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72話
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「私?私はギルド『魔術師の楽園』のギルドマスターよ!」
「ギルドマスター?別の人だった気がするんですけど……」
俺の記憶が正しければ、結構身長が高めの大人な女性だった気がするんですが。
「あれは世を忍ぶ仮の姿。今の姿こそが真の姿なのだ!」
「……え?」
「つまりは、表に出ているギルドマスターも今の私も私ってことだ!!!」
「いや、これはどう見ても……」
顔や髪型くらいだったらメイクとか服装を工夫したら誤魔化せなくもないけど、身長まで誤魔化すのは流石に無理があると思うんですが。
画面や写真でしか見た事が無いから間違っているかもしれないけれど、30㎝くらい身長違いますよね。
「キルケーは魔法使いといえば小中学生くらいの美少女だろと言い張ってわざわざ容姿を変える魔道具を使っているんだ」
「見た目を変える魔道具って……」
確かに見た目を変える魔道具は存在する。ただし、あれは代償として身体能力が小中学生並みに落ちるはずなんですが。
「一般的な魔法使いに近接戦闘は必要無いからな。それに浮遊魔法をこいつは習得しているから移動面も特に支障はない」
「色々頑張っているんですね」
「頑張ってなどいない!正真正銘これが真の姿だ!」
「……分かりました」
これ以上メタ的な話をするとキレられるか泣くかの二択で絶対面倒なので何も言わないことにした。
「それはともかくとして、あなたが麗奈が嫉妬している杏奈の恋人ね」
「「恋人ではなくて相棒」」
「の割にはそこのダークエルフが加わるまでは二人で同棲していたらしいけれど」
「同じ家に住んでいた方が効率が良いだけです。ずっと二人で潜るわけですし。それに丁度孤児院出身だから家も無かったですし」
「姉妹揃って相変わらずの効率厨ね……」
恥ずかしがる様子もなくさも当然のように話す杏奈さんにキルケーさんは呆れていた。
俺は孤児員のお陰で女子との同棲というのに慣れているから何とも思わなかったけれど、やっぱりおかしいよね。感覚が間違ってなくて良かった。
「はいはい、そんな雑談は良いから今後どうするのか決めないと。麗奈さんの指示で一応誰も殺していないけど、僕たちが敵対した事は敵側にバレちゃってるんだから」
と氷浦さんが話題を今起きている問題に戻した。
「別にどうするも何も、ただ襲撃から身を守り続けて時間を稼ぐだけだぞ」
「時間を稼ぐだけって。倒したりはしないの?」
「ああ。それはこの三人にやってもらう予定だからな」
「……え?」
10大ギルドからの襲撃を防ぎ続けることで相手の国側からのストップがかかるのを待つのかなと思っていたけど全く違った。
俺たちが倒すってどういうことですかね。ボスどころか異世界人ですらない幹部すら倒せない状況なんですが。
「いやいやいや。いくらこの3人が将来有望株だったとしても、10大ギルド5つを倒せる程は強くないわ。現に地神教の協力を受けた所で時間稼ぎが関の山だったじゃない。まあ地神教は対人戦に滅法弱いから仕方ないと言えばそうだけど」
「分かっている。だから時間を稼いで強くなってもらう」
「一体どれだけ時間がかかると思っているのよ」
「それは私にも分からない。が、私たちが妹のギルドを狙う10大ギルドを全て倒したところで、いくら正当な理由をこじつけた所で、国際問題になって戦争が始まるだろうからな」
「それはそうだけどさ……」
「まあまあ、守りに定評のある僕たちが味方に付いているわけだから、心配しなくても死者は出ないから」
「ったくもう……それでもし犠牲者が出たら殺すわよ」
「出来るものならね」
「分かったわよ」
「というわけだから出来るだけ早く強くなってきてくれ」
「は、はい……」
と夏休みの宿題を課す教師のようなノリで世界最強クラスになってこいと指示されてしまった。
「どうします?」
他の人たちが既に帰った戦地で俺と杏奈さんとイザベルさんで作戦会議をすることになった。
「強くなるだけじゃない」
「そうだけどさ。急いで世界最強になれって言われているんだよ。ランクを一つ上げるのとはわけが違うよ」
レベル10とか15くらい能力値を上げるだけだったらまだ攻撃力のゴリ押しでどうにかなるかもしれないけど、多分今回は30とか40とか上げる必要があるんですよ。
「だが、課されたものはやるしかないだろう。大体期限としては2カ月程度だろうか」
「2カ月……」
「十分じゃない。薬漬けにしてしまえば半年分のレベル上げが出来るから」
「2カ月徹夜ってこと!?」
確か結構昔に100時間以上起き続けていた人が幻覚を見たり精神に異常が起きたりしたって話聞いたことあるんですが。
「大丈夫よ。エナジードリンクじゃなくてエリクサーだから」
「そんなにエリクサーは万能なのか「万能よ」」
食い気味に言わなくても。
「エリクサーに出来ないことは無いわ。今は飲んでも若返らないけれど、いずれは出来るようになるわ」
「それは無いと思います」
若返り機能まで付いちゃったらそれはまた別の薬なのよ。時を戻して疑似的に回復状態にさせちゃう系の悪魔の薬なのよ。
「とりあえず今ある薬をフル活用しつつ、『師走の先』の人たちに大量生産させるわ」
「相変わらず便利に使うなあ……」
「とりあえず一杯飲みましょう」
開始前の景気づけとして、エリクサー入り飲料を一杯飲んでから2カ月に渡る徹夜レベリングがスタートしてしまった。
「ギルドマスター?別の人だった気がするんですけど……」
俺の記憶が正しければ、結構身長が高めの大人な女性だった気がするんですが。
「あれは世を忍ぶ仮の姿。今の姿こそが真の姿なのだ!」
「……え?」
「つまりは、表に出ているギルドマスターも今の私も私ってことだ!!!」
「いや、これはどう見ても……」
顔や髪型くらいだったらメイクとか服装を工夫したら誤魔化せなくもないけど、身長まで誤魔化すのは流石に無理があると思うんですが。
画面や写真でしか見た事が無いから間違っているかもしれないけれど、30㎝くらい身長違いますよね。
「キルケーは魔法使いといえば小中学生くらいの美少女だろと言い張ってわざわざ容姿を変える魔道具を使っているんだ」
「見た目を変える魔道具って……」
確かに見た目を変える魔道具は存在する。ただし、あれは代償として身体能力が小中学生並みに落ちるはずなんですが。
「一般的な魔法使いに近接戦闘は必要無いからな。それに浮遊魔法をこいつは習得しているから移動面も特に支障はない」
「色々頑張っているんですね」
「頑張ってなどいない!正真正銘これが真の姿だ!」
「……分かりました」
これ以上メタ的な話をするとキレられるか泣くかの二択で絶対面倒なので何も言わないことにした。
「それはともかくとして、あなたが麗奈が嫉妬している杏奈の恋人ね」
「「恋人ではなくて相棒」」
「の割にはそこのダークエルフが加わるまでは二人で同棲していたらしいけれど」
「同じ家に住んでいた方が効率が良いだけです。ずっと二人で潜るわけですし。それに丁度孤児院出身だから家も無かったですし」
「姉妹揃って相変わらずの効率厨ね……」
恥ずかしがる様子もなくさも当然のように話す杏奈さんにキルケーさんは呆れていた。
俺は孤児員のお陰で女子との同棲というのに慣れているから何とも思わなかったけれど、やっぱりおかしいよね。感覚が間違ってなくて良かった。
「はいはい、そんな雑談は良いから今後どうするのか決めないと。麗奈さんの指示で一応誰も殺していないけど、僕たちが敵対した事は敵側にバレちゃってるんだから」
と氷浦さんが話題を今起きている問題に戻した。
「別にどうするも何も、ただ襲撃から身を守り続けて時間を稼ぐだけだぞ」
「時間を稼ぐだけって。倒したりはしないの?」
「ああ。それはこの三人にやってもらう予定だからな」
「……え?」
10大ギルドからの襲撃を防ぎ続けることで相手の国側からのストップがかかるのを待つのかなと思っていたけど全く違った。
俺たちが倒すってどういうことですかね。ボスどころか異世界人ですらない幹部すら倒せない状況なんですが。
「いやいやいや。いくらこの3人が将来有望株だったとしても、10大ギルド5つを倒せる程は強くないわ。現に地神教の協力を受けた所で時間稼ぎが関の山だったじゃない。まあ地神教は対人戦に滅法弱いから仕方ないと言えばそうだけど」
「分かっている。だから時間を稼いで強くなってもらう」
「一体どれだけ時間がかかると思っているのよ」
「それは私にも分からない。が、私たちが妹のギルドを狙う10大ギルドを全て倒したところで、いくら正当な理由をこじつけた所で、国際問題になって戦争が始まるだろうからな」
「それはそうだけどさ……」
「まあまあ、守りに定評のある僕たちが味方に付いているわけだから、心配しなくても死者は出ないから」
「ったくもう……それでもし犠牲者が出たら殺すわよ」
「出来るものならね」
「分かったわよ」
「というわけだから出来るだけ早く強くなってきてくれ」
「は、はい……」
と夏休みの宿題を課す教師のようなノリで世界最強クラスになってこいと指示されてしまった。
「どうします?」
他の人たちが既に帰った戦地で俺と杏奈さんとイザベルさんで作戦会議をすることになった。
「強くなるだけじゃない」
「そうだけどさ。急いで世界最強になれって言われているんだよ。ランクを一つ上げるのとはわけが違うよ」
レベル10とか15くらい能力値を上げるだけだったらまだ攻撃力のゴリ押しでどうにかなるかもしれないけど、多分今回は30とか40とか上げる必要があるんですよ。
「だが、課されたものはやるしかないだろう。大体期限としては2カ月程度だろうか」
「2カ月……」
「十分じゃない。薬漬けにしてしまえば半年分のレベル上げが出来るから」
「2カ月徹夜ってこと!?」
確か結構昔に100時間以上起き続けていた人が幻覚を見たり精神に異常が起きたりしたって話聞いたことあるんですが。
「大丈夫よ。エナジードリンクじゃなくてエリクサーだから」
「そんなにエリクサーは万能なのか「万能よ」」
食い気味に言わなくても。
「エリクサーに出来ないことは無いわ。今は飲んでも若返らないけれど、いずれは出来るようになるわ」
「それは無いと思います」
若返り機能まで付いちゃったらそれはまた別の薬なのよ。時を戻して疑似的に回復状態にさせちゃう系の悪魔の薬なのよ。
「とりあえず今ある薬をフル活用しつつ、『師走の先』の人たちに大量生産させるわ」
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「とりあえず一杯飲みましょう」
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