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バレてご飯
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「伊月さんってオメガですよね」
…!?
なん、なんでバレた???
抑制剤を飲んでるからフェロモンは出てないはず
「ち!違います!」
否定しないと
バレちゃダメなんだ
怪しいと思ったきっとコイツは…
「違うくないですよね!」
っ、言い訳できな
「ごめ、ごめんなさい何でもするので黙っててください
すみませんすみません」
訴えられて負けるのは俺だ
バース性を偽りアルバイトを申し込んだのだから
これでレイプされようが今の法律ではどっちも罰せられない
強いて言えばフェロモンが出てるであろう俺が罰せられる
そんな世界なんだ
「謝らないでください!それで伊月さんはフェロモン…感じ取れないんですよね…?多分ですけど」
っ!?なんでそこまでバレて…
「え、えと、はい…」
もう全てを白状して黙っててもらうしかないだろう
ここまでかぁ
もう俺は牢獄行きだろう
真由だけが心残りだ…
「やっぱり!先天性的なものですか?」
うぅ…「ち、違います抑制剤を飲んでる副作用です…」
先天性とかまでは分からないのか…
なぜバレたんだ
「じゃ抑制剤を辞めたら治るんですか?」
俺がフェロモン感じ取れる感じ取れないは重要な話なのか…?
「はい、な、治ると思います…」
「よかった!
じゃあ次から飲まないでくださいね。
俺の運命の番なんだから」
…!?
この人は今なんと言った
うんめいのつがい
ウンメイノツガイ
…運命の番!?
運命の番だと俺のフェロモンが感じとれるのか?
抑制剤をこんなに飲んでいても?
もうこの人がいい人なことにかけるしかない…!
━━━━━━━━━━━━━━━━
……なんやかんやあって何故か俺は…
緋彩さんと夜ご飯を食べに来てる
流されてしまった!!バイトが終わったあと何故か家まで迎えに来て…アレ教えたっけ?
まあいいか
真由にはかるく事情を話した
すると真由は「に、にぃにもついに春が!!!
今日のご飯は冷蔵して朝にでも食べればいいし大丈夫だよ!」って
、、、何この天使!?!?????
世界一可愛いよ真由ー!!!!!!!!!
…ゴホン
てかこんな高い店に入れてもらったけどお金ないしスウェットで来ちゃったよ
もっとファミレスで話し合いだと思ってたから…
どうしよう…
と、とりあえずメニューを…
「伊月さん!メニューみます?
何食べたいですか?」
うう…
「あ!もしかしてお金の心配してますか?
俺が奢るので安心してください!」
えバレてる?
「え、と申し訳ないです」
「…これはもう少し雰囲気が出てから言いたかったのですが」
急に緋彩さんが地べたに片膝をつき俺に向かって何かを差し出してきた
???
「結婚を前提にお付き合いしてください!」
え????
俺に指輪を差し出してきた
「あ、え?っと、ん?
俺まだ緋彩さんと出会って1日もたってませんけど…」
なぜいけると思った?
弱みを握ってるからか…?
脅されたら元も子もない
「一目惚れ…この言葉は容姿やフェロモンにのみで惹かれていったようで嫌いなのですが
簡単に言えば一目惚れです!!
でもその後に伊月さんと喋ったり伊月さんのことを調べていくうちにどんどん好きになっちゃいました!!
お願いします!!!!!」
えぇ…
一目惚れか…
もしかして本当に緋彩さんが言っていたように
俺ら運命の番…なの、か?
半信半疑だったんだが
「と、とりあえず!お友達からじゃ、ダメ、ですか?」
「グッ、お願いします!!!フェロモンなんかなくたって惚れさせてみせます!!」
とりあえず万事解決?
多分優しそうだからオメガってこと隠しててくれそうだよ…ね?
━━━━━━━━━━━━━━
お、おいひぃ♡♡♡♡♡
こんな美味しい食べ物食べたことない!!
待ってそれは嘘だ真由の作った料理の方が美味しい
で、でもぉほっぺたが落ちてしまいそう…
結局クリームパスタにした
優柔不断すぎて決めれなかったため緋彩さんがこれなんか美味しいですよ!なんてニコニコしていたからそれを頼んでしまった
それにしても美味しいな!????
ほっぺた落ちてないか…?
…!?
なん、なんでバレた???
抑制剤を飲んでるからフェロモンは出てないはず
「ち!違います!」
否定しないと
バレちゃダメなんだ
怪しいと思ったきっとコイツは…
「違うくないですよね!」
っ、言い訳できな
「ごめ、ごめんなさい何でもするので黙っててください
すみませんすみません」
訴えられて負けるのは俺だ
バース性を偽りアルバイトを申し込んだのだから
これでレイプされようが今の法律ではどっちも罰せられない
強いて言えばフェロモンが出てるであろう俺が罰せられる
そんな世界なんだ
「謝らないでください!それで伊月さんはフェロモン…感じ取れないんですよね…?多分ですけど」
っ!?なんでそこまでバレて…
「え、えと、はい…」
もう全てを白状して黙っててもらうしかないだろう
ここまでかぁ
もう俺は牢獄行きだろう
真由だけが心残りだ…
「やっぱり!先天性的なものですか?」
うぅ…「ち、違います抑制剤を飲んでる副作用です…」
先天性とかまでは分からないのか…
なぜバレたんだ
「じゃ抑制剤を辞めたら治るんですか?」
俺がフェロモン感じ取れる感じ取れないは重要な話なのか…?
「はい、な、治ると思います…」
「よかった!
じゃあ次から飲まないでくださいね。
俺の運命の番なんだから」
…!?
この人は今なんと言った
うんめいのつがい
ウンメイノツガイ
…運命の番!?
運命の番だと俺のフェロモンが感じとれるのか?
抑制剤をこんなに飲んでいても?
もうこの人がいい人なことにかけるしかない…!
━━━━━━━━━━━━━━━━
……なんやかんやあって何故か俺は…
緋彩さんと夜ご飯を食べに来てる
流されてしまった!!バイトが終わったあと何故か家まで迎えに来て…アレ教えたっけ?
まあいいか
真由にはかるく事情を話した
すると真由は「に、にぃにもついに春が!!!
今日のご飯は冷蔵して朝にでも食べればいいし大丈夫だよ!」って
、、、何この天使!?!?????
世界一可愛いよ真由ー!!!!!!!!!
…ゴホン
てかこんな高い店に入れてもらったけどお金ないしスウェットで来ちゃったよ
もっとファミレスで話し合いだと思ってたから…
どうしよう…
と、とりあえずメニューを…
「伊月さん!メニューみます?
何食べたいですか?」
うう…
「あ!もしかしてお金の心配してますか?
俺が奢るので安心してください!」
えバレてる?
「え、と申し訳ないです」
「…これはもう少し雰囲気が出てから言いたかったのですが」
急に緋彩さんが地べたに片膝をつき俺に向かって何かを差し出してきた
???
「結婚を前提にお付き合いしてください!」
え????
俺に指輪を差し出してきた
「あ、え?っと、ん?
俺まだ緋彩さんと出会って1日もたってませんけど…」
なぜいけると思った?
弱みを握ってるからか…?
脅されたら元も子もない
「一目惚れ…この言葉は容姿やフェロモンにのみで惹かれていったようで嫌いなのですが
簡単に言えば一目惚れです!!
でもその後に伊月さんと喋ったり伊月さんのことを調べていくうちにどんどん好きになっちゃいました!!
お願いします!!!!!」
えぇ…
一目惚れか…
もしかして本当に緋彩さんが言っていたように
俺ら運命の番…なの、か?
半信半疑だったんだが
「と、とりあえず!お友達からじゃ、ダメ、ですか?」
「グッ、お願いします!!!フェロモンなんかなくたって惚れさせてみせます!!」
とりあえず万事解決?
多分優しそうだからオメガってこと隠しててくれそうだよ…ね?
━━━━━━━━━━━━━━
お、おいひぃ♡♡♡♡♡
こんな美味しい食べ物食べたことない!!
待ってそれは嘘だ真由の作った料理の方が美味しい
で、でもぉほっぺたが落ちてしまいそう…
結局クリームパスタにした
優柔不断すぎて決めれなかったため緋彩さんがこれなんか美味しいですよ!なんてニコニコしていたからそれを頼んでしまった
それにしても美味しいな!????
ほっぺた落ちてないか…?
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