21 / 43
暗がりの中で Shou
しおりを挟む
あっという間に一日が終わり、ホームルームを終えて下校となった。昨日といい今日といい、何が起こっているのか自分でもよく分かっていない。
発端は昨日のポッキーゲームだった。負けた方が勝った方にキスをするというルールだったので俺が自主的に負けてあげた方がいいのかなと思っていたら、あっという間に上城がポッキーを食い尽くして、俺たちはキスでゲームを終えた。
帰り道で上城が泣き出した時は焦った。やっぱり俺なんかがファーストキスの相手では嫌だったのだろうかと本気で思った。だけど上城はそうは思っていなくて、初めてのキスが俺で良かったと言ってくれた。
正直、彼女がどうして泣いていたのかも分からない。だけど、それが上城にとって生涯の思い出になるなら、もっといい思い出で上書きしてやらないといけないと思った。そして、気付けば俺の方から彼女の唇を奪っていた。自分でもどうしてそこまで大胆になれたのか分からない。
我ながら朴念仁と言われるタイプの人間だと思っていたが、そんな奴の人生でも変わっていくものなのだろうか。
そんなことを思っていると、前の席に座っている上城が振り返る。
「一緒に帰る?」
中学生にもなると男女が一緒にいると色々と噂をされるので、あまりそういった会話をしない奴も多い。だけど、俺たちはつい昼頃にクラス公認で付き合うことになった。お互いに寝不足で頭がおかしくなっているところに、コントみたいに会話が噛み合って結果付き合うこととなった。
「そうだな。帰ろうか」
そう言って席を立つと、周囲から微妙にニヤニヤした視線が集まってくる感じがした。仕方がないこととはいえ、なんだか変な感じがする。俺自身が全然目立つ生徒じゃなかったからな。
体にまとわりつく視線を気にしないようにしながら、俺は上城を連れて教室を出た。
下校通路を二人で歩いていくと、なんだか周囲の人々がいちいちこちらを見ているのではないかという気分になってくる。もちろん自意識過剰に違いないのだろうが、これまでの生活があまりに女子と無縁だったせいか、ただ二人で歩いているだけでも変な感覚を覚えるのは確かだ。
「なんだか、付き合うことになっちゃったね、わたし達」
「ああ、そうだな」
第一、お前が責任を取れとか言い出したからなんだけどな、とは思ったけど言わなかった。寝不足で誤解を誤解のまま進めてしまった俺にも非が無いわけじゃない。
「手、繋ごうか」
そう言われて、俺はあさっての方向を見つめながら手を差し出した。なんだか、上城の顔を見ることが出来なかった。だから彼女がどんな顔で言っているのかも分からない。
上城の手が、俺の指先をひったくるようにグイっと引き寄せる。よろめいて一瞬変なっ声が出そうになった。上城の手はそれなりに強い力で俺の手を握っている。
「別に俺は逃げないぞ」
「どうかな。そう言って逃げられても困るから、しばらくはこのまましっかりと握っていようかな」
上城はいたずらっぽく言って、握った俺の手を元気よく揺らす。幼稚園の頃に仲の良い子供たちが手を握るみたいに。
夏も終わったせいか、気持ち空が紅く染まるのも早まってきた気がする。気付けばセミも鳴いていないし、時折赤トンボの姿を見かける。もうすっかり秋なのか。
俺たちが付き合うことになったとはいえ、あと半年もせずに中学校生活は終わる。別々の高校へ行くことになれば、俺たちの仲も自然消滅、ということになるかもしれない。親が高い金を払って子供に携帯電話を持たせるとは思わないし。
そうなると、今過ごしている時間は本当に貴重なのかもしれないな。前に会った幽霊の言葉しかり、会っていられるうちに人との繋がりを大切にするべきなのかもしれない。
「なあ上城」
「なあに、わたしの王子様?」
「やめろ。バカップルか」
そう言うと上城が笑う。あれだけ恥ずかしそうにしていたのに、手を繋いで少し歩いたら気恥ずかしさもどこかへと飛んで行ったようだ。
「今更だけどさ、この前に行った肝試しは、本当に楽しかった」
「そうだねえ。まさか、本当に幽霊に会うなんて思ってもみなかったけどね」
「ああ、それは岳や植村にすら言えないけどな」
そう言って、自分でおかしくなってくる。上城もクスクス笑ってから、口を開きはじめる。
「あの時、わたし、思ったことがあったの」
「おう、何だ」
「たしかに好きな人と一緒にいられる時間って永遠じゃないし、場合によっては少しかないチャンスを逃すと、もうそれが永遠にやって来ないこともあると思うの」
「そうかもな」
たしかに、身内でも急に亡くなる人が出てくると「もっと話をしておくべきだった」と思うことが無くも無い。
「だからね、わたしは好きな人と一緒にいる時間を大切にしていきたいと思う」
沈みゆく太陽を見つめる上城の目は儚く輝いているようにも見えた。「だから」その目が、急に俺の方へと向けられる。
「夜見川君、本当に大好きだよ。周囲の意見なんて関係なく、君のことが好き」
俺は思わず言葉を失った。こんなにまっすぐな目で俺を見つめる上城を初めて見た。それなら、俺もその誠意に応えるしかない。
「俺もだ、上城。これから何があるか分からないが、俺なんかでいいならよろしく頼む」
「うん。じゃあ、愛してるって言って」
「それはまた違うな」
「え~? だって、わたしのこと、好きなんでしょ?」
「ああ、だけど、愛しているっていうのはそんなに軽い言葉じゃないんだ。少なくとも俺にとっては」
自分でも言っていてよく分からないが、「好き」と「愛している」の間には明白な差があると思う。強いて言うなら、言葉に対する責任の重みか。
結婚式でも「この人を一生好きでいますか?」とは訊かないだろうし、やっぱり愛しているという表現になるとより責任が大きくなるのだと思う。そういう言葉を、その場のノリだけで使いたくなかった。
「ふうん。まあ、いいんですけど」
上城はちょっとふてくされたように言う。なんだか、数日前までの上城とは違う人物のように思えた。
「まあ、そう気を悪くするな。俺が君を好きなのは間違いない。そのうち自信を持って『愛してる』って言える日が来るかもな」
「卒業までに間に合う?」
そう言われて、少しだけドキッとする。俺たちが中学を卒業する頃にも、この幸せな時間は続いているのだろうか。
正直言って、自信が無い。本当のところ、絶対なんてものは存在していなくて、俺たちは不確定の中をいつまでも揺れ動いている。
それでも――
「ああ、間に合わせるよ。絶対に」
そう言い切ると上城が意外そうな顔をして驚いていた。その後、クスリと笑ってから口を開く。
「期待してるからね」
「任せとけ」
そう言った時、俺自身もこの先ずっと上城と一緒にいたいのだろうなと思った。
夕日が沈んでいく。暗がりに変わりつつある夕日を眺めて、俺は上城の手を強く握った。
発端は昨日のポッキーゲームだった。負けた方が勝った方にキスをするというルールだったので俺が自主的に負けてあげた方がいいのかなと思っていたら、あっという間に上城がポッキーを食い尽くして、俺たちはキスでゲームを終えた。
帰り道で上城が泣き出した時は焦った。やっぱり俺なんかがファーストキスの相手では嫌だったのだろうかと本気で思った。だけど上城はそうは思っていなくて、初めてのキスが俺で良かったと言ってくれた。
正直、彼女がどうして泣いていたのかも分からない。だけど、それが上城にとって生涯の思い出になるなら、もっといい思い出で上書きしてやらないといけないと思った。そして、気付けば俺の方から彼女の唇を奪っていた。自分でもどうしてそこまで大胆になれたのか分からない。
我ながら朴念仁と言われるタイプの人間だと思っていたが、そんな奴の人生でも変わっていくものなのだろうか。
そんなことを思っていると、前の席に座っている上城が振り返る。
「一緒に帰る?」
中学生にもなると男女が一緒にいると色々と噂をされるので、あまりそういった会話をしない奴も多い。だけど、俺たちはつい昼頃にクラス公認で付き合うことになった。お互いに寝不足で頭がおかしくなっているところに、コントみたいに会話が噛み合って結果付き合うこととなった。
「そうだな。帰ろうか」
そう言って席を立つと、周囲から微妙にニヤニヤした視線が集まってくる感じがした。仕方がないこととはいえ、なんだか変な感じがする。俺自身が全然目立つ生徒じゃなかったからな。
体にまとわりつく視線を気にしないようにしながら、俺は上城を連れて教室を出た。
下校通路を二人で歩いていくと、なんだか周囲の人々がいちいちこちらを見ているのではないかという気分になってくる。もちろん自意識過剰に違いないのだろうが、これまでの生活があまりに女子と無縁だったせいか、ただ二人で歩いているだけでも変な感覚を覚えるのは確かだ。
「なんだか、付き合うことになっちゃったね、わたし達」
「ああ、そうだな」
第一、お前が責任を取れとか言い出したからなんだけどな、とは思ったけど言わなかった。寝不足で誤解を誤解のまま進めてしまった俺にも非が無いわけじゃない。
「手、繋ごうか」
そう言われて、俺はあさっての方向を見つめながら手を差し出した。なんだか、上城の顔を見ることが出来なかった。だから彼女がどんな顔で言っているのかも分からない。
上城の手が、俺の指先をひったくるようにグイっと引き寄せる。よろめいて一瞬変なっ声が出そうになった。上城の手はそれなりに強い力で俺の手を握っている。
「別に俺は逃げないぞ」
「どうかな。そう言って逃げられても困るから、しばらくはこのまましっかりと握っていようかな」
上城はいたずらっぽく言って、握った俺の手を元気よく揺らす。幼稚園の頃に仲の良い子供たちが手を握るみたいに。
夏も終わったせいか、気持ち空が紅く染まるのも早まってきた気がする。気付けばセミも鳴いていないし、時折赤トンボの姿を見かける。もうすっかり秋なのか。
俺たちが付き合うことになったとはいえ、あと半年もせずに中学校生活は終わる。別々の高校へ行くことになれば、俺たちの仲も自然消滅、ということになるかもしれない。親が高い金を払って子供に携帯電話を持たせるとは思わないし。
そうなると、今過ごしている時間は本当に貴重なのかもしれないな。前に会った幽霊の言葉しかり、会っていられるうちに人との繋がりを大切にするべきなのかもしれない。
「なあ上城」
「なあに、わたしの王子様?」
「やめろ。バカップルか」
そう言うと上城が笑う。あれだけ恥ずかしそうにしていたのに、手を繋いで少し歩いたら気恥ずかしさもどこかへと飛んで行ったようだ。
「今更だけどさ、この前に行った肝試しは、本当に楽しかった」
「そうだねえ。まさか、本当に幽霊に会うなんて思ってもみなかったけどね」
「ああ、それは岳や植村にすら言えないけどな」
そう言って、自分でおかしくなってくる。上城もクスクス笑ってから、口を開きはじめる。
「あの時、わたし、思ったことがあったの」
「おう、何だ」
「たしかに好きな人と一緒にいられる時間って永遠じゃないし、場合によっては少しかないチャンスを逃すと、もうそれが永遠にやって来ないこともあると思うの」
「そうかもな」
たしかに、身内でも急に亡くなる人が出てくると「もっと話をしておくべきだった」と思うことが無くも無い。
「だからね、わたしは好きな人と一緒にいる時間を大切にしていきたいと思う」
沈みゆく太陽を見つめる上城の目は儚く輝いているようにも見えた。「だから」その目が、急に俺の方へと向けられる。
「夜見川君、本当に大好きだよ。周囲の意見なんて関係なく、君のことが好き」
俺は思わず言葉を失った。こんなにまっすぐな目で俺を見つめる上城を初めて見た。それなら、俺もその誠意に応えるしかない。
「俺もだ、上城。これから何があるか分からないが、俺なんかでいいならよろしく頼む」
「うん。じゃあ、愛してるって言って」
「それはまた違うな」
「え~? だって、わたしのこと、好きなんでしょ?」
「ああ、だけど、愛しているっていうのはそんなに軽い言葉じゃないんだ。少なくとも俺にとっては」
自分でも言っていてよく分からないが、「好き」と「愛している」の間には明白な差があると思う。強いて言うなら、言葉に対する責任の重みか。
結婚式でも「この人を一生好きでいますか?」とは訊かないだろうし、やっぱり愛しているという表現になるとより責任が大きくなるのだと思う。そういう言葉を、その場のノリだけで使いたくなかった。
「ふうん。まあ、いいんですけど」
上城はちょっとふてくされたように言う。なんだか、数日前までの上城とは違う人物のように思えた。
「まあ、そう気を悪くするな。俺が君を好きなのは間違いない。そのうち自信を持って『愛してる』って言える日が来るかもな」
「卒業までに間に合う?」
そう言われて、少しだけドキッとする。俺たちが中学を卒業する頃にも、この幸せな時間は続いているのだろうか。
正直言って、自信が無い。本当のところ、絶対なんてものは存在していなくて、俺たちは不確定の中をいつまでも揺れ動いている。
それでも――
「ああ、間に合わせるよ。絶対に」
そう言い切ると上城が意外そうな顔をして驚いていた。その後、クスリと笑ってから口を開く。
「期待してるからね」
「任せとけ」
そう言った時、俺自身もこの先ずっと上城と一緒にいたいのだろうなと思った。
夕日が沈んでいく。暗がりに変わりつつある夕日を眺めて、俺は上城の手を強く握った。
13
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
黒に染まった華を摘む
馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。
高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。
「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」
そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。
彼女の名は、立石麻美。
昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。
この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。
その日の放課後。
明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。
塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。
そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。
すべてに触れたとき、
明希は何を守り、何を選ぶのか。
光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる