ったグラムちゃんが、くるっと舞い踊り、アップした髪を揺らす。
グラムちゃんはまだ、未婚扱いなの?と、一瞬脳裏を過るが…イナンナちゃんにも負けず劣らずの美しさに視線を奪われる。
あれ?あのブルーに煌めく髪留めって、マイソンのリングじゃないのか?……なんだか複雑な心境に……に、しても、
着物も良いよな~金のお髪でも似合うイナンナちゃんって、さすが美の女神さまだよな~♡是非ともアーレーーな…………
ギンギン
(もう~たつやさんっ♪見惚れて居ないで早くお着替えしてっ♪)
(う、うん……みんな綺麗だよ~♡とても似合ってるよっ♡…)ムラムラムラ~
っと!いかん!せっかくお綺麗に着飾っているのである!あ~~れ~~~な着乱れた姿を、想像している場合では無いのである
(…たつやさまっ♡ささ、こちらへ…ごくりっ…)
イシュタルさまに促され、隣の部屋へと導かれる
すす~っと、襖を閉じられ
(…では、しばしのご辛抱をっ♡……)
と、オイラから甚平を脱がし始めるイシュタルさま…肌が露わになるのを、喉を鳴らしながらも耐えて脱がしていく。
パンイチでもわかるマイソンの威に、腰をガクガクさせながらも耐えておられる。浴衣の隙間から覗く火照っている谷間に、辛抱堪らんなのだが………ここは、オイラも正念場である………なんとか視線を外し…色即是空~空即是色~す~はぁ~す~はぁ~…………イシュタルさまの淫美な匂いがァァァァァ!!…………っく…
パンパンに怒張しているパンツ内のマイソンからは、我慢のお汁がパンツを濡らしているのだが………ギリギリリっ
(はぁ~はぁ~♡す~はぁ~す~はぁ~♡………ちょいとだけっ♡ちょいとだけでも~♡………)うっとり~ん
マイソンに吸い寄せられる様に、頬擦りしようとしているイシュタルさま
こ、これはあかん!!
(イシュタルさま!堪えて堪えてっ!!………はぁ~はぁ~…)
(はっ!!……つい、子宮からの疼きに支配されてしまいましたわっ♡…ごくりっ♡……はぁ~ご立派ですの~♡………って!いけませんっ!いけませんのっ!………【洗浄魔法】え~ぃ!)ギリリっ
と、奥歯を噛み締めて耐え、オイラのパンツをスッキリしてくれるイシュタルさま………脱いで履き替えてたらね…タガが外れていたかも知れない………とりあえずはセーフという事で………
着物掛けにかけられた紋付袴を手に、再度オイラに着付けしていくイシュタルさま
震える手ではあるが、確実に着付けされていく……袴の着付けの際に、擦れてマイソンが膨らんで邪魔をしてますが…すいませんです………
と、なんとか着付けが終わり、椅子に座らされ、髪型を整えて頂き準備完了!
キリっと仕上がったオイラ、自慢気にマイソンもキリリっと主張しているが……このままの状態で結婚式って………
(たつやさまっ♡とても凛々しく有らせられますわよっ♡我ながら大満足ですわっ♡後でたっくさんご褒美をくださいましねっ♡はぁ~♡はぁ~♡はぁはぁ~♡)うっとり~
(あ、ありがとうイシュタルさまっ♡…って!イシュタルさまも着替えないとでしょっ!!……い、急いでっ!)
(あっ♡そうでしたわっ♡…)
と、準備してあったお着物を確認して、オイラの目の前で、見せつける様にお着替えし始めるイシュタルさま
背を向けてしなを作り、浴衣をすとんっと足元へ………ごくりっ…………オイラに見せつけるように、屈んで太ももへと伝う女神のお汁をそっと拭き取る。
艶々かな絹の肌襦袢を纏い、名残り惜しそうにオイラを見つめながら振り向く仕草に目を奪われる。
流れる様に腰紐を締め、襟を整え、上品な留め袖の着物を纏う………完成された舞踊のように、見事に着付けされていくイシュタルさま。
(たつやさん♡しばしお手伝いくださいませっ♡)
と、これまたお上品な刺繍された帯を持ち、こちらに視線を這わせる
(は、はい!………ごくりっ…)
マイソンと、共に立ち上がりイシュタルさまの元へ
(…こ、ここを持っていてくださいませっ♡…)
帯の端を差し出され、受け取るも
触れる指先に、ピリリっと一気に腕を伝ってくる快感が………
(はぁっ♡……はぁはぁはぁ~♡…辛抱ですのっ!…っく♡…………)うっとり
耐えるイシュタルさまにオイラも意識を保ち、踏ん張る!
するすると素早く帯を整え、お太鼓にするイシュタルさま
(ありがとう御座いますっ♡…あとはお髪を整えて終わりですのでっ♡花嫁さまの所へ行ってらっしゃいませっ♡既に支度も出来ておりますでしょうし♪)にこっ
(は、はい……イシュタルさまありがとうねっ♡…)キラっ
クイっと
ちゅっ♡
無意識にイシュタルさまのお顔を、顎クイしてキスしてしまった……
(んんっんっ♡……もぅ~♡………ダメですのぉ~♡………これからのお式では、お嫁さんを見ててあげてくださいましよっ♡)
と、唇を艶かしく半開きに…蕩けたお顔で仰るっているのだが、身体はオイラにしなだれかかっておいでですのですが………
も少しだけっと唇を重ねる
ちゅぷっちゅくちゅぷっ♡………
いつしかしっかりと抱きしめ合い、互いの唇を求め合う
ガラっ
(たつやさん!!お時間無いですよっ!!………って!もぅ~!!お式前にナニやってんですかぁぁ~!!)ぷんぷん
愛妻ちゃんが現れた!
ぷっはぁ~
(えっと………その~………)アセアセ
(んふっ♡…イナンナさん?…わたくしのお髪を整えてくださいます?…つい、たつやさまのお姿に盛ってしまいまして♡…ごめんなさいね~♡)うっとり~
と、重ねてオイラを庇ってくれるイシュタルさま
(……はい、はいっ…ったく~抜け駆けはずるいんですからね~……たつやさんも早く、アイテールさまの元へ!お待ちですよっ!)
(うん!…イシュタルさまの事お願いね!…オイライってくる!)
と、イシュタルさまの手を掴み、名残り惜しそうに指を這わせ部屋を後にする
(たつやさま♡しっかりっ♡…)にっこり
その言に後ろ髪を引かれながらもアイテールさまの元へと歩を進める
(旦那様っ♡かっこいいよ~♡…こっちこっち~♪アイテールさまが待ってるよ~♪早く早く~♪)にこにこ
グラムちゃんが手を取って、アイテールさまが控えておいでの部屋へと案内してくれる。
(ここだよ~♪ドキドキするね~♪じゃぁ~心の準備オッケーかなぁ~?………せーのっ♪)
ずさ~っと、襖を開けるグラムちゃん
(おおおお~!!…………ごくりっ…)
と、そこには、煌めく純白の衣装で豪華絢爛にかつ、清楚で奥ゆかしく佇む美の女神様がぁぁ~!!
角隠しで表情はやや見ずらいのだが…朱を指した唇に柔らかな微笑みを讃え、凛としたお姿のアイテールさま
チラッと視線をオイラに向け
(たつやさま♡…わらわどうであるかのっ♡…)
澄んだお声で問うアイテールさま
(…ごくりっ……き、綺麗です………とっても神々しくあらせられますでふっ!!)ガクガク
先程までの悶々としていた欲情も浄化されてしまう美のインパクトに、膝が震えるようである。
(ん~もっとシャキッとなさいませっ!…アイテールさまの旦那様でしょうにっ!)
と、豪華絢爛な巫女装束のアマテラス様までもが………
ナニ、この眩くも神々しすぎる空間…ここどこ?神々の集う天上ケ原?…ぽか~ん
(たつやさま!!しっかりとなさいませっ!!)
(たつや殿!!英雄たる者、いつ何時も凛々しくあらねばじゃぞっ!!…まぁ気持ちはわからんでも無いがのっ)
と、ジークご夫妻もシックなモーニング?と、上品なドレスで着飾ってオイラ達を見守っていた…
(は、はい!つい、美しさに心奪われて我を忘れてました~)
(さて、わたくしは催事の主神ですのでこの辺で……誓いの儀はオオクニさんが執り行いますので♪では後ほどねっ♪)
と、緋の袴をずっさ~ずっさ~と、お部屋を去られるアマテラス様。
冠とか飾りが凄いんですけど~………グラムちゃん踏もうとすんな~!!
と、グラムちゃんを抑え付けてながら…アイテールさまへと視線を馳せる
(たつやさま?此度はよろしくお願いしますね♡…わらわの一世一代の晴れ姿、しかと記憶に残してくださいませよっ♡)にこっ
(はいっ!!アイテールちゃん!オイラの奥さんになってくれてありがとうございますっ!!これからも大事に愛していきますからねっ♡)
(はいっ♡よろしくお願いします♡)にっこり
その儚くも美しいお姿に見入っていると
(にしてもの~たつや殿は相変わらず剛気じゃの~……この様な場でも滾らせておるとは………)ガン見
(まぁまぁまぁ~堂々としてご立派ですわ~♡流石はたつやさまですわね~♡神をも畏れぬ威を持って臨まれるとは♪わたくし達の義息子として誉れですわ~♪)ガン見
……あ~これは、その~幾多の事情がございましてですね~
(ふむ!わらわの艶姿に欲情したのかの?…いたすかのっ♡?…この姿での婚前交渉も乙ではないかの?良いのじゃぞっ♡…ほれほれっ♡)にんまり~
と、真っ白なお着物の袖口を捲り、お身脚をチラチラしてくるアイテールちゃん…白い襦袢から覗く白いお肌が艶かしく……ごくりっ…………
誘い込まれるように歩を踏み出すオイラに
(旦那様!メっでしょ!!…これからお式なのにっ!アイテールさまもメっよっ!!)ぷんぷん
と、グラムちゃんによって婚前交渉は阻まれたのであったが………
オラオラ~!いくぞ~!イったるぞ~!!
再度、覚醒してしまったマイソン……くっそ~!!……いかん!欲情がぁ~結婚衣装で着飾ってるアイテールちゃんを乱れ乱してしまいたい~っっ!!………
(えっふんっ♡…た、たつやさま?冗談じゃぞ?…その様に目を血走らせて見つめられてものっ…あ、後でたっぷりとのっ♡しばしの辛抱じゃぞ?…)あわあわ
…っと~!!落ち着けオイラ!鎮まりたまえ!マイソン!…
なんとか、マイソンの昂りを自制していると
(皆様~お式の準備が整いましてございます。どうぞ、ご移動くださいませ~。)
と、巫女さんのお声がけが
すすっと、裾を直し、打ち掛けを正し立ち上がるアイテールちゃん
(では、参ろうぞ♪たつやさまよ、よしなにのっ♡)
(はい!アイテールちゃん!)
と、手を取り、胸を張って案内の巫女さまの後をエスコートしていく
(む~、剛気じゃの~…
(はい~たつやさまらしいですのっ♡…
と、後に続くジークご夫妻
グラムちゃんも、しおらしく後に続く
(では、グラムさまは先に中へ…ジークフリートさまご夫婦はお二人を先導して頂きますので、お声があるまでしばしお待ちを…)
と、言い残しグラムちゃんを連れさっていく巫女さま
(緊張するの~……)
(晴れの舞台ですので、粗相の無いにですわよ旦那様っ!)
粗相の無い様にってオイラなぁ~…マイソンが既に粗相状態なんだけど………
(たつやさまよ!胸を張られよっ!わらわの旦那じゃぞ?そのくらいの威を持って然るべきであるのっ♡わらわを身も心も一心に思ってくれておる証拠であるしのっ♡)うっとり
オイラのマイソンも同意しているようで………はぁ~そこまで言われれば腹を括るか………
と、すす~と、近寄るお方が!イイシュタルさま~♡
(たつやさま、アイテールさま、わたくしが此度お側で補佐を致しますので、ご安心くださいませっ!居ない者としてお式に集中してくださいねっ)にっこり
(おお~これはありがたいの~何分、この様な場は初めてだしの~頼りに致しますので♪)にこ
(イシュタルさまよろしくお願いしますね♡…ごくりっ…)
先程の余韻で、イシュタルさまへの慕情が湧いてくるのだが…ここは冷静に冷静に…す~はぁ~………これより、アイテールさまの晴れ舞台!気を逸らしてはあきまへんっと!!
(では、これより神前にて婚礼の誓いの儀を執り行います。お仲人さまはどうぞご入室くださいませ~、続いて新郎新婦さまもお続きくださいませ)
と、巫女さまからお声が掛かる
(ふむ!では出陣致すかのっ!!)
(((はい!)))
この掛け声はなぁ~、不安が過るのだが………胸を張って歩を進める頼もしい姿のジーク親父ご夫婦の後を、間を開けて追うオイラ達
…………!!
襖が両開きに開かれ、拝殿にお並びの神々さま達………今でに感じた事もない様な、濃密な神気が部屋中に篭っている
着飾った初見の神々さまであるが、その神性たるや上位の方々ばかりとお見受けできる………
視線がオイラ達へと注がれる中、多くの供物が捧げられている弊殿の奥の本殿に、大きな鏡を背にアマテラス様が御鎮座されておられる。祭壇の前には神主さんの衣装で待ち構えるオオクニヌシさまのお姿が………
(おお~剛気じゃ~…)ボソボソ
(それほど迄に…天空神殿を…)ボソボソ
(お綺麗での~♪…)コソコソ
……
と、さまざま視線がオイラ達を見定めるように交差している……この雰囲気に呑まれそうになるも、下っ腹に力を込めて姿勢を正し維持し歩を進める。
とジーク夫婦が左右に分かれ、オイラ達がオオクニヌシさまの前へと移動する。
(まずは、罪、穢れを祓い清めてくだされませ)
と、皆さま「拝」されてくださいませと、お声が掛かる
見よう見真似で腰からお辞儀をすると
オオクニヌシさまが大弊をずっざずさ~と振り、何やら呪文の様なことをもぞもぞと
(これより、棒力立也殿と、天空神アイテールさまの婚礼の誓いの儀を執り行いまする!)
と、宣言するオオクニヌシさま
と、大幣を、再度振り回し祝詞を紡ぎ出す
(掛けまくも畏きアマテラス大神の大前に恐み恐みも白さく、八十日日は有れども今日を生日の足日と選定めてジークフリート夫妻の媒妁に依り、大神等の御氏子崇敬者と支え奉る棒力立也殿に、天空の大神であられるアイテール殿と、大前にして婚嫁の礼執行はむと、是を以ちてアマテラス大神の高き大御稜威を尊奉り仰ぎ奉りて、神族家族等参来集ひ列並みて、大前に御食御酒海川山野の種種の物を献げ奉りてたたえごとおえまつらくは、天地の初の時に二柱の御祖の大神の創給ひ定給へる神髄なる道の任に、大御酒を厳の平かに盛高成して大御蔭を戴奉り千代万代の盃取り交わし、永き契りを結び固めて、今より後、天なる月日の相並ぶべく事の如く、地なる山川の相対へる事の如く、互いに心を結び力を合わせて相助け相輔ひ、堅磐に常盤に変わる事無く、移ろふ事無く、神習ひに習い奉らむと誓詞白さくを平らけく安らけく間食して、行末ながく二人が上に霊幸ひまして、高砂の尾上の松の相生に立ち並びつつ玉椿八千代を掛けて、家門広く、家名高く、弥立栄えしめ給へと、かしこみかしこみ白す)
(はーい♪)
と、アマテラスさまのお声
(では、誓いの盃をもって、契りと致します)
すす~っと、朱の盃が運ばれ御神酒が注がれる
これ、三々九度だっけ?とりあえずそんな程で御神酒を飲み込む
アイテールちゃんも両手でお澄まししながらもコクコクコと…うん色っぽいね~♪
(では、指輪の交換を)
と、オオクニヌシさま
え~と、どこだっけ?と、空間のアイテムボックスを探り指輪を取り出す。
アイテールちゃんも自作の作ってたんだね~♪…っと!!イナンナちゃんとの結婚指輪付けたままではないかぁ~ぃ!!
だがしかし!これは外すべきか?どうすれば………
と、悩んでいると…
(たつやさま、お手を………)
と、イシュタルさまがそっと、オイラの指から指輪を外してくれた
これなら、イシュタルさまがオイラから指輪を預かったって程で、オイラが外したんじゃないんだぞ~と辻褄合わせと、後に言い訳をって事らしい………後で聞いたのだが
(では、アイテールちゃんお手を……ごくりっ)
(はい♪)にっこり
差し出された指に、愛おしさを込めてアマンダクリスタルの指輪をそっ~と嵌めてあげる
感極まったように、手を包み込んでわなわなとしてらっしゃるも、震える指でオイラの手を取り、指輪を嵌めてくれるアイテールちゃん
互いに見つめ合い、互いに晴れて夫妻のになった事を噛み締める
(では、お二人とも、互いに誓いの言葉の宣誓を)
(私、棒力立也は、いかなる時も末永くアイテールを護り、慈しみ共に歩んで行くことを誓います!)
(わらわアイテールもたつやさまと、末永く慈愛を持って共に歩む事を誓いまする!)
(は~い♪おめでとうございますね~♪末長くお幸せに~♪)
と、アマテラスさま
(お揃いに皆々様、これにて神前での婚礼の儀は仕舞でございます。どうぞ後着席くださいませ。これ依り、お祝いの巫女舞いを奉納舞をいたしますので、しばしご鑑賞ください)
と、シャリン!シャリンと、鈴の音が聞こえ巫女さま達がお出ましになる。
和楽器の雅な曲が流れ始め、シャリンシャリンと可愛らしくも清楚な巫女さま達が舞始める。
(おお~これぞザ、日本って感じだね~♪)
と、雅な巫女舞に感心していると
(ほほう~♪高貴でありながらも、喜びを表現して可愛いらしくも華があるの~♪わらわ達の為にじゃろ~嬉しいの~♪)
先程までの緊張感は解れた様で、微笑ましく巫女舞を鑑賞されている我が新妻ちゃん。幸せに満ち溢れているお顔にオイラも幸せが込み上げてくる。
隣のアイテールさまの表情に見惚れていると
シャリン
と、鈴の音が鳴り、ぺこりとお辞儀する巫女さま達、どうやら舞も終わった様である。ん~もっと良く観とくと良かったと、思うも、アイテールちゃんの幸せそうなお顔の方が、オイラには嬉しいしと、思い直す。
(では、ご参列の皆々様、この後は、ご参列の皆様のご紹介をいたします)
(始めに、お二人のご縁を取り持たれた、ジークフリート様、ブリュンヒルデさま)
立ち上がりカテーシをされるジーク夫妻
(こちらが、たつやさまの第一夫人のイナンナさま、そして、ご婚約済みのグラムさま、イシュタルさま、アフロディーテさまであらせれれます)
ちょ、ちょっと~!それはまずいって!!情報出回るの早すぎるって!!
一部ビックリしながらも、可憐なカテーシをする我が女神さまとグラムちゃん…着物でもカテーシが様になるとは………ゲフンゲフン……イナンナちゃんの視線がちょっとキツいのだが………あっ!アイテールちゃんもだ………ガクブル
(では、ご列席頂いておりますお方をご紹介いたします。
イナンナさまの親神でらっしゃいますアヌさま、エンキさま、エンリルさま、ニンフルサグさま)
神気が凄いんですがぁ~!って、イナンナちゃんのお父さん?初めましてオイラがたつやです!って、そばのエンキさまの威圧が凄いんですが………こえー
(イシュタルさまの親神でらっしゃますアンさま、マルドゥクさま、ギルガメッシュさま…ーー)
と、アヌさまがまた立ち上がりカテーシを?…あっそうだった…元は同一神さまなんだよね~
って、ギルガメッシュさまって前世ではゲームで大人気だったんだよな~オイラには親近感が湧くのだが…
(続きまして、アイテールさまアフロディーテさまの親族でおられる、ゼウスさま、へーラーさま、ガイアさま、クロノスさま………ーー)
おお~ギリシャ神話の神々さまがぁ~!豪華絢爛なのだが…ゼウスさまって、へーラーさまに尻に敷かれてるんだよね~
今後ともお見知りおきをっと
(続きまして、インドラさま、ブラフマーさま、シヴァさま、パールヴァディーさま、ガネーシャさま…ーー)
こちらはヒンドゥ教の神々さまだよね…なかなかにインパクトのある皆々様って破壊神さまもか…パールヴァティーさまはおこらしちゃいけないお方……ガネーシャさまお顔ゾウさんなんだよね~こちらの方々は神話がカオスすぎて付いていけない………
(続きまして、オーディンさま、フリっグさま、ロキさま、トールさま…ーー)
おお~北欧神話の皆々様…巨人族の方は肩身狭そうだけど………
(続きまして、フラブ・クーさま、イシュムカネーさまと、イシュビヤコックさま、フラカンさま、イッツナムナーさま…ーー)
マジかぁ!中南米の神々さままで…
(続きまして、…ーー
…………
……
…
その後も、エジプト神の神々の皆様や、聞いた事のない神々が………これってスケールどうなってんの?アイテールちゃんの威光ってどんだけなん?オイラ如きがっていいのか?ちょっと自信無くすわ~…………と、ドン引きし恐縮していると
…
(最後に、日の本を代表いたしまして、アメノミカヌシさま、タカミムスビさま、カムムスビさま、ウマシアシカビヒコヂさま、アメノトコタチさま、イザナギさまイザナミさま、ツクヨミノミコトさま、タケハヤスサノヲさま、オモイカネさま、…ーー他、式の準備として幾多の八百万の神さまにお力添えいただいております。以上を持ちまして、私クシナダヒメのご紹介を終えさせていただきます。)ぺこりっとお辞儀して安堵の表情のクシナダヒメさま…ご苦労様でした!!
にしても………長かった…………これから披露宴?…もうお腹いっぱいなんですが…
オイラにとっての疲労宴がこれ依り始まるのであった………って、マイソン!お前はつかれしらずなのかよ!!……え?
疲れマラ………なるほど………
…………
……
…
互いに、腰が退けてもじもじくねりながら、大広間へと歩を進める。
チラチラと視線が絡み合い、互いに扇情して欲情しているのだが…すれ違う巫女さまのおかげで、なんとか対面を維持し繕う。
(…たつやさまは、こ、こちらで、お着替えを………アフロディーテさまは、カリフ様達が用意されてる筈ですので、そちらで…)
と、言うイシュタルさまの言葉に、名残り惜しそうに視線を向けながら、別室へと向かうアフロディーテさま。
カリフ様達が気づいて、部屋へと引き摺り込んでいく…ああ~アフロディーテさまが~…………
(ささ、たつやさまこちらへっ♡…はぁ~はぁ~…お着替え中はご辛抱くださいませねっ………わたくしも、耐えれ無くなっては着付けが出来ませんので………っ♡…)
欲情に耐えながら切ないお顔で、そう仰られてはオイラも無下には出来ず………
(…は、はい!…善処しますっ!!……っく…)ギリギリ
(ささ、急ぎますので………)
と、着替える為に室内へと歩を進める…
と、そこには…おお~♡
(あ~!たつやさん遅いですよ~!主役なのに~!…もう、時間無いですよ~!急いで急いでっ)
と、上品な留め袖のお着物に、綺麗に着飾ったイナンナちゃんがお声をかけてくる…
眩いお姿の我が嫁ちゃんに目が奪われて、棒立ちのオイラに
(見て見て~♪わたちお綺麗でしょ~♪似合う~?似合う~?♪)るんるん
と、可愛らしくも品のある、長振り袖のお着物を纏ったグラムちゃんが、くるっと舞い踊り、アップした髪を揺らす。
グラムちゃんはまだ、未婚扱いなの?と、一瞬脳裏を過るが…イナンナちゃんにも負けず劣らずの美しさに視線を奪われる。
あれ?あのブルーに煌めく髪留めって、マイソンのリングじゃないのか?……なんだか複雑な心境に……に、しても、
着物も良いよな~金のお髪でも似合うイナンナちゃんって、さすが美の女神さまだよな~♡是非ともアーレーーな…………
ギンギン
(もう~たつやさんっ♪見惚れて居ないで早くお着替えしてっ♪)
(う、うん……みんな綺麗だよ~♡とても似合ってるよっ♡…)ムラムラムラ~
っと!いかん!せっかくお綺麗に着飾っているのである!あ~~れ~~~な着乱れた姿を、想像している場合では無いのである
(…たつやさまっ♡ささ、こちらへ…ごくりっ…)
イシュタルさまに促され、隣の部屋へと導かれる
すす~っと、襖を閉じられ
(…では、しばしのご辛抱をっ♡……)
と、オイラから甚平を脱がし始めるイシュタルさま…肌が露わになるのを、喉を鳴らしながらも耐えて脱がしていく。
パンイチでもわかるマイソンの威に、腰をガクガクさせながらも耐えておられる。浴衣の隙間から覗く火照っている谷間に、辛抱堪らんなのだが………ここは、オイラも正念場である………なんとか視線を外し…色即是空~空即是色~す~はぁ~す~はぁ~…………イシュタルさまの淫美な匂いがァァァァァ!!…………っく…
パンパンに怒張しているパンツ内のマイソンからは、我慢のお汁がパンツを濡らしているのだが………ギリギリリっ
(はぁ~はぁ~♡す~はぁ~す~はぁ~♡………ちょいとだけっ♡ちょいとだけでも~♡………)うっとり~ん
マイソンに吸い寄せられる様に、頬擦りしようとしているイシュタルさま
こ、これはあかん!!
(イシュタルさま!堪えて堪えてっ!!………はぁ~はぁ~…)
(はっ!!……つい、子宮からの疼きに支配されてしまいましたわっ♡…ごくりっ♡……はぁ~ご立派ですの~♡………って!いけませんっ!いけませんのっ!………【洗浄魔法】え~ぃ!)ギリリっ
と、奥歯を噛み締めて耐え、オイラのパンツをスッキリしてくれるイシュタルさま………脱いで履き替えてたらね…タガが外れていたかも知れない………とりあえずはセーフという事で………
着物掛けにかけられた紋付袴を手に、再度オイラに着付けしていくイシュタルさま
震える手ではあるが、確実に着付けされていく……袴の着付けの際に、擦れてマイソンが膨らんで邪魔をしてますが…すいませんです………
と、なんとか着付けが終わり、椅子に座らされ、髪型を整えて頂き準備完了!
キリっと仕上がったオイラ、自慢気にマイソンもキリリっと主張しているが……このままの状態で結婚式って………
(たつやさまっ♡とても凛々しく有らせられますわよっ♡我ながら大満足ですわっ♡後でたっくさんご褒美をくださいましねっ♡はぁ~♡はぁ~♡はぁはぁ~♡)うっとり~
(あ、ありがとうイシュタルさまっ♡…って!イシュタルさまも着替えないとでしょっ!!……い、急いでっ!)
(あっ♡そうでしたわっ♡…)
と、準備してあったお着物を確認して、オイラの目の前で、見せつける様にお着替えし始めるイシュタルさま
背を向けてしなを作り、浴衣をすとんっと足元へ………ごくりっ…………オイラに見せつけるように、屈んで太ももへと伝う女神のお汁をそっと拭き取る。
艶々かな絹の肌襦袢を纏い、名残り惜しそうにオイラを見つめながら振り向く仕草に目を奪われる。
流れる様に腰紐を締め、襟を整え、上品な留め袖の着物を纏う………完成された舞踊のように、見事に着付けされていくイシュタルさま。
(たつやさん♡しばしお手伝いくださいませっ♡)
と、これまたお上品な刺繍された帯を持ち、こちらに視線を這わせる
(は、はい!………ごくりっ…)
マイソンと、共に立ち上がりイシュタルさまの元へ
(…こ、ここを持っていてくださいませっ♡…)
帯の端を差し出され、受け取るも
触れる指先に、ピリリっと一気に腕を伝ってくる快感が………
(はぁっ♡……はぁはぁはぁ~♡…辛抱ですのっ!…っく♡…………)うっとり
耐えるイシュタルさまにオイラも意識を保ち、踏ん張る!
するすると素早く帯を整え、お太鼓にするイシュタルさま
(ありがとう御座いますっ♡…あとはお髪を整えて終わりですのでっ♡花嫁さまの所へ行ってらっしゃいませっ♡既に支度も出来ておりますでしょうし♪)にこっ
(は、はい……イシュタルさまありがとうねっ♡…)キラっ
クイっと
ちゅっ♡
無意識にイシュタルさまのお顔を、顎クイしてキスしてしまった……
(んんっんっ♡……もぅ~♡………ダメですのぉ~♡………これからのお式では、お嫁さんを見ててあげてくださいましよっ♡)
と、唇を艶かしく半開きに…蕩けたお顔で仰るっているのだが、身体はオイラにしなだれかかっておいでですのですが………
も少しだけっと唇を重ねる
ちゅぷっちゅくちゅぷっ♡………
いつしかしっかりと抱きしめ合い、互いの唇を求め合う
ガラっ
(たつやさん!!お時間無いですよっ!!………って!もぅ~!!お式前にナニやってんですかぁぁ~!!)ぷんぷん
愛妻ちゃんが現れた!
ぷっはぁ~
(えっと………その~………)アセアセ
(んふっ♡…イナンナさん?…わたくしのお髪を整えてくださいます?…つい、たつやさまのお姿に盛ってしまいまして♡…ごめんなさいね~♡)うっとり~
と、重ねてオイラを庇ってくれるイシュタルさま
(……はい、はいっ…ったく~抜け駆けはずるいんですからね~……たつやさんも早く、アイテールさまの元へ!お待ちですよっ!)
(うん!…イシュタルさまの事お願いね!…オイライってくる!)
と、イシュタルさまの手を掴み、名残り惜しそうに指を這わせ部屋を後にする
(たつやさま♡しっかりっ♡…)にっこり
その言に後ろ髪を引かれながらもアイテールさまの元へと歩を進める
(旦那様っ♡かっこいいよ~♡…こっちこっち~♪アイテールさまが待ってるよ~♪早く早く~♪)にこにこ
グラムちゃんが手を取って、アイテールさまが控えておいでの部屋へと案内してくれる。
(ここだよ~♪ドキドキするね~♪じゃぁ~心の準備オッケーかなぁ~?………せーのっ♪)
ずさ~っと、襖を開けるグラムちゃん
(おおおお~!!…………ごくりっ…)
と、そこには、煌めく純白の衣装で豪華絢爛にかつ、清楚で奥ゆかしく佇む美の女神様がぁぁ~!!
角隠しで表情はやや見ずらいのだが…朱を指した唇に柔らかな微笑みを讃え、凛としたお姿のアイテールさま
チラッと視線をオイラに向け
(たつやさま♡…わらわどうであるかのっ♡…)
澄んだお声で問うアイテールさま
(…ごくりっ……き、綺麗です………とっても神々しくあらせられますでふっ!!)ガクガク
先程までの悶々としていた欲情も浄化されてしまう美のインパクトに、膝が震えるようである。
(ん~もっとシャキッとなさいませっ!…アイテールさまの旦那様でしょうにっ!)
と、豪華絢爛な巫女装束のアマテラス様までもが………
ナニ、この眩くも神々しすぎる空間…ここどこ?神々の集う天上ケ原?…ぽか~ん
(たつやさま!!しっかりとなさいませっ!!)
(たつや殿!!英雄たる者、いつ何時も凛々しくあらねばじゃぞっ!!…まぁ気持ちはわからんでも無いがのっ)
と、ジークご夫妻もシックなモーニング?と、上品なドレスで着飾ってオイラ達を見守っていた…
(は、はい!つい、美しさに心奪われて我を忘れてました~)
(さて、わたくしは催事の主神ですのでこの辺で……誓いの儀はオオクニさんが執り行いますので♪では後ほどねっ♪)
と、緋の袴をずっさ~ずっさ~と、お部屋を去られるアマテラス様。
冠とか飾りが凄いんですけど~………グラムちゃん踏もうとすんな~!!
と、グラムちゃんを抑え付けてながら…アイテールさまへと視線を馳せる
(たつやさま?此度はよろしくお願いしますね♡…わらわの一世一代の晴れ姿、しかと記憶に残してくださいませよっ♡)にこっ
(はいっ!!アイテールちゃん!オイラの奥さんになってくれてありがとうございますっ!!これからも大事に愛していきますからねっ♡)
(はいっ♡よろしくお願いします♡)にっこり
その儚くも美しいお姿に見入っていると
(にしてもの~たつや殿は相変わらず剛気じゃの~……この様な場でも滾らせておるとは………)ガン見
(まぁまぁまぁ~堂々としてご立派ですわ~♡流石はたつやさまですわね~♡神をも畏れぬ威を持って臨まれるとは♪わたくし達の義息子として誉れですわ~♪)ガン見
……あ~これは、その~幾多の事情がございましてですね~
(ふむ!わらわの艶姿に欲情したのかの?…いたすかのっ♡?…この姿での婚前交渉も乙ではないかの?良いのじゃぞっ♡…ほれほれっ♡)にんまり~
と、真っ白なお着物の袖口を捲り、お身脚をチラチラしてくるアイテールちゃん…白い襦袢から覗く白いお肌が艶かしく……ごくりっ…………
誘い込まれるように歩を踏み出すオイラに
(旦那様!メっでしょ!!…これからお式なのにっ!アイテールさまもメっよっ!!)ぷんぷん
と、グラムちゃんによって婚前交渉は阻まれたのであったが………
オラオラ~!いくぞ~!イったるぞ~!!
再度、覚醒してしまったマイソン……くっそ~!!……いかん!欲情がぁ~結婚衣装で着飾ってるアイテールちゃんを乱れ乱してしまいたい~っっ!!………
(えっふんっ♡…た、たつやさま?冗談じゃぞ?…その様に目を血走らせて見つめられてものっ…あ、後でたっぷりとのっ♡しばしの辛抱じゃぞ?…)あわあわ
…っと~!!落ち着けオイラ!鎮まりたまえ!マイソン!…
なんとか、マイソンの昂りを自制していると
(皆様~お式の準備が整いましてございます。どうぞ、ご移動くださいませ~。)
と、巫女さんのお声がけが
すすっと、裾を直し、打ち掛けを正し立ち上がるアイテールちゃん
(では、参ろうぞ♪たつやさまよ、よしなにのっ♡)
(はい!アイテールちゃん!)
と、手を取り、胸を張って案内の巫女さまの後をエスコートしていく
(む~、剛気じゃの~…
(はい~たつやさまらしいですのっ♡…
と、後に続くジークご夫妻
グラムちゃんも、しおらしく後に続く
(では、グラムさまは先に中へ…ジークフリートさまご夫婦はお二人を先導して頂きますので、お声があるまでしばしお待ちを…)
と、言い残しグラムちゃんを連れさっていく巫女さま
(緊張するの~……)
(晴れの舞台ですので、粗相の無いにですわよ旦那様っ!)
粗相の無い様にってオイラなぁ~…マイソンが既に粗相状態なんだけど………
(たつやさまよ!胸を張られよっ!わらわの旦那じゃぞ?そのくらいの威を持って然るべきであるのっ♡わらわを身も心も一心に思ってくれておる証拠であるしのっ♡)うっとり
オイラのマイソンも同意しているようで………はぁ~そこまで言われれば腹を括るか………
と、すす~と、近寄るお方が!イイシュタルさま~♡
(たつやさま、アイテールさま、わたくしが此度お側で補佐を致しますので、ご安心くださいませっ!居ない者としてお式に集中してくださいねっ)にっこり
(おお~これはありがたいの~何分、この様な場は初めてだしの~頼りに致しますので♪)にこ
(イシュタルさまよろしくお願いしますね♡…ごくりっ…)
先程の余韻で、イシュタルさまへの慕情が湧いてくるのだが…ここは冷静に冷静に…す~はぁ~………これより、アイテールさまの晴れ舞台!気を逸らしてはあきまへんっと!!
(では、これより神前にて婚礼の誓いの儀を執り行います。お仲人さまはどうぞご入室くださいませ~、続いて新郎新婦さまもお続きくださいませ)
と、巫女さまからお声が掛かる
(ふむ!では出陣致すかのっ!!)
(((はい!)))
この掛け声はなぁ~、不安が過るのだが………胸を張って歩を進める頼もしい姿のジーク親父ご夫婦の後を、間を開けて追うオイラ達
…………!!
襖が両開きに開かれ、拝殿にお並びの神々さま達………今でに感じた事もない様な、濃密な神気が部屋中に篭っている
着飾った初見の神々さまであるが、その神性たるや上位の方々ばかりとお見受けできる………
視線がオイラ達へと注がれる中、多くの供物が捧げられている弊殿の奥の本殿に、大きな鏡を背にアマテラス様が御鎮座されておられる。祭壇の前には神主さんの衣装で待ち構えるオオクニヌシさまのお姿が………
(おお~剛気じゃ~…)ボソボソ
(それほど迄に…天空神殿を…)ボソボソ
(お綺麗での~♪…)コソコソ
……
と、さまざま視線がオイラ達を見定めるように交差している……この雰囲気に呑まれそうになるも、下っ腹に力を込めて姿勢を正し維持し歩を進める。
とジーク夫婦が左右に分かれ、オイラ達がオオクニヌシさまの前へと移動する。
(まずは、罪、穢れを祓い清めてくだされませ)
と、皆さま「拝」されてくださいませと、お声が掛かる
見よう見真似で腰からお辞儀をすると
オオクニヌシさまが大弊をずっざずさ~と振り、何やら呪文の様なことをもぞもぞと
(これより、棒力立也殿と、天空神アイテールさまの婚礼の誓いの儀を執り行いまする!)
と、宣言するオオクニヌシさま
と、大幣を、再度振り回し祝詞を紡ぎ出す
(掛けまくも畏きアマテラス大神の大前に恐み恐みも白さく、八十日日は有れども今日を生日の足日と選定めてジークフリート夫妻の媒妁に依り、大神等の御氏子崇敬者と支え奉る棒力立也殿に、天空の大神であられるアイテール殿と、大前にして婚嫁の礼執行はむと、是を以ちてアマテラス大神の高き大御稜威を尊奉り仰ぎ奉りて、神族家族等参来集ひ列並みて、大前に御食御酒海川山野の種種の物を献げ奉りてたたえごとおえまつらくは、天地の初の時に二柱の御祖の大神の創給ひ定給へる神髄なる道の任に、大御酒を厳の平かに盛高成して大御蔭を戴奉り千代万代の盃取り交わし、永き契りを結び固めて、今より後、天なる月日の相並ぶべく事の如く、地なる山川の相対へる事の如く、互いに心を結び力を合わせて相助け相輔ひ、堅磐に常盤に変わる事無く、移ろふ事無く、神習ひに習い奉らむと誓詞白さくを平らけく安らけく間食して、行末ながく二人が上に霊幸ひまして、高砂の尾上の松の相生に立ち並びつつ玉椿八千代を掛けて、家門広く、家名高く、弥立栄えしめ給へと、かしこみかしこみ白す)
(はーい♪)
と、アマテラスさまのお声
(では、誓いの盃をもって、契りと致します)
すす~っと、朱の盃が運ばれ御神酒が注がれる
これ、三々九度だっけ?とりあえずそんな程で御神酒を飲み込む
アイテールちゃんも両手でお澄まししながらもコクコクコと…うん色っぽいね~♪
(では、指輪の交換を)
と、オオクニヌシさま
え~と、どこだっけ?と、空間のアイテムボックスを探り指輪を取り出す。
アイテールちゃんも自作の作ってたんだね~♪…っと!!イナンナちゃんとの結婚指輪付けたままではないかぁ~ぃ!!
だがしかし!これは外すべきか?どうすれば………
と、悩んでいると…
(たつやさま、お手を………)
と、イシュタルさまがそっと、オイラの指から指輪を外してくれた
これなら、イシュタルさまがオイラから指輪を預かったって程で、オイラが外したんじゃないんだぞ~と辻褄合わせと、後に言い訳をって事らしい………後で聞いたのだが
(では、アイテールちゃんお手を……ごくりっ)
(はい♪)にっこり
差し出された指に、愛おしさを込めてアマンダクリスタルの指輪をそっ~と嵌めてあげる
感極まったように、手を包み込んでわなわなとしてらっしゃるも、震える指でオイラの手を取り、指輪を嵌めてくれるアイテールちゃん
互いに見つめ合い、互いに晴れて夫妻のになった事を噛み締める
(では、お二人とも、互いに誓いの言葉の宣誓を)
(私、棒力立也は、いかなる時も末永くアイテールを護り、慈しみ共に歩んで行くことを誓います!)
(わらわアイテールもたつやさまと、末永く慈愛を持って共に歩む事を誓いまする!)
(は~い♪おめでとうございますね~♪末長くお幸せに~♪)
と、アマテラスさま
(お揃いに皆々様、これにて神前での婚礼の儀は仕舞でございます。どうぞ後着席くださいませ。これ依り、お祝いの巫女舞いを奉納舞をいたしますので、しばしご鑑賞ください)
と、シャリン!シャリンと、鈴の音が聞こえ巫女さま達がお出ましになる。
和楽器の雅な曲が流れ始め、シャリンシャリンと可愛らしくも清楚な巫女さま達が舞始める。
(おお~これぞザ、日本って感じだね~♪)
と、雅な巫女舞に感心していると
(ほほう~♪高貴でありながらも、喜びを表現して可愛いらしくも華があるの~♪わらわ達の為にじゃろ~嬉しいの~♪)
先程までの緊張感は解れた様で、微笑ましく巫女舞を鑑賞されている我が新妻ちゃん。幸せに満ち溢れているお顔にオイラも幸せが込み上げてくる。
隣のアイテールさまの表情に見惚れていると
シャリン
と、鈴の音が鳴り、ぺこりとお辞儀する巫女さま達、どうやら舞も終わった様である。ん~もっと良く観とくと良かったと、思うも、アイテールちゃんの幸せそうなお顔の方が、オイラには嬉しいしと、思い直す。
(では、ご参列の皆々様、この後は、ご参列の皆様のご紹介をいたします)
(始めに、お二人のご縁を取り持たれた、ジークフリート様、ブリュンヒルデさま)
立ち上がりカテーシをされるジーク夫妻
(こちらが、たつやさまの第一夫人のイナンナさま、そして、ご婚約済みのグラムさま、イシュタルさま、アフロディーテさまであらせれれます)
ちょ、ちょっと~!それはまずいって!!情報出回るの早すぎるって!!
一部ビックリしながらも、可憐なカテーシをする我が女神さまとグラムちゃん…着物でもカテーシが様になるとは………ゲフンゲフン……イナンナちゃんの視線がちょっとキツいのだが………あっ!アイテールちゃんもだ………ガクブル
(では、ご列席頂いておりますお方をご紹介いたします。
イナンナさまの親神でらっしゃいますアヌさま、エンキさま、エンリルさま、ニンフルサグさま)
神気が凄いんですがぁ~!って、イナンナちゃんのお父さん?初めましてオイラがたつやです!って、そばのエンキさまの威圧が凄いんですが………こえー
(イシュタルさまの親神でらっしゃますアンさま、マルドゥクさま、ギルガメッシュさま…ーー)
と、アヌさまがまた立ち上がりカテーシを?…あっそうだった…元は同一神さまなんだよね~
って、ギルガメッシュさまって前世ではゲームで大人気だったんだよな~オイラには親近感が湧くのだが…
(続きまして、アイテールさまアフロディーテさまの親族でおられる、ゼウスさま、へーラーさま、ガイアさま、クロノスさま………ーー)
おお~ギリシャ神話の神々さまがぁ~!豪華絢爛なのだが…ゼウスさまって、へーラーさまに尻に敷かれてるんだよね~
今後ともお見知りおきをっと
(続きまして、インドラさま、ブラフマーさま、シヴァさま、パールヴァディーさま、ガネーシャさま…ーー)
こちらはヒンドゥ教の神々さまだよね…なかなかにインパクトのある皆々様って破壊神さまもか…パールヴァティーさまはおこらしちゃいけないお方……ガネーシャさまお顔ゾウさんなんだよね~こちらの方々は神話がカオスすぎて付いていけない………
(続きまして、オーディンさま、フリっグさま、ロキさま、トールさま…ーー)
おお~北欧神話の皆々様…巨人族の方は肩身狭そうだけど………
(続きまして、フラブ・クーさま、イシュムカネーさまと、イシュビヤコックさま、フラカンさま、イッツナムナーさま…ーー)
マジかぁ!中南米の神々さままで…
(続きまして、…ーー
…………
……
…
その後も、エジプト神の神々の皆様や、聞いた事のない神々が………これってスケールどうなってんの?アイテールちゃんの威光ってどんだけなん?オイラ如きがっていいのか?ちょっと自信無くすわ~…………と、ドン引きし恐縮していると
…
(最後に、日の本を代表いたしまして、アメノミカヌシさま、タカミムスビさま、カムムスビさま、ウマシアシカビヒコヂさま、アメノトコタチさま、イザナギさまイザナミさま、ツクヨミノミコトさま、タケハヤスサノヲさま、オモイカネさま、…ーー他、式の準備として幾多の八百万の神さまにお力添えいただいております。以上を持ちまして、私クシナダヒメのご紹介を終えさせていただきます。)ぺこりっとお辞儀して安堵の表情のクシナダヒメさま…ご苦労様でした!!
にしても………長かった…………これから披露宴?…もうお腹いっぱいなんですが…
オイラにとっての疲労宴がこれ依り始まるのであった………って、マイソン!お前はつかれしらずなのかよ!!……え?
疲れマラ………なるほど………
…………
……
…
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