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「ん…… よく寝た……」
ベッドから起き上がった私は大きく伸びをする。特に意味は無いのだけれどこれが気持ちいのよね。
「っとスマホスマホ」
そしていつも通り寝起きのネットサーフィンをするためベッドの辺りを探る。
ってあれ?
「ここどこ?」
私が昨日寝たのは狭苦しいオタクのワンルームだったはず。しかし、今私が居るのはホテルのスイートルームみたいな豪華絢爛な寝室。
「昨日酒飲んで寝たわけでもないし……」
確か昨日は来週から2期が放送されるアニメの1期を全部履修して、そのままベッドで寝たはずよね。
こんな天蓋まで付いている立派なベッドなんて知らないわ。
「流石に夢かしら」
アニメを直前まで見ていたから影響されたのよ。きっと。
見ていたのはサッカーの漫画だけど。
「痛い!ってことは夢じゃない?」
念のためほっぺでもつねってみたらちゃんと痛かった。
「何も分からないし探索してようかな」
寝室だけじゃ何も分からないのでとりあえず部屋の外に出ましょう。
「え……!!!」
思わず驚いたのは扉の近くにあった鏡を見てしまったから。
「オリヴィア様!?!?!?!?」
その鏡に映っていたのはどこにでもいる女子大生こと絵川美咲ではなく、私の敬愛する魂の最推し、『Detoxification of Aconitum』に出演する悪役令嬢のオリヴィア・エヴァンス様だった。
綺麗に伸びた銀色の髪、そして透き通っていて全てを見通しているような碧眼。男にも負けない173㎝の身長に抜群のスタイル。そして何よりも美しいご尊顔。
確かに悪役令嬢で、悪辣な女性であることは否定のしようが無い。けれど、それを全て帳消しにして余りあるほどの完璧なお姿を持っていらっしゃる。
しかも鏡に映っているということは、私がオリヴィア様に?
ってことは?
「美咲、可愛いぞ」
キャー!!!!!!
推しに好きなことを何でも言わせることが出来る!!!!!!!
「愚民が。どけ」
素晴らしすぎる!!!!もう夢でも何でもいいわ!!!!
そんな至福の時を過ごしていると、一枚の紙が私の足元に落ちる。
「何かしら?」
拾ってみると、日本語で『絵川美咲へ』と書いてあった。
「どうして私宛の手紙が……?」
今はオリヴィア様の筈なので疑問に思いつつも自分宛らしいので開いてみる。
『絵川美咲へ
突然の出来事だから困惑しているかもしれないが、あなたを私の体に転生させました。
現世での人生があったのに勝手なことをして申し訳ないわ。ただ、私としてもそうしなければならない事情があったことは知っておいて欲しいわ。
そんなあなたにお願い事があるの。それは、私の代わりにオリヴィア・エヴァンスとして悪役令嬢としての生を全うすること。あなたがゲーム内で見ていたようにね。
もし従ってくれるのであれば、私の専属騎士であるエドワード・オリバーという男に頼
るって欲しい。全ての指示は彼に伝えてあるから。
私はあなたが願いをかなえてくれることを心から信じているわ。
オリヴィア・エヴァンス』
と非常に達筆な文字で書かれていた。
「え!?オリヴィア様からの直々の依頼!?!?!?!?」
悪役令嬢として生を全うすること。つまり私は王子に断罪され、処刑されることを意味する。つまり、この美しい体を再び死に至らしめるということ。とても心苦しいわ。
「でも、オリヴィア様の願いなのよね……」
それにオリヴィア様は非常に聡明なお方。
手紙の内容的に結末を知った上で私に頼んでいるようだし、何か策があるに違いない。
つまり私の答えは一択。
「オリヴィア様の願いを叶えさせていただきます!」
推しが喜ぶのなら地獄にだってついていきます。
「とりあえずベッドでもう一度寝ようかな」
外の明るさ的に本来の起床時間まで時間があるからね。
私はオリヴィア様が包まれていたベッドで睡眠を取った。布団の中はとてもいい香りがして人生で一番幸せな睡眠でした。
起床時間を示す鐘が鳴り、目を覚ました私は使用人の到着を待つ。
「失礼します」
「どうぞ」
コンコンとノックが鳴り、数人の女性が部屋に入ってきた。全員メイド服を着用しており、とても可愛らしい女の子ばかりだった。
「ではお着換えをさせていただきます」
私はメイドにされるがまま服を着せられ、綺麗なドレス姿になった。
青を基調とした主張が控えめなドレス。しかし、それをオリヴィア様が着るとウエディングドレスも霞む程の素晴らしい光を放っていた。
ゲームで見たものと豪華さが違うから恐らく家族としか会わない屋敷内で着るために服かしら。
「終わりました。では食事へ向かいましょう」
「そうね」
私はオリヴィア様を意識して、丁寧で品のある口調で答える。
使用人は一切違和感を覚えていないようだし、大丈夫そうね。
使用人に案内されるがまま、食事へ向かう。
到着すると、1人の女性と2人の男性が既に座っていた。
確かオリヴィア様と両親と弟で4人家族だったので私が最後だったらしい。
「では食べるか」
私が席に付くと、父親のパトリック・エヴァンスがそう言って食事が始まった。
皆貴族というだけあって、丁寧な作法で食事を食べ始める。
私もそれに合わせて、オリヴィア様として恥ずかしくない丁寧な食べ方を心掛ける。
美味しそうなご飯が目の前にあるが、美味しさなどは二の次だ。
「オリヴィアよ。明日から学園に向けて旅立つことになっているが、心配事などは無いか?」
パトリックは私に対しそう尋ねてきた。
なるほど。今はゲームの少し前位らしいのね。スタートが入学式で、エヴァンス家から明日移動することを考えると距離的に1週間前と考えるのが妥当かしら。
「ええ、勿論です。何も心配はございません」
オリヴィア様ならそう返すと判断しての発言だったが、何も知らない私自身は心配しかないわ。
「まあオリヴィアですものね。出発の準備も昨日までに終わらせているようですし」
そう話すのは母であるイザベルだろうか?
ゲーム内では一度も顔が出たことが無いので断定は出来ないけれど、見た目的に多分そうだ。
オリヴィア様に並ぶくらいに美人な方ですし。
それからも学園について軽く話をしつつ、朝食を終えた。
そして自室に戻ると先に待っている一人の男性が。
「お待ちしておりました。オリヴィア様」
その男こそがエドワード・オリバー。オリヴィア様の専属騎士である。
やっぱりかなりのイケメンね。茶髪に赤い目が非常に似合っているわ。
身長はオリヴィア様よりも少し高く、180㎝。理想の組み合わせね。
流石オリヴィア様。見る目があります。
「オリバー。手紙の話なんだけれど」
私はオリヴィア様の事を信じ、ストレートに聞いてみることに。
「ああ、あの話ですか。美咲様はどちらを選ばれますか?」
エドワードは非常に優しい口調で私に問いかけてきた。
「私は、願いを叶えたいです」
「そうですか。とても嬉しいです」
エドワードは爽やかに笑った。
「早速なんですけれど、何をすれば良いんですか?」
「今はまだ何もしなくて大丈夫です。それと、タメ口で話していただけると有難いです。あなたはオリヴィア様ですから」
「分かったわ。そうさせてもらうね」
初対面の男性にタメ口で話すのは少しくすぐったいけれど、私はオリヴィア様なんだから。しっかりしないと。
「そうそう、話し方や作法についてですが、私から口出しする必要も無いほどに完璧でした。流石美咲様です」
「そう?嬉しい」
私はオリヴィア様としてちゃんと振る舞えていたみたい。
「それでは。私は騎士としての訓練があるので訓練場に向かわせていただきます」
エドワードは私に丁寧なお辞儀をして、部屋から出て行った。
流石オリヴィア様。完璧すぎる専属騎士だわ。あの方ならどんなに苦しい場面でも助けてくれそうな安心感がある。
「さて、これからどうしようかな」
本来ならば家庭教師による勉強や来客の対応などをしなければならないと思うのだけれど、旅立ち前日だからってことで一日好きなように過ごしなさいとお父様から言われているのよね。
そうだ!
ベッドから起き上がった私は大きく伸びをする。特に意味は無いのだけれどこれが気持ちいのよね。
「っとスマホスマホ」
そしていつも通り寝起きのネットサーフィンをするためベッドの辺りを探る。
ってあれ?
「ここどこ?」
私が昨日寝たのは狭苦しいオタクのワンルームだったはず。しかし、今私が居るのはホテルのスイートルームみたいな豪華絢爛な寝室。
「昨日酒飲んで寝たわけでもないし……」
確か昨日は来週から2期が放送されるアニメの1期を全部履修して、そのままベッドで寝たはずよね。
こんな天蓋まで付いている立派なベッドなんて知らないわ。
「流石に夢かしら」
アニメを直前まで見ていたから影響されたのよ。きっと。
見ていたのはサッカーの漫画だけど。
「痛い!ってことは夢じゃない?」
念のためほっぺでもつねってみたらちゃんと痛かった。
「何も分からないし探索してようかな」
寝室だけじゃ何も分からないのでとりあえず部屋の外に出ましょう。
「え……!!!」
思わず驚いたのは扉の近くにあった鏡を見てしまったから。
「オリヴィア様!?!?!?!?」
その鏡に映っていたのはどこにでもいる女子大生こと絵川美咲ではなく、私の敬愛する魂の最推し、『Detoxification of Aconitum』に出演する悪役令嬢のオリヴィア・エヴァンス様だった。
綺麗に伸びた銀色の髪、そして透き通っていて全てを見通しているような碧眼。男にも負けない173㎝の身長に抜群のスタイル。そして何よりも美しいご尊顔。
確かに悪役令嬢で、悪辣な女性であることは否定のしようが無い。けれど、それを全て帳消しにして余りあるほどの完璧なお姿を持っていらっしゃる。
しかも鏡に映っているということは、私がオリヴィア様に?
ってことは?
「美咲、可愛いぞ」
キャー!!!!!!
推しに好きなことを何でも言わせることが出来る!!!!!!!
「愚民が。どけ」
素晴らしすぎる!!!!もう夢でも何でもいいわ!!!!
そんな至福の時を過ごしていると、一枚の紙が私の足元に落ちる。
「何かしら?」
拾ってみると、日本語で『絵川美咲へ』と書いてあった。
「どうして私宛の手紙が……?」
今はオリヴィア様の筈なので疑問に思いつつも自分宛らしいので開いてみる。
『絵川美咲へ
突然の出来事だから困惑しているかもしれないが、あなたを私の体に転生させました。
現世での人生があったのに勝手なことをして申し訳ないわ。ただ、私としてもそうしなければならない事情があったことは知っておいて欲しいわ。
そんなあなたにお願い事があるの。それは、私の代わりにオリヴィア・エヴァンスとして悪役令嬢としての生を全うすること。あなたがゲーム内で見ていたようにね。
もし従ってくれるのであれば、私の専属騎士であるエドワード・オリバーという男に頼
るって欲しい。全ての指示は彼に伝えてあるから。
私はあなたが願いをかなえてくれることを心から信じているわ。
オリヴィア・エヴァンス』
と非常に達筆な文字で書かれていた。
「え!?オリヴィア様からの直々の依頼!?!?!?!?」
悪役令嬢として生を全うすること。つまり私は王子に断罪され、処刑されることを意味する。つまり、この美しい体を再び死に至らしめるということ。とても心苦しいわ。
「でも、オリヴィア様の願いなのよね……」
それにオリヴィア様は非常に聡明なお方。
手紙の内容的に結末を知った上で私に頼んでいるようだし、何か策があるに違いない。
つまり私の答えは一択。
「オリヴィア様の願いを叶えさせていただきます!」
推しが喜ぶのなら地獄にだってついていきます。
「とりあえずベッドでもう一度寝ようかな」
外の明るさ的に本来の起床時間まで時間があるからね。
私はオリヴィア様が包まれていたベッドで睡眠を取った。布団の中はとてもいい香りがして人生で一番幸せな睡眠でした。
起床時間を示す鐘が鳴り、目を覚ました私は使用人の到着を待つ。
「失礼します」
「どうぞ」
コンコンとノックが鳴り、数人の女性が部屋に入ってきた。全員メイド服を着用しており、とても可愛らしい女の子ばかりだった。
「ではお着換えをさせていただきます」
私はメイドにされるがまま服を着せられ、綺麗なドレス姿になった。
青を基調とした主張が控えめなドレス。しかし、それをオリヴィア様が着るとウエディングドレスも霞む程の素晴らしい光を放っていた。
ゲームで見たものと豪華さが違うから恐らく家族としか会わない屋敷内で着るために服かしら。
「終わりました。では食事へ向かいましょう」
「そうね」
私はオリヴィア様を意識して、丁寧で品のある口調で答える。
使用人は一切違和感を覚えていないようだし、大丈夫そうね。
使用人に案内されるがまま、食事へ向かう。
到着すると、1人の女性と2人の男性が既に座っていた。
確かオリヴィア様と両親と弟で4人家族だったので私が最後だったらしい。
「では食べるか」
私が席に付くと、父親のパトリック・エヴァンスがそう言って食事が始まった。
皆貴族というだけあって、丁寧な作法で食事を食べ始める。
私もそれに合わせて、オリヴィア様として恥ずかしくない丁寧な食べ方を心掛ける。
美味しそうなご飯が目の前にあるが、美味しさなどは二の次だ。
「オリヴィアよ。明日から学園に向けて旅立つことになっているが、心配事などは無いか?」
パトリックは私に対しそう尋ねてきた。
なるほど。今はゲームの少し前位らしいのね。スタートが入学式で、エヴァンス家から明日移動することを考えると距離的に1週間前と考えるのが妥当かしら。
「ええ、勿論です。何も心配はございません」
オリヴィア様ならそう返すと判断しての発言だったが、何も知らない私自身は心配しかないわ。
「まあオリヴィアですものね。出発の準備も昨日までに終わらせているようですし」
そう話すのは母であるイザベルだろうか?
ゲーム内では一度も顔が出たことが無いので断定は出来ないけれど、見た目的に多分そうだ。
オリヴィア様に並ぶくらいに美人な方ですし。
それからも学園について軽く話をしつつ、朝食を終えた。
そして自室に戻ると先に待っている一人の男性が。
「お待ちしておりました。オリヴィア様」
その男こそがエドワード・オリバー。オリヴィア様の専属騎士である。
やっぱりかなりのイケメンね。茶髪に赤い目が非常に似合っているわ。
身長はオリヴィア様よりも少し高く、180㎝。理想の組み合わせね。
流石オリヴィア様。見る目があります。
「オリバー。手紙の話なんだけれど」
私はオリヴィア様の事を信じ、ストレートに聞いてみることに。
「ああ、あの話ですか。美咲様はどちらを選ばれますか?」
エドワードは非常に優しい口調で私に問いかけてきた。
「私は、願いを叶えたいです」
「そうですか。とても嬉しいです」
エドワードは爽やかに笑った。
「早速なんですけれど、何をすれば良いんですか?」
「今はまだ何もしなくて大丈夫です。それと、タメ口で話していただけると有難いです。あなたはオリヴィア様ですから」
「分かったわ。そうさせてもらうね」
初対面の男性にタメ口で話すのは少しくすぐったいけれど、私はオリヴィア様なんだから。しっかりしないと。
「そうそう、話し方や作法についてですが、私から口出しする必要も無いほどに完璧でした。流石美咲様です」
「そう?嬉しい」
私はオリヴィア様としてちゃんと振る舞えていたみたい。
「それでは。私は騎士としての訓練があるので訓練場に向かわせていただきます」
エドワードは私に丁寧なお辞儀をして、部屋から出て行った。
流石オリヴィア様。完璧すぎる専属騎士だわ。あの方ならどんなに苦しい場面でも助けてくれそうな安心感がある。
「さて、これからどうしようかな」
本来ならば家庭教師による勉強や来客の対応などをしなければならないと思うのだけれど、旅立ち前日だからってことで一日好きなように過ごしなさいとお父様から言われているのよね。
そうだ!
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