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剣士LOVE
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15歳になった時、ステータス画面を通して自分の才能を知ることになる。
結果、他は平均くらいだが俺は魔法使いとしての才能がとても高いらしい。
しかし俺は剣士になりたいのだ。
そこは譲れなかった俺は全ての反対を押し切って剣士になることにした。
ただこのままでは並程度の剣士になって終わりだ。剣士になってもそれでは駄目だ。強い剣士に俺はなる。
俺は自分の才能を利用することにした。
魔法の才能だ。
真っ先に手をつけたのは補助魔法。自分の身体能力を魔法で底上げするのだ。
しかしこの程度ではスキルを使った剣士より若干身体能力が高くなるレベルだ。一流と呼ばれる人には及ばない。そこまでの剣の才能が俺には無かった。
ただ速くて重いだけでは見切られてしまう。
というか実際に見切られた。しかも同級生に。
そいつは天才剣士だから仕方ないといえば仕方ないのだが。
それでも諦めきれない。
俺は浮遊魔法を覚えた。従来の平面の動きに空中で自在に動き回る縦の動きを加えた立体的な戦闘を可能にした。
しかしそれでも負けた。それはもうあっさりと。
俺は遂に避けていた攻撃魔法に手をつけることにした。
あくまで剣士ということを活かす。
攻撃魔法を武器に宿らせることにより剣士としての攻撃に魔法の要素を追加する。魔法と物理攻撃は受け流し方が全く違うため防御は困難になる。
今度こそいけると思い俺は再度挑戦した。
「もうこれで何度目だよ。何回やっても俺が勝つから諦めなって」
「いや、今度の秘策は違うね。絶対勝てる」
「毎回同じこと言ってるじゃん⋯⋯」
「俺に勝ったら今回も飯奢るから!」
「しょうがねえなあ。付き合ってやるよ」
「助かるよ。なら行くぞ!」
そして戦闘が始まった。天才剣士ことアックスの戦闘スタイルはその場をほとんど動かないことが特色だ。
斬撃を飛ばすことで遠距離攻撃を行い、近距離は持ち前の超反応と先読みで対応する。
数手先を読んで行動してくる癖にそれからズラした攻撃をしても反射的に対応されてしまうのだ。
正直反則だと思う。
俺に向かい斬撃を飛ばしてくる。空中に逃げることも可能だと分かっているため、命中させることを第1にした範囲を広めた斬撃が飛んでくる。
俺は身体能力を上げ高速で全てを回避する。そして秘策の攻撃魔法を使用した。
俺は一気に迫り、アックスに向かって剣をなぎ払った。斬撃と共に炎属性の攻撃がアックスに襲い掛かった。
斬撃の方はいとも簡単に止められたが、魔法の方は効いたようだ。
次は土魔法だ。少し使い方を変える。
剣の攻撃の軌道に合わせて先に土魔法をぶつける。土魔法は物理的な攻撃のため受け止められた。しかし剣をブレさせることには成功した。
剣で攻撃を当てられた。
今度こそ本当に勝てる!
そう思うのも束の間、アックスの反撃が始まった。
目にも止まらぬスピードで斬撃を大量に飛ばしてきた。反撃する間が一切無い。
それを必死に躱し、受け止めるので精一杯だった。
すると背中から斬撃が飛んできた。斬撃を曲げてきた。
このままではどうしようもない。俺は一気に勝負を決めることにした。
火と土だけでなく水、雷、光、闇の全属性を同時に起動する。
全属性の魔法と共に浮遊魔法で真上から全てを叩き込んだ。
地面が抉れるレベルの攻撃だ。
しかしアックスは耐えていた。返しに俺に斬撃を当てた。
俺はもう動けなかった。しかしアックスも動けないようだ。
勝てはしなかったがついに引き分ける事は出来た。
結果、他は平均くらいだが俺は魔法使いとしての才能がとても高いらしい。
しかし俺は剣士になりたいのだ。
そこは譲れなかった俺は全ての反対を押し切って剣士になることにした。
ただこのままでは並程度の剣士になって終わりだ。剣士になってもそれでは駄目だ。強い剣士に俺はなる。
俺は自分の才能を利用することにした。
魔法の才能だ。
真っ先に手をつけたのは補助魔法。自分の身体能力を魔法で底上げするのだ。
しかしこの程度ではスキルを使った剣士より若干身体能力が高くなるレベルだ。一流と呼ばれる人には及ばない。そこまでの剣の才能が俺には無かった。
ただ速くて重いだけでは見切られてしまう。
というか実際に見切られた。しかも同級生に。
そいつは天才剣士だから仕方ないといえば仕方ないのだが。
それでも諦めきれない。
俺は浮遊魔法を覚えた。従来の平面の動きに空中で自在に動き回る縦の動きを加えた立体的な戦闘を可能にした。
しかしそれでも負けた。それはもうあっさりと。
俺は遂に避けていた攻撃魔法に手をつけることにした。
あくまで剣士ということを活かす。
攻撃魔法を武器に宿らせることにより剣士としての攻撃に魔法の要素を追加する。魔法と物理攻撃は受け流し方が全く違うため防御は困難になる。
今度こそいけると思い俺は再度挑戦した。
「もうこれで何度目だよ。何回やっても俺が勝つから諦めなって」
「いや、今度の秘策は違うね。絶対勝てる」
「毎回同じこと言ってるじゃん⋯⋯」
「俺に勝ったら今回も飯奢るから!」
「しょうがねえなあ。付き合ってやるよ」
「助かるよ。なら行くぞ!」
そして戦闘が始まった。天才剣士ことアックスの戦闘スタイルはその場をほとんど動かないことが特色だ。
斬撃を飛ばすことで遠距離攻撃を行い、近距離は持ち前の超反応と先読みで対応する。
数手先を読んで行動してくる癖にそれからズラした攻撃をしても反射的に対応されてしまうのだ。
正直反則だと思う。
俺に向かい斬撃を飛ばしてくる。空中に逃げることも可能だと分かっているため、命中させることを第1にした範囲を広めた斬撃が飛んでくる。
俺は身体能力を上げ高速で全てを回避する。そして秘策の攻撃魔法を使用した。
俺は一気に迫り、アックスに向かって剣をなぎ払った。斬撃と共に炎属性の攻撃がアックスに襲い掛かった。
斬撃の方はいとも簡単に止められたが、魔法の方は効いたようだ。
次は土魔法だ。少し使い方を変える。
剣の攻撃の軌道に合わせて先に土魔法をぶつける。土魔法は物理的な攻撃のため受け止められた。しかし剣をブレさせることには成功した。
剣で攻撃を当てられた。
今度こそ本当に勝てる!
そう思うのも束の間、アックスの反撃が始まった。
目にも止まらぬスピードで斬撃を大量に飛ばしてきた。反撃する間が一切無い。
それを必死に躱し、受け止めるので精一杯だった。
すると背中から斬撃が飛んできた。斬撃を曲げてきた。
このままではどうしようもない。俺は一気に勝負を決めることにした。
火と土だけでなく水、雷、光、闇の全属性を同時に起動する。
全属性の魔法と共に浮遊魔法で真上から全てを叩き込んだ。
地面が抉れるレベルの攻撃だ。
しかしアックスは耐えていた。返しに俺に斬撃を当てた。
俺はもう動けなかった。しかしアックスも動けないようだ。
勝てはしなかったがついに引き分ける事は出来た。
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