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27等星・再会の再会
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翌日
俺っちと英理空はこの宿にある食堂に向かった、食堂に着くとライバルたちがあちこちいる。
オリオンを捜しているとテラス席に座っていた、そのテーブルにはお嬢様がよく使っている三段になってるやつが置かれていた。
正直忘れる所だったが、彼奴...一応お嬢様だったな。
「おはようオリオン」
「オリオン!おはよう!早いな!」
おはよう、羽白、英理空と返すオリオン。
椅子に座ると、一番下に置かれていたサンドイッチを皿に取り分けてくれた。
さんきゅと言い、サンドイッチを口に運ぶ。ありがとうと言い、英理空もモグモグと食べていた。
オリオンは紅茶を飲んで町を眺めていた、まだ二段目にはスコーン、上にはケーキが乗っていた。
「オリオンは食べねぇのか?」
「2人で食べろ、私は食べた」
「わふぁった!」
口に入れたまま喋るなと言い、ティーカップに紅茶を淹れて英理空の前に出すオリオン。
手際いいなと思いながら、俺っちの前にも出してくれた。
自分の分も淹れようとしたが、丁度無くなっちまったみてぇで、ポットをカウンターに持っていきお茶を頼んでいた。
「なんかお嬢様って感じがしないな」
「オリオンは元々そういうのは苦手だって言っていたぞ」
「なんでだ、やっぱり神か?」
「いや、元々洋より和の方が好きだって言っていた」
それは知らんかったと言い、紅茶を啜って飲む。
ガシャンッと何かが割れる、音のする方を見るとオリオンが猿顔の奴に絡まれていた。
「なんだあの猿顔野郎」
「彼奴は…確か中国神話の!」
俺っちたちが席を立ってオリオンの所に向かおうとすると、目の前に豚顔と河童が現れた。
おいおいっ、まだオリンピアは始ってねぇぞ!
「また会ったな」
「お前、この前のこと忘れたのか?」
「忘れるわけねぇだろ、ここでお前をぶっ殺してやることもできる」
そう言ってオリオンの腕を掴む猿顔、まずいっと思ったその時___
猿顔の腕を掴み捻り上げ、もう片方の腕でオリオンを抱き寄せる。
「オイラの花嫁に何の用だ?」
「河太郎!」
「てめぇ!九千坊か…ぐっっ」
俺っちたちの前に木綿先輩と獅子舞先輩が立っていた。
それに豚顔と河童は舌打ちをする。
オリオンが河童野郎の腕を掴んでやめさせようとしていた。
「やめろ河太郎、これは私の問題だ」
「いいや!この前こいつに手ェ出されただろ、オイラの花嫁に2度も手を出して…タダで済むと持ってんのか」
猿顔を睨む河童野郎、そんな半神半人に媚び売って、笑っちまうぜと怯むどころか煽る。
その言葉に1人じゃ何もできねぇのにか?と煽り返す河童野郎。
「やはり低能な事しかできないのですね、妖は」
「あっ?誰だお前」
「天使のキースか」
覚えて頂けて嬉しいですと言い、眼鏡を上げ直すキース。
オリオンは天使を睨む、それに警戒しないで下さいと笑顔で言う。
「貴女はどうして私たちを嫌うんです?」
「私の友人を悪く言い、挙句に傷つけてよく言えたな」
「それは貴女が彼等とは居るべきではないからです」
「お前、それ以上私の友人を悪く言うな」
河童野郎から離れて天使の前に立つ。
俺っちはオリオンの前に、英理空はオリオンの後ろに立った。
「そんなに俺っちたちが嫌なら相手してやる」
「これ以上オリオンに付きまとわないでくれ」
俺っちと英理空が天使を睨む、英理空がオリオンを抱えて食堂を出て行った。
その後に俺っちが出る前に振り返って言った。
「オメー等が天使だ、悪魔だ、妖怪だ、神だろうが…俺っちたちは負けねぇよ!」
俺っちたちを無視して、オリオンを倒そうなんて思うんじゃねぇぞ!と言い去った。
キースは次は諦めないと呟きながら、その場を離れた。
それになんだあの野郎と言う猿顔、河太郎はオイラの花嫁の友人と言い手を離す。
「それとオメェはオイラの花嫁に手を出すんじゃねぇよ、悟空」
「…ったく、お前は変わらねぇな、河太郎」
加減しねぇで手を掴みやがって、いてぇと言う孫悟空。
オメェが悪いと言う河太郎、木綿は知り合いだったのか?と聞く。
「そういや言ってなかったな。悪ガキの時、罰で一緒に滝行した仲だった奴」
「余計なこと言うんじゃねぇよ!俺は三蔵さんの所にいて変わってんだよ」
お前の花嫁さんに手を出して、難関終わった時、真っ先に三蔵さんにぶん殴られたわと言う孫悟空。
変わってねぇし、ざまぁねぇなと河太郎に鼻で笑われ、うるせぇと返す。
「それと先に言っておくが、あの神も参加してるらしいぞ」
「…マジで言ってんのか?」
「ああ、マジだ」
最っ悪!!と頭を抱え、体を仰け反らせて叫ぶ河太郎、仕方ねぇだろ、彼奴も一応神だしと言う。
誰のことだ?と聞く獅子丸、後で説明すると言う河太郎。
「まっ、お互いに頑張ろうな」
「ああ、負けても恨みっこなしだ」
そんじゃまたな、悟空と手を軽く振って食堂を出て行った。
木綿と獅子丸も後を追いかけて行った、その後ろ姿を見て溜息をつく孫悟空。
「彼奴、あの女を好いていたとはな」
「あの河太郎とオリオンって奴、知ってんのか?」
「ああ、小さい時にちょっとな」
それじゃあ、俺たちも行こうぜと言い食堂を出て行った孫悟空。
おい、待てよと追いかける豚顔と河童。
俺っちと英理空はこの宿にある食堂に向かった、食堂に着くとライバルたちがあちこちいる。
オリオンを捜しているとテラス席に座っていた、そのテーブルにはお嬢様がよく使っている三段になってるやつが置かれていた。
正直忘れる所だったが、彼奴...一応お嬢様だったな。
「おはようオリオン」
「オリオン!おはよう!早いな!」
おはよう、羽白、英理空と返すオリオン。
椅子に座ると、一番下に置かれていたサンドイッチを皿に取り分けてくれた。
さんきゅと言い、サンドイッチを口に運ぶ。ありがとうと言い、英理空もモグモグと食べていた。
オリオンは紅茶を飲んで町を眺めていた、まだ二段目にはスコーン、上にはケーキが乗っていた。
「オリオンは食べねぇのか?」
「2人で食べろ、私は食べた」
「わふぁった!」
口に入れたまま喋るなと言い、ティーカップに紅茶を淹れて英理空の前に出すオリオン。
手際いいなと思いながら、俺っちの前にも出してくれた。
自分の分も淹れようとしたが、丁度無くなっちまったみてぇで、ポットをカウンターに持っていきお茶を頼んでいた。
「なんかお嬢様って感じがしないな」
「オリオンは元々そういうのは苦手だって言っていたぞ」
「なんでだ、やっぱり神か?」
「いや、元々洋より和の方が好きだって言っていた」
それは知らんかったと言い、紅茶を啜って飲む。
ガシャンッと何かが割れる、音のする方を見るとオリオンが猿顔の奴に絡まれていた。
「なんだあの猿顔野郎」
「彼奴は…確か中国神話の!」
俺っちたちが席を立ってオリオンの所に向かおうとすると、目の前に豚顔と河童が現れた。
おいおいっ、まだオリンピアは始ってねぇぞ!
「また会ったな」
「お前、この前のこと忘れたのか?」
「忘れるわけねぇだろ、ここでお前をぶっ殺してやることもできる」
そう言ってオリオンの腕を掴む猿顔、まずいっと思ったその時___
猿顔の腕を掴み捻り上げ、もう片方の腕でオリオンを抱き寄せる。
「オイラの花嫁に何の用だ?」
「河太郎!」
「てめぇ!九千坊か…ぐっっ」
俺っちたちの前に木綿先輩と獅子舞先輩が立っていた。
それに豚顔と河童は舌打ちをする。
オリオンが河童野郎の腕を掴んでやめさせようとしていた。
「やめろ河太郎、これは私の問題だ」
「いいや!この前こいつに手ェ出されただろ、オイラの花嫁に2度も手を出して…タダで済むと持ってんのか」
猿顔を睨む河童野郎、そんな半神半人に媚び売って、笑っちまうぜと怯むどころか煽る。
その言葉に1人じゃ何もできねぇのにか?と煽り返す河童野郎。
「やはり低能な事しかできないのですね、妖は」
「あっ?誰だお前」
「天使のキースか」
覚えて頂けて嬉しいですと言い、眼鏡を上げ直すキース。
オリオンは天使を睨む、それに警戒しないで下さいと笑顔で言う。
「貴女はどうして私たちを嫌うんです?」
「私の友人を悪く言い、挙句に傷つけてよく言えたな」
「それは貴女が彼等とは居るべきではないからです」
「お前、それ以上私の友人を悪く言うな」
河童野郎から離れて天使の前に立つ。
俺っちはオリオンの前に、英理空はオリオンの後ろに立った。
「そんなに俺っちたちが嫌なら相手してやる」
「これ以上オリオンに付きまとわないでくれ」
俺っちと英理空が天使を睨む、英理空がオリオンを抱えて食堂を出て行った。
その後に俺っちが出る前に振り返って言った。
「オメー等が天使だ、悪魔だ、妖怪だ、神だろうが…俺っちたちは負けねぇよ!」
俺っちたちを無視して、オリオンを倒そうなんて思うんじゃねぇぞ!と言い去った。
キースは次は諦めないと呟きながら、その場を離れた。
それになんだあの野郎と言う猿顔、河太郎はオイラの花嫁の友人と言い手を離す。
「それとオメェはオイラの花嫁に手を出すんじゃねぇよ、悟空」
「…ったく、お前は変わらねぇな、河太郎」
加減しねぇで手を掴みやがって、いてぇと言う孫悟空。
オメェが悪いと言う河太郎、木綿は知り合いだったのか?と聞く。
「そういや言ってなかったな。悪ガキの時、罰で一緒に滝行した仲だった奴」
「余計なこと言うんじゃねぇよ!俺は三蔵さんの所にいて変わってんだよ」
お前の花嫁さんに手を出して、難関終わった時、真っ先に三蔵さんにぶん殴られたわと言う孫悟空。
変わってねぇし、ざまぁねぇなと河太郎に鼻で笑われ、うるせぇと返す。
「それと先に言っておくが、あの神も参加してるらしいぞ」
「…マジで言ってんのか?」
「ああ、マジだ」
最っ悪!!と頭を抱え、体を仰け反らせて叫ぶ河太郎、仕方ねぇだろ、彼奴も一応神だしと言う。
誰のことだ?と聞く獅子丸、後で説明すると言う河太郎。
「まっ、お互いに頑張ろうな」
「ああ、負けても恨みっこなしだ」
そんじゃまたな、悟空と手を軽く振って食堂を出て行った。
木綿と獅子丸も後を追いかけて行った、その後ろ姿を見て溜息をつく孫悟空。
「彼奴、あの女を好いていたとはな」
「あの河太郎とオリオンって奴、知ってんのか?」
「ああ、小さい時にちょっとな」
それじゃあ、俺たちも行こうぜと言い食堂を出て行った孫悟空。
おい、待てよと追いかける豚顔と河童。
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