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4等星・パーティーと再会 その2
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その後、俺っちたちは体育館に戻る。
中にはさっきよりも別の種族が現れる。
「神以外も来るんだな」
「今回の参加者に、妖怪、天使、悪魔、そして神が参加する」
叔父様の思いつきは、いつもの事だからなと言うオリオン。
嘘だろ、今回のオリンピアは参加条件なしかよ。
「オリオン!」
ドスドスと鰐男がオリオンに近付く。
目の前に来ると、英理空ぐらいの大声で喋る。
「僕だよ、セべクだよ!」
「!セべクか、久しぶり」
小学校の水泳教室以来だなと言い、手を握る。
セべクは嬉しそうに握り返す。
「オリオンも参加するんだね、嬉しいな」
「ああ、お前も出れるんだな...そうなると」
オシリスも出るのかと言うと、セべクはさっきオリオンを捜してたよと返す。
彼奴は苦手だ、友人を待たせているからまたなと言い、俺っちたちの元に戻る。
「すまない、それでさっきの話だが...」
「おい」
声を掛けてきたのは、さっきオリオンに絡んだアキレウスだった。
俺っちと英理空はアキレウスの前に出て、オリオンを守ろうとしたが。
「羽白、英理空、大丈夫だ」
「でもオリオン!」
オリオンは制止を無視してアキレウスの前に立つと、アキレウスは頭を乱暴にかいて言った。
「さっきは悪かった、お前を女とは知らずに不意打ちを喰らわせて、おまけに髪まで切って」
「...それだけか?」
「えっ、ああ」
その言葉にオリオンはふっと笑う、なんで笑うんだよ!と言うアキレウス。
オリオンは謝られたことが珍しくてなと答える、その返しに唖然とする。
「いつもは女でいろとか、男みたいで紛らわしいとよく言われる」
「そうだったのか」
「でも気にはしない、このままでもいいと言ってくれる友人が居るからな」
そう言って俺っちたちを見るオリオン。
アキレウスは良いダチだなと笑って言う。
「それじゃあ、お互いに頑張ろうな」
「ああ、頑張ろう」
アキレウスはその場を去って行った。
オリオンは羽白と英理空の元に戻る。
「すまないな2人共」
「お前が平気ならいい」
「何かあったら言ってくれ!」
ありがとうと言うオリオン。
その後ろから宙に浮く青と水色のグラデーションヘアの女性が現れ、オリオンに抱き着く。
「ハニー、そのドレスとっても素敵よ」
「...何をしている、アルテミス」
オリオンはアルテミスと呼ばれる女性から離れる。
折角会えたのにと言い、頬を膨らますアルテミス。
「いいからあっちに行ってろ、他の奴も寄って来る」
「もぉ~っ、お姉様が会いたがっていたのに」
俺っちは気付いた、合格者の名前にアルテミスの名前が出ていたことを。
オリオンの親関連なのであろう、嫌な顔をするわけではなく、普通に接していた。
「あら、その人たちは?」
「私の友人を紹介しよう、烏野羽白と五角英理空だ」
「俺っちは烏野羽白、よろしく」
「俺は五角英理空!よろしく!」
アルテミスはオリオンのお友達!と喜んでいた。
俺っちたちの周りを飛んで、オリオンの横に降りる。
「私はアルテミス、オリオンの婚約者よ」
「違う」
即答で答えるとなんで否定するの!と怒るアルテミス、それに対して事実だろと言うオリオン。
女神にまで好かれるなんて流石だなと思っていると、爆弾発言をした。
「お前等に言っておくが、アルテミスは男だ」
「「えっ」」
アルテミスはそういうこと!と言って、俺っちたちの肩に手を置く。
変なことはするなと忠告するオリオン。
「ん゛んっ...オリオンに手を出したら、俺が許さねぇから」
「「っっ!!」」
咳払いをしたと思ったら、男の声で喋るアルテミスに驚き固まってしまった。
そのままにっこり笑ってオリオンの耳元で何か囁いて去る。
「大丈夫か、お前等」
「なぁ、オリオン」
俺っちたち、お前になんかしたか?と聞いてしまう。
してないだろ、何を言ってると呆れられた。
「何か飲み物を持ってくる、ここに居ろ」
「おう、なんか悪いな」
「済まない!」
気にするな、疲れただろと言って飲み物を取りに行った。
彼奴の優しさがあんな奴等を集めて来るんじゃないかと思い、心配になってきた。
「英理空、俺っちの言いたいこと分かるか」
「ああ、オリオンは俺たちで守らなければならない!」
俺っちと英理空は団結して、オリオンを守ることを決めた。
そんなことを考えてるとは知らずに、両手に飲み物を持ったオリオンが戻って来てくれた。
「羽白、英理空、持ってきたぞ」
「さんきゅ」
「ありがとう!」
俺っちたちはジュースを受け取り飲んだ。
オリオンは周りを確認してからジュースを一口飲んだ、まるで何かを気にするかのように。
「オリオン、周りを気にしないで飲めよ」
「そうだぞ!」
「...ああ、そうだな」
「そういえば、オリオン」
「なんだ?」
学園長の奥さんに何でナデシコをあげたんだ?と聞くと、それは学園長の名前が入っているからだと答えた。
どこに入っているんだと返せば、オリオンはノートとペンを出して説明をしてくれた。
「ナデシコの属名の学名はDianthus、これは神の花を意味する。つまりギリシャ語で、Diasと花のanthosを合わせた言葉だ」
だからヘラは驚いていたのかと納得できた。
流石オリオン!と言う英理空、叔父様がよく話していたからなと返す。
「それじゃあゼウスの奴...オリオンがこの花の意味を知っていたから、ヘラとの仲直りを手伝わせたのか」
「成程!」
「さぁな、あの人はよくわからない」
そう言って3人で話していると、壇上に上がりマイクの前に立つゼウスの姿が見えた。
オリオンと英理空に教える、後ろを振り返りゼウスに視線をやる。
中にはさっきよりも別の種族が現れる。
「神以外も来るんだな」
「今回の参加者に、妖怪、天使、悪魔、そして神が参加する」
叔父様の思いつきは、いつもの事だからなと言うオリオン。
嘘だろ、今回のオリンピアは参加条件なしかよ。
「オリオン!」
ドスドスと鰐男がオリオンに近付く。
目の前に来ると、英理空ぐらいの大声で喋る。
「僕だよ、セべクだよ!」
「!セべクか、久しぶり」
小学校の水泳教室以来だなと言い、手を握る。
セべクは嬉しそうに握り返す。
「オリオンも参加するんだね、嬉しいな」
「ああ、お前も出れるんだな...そうなると」
オシリスも出るのかと言うと、セべクはさっきオリオンを捜してたよと返す。
彼奴は苦手だ、友人を待たせているからまたなと言い、俺っちたちの元に戻る。
「すまない、それでさっきの話だが...」
「おい」
声を掛けてきたのは、さっきオリオンに絡んだアキレウスだった。
俺っちと英理空はアキレウスの前に出て、オリオンを守ろうとしたが。
「羽白、英理空、大丈夫だ」
「でもオリオン!」
オリオンは制止を無視してアキレウスの前に立つと、アキレウスは頭を乱暴にかいて言った。
「さっきは悪かった、お前を女とは知らずに不意打ちを喰らわせて、おまけに髪まで切って」
「...それだけか?」
「えっ、ああ」
その言葉にオリオンはふっと笑う、なんで笑うんだよ!と言うアキレウス。
オリオンは謝られたことが珍しくてなと答える、その返しに唖然とする。
「いつもは女でいろとか、男みたいで紛らわしいとよく言われる」
「そうだったのか」
「でも気にはしない、このままでもいいと言ってくれる友人が居るからな」
そう言って俺っちたちを見るオリオン。
アキレウスは良いダチだなと笑って言う。
「それじゃあ、お互いに頑張ろうな」
「ああ、頑張ろう」
アキレウスはその場を去って行った。
オリオンは羽白と英理空の元に戻る。
「すまないな2人共」
「お前が平気ならいい」
「何かあったら言ってくれ!」
ありがとうと言うオリオン。
その後ろから宙に浮く青と水色のグラデーションヘアの女性が現れ、オリオンに抱き着く。
「ハニー、そのドレスとっても素敵よ」
「...何をしている、アルテミス」
オリオンはアルテミスと呼ばれる女性から離れる。
折角会えたのにと言い、頬を膨らますアルテミス。
「いいからあっちに行ってろ、他の奴も寄って来る」
「もぉ~っ、お姉様が会いたがっていたのに」
俺っちは気付いた、合格者の名前にアルテミスの名前が出ていたことを。
オリオンの親関連なのであろう、嫌な顔をするわけではなく、普通に接していた。
「あら、その人たちは?」
「私の友人を紹介しよう、烏野羽白と五角英理空だ」
「俺っちは烏野羽白、よろしく」
「俺は五角英理空!よろしく!」
アルテミスはオリオンのお友達!と喜んでいた。
俺っちたちの周りを飛んで、オリオンの横に降りる。
「私はアルテミス、オリオンの婚約者よ」
「違う」
即答で答えるとなんで否定するの!と怒るアルテミス、それに対して事実だろと言うオリオン。
女神にまで好かれるなんて流石だなと思っていると、爆弾発言をした。
「お前等に言っておくが、アルテミスは男だ」
「「えっ」」
アルテミスはそういうこと!と言って、俺っちたちの肩に手を置く。
変なことはするなと忠告するオリオン。
「ん゛んっ...オリオンに手を出したら、俺が許さねぇから」
「「っっ!!」」
咳払いをしたと思ったら、男の声で喋るアルテミスに驚き固まってしまった。
そのままにっこり笑ってオリオンの耳元で何か囁いて去る。
「大丈夫か、お前等」
「なぁ、オリオン」
俺っちたち、お前になんかしたか?と聞いてしまう。
してないだろ、何を言ってると呆れられた。
「何か飲み物を持ってくる、ここに居ろ」
「おう、なんか悪いな」
「済まない!」
気にするな、疲れただろと言って飲み物を取りに行った。
彼奴の優しさがあんな奴等を集めて来るんじゃないかと思い、心配になってきた。
「英理空、俺っちの言いたいこと分かるか」
「ああ、オリオンは俺たちで守らなければならない!」
俺っちと英理空は団結して、オリオンを守ることを決めた。
そんなことを考えてるとは知らずに、両手に飲み物を持ったオリオンが戻って来てくれた。
「羽白、英理空、持ってきたぞ」
「さんきゅ」
「ありがとう!」
俺っちたちはジュースを受け取り飲んだ。
オリオンは周りを確認してからジュースを一口飲んだ、まるで何かを気にするかのように。
「オリオン、周りを気にしないで飲めよ」
「そうだぞ!」
「...ああ、そうだな」
「そういえば、オリオン」
「なんだ?」
学園長の奥さんに何でナデシコをあげたんだ?と聞くと、それは学園長の名前が入っているからだと答えた。
どこに入っているんだと返せば、オリオンはノートとペンを出して説明をしてくれた。
「ナデシコの属名の学名はDianthus、これは神の花を意味する。つまりギリシャ語で、Diasと花のanthosを合わせた言葉だ」
だからヘラは驚いていたのかと納得できた。
流石オリオン!と言う英理空、叔父様がよく話していたからなと返す。
「それじゃあゼウスの奴...オリオンがこの花の意味を知っていたから、ヘラとの仲直りを手伝わせたのか」
「成程!」
「さぁな、あの人はよくわからない」
そう言って3人で話していると、壇上に上がりマイクの前に立つゼウスの姿が見えた。
オリオンと英理空に教える、後ろを振り返りゼウスに視線をやる。
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