23 / 32
22等星・トーナメントと待女の恋バナ
しおりを挟む
オリオンが向かった先には古代劇場があった。
周りには参加者たちが集まって話し合っていた。
その中央には紙とペン、そして謎の箱が置かれていた。
「なんだありゃ」
「箱?」
「あれは恐らく…」
「トーナメント表を作るのよ」
オリオンを後ろから抱き締める女…いや、確か男だった。
パーティーの時に今と同じことをしていた___
「アルテミス!」
「正解っ!覚えていてくれたのね」
「忘れてたらぶっ叩かれそうだったからな」
あら、ありがとう、忘れていたらそうするつもりだったわとニッコリして言うアルテミス。
やっぱり神はやべぇ奴ばっかりだなと思った、その横でオリオンは聞いた。
「トーナメント表って何のことだ?」
「それはね!」
「やっぱりオリオンと居たな、アルテミス」
月桂冠を頭に付けた赤とオレンジのグラデーションヘアの男。
その隣にアルテミスにそっくりな青とオレンジのグラデーションヘアの女が立っていた。
「オリオン、久し振り」
「久し振りだな、エオス、アポロン」
女の方はエオスと呼ばれ、オリオンに近付き抱き締めた。
その後ろで姉さん何やってんだ!と怒る男。
「アポロンが怒るから離れろ」
「いいじゃない…ねぇ、いつになったら私の元に居てくれるの?」
エオスはオリオンの顔を手で優しく包んで聞く。
その手を掴んでオリオンは答えた。
「お前の所には行けない」
「どうして?私に不満があるの?」
アポロンが無理矢理2人を引き剥がす。
オリオンは助かったと言うと、お前の為じゃないと指差して返すアポロン。
「もう、エオスお姉ちゃんが居ると説明できないわ!」
あっちで説明してあげると言ってオリオンを抱えて行くアルテミス。
俺っちが勝手に連れて行くな!と言って、英理空と共に追いかける。
その後ろでエオスは私のオリオンを...とブツブツ言っていた。
アポロンは全くと言って溜息をついた。
_______
アルテミスが箱の前に行くと、待女が紙とペンを渡してきた。
オリオンとアルテミスはそれを受け取る。
「ここにチーム名、それと自分たちの名前を書くの」
「何人まで書けるんだ?」
「3人よ!エオス、アポロン、そして私」
オリオンはもう決まったの?と言うアルテミス。
ああ、もう決まっていると返すと、後ろから羽白と英理空が来て、オリオンは2人を見て言った。
「烏野羽白、五角英理空、そして私のチームだ」
「はっ?チーム?」
「何の話だ?」
オリオンが説明をしているのを横で見るアルテミス。
前より明るくなったね、安心したわと心の中で思い微笑む。
「アルテミス、これはどうするんだ」
「終わったのね、一緒に箱に入れましょ!」
そう言って手を握ろうとするアルテミス、それより先オリオンの手を掴む羽白と英理空。
アルテミスがそれを見て驚く顔をする、オリオンは不思議に思い聞いた。
「羽白、英理空、どうした?」
「わりぃ、ちょっと手が寒くてな」
「俺はオリオンの手が冷たそうだから握った!」
そうか、丁度手が冷えていたから助かると言い握り返す。
羽白はアルテミスを見て聞いた。
「それで箱ってどこにあるんだ」
「あら、私はオリオンと行きたいんだけど」
ちょっと空気読めよお前等って思いながら睨むアルテミス。
お前こそいい加減にしろと思い睨む羽白。
それを余所にオリオンは英理空と話していた。
「な~に、睨み合ってんだよ烏君と女神君」
声のする方を見ると、俺っちの嫌いな彼奴が立っていた。
その横には木綿先輩たちが居た。
「河童野郎!」
「あら、妖夜行学園の」
「お前等なぁ、早く紙を出しに行けよ」
木綿、オリオンと一緒に行けるか?と言う河童野郎。
勝手に行くなと俺っちが言えば、良いじゃねぇかと笑う。
「お前等、そこに立つと邪魔だ」
声のする方を見ると、河童野郎と嫌な雰囲気になっていた。
「悪魔王子!」
「あら、悪魔学園の」
「おっ、悪魔君じゃん」
「俺の名前は悪魔ではない」
ギリアムだと名乗る悪魔王子、女の方はオリオンに近付く。
な~んでこんなにライバルが集まるんだよとツッコんだ。
「オリオンは私のよ」
「神様って本当に自己中だな」
「俺はオリオンと話がある、邪魔するな」
目の前でバチバチしている、当の本人はと言うと、隣で他の奴等と話していた。
するとオリオンは俺っちと英理空の手を離して紙を出しに行った。
「ありがとうございます。星座チームのオリオン様、烏野羽白様、五角英理空様ですね」
「ああ」
「トーナメント表が発表されるのは1週間後ですので、こちらの宿でお体をお休め下さい」
待女はオリオンに地図を渡す、それを受け取り戻ってくる。
そして、俺っちたちを見て一言___
「お前等、何してるんだ?」
「「今気付く!?」」
オリオンは済まない、他の奴等と話をしていてと返す。
もうオリオンったら~と言い抱き着こうとするアルテミスを躱す。
「それじゃあ、宿に行くぞ」
「なんで避けるの!」
「疲れているんだろ、少し休め」
お前等もと言い、オリオンは俺っちたちに行くぞと言い歩いて行った。
だから先に行くんじゃねぇ!と叫び追いかけた。
そして残された河太郎たち。
「もう、オリオンにはお見通しなのね」
「流石オイラの花嫁」
「私の婚約者よ」
バチバチと火花を散らしている2人を見てギリアムが溜息をついて言った。
「お前たちはオリオンの言っている意味が分からなかったのか?」
「あら、私を心配してくれんじゃなくて」
「そうではない、トーナメント表が発表されるのは1週間後だ」
この期間で楽しく話し合うなんてことするわけないだろと言うギリアム。
アルテミスはそういうことねと肩を落として言った。
まぁ、オリンピアに参加した時点でそうだろと腕を組んで言った河太郎。
「そんじゃオイラたちも宿に行くか」
トーナメントで当たっても恨みっこなしだぜと言い手を振って、木綿達と宿に向かった。
ギリアムはお前等と戦うことになっても俺には関係ないと言い、アスカルと行ってしまった。
アルテミスが1人になり、ポツリと呟いた。
「今回は面倒な奴等ばっかりだな…絶対にオリオンは誰にも渡さない」
低い声で言い、アポロンたちの元に向かうアルテミス。
それを見て聞いていた待女たちは紙を持って何かを書いていた。
「やっぱりアルテミス様よね」
「私は妖夜行学園の九千坊様が良いと思う」
私はギリアム様が良いと思うというメカクレの待女。
その隣の眼鏡の待女は確実に英理空様よという、アキレウス様を忘れては困るわと言い合う先輩の待女たち。
それに何の話し合いですかと聞く新人の待女、貴女は初めてだものねと言い説明し始めた。
「参加者の中で誰がオリオン様と結ばれるか」
「あのオリオン様のですか」
「新人ちゃんは誰だと思う?」
「わっ、私ですか!」
そう言われてもすぐに浮かばないと思っていると、ある人物を思い出した。
度々オリオン様と一緒に居るあの烏さん。
「さっきオリオン様と一緒に居た烏様」
「あ~っ、烏野羽白様ね、理由は?」
「えっと、いつもオリオン様の傍に居るから…」
新人ちゃん可愛い!と抱き着く先輩の待女。
早くゼウス様たちの所に行きますよと言う眼鏡の待女。
周りには参加者たちが集まって話し合っていた。
その中央には紙とペン、そして謎の箱が置かれていた。
「なんだありゃ」
「箱?」
「あれは恐らく…」
「トーナメント表を作るのよ」
オリオンを後ろから抱き締める女…いや、確か男だった。
パーティーの時に今と同じことをしていた___
「アルテミス!」
「正解っ!覚えていてくれたのね」
「忘れてたらぶっ叩かれそうだったからな」
あら、ありがとう、忘れていたらそうするつもりだったわとニッコリして言うアルテミス。
やっぱり神はやべぇ奴ばっかりだなと思った、その横でオリオンは聞いた。
「トーナメント表って何のことだ?」
「それはね!」
「やっぱりオリオンと居たな、アルテミス」
月桂冠を頭に付けた赤とオレンジのグラデーションヘアの男。
その隣にアルテミスにそっくりな青とオレンジのグラデーションヘアの女が立っていた。
「オリオン、久し振り」
「久し振りだな、エオス、アポロン」
女の方はエオスと呼ばれ、オリオンに近付き抱き締めた。
その後ろで姉さん何やってんだ!と怒る男。
「アポロンが怒るから離れろ」
「いいじゃない…ねぇ、いつになったら私の元に居てくれるの?」
エオスはオリオンの顔を手で優しく包んで聞く。
その手を掴んでオリオンは答えた。
「お前の所には行けない」
「どうして?私に不満があるの?」
アポロンが無理矢理2人を引き剥がす。
オリオンは助かったと言うと、お前の為じゃないと指差して返すアポロン。
「もう、エオスお姉ちゃんが居ると説明できないわ!」
あっちで説明してあげると言ってオリオンを抱えて行くアルテミス。
俺っちが勝手に連れて行くな!と言って、英理空と共に追いかける。
その後ろでエオスは私のオリオンを...とブツブツ言っていた。
アポロンは全くと言って溜息をついた。
_______
アルテミスが箱の前に行くと、待女が紙とペンを渡してきた。
オリオンとアルテミスはそれを受け取る。
「ここにチーム名、それと自分たちの名前を書くの」
「何人まで書けるんだ?」
「3人よ!エオス、アポロン、そして私」
オリオンはもう決まったの?と言うアルテミス。
ああ、もう決まっていると返すと、後ろから羽白と英理空が来て、オリオンは2人を見て言った。
「烏野羽白、五角英理空、そして私のチームだ」
「はっ?チーム?」
「何の話だ?」
オリオンが説明をしているのを横で見るアルテミス。
前より明るくなったね、安心したわと心の中で思い微笑む。
「アルテミス、これはどうするんだ」
「終わったのね、一緒に箱に入れましょ!」
そう言って手を握ろうとするアルテミス、それより先オリオンの手を掴む羽白と英理空。
アルテミスがそれを見て驚く顔をする、オリオンは不思議に思い聞いた。
「羽白、英理空、どうした?」
「わりぃ、ちょっと手が寒くてな」
「俺はオリオンの手が冷たそうだから握った!」
そうか、丁度手が冷えていたから助かると言い握り返す。
羽白はアルテミスを見て聞いた。
「それで箱ってどこにあるんだ」
「あら、私はオリオンと行きたいんだけど」
ちょっと空気読めよお前等って思いながら睨むアルテミス。
お前こそいい加減にしろと思い睨む羽白。
それを余所にオリオンは英理空と話していた。
「な~に、睨み合ってんだよ烏君と女神君」
声のする方を見ると、俺っちの嫌いな彼奴が立っていた。
その横には木綿先輩たちが居た。
「河童野郎!」
「あら、妖夜行学園の」
「お前等なぁ、早く紙を出しに行けよ」
木綿、オリオンと一緒に行けるか?と言う河童野郎。
勝手に行くなと俺っちが言えば、良いじゃねぇかと笑う。
「お前等、そこに立つと邪魔だ」
声のする方を見ると、河童野郎と嫌な雰囲気になっていた。
「悪魔王子!」
「あら、悪魔学園の」
「おっ、悪魔君じゃん」
「俺の名前は悪魔ではない」
ギリアムだと名乗る悪魔王子、女の方はオリオンに近付く。
な~んでこんなにライバルが集まるんだよとツッコんだ。
「オリオンは私のよ」
「神様って本当に自己中だな」
「俺はオリオンと話がある、邪魔するな」
目の前でバチバチしている、当の本人はと言うと、隣で他の奴等と話していた。
するとオリオンは俺っちと英理空の手を離して紙を出しに行った。
「ありがとうございます。星座チームのオリオン様、烏野羽白様、五角英理空様ですね」
「ああ」
「トーナメント表が発表されるのは1週間後ですので、こちらの宿でお体をお休め下さい」
待女はオリオンに地図を渡す、それを受け取り戻ってくる。
そして、俺っちたちを見て一言___
「お前等、何してるんだ?」
「「今気付く!?」」
オリオンは済まない、他の奴等と話をしていてと返す。
もうオリオンったら~と言い抱き着こうとするアルテミスを躱す。
「それじゃあ、宿に行くぞ」
「なんで避けるの!」
「疲れているんだろ、少し休め」
お前等もと言い、オリオンは俺っちたちに行くぞと言い歩いて行った。
だから先に行くんじゃねぇ!と叫び追いかけた。
そして残された河太郎たち。
「もう、オリオンにはお見通しなのね」
「流石オイラの花嫁」
「私の婚約者よ」
バチバチと火花を散らしている2人を見てギリアムが溜息をついて言った。
「お前たちはオリオンの言っている意味が分からなかったのか?」
「あら、私を心配してくれんじゃなくて」
「そうではない、トーナメント表が発表されるのは1週間後だ」
この期間で楽しく話し合うなんてことするわけないだろと言うギリアム。
アルテミスはそういうことねと肩を落として言った。
まぁ、オリンピアに参加した時点でそうだろと腕を組んで言った河太郎。
「そんじゃオイラたちも宿に行くか」
トーナメントで当たっても恨みっこなしだぜと言い手を振って、木綿達と宿に向かった。
ギリアムはお前等と戦うことになっても俺には関係ないと言い、アスカルと行ってしまった。
アルテミスが1人になり、ポツリと呟いた。
「今回は面倒な奴等ばっかりだな…絶対にオリオンは誰にも渡さない」
低い声で言い、アポロンたちの元に向かうアルテミス。
それを見て聞いていた待女たちは紙を持って何かを書いていた。
「やっぱりアルテミス様よね」
「私は妖夜行学園の九千坊様が良いと思う」
私はギリアム様が良いと思うというメカクレの待女。
その隣の眼鏡の待女は確実に英理空様よという、アキレウス様を忘れては困るわと言い合う先輩の待女たち。
それに何の話し合いですかと聞く新人の待女、貴女は初めてだものねと言い説明し始めた。
「参加者の中で誰がオリオン様と結ばれるか」
「あのオリオン様のですか」
「新人ちゃんは誰だと思う?」
「わっ、私ですか!」
そう言われてもすぐに浮かばないと思っていると、ある人物を思い出した。
度々オリオン様と一緒に居るあの烏さん。
「さっきオリオン様と一緒に居た烏様」
「あ~っ、烏野羽白様ね、理由は?」
「えっと、いつもオリオン様の傍に居るから…」
新人ちゃん可愛い!と抱き着く先輩の待女。
早くゼウス様たちの所に行きますよと言う眼鏡の待女。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
クロワッサン物語
コダーマ
歴史・時代
1683年、城塞都市ウィーンはオスマン帝国の大軍に包囲されていた。
第二次ウィーン包囲である。
戦況厳しいウィーンからは皇帝も逃げ出し、市壁の中には守備隊の兵士と市民軍、避難できなかった市民ら一万人弱が立て籠もった。
彼らをまとめ、指揮するウィーン防衛司令官、その名をシュターレンベルクという。
敵の数は三十万。
戦況は絶望的に想えるものの、シュターレンベルクには策があった。
ドナウ河の水運に恵まれたウィーンは、ドナウ艦隊を蔵している。
内陸に位置するオーストリア唯一の海軍だ。
彼らをウィーンの切り札とするのだ。
戦闘には参加させず、外界との唯一の道として、連絡も補給も彼等に依る。
そのうち、ウィーンには厳しい冬が訪れる。
オスマン帝国軍は野営には耐えられまい。
そんなシュターレンベルクの元に届いた報は『ドナウ艦隊の全滅』であった。
もはや、市壁の中にこもって救援を待つしかないウィーンだが、敵軍のシャーヒー砲は、連日、市に降り注いだ。
戦闘、策略、裏切り、絶望──。
シュターレンベルクはウィーンを守り抜けるのか。
第二次ウィーン包囲の二か月間を描いた歴史小説です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる