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第二十六話
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「逃げ、て」
ライトニングのおかげで回復した体を酷使して、最後の頼みを口にした。魔眼を持つライトニングはリディアリアの魔核の変化に気づいたのだろう。悲し気に瞳を細める。けれど、リディアリアの傍から離れることはしなかった。見捨てることをせず治癒を施すために、ただその手から青い光を発し続ける。まるでリディアリアを魔物にはさせないとでもいうように。
それでも無駄な足掻きには変わりない。魔核を失ったリディアリアの魔力は、体の中で暴走をし始めていた。
しかしそんなリディアリアを前にして、リディアリアを殺すどころか助けようとしてくれる。そんな皆の優しさに、心を打たれ一筋の涙を零す。
体に溜まった魔力がリディアリアの体から抜け出て、黒い靄となっていく。今はまだ少ないが、これがだんだんと質量を増していき、リディアリアを醜い魔物へと変えていくのだろう。
(怖い。なりたくなんてない。魔物になんてなりたくない!)
恐怖が頭の中を支配する。それは魔物になる恐怖ではない。親しい者たちを傷つける恐怖、残して逝ってしまう恐怖だった。
「大丈夫だ、リディ。俺がリディを死なせるわけ、ないだろう?」
恐怖を抱くリディアリアに、優しくディティラスが話しかけてきた。リディアリアを覗く瞳は柔らかく、愛しい、大好きだと語っている。
「大丈夫って、魔核はもう……っ」
そこまで口にして、ふとライトニングが以前に口にしていた方法を思い出した。
一生に一度しか使えないヴァンパイアの種族魔法《一心同体》。対象の相手から血をもらい、自身の血を与えることで、魂の半身となることができる魔法。
これをまさに今、リディアリアに使おうとしているのだ。
「ダメだよ、ディティ、それは」
「いくらリディの頼みでも、これは俺の意志だ」
ディティラスはリディの口元を大きな手で封じると、穏やかな笑みを浮かべた。
「リディ。俺は、リディがいないとダメみたいなんだ。なにをしても生きている心地がしない。まるでモノクロの世界にいるみたいに、世界に色がないんだ」
「ディティ……」
「こればかりは言うことを聞けない。俺の我儘だ。十年前のあの時、俺はリディの我儘を聞いた。だから今回は俺の我儘を聞いてもらう番だ」
(十年前のことを出されたら、そんな否定できないじゃんか……)
ディティラスは瞳から流れる涙を舌で拭うと、額に口づけした。
「大丈夫。死ぬって決まっているわけじゃない。これはリディと生きるための魔法.。だから俺を信じてほしい」
(ずるい。そういわれたら、信じるしかないよ……)
「……うん」
結局、ライトニングの意見通りになってしまった。ライトニングにいわれたときは、頑としてでも首を縦に振らなかった。なのにディティラスにいわれると、自然と首を縦に振ってしまう。これが惚れた弱みというやつなのだろうか。
(いや、違うか。ただ単に、私がディティを置いて死にたくないだけなんだ)
正直死ぬのはそれほど怖くない。死にたくない理由は、ディティラスにあった。ディティラスの独白を聞いて、胸が締め付けられた。ディティラスを悲しませたくなくて、魔族を守りたくて、自身が犠牲になる方法を選んだ。なのに守りたかったディティラスの心が死んでしまっては意味が全くない。
「ディティ大好き。信じてるよ」
「ああ。俺もだ、リディ」
ディティラスは、リディアリアが吐血したにも関わらず、顎に手を添え、優しく唇を合わせてきた。リディアリアもそれに倣うように目を閉じ、ディティラスに身を委ねる。
互いの唇が名残惜しそう離れると、ディティラスはリディアリアの首筋に牙を立てた。
皮膚の破れる鈍い音が、聞こえてくる。次いで聞こえてくるのは、ごくりとディティラスがリディアリアの血を飲む音。
「リディ。今からお前を魂の半身にする。痛みはあると思うが、我慢してくれ」
真摯な声色に、瞼を閉じたままコクリと頷いた。
「我が名はディティラス。汝が血を貰い、我が血を与えた者、その名はリディアリア。我が魂の半身へと望む――《一心同体》」
ディティラスから再びキスが落とされた。
そのキスは先程と同様、鉄の味がした。けれど違うところが一か所だけある。それはこの鉄の味、血が リディアリアだけのものではなく、ディティラスのものだということだ。
口の中へと流された血を拒むことなく、喉の奥へと流し込む。
しばらくその行為を繰り返していると、体が徐々に変化をして始めていた。
黒い靄となりかけていたリディアリアの魔力は霧散し、消えていく。これは魂の半身となるディティラスの魔核を通して、魔力がリディアリアの中へと戻って循環しているのだろう。魔核を失った今、体の中に循環する自身の魔力にディティラスの魔力が混じっているのがわかる。それはとても心地よいものだった。
しかしその心地よい感触はすぐに終わりを告げる。
ドクンと大きく心臓が跳ねた。
「っあぁ…………」
跳ねたと同時に、体中が燃えるように熱くなる。まるで今のリディアリアの体を焼き尽くして、不死鳥のように新しい体を作っているみたいだ。
今まで経験のしたことのない痛みが、リディアリアを襲う。それもそのはずだろう。魔核を失った体を一から作り上げているのだから。けれどこの痛みはリディアリアだけのものではない。魂の半身となったディティラスも、リディアリアほどではないとはいえ、相応の痛みを感じているはずだ。
リディアリアの手を握るディティラスの手から、一緒に生きたいという思いが伝わってくる。
(私もだよ、ディティ)
体の中で一から魔核を作り上げていくのがわかった。でもヴァンパイアの魔法を持ってしてでも魔核を作るという荒業は、それなりの魔力と体力が必要だ。けれど魔力はともかくとして、リディアリアの体力はすでに限界に近かった。
体を休めようと自身の意識が自然と薄れていくのが感じられる。これで眠ってしまったら、当分目が覚めないかもという不安に襲われた。必死に抵抗をしていると、ディティラスに耳元で囁かれた。
「待っているから」
それは眠ってもいいよ、というのと同義で。
でもディティラスを一人にしたくはなかった。まるで小さい子どもが駄々をこねるように、首を横に振る。そんなリディアリアをどう思ったのか、苦笑する声が聞こえてきた。
「大丈夫だ。もうリディと俺は魂の半身。リディと繋がってると実感があれば、少しの間くらいどうってことはない」
「ほん、とう?」
もう瞼を開けることができないほど体は重く、眠りに入ろうとしていた。それでも最後の抵抗といわんばかりに口を開ける。
また一人にしてしまうディティラスがどうなってしまうのか、ただそれだけが心配だった。
「本当だ。だから今は眠れ」
しかしその心配は無用だと、ディティラスは告げる。だから早く体を休めろ、と。
「わかった。ディティ、絶対に目を覚ますから。だから……待っていて」
「ああ、おやすみ。リディ」
ディティラスはおやすみ、というと同時にキスを落とした。もうそれに応えられるだけの力は残っていなかったから、ただ受けとることしかできない。それでもそのキスは、眠りにつくリディアリアにとって、大切な贈り物だった。
ライトニングのおかげで回復した体を酷使して、最後の頼みを口にした。魔眼を持つライトニングはリディアリアの魔核の変化に気づいたのだろう。悲し気に瞳を細める。けれど、リディアリアの傍から離れることはしなかった。見捨てることをせず治癒を施すために、ただその手から青い光を発し続ける。まるでリディアリアを魔物にはさせないとでもいうように。
それでも無駄な足掻きには変わりない。魔核を失ったリディアリアの魔力は、体の中で暴走をし始めていた。
しかしそんなリディアリアを前にして、リディアリアを殺すどころか助けようとしてくれる。そんな皆の優しさに、心を打たれ一筋の涙を零す。
体に溜まった魔力がリディアリアの体から抜け出て、黒い靄となっていく。今はまだ少ないが、これがだんだんと質量を増していき、リディアリアを醜い魔物へと変えていくのだろう。
(怖い。なりたくなんてない。魔物になんてなりたくない!)
恐怖が頭の中を支配する。それは魔物になる恐怖ではない。親しい者たちを傷つける恐怖、残して逝ってしまう恐怖だった。
「大丈夫だ、リディ。俺がリディを死なせるわけ、ないだろう?」
恐怖を抱くリディアリアに、優しくディティラスが話しかけてきた。リディアリアを覗く瞳は柔らかく、愛しい、大好きだと語っている。
「大丈夫って、魔核はもう……っ」
そこまで口にして、ふとライトニングが以前に口にしていた方法を思い出した。
一生に一度しか使えないヴァンパイアの種族魔法《一心同体》。対象の相手から血をもらい、自身の血を与えることで、魂の半身となることができる魔法。
これをまさに今、リディアリアに使おうとしているのだ。
「ダメだよ、ディティ、それは」
「いくらリディの頼みでも、これは俺の意志だ」
ディティラスはリディの口元を大きな手で封じると、穏やかな笑みを浮かべた。
「リディ。俺は、リディがいないとダメみたいなんだ。なにをしても生きている心地がしない。まるでモノクロの世界にいるみたいに、世界に色がないんだ」
「ディティ……」
「こればかりは言うことを聞けない。俺の我儘だ。十年前のあの時、俺はリディの我儘を聞いた。だから今回は俺の我儘を聞いてもらう番だ」
(十年前のことを出されたら、そんな否定できないじゃんか……)
ディティラスは瞳から流れる涙を舌で拭うと、額に口づけした。
「大丈夫。死ぬって決まっているわけじゃない。これはリディと生きるための魔法.。だから俺を信じてほしい」
(ずるい。そういわれたら、信じるしかないよ……)
「……うん」
結局、ライトニングの意見通りになってしまった。ライトニングにいわれたときは、頑としてでも首を縦に振らなかった。なのにディティラスにいわれると、自然と首を縦に振ってしまう。これが惚れた弱みというやつなのだろうか。
(いや、違うか。ただ単に、私がディティを置いて死にたくないだけなんだ)
正直死ぬのはそれほど怖くない。死にたくない理由は、ディティラスにあった。ディティラスの独白を聞いて、胸が締め付けられた。ディティラスを悲しませたくなくて、魔族を守りたくて、自身が犠牲になる方法を選んだ。なのに守りたかったディティラスの心が死んでしまっては意味が全くない。
「ディティ大好き。信じてるよ」
「ああ。俺もだ、リディ」
ディティラスは、リディアリアが吐血したにも関わらず、顎に手を添え、優しく唇を合わせてきた。リディアリアもそれに倣うように目を閉じ、ディティラスに身を委ねる。
互いの唇が名残惜しそう離れると、ディティラスはリディアリアの首筋に牙を立てた。
皮膚の破れる鈍い音が、聞こえてくる。次いで聞こえてくるのは、ごくりとディティラスがリディアリアの血を飲む音。
「リディ。今からお前を魂の半身にする。痛みはあると思うが、我慢してくれ」
真摯な声色に、瞼を閉じたままコクリと頷いた。
「我が名はディティラス。汝が血を貰い、我が血を与えた者、その名はリディアリア。我が魂の半身へと望む――《一心同体》」
ディティラスから再びキスが落とされた。
そのキスは先程と同様、鉄の味がした。けれど違うところが一か所だけある。それはこの鉄の味、血が リディアリアだけのものではなく、ディティラスのものだということだ。
口の中へと流された血を拒むことなく、喉の奥へと流し込む。
しばらくその行為を繰り返していると、体が徐々に変化をして始めていた。
黒い靄となりかけていたリディアリアの魔力は霧散し、消えていく。これは魂の半身となるディティラスの魔核を通して、魔力がリディアリアの中へと戻って循環しているのだろう。魔核を失った今、体の中に循環する自身の魔力にディティラスの魔力が混じっているのがわかる。それはとても心地よいものだった。
しかしその心地よい感触はすぐに終わりを告げる。
ドクンと大きく心臓が跳ねた。
「っあぁ…………」
跳ねたと同時に、体中が燃えるように熱くなる。まるで今のリディアリアの体を焼き尽くして、不死鳥のように新しい体を作っているみたいだ。
今まで経験のしたことのない痛みが、リディアリアを襲う。それもそのはずだろう。魔核を失った体を一から作り上げているのだから。けれどこの痛みはリディアリアだけのものではない。魂の半身となったディティラスも、リディアリアほどではないとはいえ、相応の痛みを感じているはずだ。
リディアリアの手を握るディティラスの手から、一緒に生きたいという思いが伝わってくる。
(私もだよ、ディティ)
体の中で一から魔核を作り上げていくのがわかった。でもヴァンパイアの魔法を持ってしてでも魔核を作るという荒業は、それなりの魔力と体力が必要だ。けれど魔力はともかくとして、リディアリアの体力はすでに限界に近かった。
体を休めようと自身の意識が自然と薄れていくのが感じられる。これで眠ってしまったら、当分目が覚めないかもという不安に襲われた。必死に抵抗をしていると、ディティラスに耳元で囁かれた。
「待っているから」
それは眠ってもいいよ、というのと同義で。
でもディティラスを一人にしたくはなかった。まるで小さい子どもが駄々をこねるように、首を横に振る。そんなリディアリアをどう思ったのか、苦笑する声が聞こえてきた。
「大丈夫だ。もうリディと俺は魂の半身。リディと繋がってると実感があれば、少しの間くらいどうってことはない」
「ほん、とう?」
もう瞼を開けることができないほど体は重く、眠りに入ろうとしていた。それでも最後の抵抗といわんばかりに口を開ける。
また一人にしてしまうディティラスがどうなってしまうのか、ただそれだけが心配だった。
「本当だ。だから今は眠れ」
しかしその心配は無用だと、ディティラスは告げる。だから早く体を休めろ、と。
「わかった。ディティ、絶対に目を覚ますから。だから……待っていて」
「ああ、おやすみ。リディ」
ディティラスはおやすみ、というと同時にキスを落とした。もうそれに応えられるだけの力は残っていなかったから、ただ受けとることしかできない。それでもそのキスは、眠りにつくリディアリアにとって、大切な贈り物だった。
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