69 / 101
7章 中年は色々頑張ってみる
第69話 ゴミ問題からのゴム問題って話
しおりを挟む
お気に入り設定ありがとうございます。
誤字訂正、ご意見ご感想などもお待ちしております。
作者の励みになります。
これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
-------------------------------------------------------------
翌日の朝から、1泊2日の予定でダンジョンに潜ることになった。
メンバーはキジュ、リース、セシア、ニテ、私の5人。
キジュとリース、セシアは冒険者で言えばA級。
ニテは一応B級の扱いらしい。ちなみに私はF級。
多分魔法が使えた頃の私はほぼS級レベルだったのだろうと思う。
本当はそんなに簡単に100階層以下には行けないらしい。
ましてやダンジョン踏破などは一部の限られた冒険者しかできない。
以前?というか転送される直前の私は、ほぼ殲滅魔法だけで踏破していたので
まさにステータスの暴力である。
キジュ曰くこのメンバーなら60階層くらいなら楽勝という事で、
1日目は40階層まで休憩なしで行くと言われた。
キジュが斧で接近戦を行い、リースが槍で牽制し、この二人で致命傷を与える。
セシアが風魔法でバフをかけ、ニテが回復を務める。
私は後方からパチンコでラストアタックを決めて少しでも経験値を多くもらうという戦法だったが、
本当にうまくかみ合っていた。
1日目の夜に40階層で野営するまで本当に危なげなく進んだ。
私は荷物持ちをしながら5人分の食料や野営道具を運ぶ。
パチンコの射程距離は以外に長く15メートル以上離れたところからも、
小さな鉄球を打ち込むとかなりの殺傷力があった。
40階層に到着したころにはレベルが15になっていたのでやはりダンジョンは効率がいい。
2日目に入っても抜群の安定感。
ニテの回復魔法もさえわたり、深い傷すら負うことはない。
セシアのバフがかかったキジュとリースはまさに鬼人のような動き。
キジュなどは運動不足とは言うが、体格がさらに増して斧の威力が上がったらしい。
動きの遅さはリースがフォローするので、斧、槍、鉄球の三段攻撃でほとんどの魔物を撃退する。
複数の魔物に囲まれても、パチンコの速射性が非常に高いので、牽制や陽動も可能だった。
たまにセシアがストレス発散で風魔法で魔物を切り刻む。やはり魔法は強い。
2日目の昼過ぎには60階層から折り返し、地上を目指した。
ちなみに、リースの罠解除や罠探知の能力は非常に高く。
セシアの風魔法を駆使した気配探知はかなりの精度で敵の位置や数を特定できた。
キジュ曰く、『あと1日潜れたら、このダンジョンの最高到達である80階にも行けるんじゃないだろうか?』
という事だったが、一応、町長とギルド長などの役目を持ったメンバーなので、
無理せず帰還することとなった。最終的には私のレベルは22になっていた。
下層に行けば行くほど、経験値の入り方が半端じゃなかった。
特に30階層超えたあたりからは、魔法が使えない私でも、魔素の光が見えるほどの経験値が吸収できた。
確かにこのレベルの戦いをするリースからすれば、私に行ったパワーレベリングなど、遊びの範囲なのだろう。
ちなみに私も10階層くらいまでは『ソロOK』の許しをニテからもらうことができた。
ダンジョンから帰還してドロップ品の分配を行う時、5枚のスキルスクロールを私がもらうことができた。
本当は均等分配にする予定だったのだが、私が今後、安全に潜れるようにという事で、未鑑定ではあるが
スキルスクロールはすべて換金せずにシュウにあげるという事になった。
まぁそれでも一人金貨2枚程度になるほどの魔石と素材を持ち帰っていたので、
リース的には『楽しくて安全で美味しかった。』と喜ばれた。
冒険者ギルドで清算が終わった私たちの元に、ジンが駆け込んできた。
私たちが潜っていた間に、フェダとソシアがなぜだか麻痺毒に侵されたらしい。
二人とも商業ギルドで安静にしている状況という事もあり、
私とニテ、そしてセシアが急いで商業ギルドに戻ることになった。
たまたま、最近私が行っていた採取依頼のおかげで麻痺消しや毒消しの薬草があったので、
リースがそれを『少し持っていけ!』といって分けてくれた。
冒険者ギルドに到着すると、フェダとソシアにそれらの薬草を使い。
容体は安定した。
目覚めてから二人の話を聞くとそれぞれ別々の商品を開発して、
全く同じ原因で麻痺毒にかかったらしい。
フェダは私が『ゴム』と表現したシルクスパイダーの粘液とタールタートルの血液を混ぜた素材を使い、
伸縮性のある水筒を作ろうとしていたようだ。
これがあれば、水魔法を仕えない人たちでも水の持ち運びは便利になると考えたようだ。
ソシアは同じく『ゴム』を使い、伸縮性のあるスパッツのようなストレッチジーンズを作ったようだ。
そう、麻痺毒の原因はまさにこの『ゴム』だった。
タールタートルの血液は水に溶けないドロドロとした液体なので特に問題はないのだが、
一番使い慣れているはずのシルクスパイダーの粘液は水溶性で、汗や水に溶けだすと麻痺を起こすらしい。
今までも接着剤として多用されていた素材だったが、直接肌に触れたり、
水の入れ物に使ったりという事がたまたまなかったらしい。
2つの液体を混ぜ合わせ、型に入れ、火魔法などの熱を使って固める。
形作りは非常に楽で、型さえ作ってしまえば量産できる。
パンツのゴム紐くらいの少量であれば、麻痺を引き起こすほど滲み出すこともなかったのかもしれないが、
この素材は危険という事で、衣類や口に入る物には使わないように気を付けようという事になった。
現代でも新素材などは沢山開発されているが、やはり、人体への影響を確認する安全検査などは
こちらの世界では行われていなかったため、こうして被害者が出るまで分からないことが多い。
翌日、この『ゴム』問題をキジュにも報告し、フェダの鍛冶ギルドやソシアの生産ギルドでも
注意喚起を行ってもらうことになった。
私は、人体の影響が少なそうな、タイヤや靴底など、クッション性を生かせる案を出し。
ソシアやフェダもそれならと、色々な配合比率を考えてくれた、
シルクスパイダーの粘液をできる限り少なくする形で、製品開発を行ってくれた。
多分、今日か明日あたりにルマンで火魔法の暴発が起きるだろうが、私は助けることすらできない。
というか、私が引き起こす事件なのだから、私が止めるのもなんだか変な感じがするので、
私はそのままチェスターで一応使えるレベルまで邁進することにした。
家に戻る前にジンに頼み、スキルスクロールを鑑定してもらった。
商業ギルドには何人か『鑑定』のスキル持ちが居るのでこういう時に助かる。
5枚のうち3枚は武器強化のスクロールで買取値が金貨20枚だった。
残りの2枚は『隠密』と『気配探知』だったので私はかなりびっくりした。
これで『剣術』とかだったらどうしようとも思ったがもしかしたら、『LC: 71』の効果かなと思った。
そう、実は私のステータスで知力以外にも引き継がれていた項目がもう一つあった。
それが『LC』。周りのみんな的には、運の要素という事しか分からないらしいが、
王立図書館の書物では50以上でドロップ率の増加、60以上でレアドロップ増加などの検証結果が報告されていた。
ちなみに最高値は120前後まで確認されているらしい。
『100超えるとどうなるのだろう。』と思ってしまったことを思い出した。
武器強化のスクロールは換金して、一緒に潜ってくれたメンバーに分配することにした。
とりあえず、ソシアもフェダも『大事には至らなくてよかった。』とほっとした。
誤字訂正、ご意見ご感想などもお待ちしております。
作者の励みになります。
これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
-------------------------------------------------------------
翌日の朝から、1泊2日の予定でダンジョンに潜ることになった。
メンバーはキジュ、リース、セシア、ニテ、私の5人。
キジュとリース、セシアは冒険者で言えばA級。
ニテは一応B級の扱いらしい。ちなみに私はF級。
多分魔法が使えた頃の私はほぼS級レベルだったのだろうと思う。
本当はそんなに簡単に100階層以下には行けないらしい。
ましてやダンジョン踏破などは一部の限られた冒険者しかできない。
以前?というか転送される直前の私は、ほぼ殲滅魔法だけで踏破していたので
まさにステータスの暴力である。
キジュ曰くこのメンバーなら60階層くらいなら楽勝という事で、
1日目は40階層まで休憩なしで行くと言われた。
キジュが斧で接近戦を行い、リースが槍で牽制し、この二人で致命傷を与える。
セシアが風魔法でバフをかけ、ニテが回復を務める。
私は後方からパチンコでラストアタックを決めて少しでも経験値を多くもらうという戦法だったが、
本当にうまくかみ合っていた。
1日目の夜に40階層で野営するまで本当に危なげなく進んだ。
私は荷物持ちをしながら5人分の食料や野営道具を運ぶ。
パチンコの射程距離は以外に長く15メートル以上離れたところからも、
小さな鉄球を打ち込むとかなりの殺傷力があった。
40階層に到着したころにはレベルが15になっていたのでやはりダンジョンは効率がいい。
2日目に入っても抜群の安定感。
ニテの回復魔法もさえわたり、深い傷すら負うことはない。
セシアのバフがかかったキジュとリースはまさに鬼人のような動き。
キジュなどは運動不足とは言うが、体格がさらに増して斧の威力が上がったらしい。
動きの遅さはリースがフォローするので、斧、槍、鉄球の三段攻撃でほとんどの魔物を撃退する。
複数の魔物に囲まれても、パチンコの速射性が非常に高いので、牽制や陽動も可能だった。
たまにセシアがストレス発散で風魔法で魔物を切り刻む。やはり魔法は強い。
2日目の昼過ぎには60階層から折り返し、地上を目指した。
ちなみに、リースの罠解除や罠探知の能力は非常に高く。
セシアの風魔法を駆使した気配探知はかなりの精度で敵の位置や数を特定できた。
キジュ曰く、『あと1日潜れたら、このダンジョンの最高到達である80階にも行けるんじゃないだろうか?』
という事だったが、一応、町長とギルド長などの役目を持ったメンバーなので、
無理せず帰還することとなった。最終的には私のレベルは22になっていた。
下層に行けば行くほど、経験値の入り方が半端じゃなかった。
特に30階層超えたあたりからは、魔法が使えない私でも、魔素の光が見えるほどの経験値が吸収できた。
確かにこのレベルの戦いをするリースからすれば、私に行ったパワーレベリングなど、遊びの範囲なのだろう。
ちなみに私も10階層くらいまでは『ソロOK』の許しをニテからもらうことができた。
ダンジョンから帰還してドロップ品の分配を行う時、5枚のスキルスクロールを私がもらうことができた。
本当は均等分配にする予定だったのだが、私が今後、安全に潜れるようにという事で、未鑑定ではあるが
スキルスクロールはすべて換金せずにシュウにあげるという事になった。
まぁそれでも一人金貨2枚程度になるほどの魔石と素材を持ち帰っていたので、
リース的には『楽しくて安全で美味しかった。』と喜ばれた。
冒険者ギルドで清算が終わった私たちの元に、ジンが駆け込んできた。
私たちが潜っていた間に、フェダとソシアがなぜだか麻痺毒に侵されたらしい。
二人とも商業ギルドで安静にしている状況という事もあり、
私とニテ、そしてセシアが急いで商業ギルドに戻ることになった。
たまたま、最近私が行っていた採取依頼のおかげで麻痺消しや毒消しの薬草があったので、
リースがそれを『少し持っていけ!』といって分けてくれた。
冒険者ギルドに到着すると、フェダとソシアにそれらの薬草を使い。
容体は安定した。
目覚めてから二人の話を聞くとそれぞれ別々の商品を開発して、
全く同じ原因で麻痺毒にかかったらしい。
フェダは私が『ゴム』と表現したシルクスパイダーの粘液とタールタートルの血液を混ぜた素材を使い、
伸縮性のある水筒を作ろうとしていたようだ。
これがあれば、水魔法を仕えない人たちでも水の持ち運びは便利になると考えたようだ。
ソシアは同じく『ゴム』を使い、伸縮性のあるスパッツのようなストレッチジーンズを作ったようだ。
そう、麻痺毒の原因はまさにこの『ゴム』だった。
タールタートルの血液は水に溶けないドロドロとした液体なので特に問題はないのだが、
一番使い慣れているはずのシルクスパイダーの粘液は水溶性で、汗や水に溶けだすと麻痺を起こすらしい。
今までも接着剤として多用されていた素材だったが、直接肌に触れたり、
水の入れ物に使ったりという事がたまたまなかったらしい。
2つの液体を混ぜ合わせ、型に入れ、火魔法などの熱を使って固める。
形作りは非常に楽で、型さえ作ってしまえば量産できる。
パンツのゴム紐くらいの少量であれば、麻痺を引き起こすほど滲み出すこともなかったのかもしれないが、
この素材は危険という事で、衣類や口に入る物には使わないように気を付けようという事になった。
現代でも新素材などは沢山開発されているが、やはり、人体への影響を確認する安全検査などは
こちらの世界では行われていなかったため、こうして被害者が出るまで分からないことが多い。
翌日、この『ゴム』問題をキジュにも報告し、フェダの鍛冶ギルドやソシアの生産ギルドでも
注意喚起を行ってもらうことになった。
私は、人体の影響が少なそうな、タイヤや靴底など、クッション性を生かせる案を出し。
ソシアやフェダもそれならと、色々な配合比率を考えてくれた、
シルクスパイダーの粘液をできる限り少なくする形で、製品開発を行ってくれた。
多分、今日か明日あたりにルマンで火魔法の暴発が起きるだろうが、私は助けることすらできない。
というか、私が引き起こす事件なのだから、私が止めるのもなんだか変な感じがするので、
私はそのままチェスターで一応使えるレベルまで邁進することにした。
家に戻る前にジンに頼み、スキルスクロールを鑑定してもらった。
商業ギルドには何人か『鑑定』のスキル持ちが居るのでこういう時に助かる。
5枚のうち3枚は武器強化のスクロールで買取値が金貨20枚だった。
残りの2枚は『隠密』と『気配探知』だったので私はかなりびっくりした。
これで『剣術』とかだったらどうしようとも思ったがもしかしたら、『LC: 71』の効果かなと思った。
そう、実は私のステータスで知力以外にも引き継がれていた項目がもう一つあった。
それが『LC』。周りのみんな的には、運の要素という事しか分からないらしいが、
王立図書館の書物では50以上でドロップ率の増加、60以上でレアドロップ増加などの検証結果が報告されていた。
ちなみに最高値は120前後まで確認されているらしい。
『100超えるとどうなるのだろう。』と思ってしまったことを思い出した。
武器強化のスクロールは換金して、一緒に潜ってくれたメンバーに分配することにした。
とりあえず、ソシアもフェダも『大事には至らなくてよかった。』とほっとした。
0
あなたにおすすめの小説
宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~
紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
あっ、追放されちゃった…。
satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。
母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。
ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。
そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。
精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる