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答え合わせ【午後9時〜午後10時】
答え合わせ【午後9時〜午後10時】1
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【午後9時15分 本間アガサ 教室】
彼女こと野沢真子が目を覚ましたのは、ついさっきのことだった。しかしながら、混乱しているようで、落ち着かせるのに随分と手間取ってしまった。言葉で落ち着かせようと奮闘したアガサであったが、最終的に晴美のビンタ一発が気つけとなり、まだすすり泣きはしているものの、取り乱すようなことはなくなったようだ。それに、名前などの情報の他に、ある程度の事情を聞くことができた。
全てのヒントが出揃い、これを元に誰が【ブービートラップ】なのかを突き止めよう。晴美がそう提案した直後に真子が目を覚まし、彼女をようやく落ち着かせて現在にいたる。
真子を落ち着かせるのに時間を要すると踏んだのか、それともやらねばならないと誰もが思っていたことなのか。アガサ達が真子を落ち着かせている間に、春日達は片岡の遺体を別の教室に運ぶと言い出した。ずっとみんなの目に触れる場所に安置しておくわけにはいかないと考えたのであろう。何より最初のきっかけ――すなわち、ナタ女を連れて逃げ込んできた真子が責任を感じてしまわぬようにする配慮だったのであろう。
春日達はいまだに戻ってこない。いつの間にか姿を消した浜野も探してくるとのことだったから、どちらかといえばそちらに手間取っているのであろう。
「とりあえずこれで大丈夫そうね。ここはお願いしてもいいかしら?」
真子の様子を見つつ、そっと立ち上がる晴美。真子の混乱ぶりや怯えぶりから察するに、相当怖い思いをしたに違いない。しかも、格好からしてまだ高校生だ。同情する。
「あ、はい。別に構いませんけど――」
あなたは何をするのですか――と問うよりも先に、晴美は行動を起こした。黒板のほうへと歩み寄ると、チョーク入れからチョークを取り出した。別個に物資を配布する特殊なルールがあるくせに、このような備品はしっかりそろっていたりする。
「今のうちに整理できるところは整理しておかないとね――。なんせ、明日のお昼までに答えを出さなきゃいけないわけだし」
そう言いつつSGTを片手にチョークを黒板へと走らせる晴美。どうやら、集まった全てのヒントを書き出すつもりらしい。
真子の様子を見ながら、アガサはSGTを取り出した。ほんのつい先ほどではあるが、全てのヒントが開示された。何人もの犠牲者を出しながらも、ヒントが出揃ってしまったのだ。これはアガサのエゴになるのかもしれないが、どうせならば誰一人欠けることなく、ヒントが出揃うような展開になって欲しかったと切に思う。
彼女こと野沢真子が目を覚ましたのは、ついさっきのことだった。しかしながら、混乱しているようで、落ち着かせるのに随分と手間取ってしまった。言葉で落ち着かせようと奮闘したアガサであったが、最終的に晴美のビンタ一発が気つけとなり、まだすすり泣きはしているものの、取り乱すようなことはなくなったようだ。それに、名前などの情報の他に、ある程度の事情を聞くことができた。
全てのヒントが出揃い、これを元に誰が【ブービートラップ】なのかを突き止めよう。晴美がそう提案した直後に真子が目を覚まし、彼女をようやく落ち着かせて現在にいたる。
真子を落ち着かせるのに時間を要すると踏んだのか、それともやらねばならないと誰もが思っていたことなのか。アガサ達が真子を落ち着かせている間に、春日達は片岡の遺体を別の教室に運ぶと言い出した。ずっとみんなの目に触れる場所に安置しておくわけにはいかないと考えたのであろう。何より最初のきっかけ――すなわち、ナタ女を連れて逃げ込んできた真子が責任を感じてしまわぬようにする配慮だったのであろう。
春日達はいまだに戻ってこない。いつの間にか姿を消した浜野も探してくるとのことだったから、どちらかといえばそちらに手間取っているのであろう。
「とりあえずこれで大丈夫そうね。ここはお願いしてもいいかしら?」
真子の様子を見つつ、そっと立ち上がる晴美。真子の混乱ぶりや怯えぶりから察するに、相当怖い思いをしたに違いない。しかも、格好からしてまだ高校生だ。同情する。
「あ、はい。別に構いませんけど――」
あなたは何をするのですか――と問うよりも先に、晴美は行動を起こした。黒板のほうへと歩み寄ると、チョーク入れからチョークを取り出した。別個に物資を配布する特殊なルールがあるくせに、このような備品はしっかりそろっていたりする。
「今のうちに整理できるところは整理しておかないとね――。なんせ、明日のお昼までに答えを出さなきゃいけないわけだし」
そう言いつつSGTを片手にチョークを黒板へと走らせる晴美。どうやら、集まった全てのヒントを書き出すつもりらしい。
真子の様子を見ながら、アガサはSGTを取り出した。ほんのつい先ほどではあるが、全てのヒントが開示された。何人もの犠牲者を出しながらも、ヒントが出揃ってしまったのだ。これはアガサのエゴになるのかもしれないが、どうせならば誰一人欠けることなく、ヒントが出揃うような展開になって欲しかったと切に思う。
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