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第一章
四十九話
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水音がベルの耳に届くほどいやらしいキスが長く続く。いつも以上に激しいキスに、息を吸うタイミングがわからなくて苦しくなってくる。ベルがギリギルというタイミングで、ロセウスがキスを終わらせると、ベルを仰向けにさせた。三対の視線がベルの裸体へと注がれる。それを意識した途端、とても恥ずかしくなってきた。少しでも体を隠そうと両手で胸と下腹部を覆うとするが、アーテルとアルブスに阻まれてしまう。
恥ずかしさのあまり瞳が潤んできた。しかし涙が零れる一歩手前でアルブスとアーテルに舌で舐め取られてしまった。
それがこそばゆくて、笑ってしまいそうになる。けれど笑うよりも早く、ロセウスによって快感が与えられた。
「ぁん、ああ」
ロセウスの指がベルの秘部に侵入してきたのだ。すでに濡れているソコは、ロセウスの指をすんなりと受け入れた。溢れかえっている蜜が潤滑剤となって、ロセウスを指を奥へ、奥へと誘導していく。
「思っていたよりも、大丈夫そうだね」
ロセウスは一本から二本、二本から三本と指を増やしていく。そのスピードは前回よりも早く行われた。今回の場合は、舌でイかされたり色々と前戯があったので、その分ナカが柔らかくなっていたのだろう。ロセウスが衣装を緩めると、その隙間から自身のモノを取り出した。
腹につくのではないかと思うほど反りったったロセウスのモノ。まだベルのナカに入っている指と比べものにならないくらい、太くて長い。
(これが本当に入るの?)
セックスという行為をして、人間は子どもを成してきた。それはどこの世界でも変わらない。だからベルのナカにロセウスのモノも入るはずなのだ――理論上は。
けれどいざその時となると、本当に入るのか疑問しかない。
そんなベルの気持ちを察したのか、ロセウスが苦笑をする姿が視界に入った。
「大丈夫だよ、ベル。これだけ慣らしていれば、痛みはそれほど感じないはず。――ベル、私と一緒になろう?」
耳元で色っぽい耳で囁かれる。それに嫌だとベルが応えるわけがなかった。それでも声で応えるのはどこか恥ずかしくて、ベルはコクリと頷いた。
ベルの上にロセウスが覆いかぶさってきた。
ロセウスの長い桜色の髪が、ベルの頬へと落ちてくる。それを右手で触ると、ロセウスが嬉しそうにその上から手を重ねた。
「ベル、好きだよ。――愛している」
「私も大好き、セス」
好きと言われることが嬉しくて頬を緩ませていると、ロセウスのモノがゆっくりと秘部内へと侵入してきた。
「慣らしても、やはり初めてだから、狭い……ね。ベル、大丈夫かい?」
「っぁん、だい、じょう……ぶ……ん、あ」
思っていたよりも痛くない。けれど圧迫感がすごかった。指の比ではないほどに、秘部内を広げて奥へと侵入してくる。異物を追い出そうと体が勝手に動くが、それでもロセウスは進むことを止めようとはしなかった。最初は違和感しかなかったその行為も、ロセウスが腰を動かして出たり入ったりするたびに、快楽という二文字を体が覚え始めた。
「ああ、んん、っ……あ」
たまに痛みが伴うこともあったが、それよりも快感が勝って、痛みが怖いと思うことはなかった。それに傍にいるアーテルとアルブスがベルの両手を握ってくれていた。右手でロセウスの髪を握っていたはずなのに、いつの間にかベルの手はアーテルを、そして左手はアルブスの手を握っていたのだ。
三人が傍にいる。それだけで初めてのことも怖くはなかった。
「お嬢、痛かったら俺たちの手を思いっきり握ってくれていいから」
右頬にアーテルのキスが降っててきた。
「でも、ロセウスの後はまだ俺たちがいるって忘れるなよ?」
左頬にアルブスのキスが降ってきた。
もちろん忘れるわけがない。初めては三人がいい、と言い出したのはベルなのだから。そんな気持ちを込めて頷けば、頬以外の至る場所にキスが降ってきた。優しいのもあれば、チクリとした小さな痛みを伴うものまで様々だった。
そんなキスに埋もれながら、秘部の奥へ突き進むロセウスを感じる。ロセウスと視線を交わませれば、幸せそうに微笑まれた。
「ベル、わかるかい? 後もう少しで全てがベルのナカに入るんだよ」
「ん、わかっるよ。でも、もう……」
じれったくて仕方なかった。ベルのためにとゆっくり奥へ勧めてくれていることを知っている。それでもそれがイく快感には繋がらず、イけない辛さだけが残っていた。それをロセウスも感じ取ってくれたのだろう。ロセウスは少しだけ腰を引くと、一気にベルの最奥へと叩きつけた。
「あああぁ!!」
処女を完全に失った痛みと、これまで感じたことのない快感が同時にやってくる。けれどそれをゆっくりと味わう間もなく、ロセウスは腰を打ち付けてきた。
「はぅあ、ん、あぁ、っんあ」
ロセウスの腰の動きにつられて、ベルの体も動く。
「ベル、ベル、ベルっ……!!」
何度も何度もベルの名前を呼ぶロセウスが愛しくて、ベルもロセウスの名前を呼んだ。
「だい、すきっ! セス……っああぁぁぁ!!」
「っく……!!」
ロセウスのモノが一段と大きくなり、そしてベルのナカで爆ぜた。
恥ずかしさのあまり瞳が潤んできた。しかし涙が零れる一歩手前でアルブスとアーテルに舌で舐め取られてしまった。
それがこそばゆくて、笑ってしまいそうになる。けれど笑うよりも早く、ロセウスによって快感が与えられた。
「ぁん、ああ」
ロセウスの指がベルの秘部に侵入してきたのだ。すでに濡れているソコは、ロセウスの指をすんなりと受け入れた。溢れかえっている蜜が潤滑剤となって、ロセウスを指を奥へ、奥へと誘導していく。
「思っていたよりも、大丈夫そうだね」
ロセウスは一本から二本、二本から三本と指を増やしていく。そのスピードは前回よりも早く行われた。今回の場合は、舌でイかされたり色々と前戯があったので、その分ナカが柔らかくなっていたのだろう。ロセウスが衣装を緩めると、その隙間から自身のモノを取り出した。
腹につくのではないかと思うほど反りったったロセウスのモノ。まだベルのナカに入っている指と比べものにならないくらい、太くて長い。
(これが本当に入るの?)
セックスという行為をして、人間は子どもを成してきた。それはどこの世界でも変わらない。だからベルのナカにロセウスのモノも入るはずなのだ――理論上は。
けれどいざその時となると、本当に入るのか疑問しかない。
そんなベルの気持ちを察したのか、ロセウスが苦笑をする姿が視界に入った。
「大丈夫だよ、ベル。これだけ慣らしていれば、痛みはそれほど感じないはず。――ベル、私と一緒になろう?」
耳元で色っぽい耳で囁かれる。それに嫌だとベルが応えるわけがなかった。それでも声で応えるのはどこか恥ずかしくて、ベルはコクリと頷いた。
ベルの上にロセウスが覆いかぶさってきた。
ロセウスの長い桜色の髪が、ベルの頬へと落ちてくる。それを右手で触ると、ロセウスが嬉しそうにその上から手を重ねた。
「ベル、好きだよ。――愛している」
「私も大好き、セス」
好きと言われることが嬉しくて頬を緩ませていると、ロセウスのモノがゆっくりと秘部内へと侵入してきた。
「慣らしても、やはり初めてだから、狭い……ね。ベル、大丈夫かい?」
「っぁん、だい、じょう……ぶ……ん、あ」
思っていたよりも痛くない。けれど圧迫感がすごかった。指の比ではないほどに、秘部内を広げて奥へと侵入してくる。異物を追い出そうと体が勝手に動くが、それでもロセウスは進むことを止めようとはしなかった。最初は違和感しかなかったその行為も、ロセウスが腰を動かして出たり入ったりするたびに、快楽という二文字を体が覚え始めた。
「ああ、んん、っ……あ」
たまに痛みが伴うこともあったが、それよりも快感が勝って、痛みが怖いと思うことはなかった。それに傍にいるアーテルとアルブスがベルの両手を握ってくれていた。右手でロセウスの髪を握っていたはずなのに、いつの間にかベルの手はアーテルを、そして左手はアルブスの手を握っていたのだ。
三人が傍にいる。それだけで初めてのことも怖くはなかった。
「お嬢、痛かったら俺たちの手を思いっきり握ってくれていいから」
右頬にアーテルのキスが降っててきた。
「でも、ロセウスの後はまだ俺たちがいるって忘れるなよ?」
左頬にアルブスのキスが降ってきた。
もちろん忘れるわけがない。初めては三人がいい、と言い出したのはベルなのだから。そんな気持ちを込めて頷けば、頬以外の至る場所にキスが降ってきた。優しいのもあれば、チクリとした小さな痛みを伴うものまで様々だった。
そんなキスに埋もれながら、秘部の奥へ突き進むロセウスを感じる。ロセウスと視線を交わませれば、幸せそうに微笑まれた。
「ベル、わかるかい? 後もう少しで全てがベルのナカに入るんだよ」
「ん、わかっるよ。でも、もう……」
じれったくて仕方なかった。ベルのためにとゆっくり奥へ勧めてくれていることを知っている。それでもそれがイく快感には繋がらず、イけない辛さだけが残っていた。それをロセウスも感じ取ってくれたのだろう。ロセウスは少しだけ腰を引くと、一気にベルの最奥へと叩きつけた。
「あああぁ!!」
処女を完全に失った痛みと、これまで感じたことのない快感が同時にやってくる。けれどそれをゆっくりと味わう間もなく、ロセウスは腰を打ち付けてきた。
「はぅあ、ん、あぁ、っんあ」
ロセウスの腰の動きにつられて、ベルの体も動く。
「ベル、ベル、ベルっ……!!」
何度も何度もベルの名前を呼ぶロセウスが愛しくて、ベルもロセウスの名前を呼んだ。
「だい、すきっ! セス……っああぁぁぁ!!」
「っく……!!」
ロセウスのモノが一段と大きくなり、そしてベルのナカで爆ぜた。
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