鬼霧宗作

鬼霧宗作

子どもと鬼嫁に囲まれながら空き時間に小説を書いてるサラリーマン。最終目標は兼業作家。ただでさえ不安定なご時世、専業作家なんてやってられっか! 出版書籍 【ギャンブルビート―博打代行―】双葉社
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 IT企業の経営者である司馬龍平は、見知らぬ部屋で目を覚ました。メイクをするための大きな鏡。ガラステーブルの上に置かれた差し入れらしきおにぎり。そして、番組名らしきものが書かれた台本。そこは楽屋のようだった。  司馬と同じように、それぞれの楽屋で目を覚ました8人の男女。廊下の先に見える【スタジオ】との不気味な文字列に、やはり台本のタイトルが頭をよぎる。  ――クイズ 誰がやったのでSHOW。  出題される問題は、全て現実に起こった事件で、しかもその犯人は……集められた8人の中にいる。  ぶっ飛んだテンションで司会進行をする司会者と、現実離れしたルールで進行されるクイズ番組。  果たして降板と卒業の違いとは。誰が何のためにこんなことを企てたのか。そして、8人の中に人殺しがどれだけ紛れ込んでいるのか。徐々に疑心暗鬼に陥っていく出演者達。  一方、同じように部屋に監禁された刑事コンビ2人は【オーディエンス】と呼ばれ、クイズ番組【誰がやったのでSHOW】を視聴させれることになるのだが――。  様々な思惑が飛び交うクローズドサークル&ゼロサムゲーム。  さぁ、張り切って参りましょう。第1問!
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小説 1,005 位 / 87,547件 ミステリー 4 位 / 2,081件
文字数 170,337 最終更新日 2020.11.25 登録日 2020.06.27
【本作は他作品『居残りげぇむ ―日比野ハルの災難―』のスピンオフ的な作品になります。本作からでもお楽しみ頂けますが、他作品をお読みいただくとさらに深くお楽しみ頂けます】  余命宣告を受けてしまった、ある男の話。  高校時代から付き合っていた彼女と結婚し、一人息子をもうけてから4年ほど。まだまだ人生というものは長く続くものだと思っていたし、ごくごく平凡ながらも満ち溢れた生活は、当たり前のように続いていくものだと思っていた。  余命1年。これが、彼の受けた宣告だった。まだ20代だというのに、突如として医師から突きつけられた余命宣告。妻にはもちろん、父親と一緒に遊べる日を指折り数えているような息子に、そんなことを言えるわけがない。  結局、そのまま眠りに落ちた彼は、夢の中でメイドの格好をした女性と再会する。  彼女の名前はルゥ・ヴァネッサ・ゴールドマリー。  彼の世界で言うところの死神らしい。 【ゲーム1 余命戦という名の狂気《死神危機一発編》】連載中  夢の中でルゥ・ヴァネッサ・ゴールドマリーという死神に再会した彼は、お互いに余命の短い者同士が、互いの余命を賭けて戦う【余命戦】のことを知る。そこで提案されたのは、かの有名な【黒ヒゲ危機一発】に改良を加えた【死神危機一発】であった。互いに配られる【デスナンバーカード】から当たり穴を推測し、それを回避するという知略巡る心理戦が始まる。
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小説 1,477 位 / 87,547件 ミステリー 9 位 / 2,081件
文字数 101,560 最終更新日 2020.11.25 登録日 2020.09.01
【お知らせ】  続編にあたる【余命幾ばくもない君に僕はただ「死ね」としか言えない】は9月より連載予定です。  それは、ある日常に現れた非現実的なアプリから始まった。  そのアプリの名は【居残りげぇむ】――。  3年D組全員強制参加の【居残りげぇむ】は、アプリから指名されたクラスメイト同士が、互いの秘密の暴露を賭けて勝負するというものだった。  敗者に待っているのは社会的な死。他のクラス、先生、両親、警察には頼れない。  孤独でありながら閉鎖的でもある3年D組で始まる騙し合い。それに便乗して謀略を図る者、欲望に走る者、保身に走る者――崩壊していく理性と、暴走する自我。  一体誰がこんなことをしているのか。なんの目的で3年D組はこんなことに巻き込まれたのか。  裏切り、妥協、策略に謀略。そんな空気が漂う中、マイペースなゆるふわ系女子の日比野ハルは、自然と事態の収束に向かって動き出す。  果たしてハルは【居残りげぇむ】を止めることができるのか――。 【勝負1】 運頼りの駆け引き《賢者の石編》【決着】  なんの前触れもなく始まってしまった【居残りげぇむ】に困惑する3年D組一同。そして、記念すべき一発目の勝負に、なんとハルが指名されてしまう。25個ある碁石のうち、たったひとつだけ入っている白の碁石――【賢者の石】を花瓶の中から引き当てるだけの運任せの勝負。ハルはとっさの機転で、運任せを運任せではないものへと昇華させる。 【勝負2】極限の選択《カード式マルチあっち向いてホイ編》【決着】  ついに始まってしまった【居残りげぇむ】を辛うじて切り抜けたハル。普段は他人を寄せ付けがたい空気を発している瀬尾亮司というクラスメイトから、力を貸して欲しいと頼まれる。瀬尾はクラスメイトの中に【げぇむますたー】がいるのではないかと考え、その正体を暴こうとしていた。しかし、そんな最中、その瀬尾が【居残りげぇむ】に指名されてしまう。
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小説 7,229 位 / 87,547件 ミステリー 64 位 / 2,081件
文字数 374,097 最終更新日 2020.07.29 登録日 2019.08.05
 それは、街中から峠をひとつ越えた先の山あいの集落にある。国道沿いにある道の駅から道を挟んで反対側に入った集落の中。  ――猫屋敷古物商店。それは、いつ営業しているかも分からないし、気まぐれで休むこともあれば、気まぐれで夜遅くまでやっていることもある。  そこは一見して普通の古物商店なのであるが、しかし少しばかり妙なところがあった。  まず、店主がセーラー服姿の現役女子高生であるということ。そして、その店は――いわくつきのものしか買い取らない店であるということ。  雪深い街【妻有郷】を舞台に、古物商の女子高生が、いわくつきの品の先に見える事件を紐解く。  『スナック【サンテラス】の事件奇譚』の鬼霧宗作がおくる安楽椅子探偵シリーズ最新作。 「――そのいわく、しかと値踏みさせていただきます」 【査定1 家族記念日と歪んだ愛憎】《完結》  不特定の日の不特定の時間にしか営業していないという猫屋敷古物商店。そこへ向けて走る一台の車があった。助手席には殺人事件で殺害された不動産会社社長が遺した【家族記念日】というタイトルの日記帳。猫屋敷古物商店の店主である猫屋敷千早は、その日記帳の買い取り査定を引き受けることになる。果たして、日記帳に隠された歪んだ家族の姿とは。 【査定2 惨殺アイちゃん参上】《完結》  妻有郷にある唯一の女子高である雛撫高校にて、カラスなどが惨殺される事件が発生。犯人は自らを『惨殺アイちゃん』と名乗り、その行為は次第にエスカレートしていく。その内、学校内でアイという名にまつわる生徒が吊るし上げられるような事態が起きてしまう。その高校に通うアイという名の女子生徒の彼氏が千早と同じクラスの不良男子で、猫屋敷古物商店の噂を聞いて千早の元を訪れるが――。 【査定3 おばけマンションの人喰いエレベーター】《完結》  相変わらずいわくつきのものしか買い取らない猫屋敷古物商店に、常連の刑事が品物を持ち込む。持ち込まれたのは最新のハンディービデオカメラ。事件が起きたのは、近所でおばけマンションと呼ばれている物件の、人喰いエレベーターと呼ばれるいわくつきのエレベーター内。誰もいないはずのエレベーターに乗り、そして誰もいないはずのエレベーターで殺された男。果たして、本当にエレベーターが人を喰ったのか。 【査定4 なぜウグイスは鳴かなかったのか】《完結》  友人達の協力により作成されたホームページにより、ほんの少しだけ知名度が上がった猫屋敷古物商店。それを見たのか、かつて下宿先で殺人事件に巻き込まれたという人物からの連絡が入る。郵送されてきたのは――1枚のフロッピーディスクだった。おおよそ20年前に起きた殺人事件。なぜウグイスは鳴かなかったのか。
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小説 1,143 位 / 87,547件 ミステリー 6 位 / 2,081件
文字数 241,239 最終更新日 2020.06.07 登録日 2019.11.09
 【ルール1】――プレイヤーは全員で20名。そのうち19人は普通のプレイヤーですが、1名はゲームの犯人役となる【ブービートラップ】です。この犯人役を特定することが、プレイヤーの目的となります。ただし、誰が【ブービートラップ】なのかは本人さえも知りません。  【ルール2】――各プレイヤーはそれぞれ別々の地点よりスタートします。スタートするに伴い、各プレイヤーに物資と【サゼッションターミナル】を支給します。ただし支給される物資はプレイヤーにより異なります。また【サゼッションターミナル】内にあらかじめ提示されている【固有ヒント】も異なります。物資が役に立つものだとは限りませんし、全ての【固有ヒント】が正しいとも限りません。  【ルール3】――制限時間は24時間とします。この間に【ブービートラップ】が特定されない場合はプレイヤーの負けとみなし、街が焼き尽くされる仕様となっております。また、誰かが街の境界線を越えても、同様の結果となります。  【ルール4】――死亡者が出た場合は、その都度町内アナウンスで報告いたします。また、死亡者の物資を運営が回収することはありません。ただし、所有していた【サゼッションターミナル】の【固有ヒント】は各々が所有する携帯端末へと転送されます。  【ルール5】――【ブービートラップ】が分かった方は街の指定場所に設置されている【テレフォンボックス】にて解答して下さい。ただし、解答を行うには本人のものを含む5台の【サゼッションターミナル】からの認証が必要となります。また、ひとつの【テレフォンボックス】につき、解答が可能なのは一度限りです。見事【ブービートラップ】の正体を暴くことができればプレイヤーの勝利。全員が街より解放されます。ただし、間違っていた場合は、解答する本人を含む5台のターミナル所有者が死亡することになります。  【ルール6】――暴力行為などは自己責任であり、禁止はされてはおりません。本ゲームはプレイヤー同士が協力をして【ヒント】を集めるという、実に素晴らしいコンセプトの下に行われるものですが、20名もの人間がいれば、争いや対立も起きることでしょう。ゆえに規制はございません。ただし、意図的に殺害されてしまった方の死亡報告はいたしません。  【ルール7】街の特定の場所には、あらかじめ罠が仕掛けられています。また、罠が仕掛けられているエリアには、必ずマスコット人形である【トラッペ君】があります。もし【トラッペ君】を見つけたら警戒してください。罠にかかってしまった場合【トラッペ君】が助けてくれることもあります。  【ルール8】――万が一にも【ブービートラップ】が何かしらの理由で死亡してしまった場合、ゲームは強制的に終了させていただきます。この時点で生存されているプレイヤーの方々は無条件で解放となります。 絵:本崎塔也
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小説 7,229 位 / 87,547件 ミステリー 64 位 / 2,081件
文字数 243,423 最終更新日 2019.08.05 登録日 2019.01.01
 これは私の懺悔である。これは私の戒めでもある。  ことが起きたのは今からおおよそ15年前。私の生まれ故郷である赤沢村で惨劇は起きた。後に赤沢村大量虐殺事件として報じられることになる事件である。  世間一般的には、気を狂わせた若者が村人を殺して回ったことになっているが、実はその事件の裏では、世には語られていない恐ろしい出来事が起きていた。  これはかつての事件を振り返るべく、私が筆をとった備忘録のようなものだ。あの事件を決して忘れぬよう、そして生き残った人間に何ができるかを考えた結果、私は今回のような行動に出たのである。  どうか世の中の多くの方々に、この事実を知っていただきたい。あの事件の裏側には、多くの人達の苦悩とジレンマ、そして恐怖と悲しみがあったことを。 2015年4月某日 芒尾
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小説 10,299 位 / 87,547件 ミステリー 94 位 / 2,081件
文字数 218,832 最終更新日 2019.06.29 登録日 2019.04.25
 もし、復讐を合法的に行えるのであれば、どうしますか?  罪に問われず、合法的であれば、迷いなく憎い人を殺しますか?  今の日本よりかけ離れた大日本帝国において、とある法案が施行されようとしています。  それは、特定の条件を満たした人に、合法的な復讐を認めるという狂った法案。大日本帝国政府は、ある学校のあるクラスを、法案のモデルケースとして選んだのです。あまりにも残酷で、あまりにも非情な決定でした。  そもそも世の中が狂っていて、それに抗える者など誰もいない。大々的に全国放送される思春期の男女の欺き合い。  これは救いのない物語。ごくごく普通の、どこにでもあるようなクラスを襲った非日常。  ――目をそらすな。例えそれが真実であっても。  生死をかけた糾弾ホームルームが始まる。 【#1 毒殺における最低限の憶測】《完結》 【#2 ぼくとわたしと禁断の数字】《完結》 【#3 罠と死体とみんなのアリバイ】《連載中》  二度目の【糾弾ホームルーム】からの生還を果たした2年4組は、自分達の立場に理不尽さを感じ、そして反撃へと打って出ようとする。  しかし、そんな最中、全員に絶対的なアリバイがある中、またしても犠牲者が出てしまう。  次々と減っていくクラスメイト。その団結を揺るがすように起きてしまった三度目の事件。  次第に狂気を帯びゆく世界に、2年4組は何をみるのか。
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小説 4,373 位 / 87,547件 ミステリー 36 位 / 2,081件
文字数 478,446 最終更新日 2019.04.06 登録日 2017.12.21
《本作は他作品【縁仁 ENZIN 捜査一課 対凶悪異常犯罪交渉係】の後日談を別視点から描いたものです。本作だけでもお楽しみいただけますが、先に本編のほうを読んでいただくとさらにお楽しみいただけます》 ―作品概要―  刑事である堀口誠は、あまりにも突然の辞令に戸惑いを覚えずにはいられなかった。  一部では都市伝説とさえ言われ、デマであるとまで言われていた捜査第六課。そこに堀口が配属されてしまうところから物語は始まる――。  カップルや夫婦が揃って惨殺され、現場に【リア充爆発しろ】とのプレートが残される猟奇殺人事件。進展しない事件に捜査本部への批判が集まりつつある中、堀口が配属されたばかりの捜査第六課に捜査のお鉢が回ってくる。  ――第六課は、表立った組織の失態や人為的ミスなどを押し付けられる専門の部署だった。  それを知った堀口は、ますます六課に配属されたことを呪いつつ、しかし【リア充爆発しろ事件】に執着を始める。六課が捜査に加わることにより、警察のアンダーグラウンドに一矢を報いようと考えたのだ。  問題児ばかりが集められた俗称【スクラップ】と、そこに配属されてしまった刑事が立ち向かう事件の結末は果たして――。
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小説 10,299 位 / 87,547件 ミステリー 94 位 / 2,081件
文字数 98,239 最終更新日 2018.12.31 登録日 2018.11.01
 ――僕こと川相草太は、これまでお世話になった高校を一学期の終わりと共に卒業し、秋から田舎町の高校、上野原高校へと通い始める手筈になっていた。  しかし、手続きの行き違いにより、本来ならば夏休みいっぱいは住んでいられるはずだったアパートを出なくてはならなくなり、夏休みの初めには上野原高校のすぐそばへと引っ越してきた。  右も左も分からなければ、友人などもいない。少しずつ荷解きをしつつ過ごす日々。そんな中、僕の元へと学校事務局からかかってきた一本の電話。  ――まさかそれが、夏休み中に起きる奇っ怪な事件のきっかけになるなど、僕は知る由もなかった。  非業の死を遂げてしまった【顔なし看護婦さん】の怨念と、上野原高校七不思議のひとつとされている【お帰りさん】の噂。  存在そのものが忌み嫌われるというツキコさんと出会ってしまった僕の身に降りかかる災厄。  ――これは、夏休みに僕が経験した怪奇譚だ。 【ツキコさんと顔をなくした看護婦さん】《完結》 【お帰りさんは夏の終わりに泣くか】《完結》
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小説 87,547 位 / 87,547件 ミステリー 2,081 位 / 2,081件
文字数 199,541 最終更新日 2018.12.26 登録日 2018.06.26
《本作はいじめを取り扱った作品となり、一部生々しい表現がございます。苦手な方はお控え下さい》  【作品概要】  ――みんな戦った。  子ども達は自分の居場所を見つけるために。  大人達は自分の子どもを守るために。  みんな戦った。  残ったのは虚しさだけだった――。  小さな町の小さな学校で起きたいじめ問題。  父親は自分の息子を守るために抗議した。学校は学校としての立場を守るために否定した。教師は自分を守るために拒否した。みんな大切な何かを守るために戦った。  誰が悪くて誰が被害者なのか。そして加害者は誰なのか。  何が正しくてなにが間違っているのか。  町そのものを巻き込み、討論会という形で浮き彫りにされるいじめ問題。張り巡らされた策略と謀略が交錯する中で見えた現代の病とは――。  これは、息子のためにいじめ問題と戦った父親の記録である。
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小説 10,299 位 / 87,547件 ミステリー 94 位 / 2,081件
文字数 677,791 最終更新日 2018.10.03 登録日 2016.12.01
 長野県軽井沢の山奥にある六曜屋敷。  世界的に名を馳せる芸術家の死と、そこに飛び交う親族達の悪しき思惑。  葬儀を執り行うは絵に描いたような生臭坊主。そこに奇妙なる縁で首を突っ込むは、海外育ちの牧師。  坊主と牧師。プラス、やや気任せの女子高生。ひょんなことからドロドロとした遺産争いに巻き込まれてしまった三人が、軽井沢の山奥にある屋敷で起きた連続殺人事件に挑む。  黒と白の境目で息絶えた赤いドレスの女。  仏滅の間で死者に殺された死者。  数年の時を経てもなお、坊主は走り、そして牧師は推理する。  師走でもあるまいに――。
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小説 10,299 位 / 87,547件 ミステリー 94 位 / 2,081件
文字数 201,175 最終更新日 2018.05.10 登録日 2017.10.31
【11月より外伝の『巣喰RAP―日々の坂署捜査第六課―』の連載を始める予定です。もうしばしお待ちください】  近代において日本の犯罪事情は大きな変化を遂げた。理由なき殺人、身勝手な殺人、顔の見えぬ殺人――。常軌を逸脱した事件が日常の隣で息をひそめるような狂った世界へと、世の中は姿を変えようとしていた。  常人には理解できぬ思考回路で繰り返される猟奇事件。事態を重く見た政府は、秘密裏に警察組織へと不文律を組み込んだ。表沙汰になれば世の中が許さぬ不文律こそが、しかし世の中の凶悪事件に対抗する唯一の手段だったのだから。  その男の名は坂田仁(さかたじん)――。かつて99人を殺害した凶悪猟奇殺人犯。通称九十九人(つくも)殺しと呼ばれる彼は、数年前に死刑が執行されているはずの死刑囚である。  これは死刑囚であるはずの凶悪猟奇殺人鬼と、数奇なる運命によって対凶悪異常犯罪交渉係へと着任した刑事達が、猟奇事件に立ち向かう物語。  スナック【サンテラス】の事件奇譚に続く、安楽椅子探偵新シリーズ。  ――今度は独房の中で推理する。 【事例1 九十九殺しと孤高の殺人蜂】《完結》 【事例2 美食家の悪食】《完結》 【事例3 正面突破の解放軍】《完結》 【事例4 人殺しの人殺し】《完結》 イラスト 本崎塔也
24hポイント 42pt
小説 10,299 位 / 87,547件 ミステリー 94 位 / 2,081件
文字数 608,212 最終更新日 2018.03.27 登録日 2016.08.31
【第9回ミステリー大賞への投票、ありがとうございました。このお礼は作品で返していけたらと思っております】  安楽椅子探偵寄りのミステリーの短編集になります。 【第一奇譚】 《二者択一の殺人》【解決】  あるマンションで高校教師が殺害された。捜査線上に浮かび上がったのは二人の容疑者。どちらも容疑を否認しているが、事件当日にマンションの部屋を訪れたのは、この二人しかいない。  色々な意味で常連の刑事が持ち込んだ事件を、場末のスナックのママが推理する。 【第二奇譚】 《死者が鳴らしたナースコール》【解決】  あの病室には、重い病で亡くなった患者の霊が、今でも成仏できずに彷徨っている――。そんな噂が囁かれる小さな病院の、正に噂の部屋で、宿直勤務中の医師が殺害される。  ナースコールを握ったまま事切れていた被害者と、病院にありがちな怪談話。  その病院に、たまたま急性盲腸炎で入院していたママが、今度はベッドの上で推理する――。 【第三奇譚】 《カヨちゃんの恋》【解決】  ある夜、店にくたびれた大学生が来店する。  その落ち込みように声をかけたママは、彼の高校時代に起きたという事件の話を聞かされ、カヨちゃんという生徒の死を、彼が未だに引きずっていることを知る。  果たしてカヨちゃんは事故で死んだのか。それとも自殺だったのか。はたまた殺されたのか。悲壮なる過去に、ママはカウンター越しに推理を始める。 【第四奇譚】 《記号だらけの殺意》【解決】  この結末を教えて下さい――。そう言いながら店に押しかけてきた数名の男女。差し出されたのは、随分と色あせた原稿用紙だった。  彼らは近所の大学のミステリ研究会の部員らしく、その原稿は部に代々受け継がれてきた未完の推理小説。  結末を知ると死んでしまうと噂される呪いの原稿に、あまり乗り気ではないままに向かったママであったが、そこには登場人物の名前が全て記号の、奇怪な物語が広がっていた。  果たして誰がEを殺したのか――。 【第五奇譚】 《冷笑の証明》  未だに雪の残る山中にて女性の遺体が見つかった。警察の調べにより、その遺体が雪崩に巻き込まれて行方不明だった女子大生であることが判明する。しかし、遺体の後頭部には打撲痕が残されており、かたわらにはコンクリートブロックと【冷笑の罰】と焼印が施されたスコップが残されていた。  警察は殺人事件として当時被害者と登山をしていたサークルメンバーへの聞き込みを開始する。  そして、奇妙な因果に誘われて、ママもまたカウンター越しに推理することになる――。 ※毎日0時更新
24hポイント 340pt
小説 2,979 位 / 87,547件 ミステリー 21 位 / 2,081件
文字数 685,298 最終更新日 2017.05.05 登録日 2015.07.13
 父親目線で描く子育てエッセイです。他作品とは違い、不定期にての連載となります。 (本作品は昨年九月に生まれた息子にスポットを当てたものになっています) 【検索用のタグ】 壮大なオムツ替え 自分のイメージを崩壊させるプロ 結局大人しくできなかった作者シリーズ 天才科学者のアレ いつもの鬼霧宗作 アルファポリスではやけに真面目だからどうしようかと思ってた ルビの暴力 この人エッセイの意味理解していない 基本的に優先するのは好感度 民放ではない放送局をdisっていくスタイル 言い訳のプロ 【表紙絵:嫁】 
24hポイント 0pt
小説 87,547 位 / 87,547件 大衆娯楽 2,674 位 / 2,674件
文字数 15,204 最終更新日 2017.02.25 登録日 2016.06.21
【作品紹介】  たっちん、かぁこ、しょーやん、さおりん――。この四人は幼い頃からずっと一緒の超腐れ縁だった。  このまま腐れ縁がどこまで続くものなのか……。そんなことを考えながらも、たっちんこと葛西匡は高校生活最後の一年をかみしめるように過ごしていた。  ――さおりんが死んだ。  日本のいたるところで梅雨入りが宣言された寝苦しい夜のこと。幼馴染の一人である浦沢沙織――さおりんが首を吊って自殺した。  しめやかに行われる葬儀に参列し、悲しみも明けぬ間に、今度は練習試合へと向かっていた野球部のバスが崖から転落して、多くの生徒が命を落とす惨事が起きてしまう。  これは偶然か、それとも必然か。日常を壊す連続的な死、三年一組全員の携帯電話へと一斉に届いたメール。  送信主は――死んだはずの沙織だった。  三年一組に降りかかる死の連鎖と、町に土着した【お悔やみ様】なるオカルト話。  ロジカルとオカルト。これらは連続殺人事件なのか、それとも死者に成り代わるといわれる【お悔やみ様】の祟りなのか。  向こう見ずなヤンキーのしょーやん、誰もが認める天然娘のかぁこ、そして超現実主義のたっちんの三人組は、幼馴染にかけれらた不名誉を挽回するため、独自に調査を始めることになる。その先に待っている結末とは――。  ――お悔やみ様は悪鬼に祟る。 ※次回作との兼ね合いにより、ジャンルをホラーからミステリーに変更させて頂きました。
24hポイント 42pt
小説 10,299 位 / 87,547件 ミステリー 94 位 / 2,081件
文字数 200,684 最終更新日 2016.10.27 登録日 2016.05.05
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