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答え合わせ【午後9時〜午後10時】
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ヒントが全て出揃ったからといって、すぐに答えが分かるわけではない。漫画や小説ならば、テンポ良く答えが分かるのであろうが、黒板を凝視したまま、ただ時間ばかりが過ぎてゆく。
とうとう、答えが出るよりも先に、真子が目覚めることになってしまった。慌ててアガサは彼女の介抱へと向かう。身体的なダメージはもちろんだが、彼女の場合は精神的なダメージのほうが遥かに大きい。フォローに入ってやらねばならない。しかし、それらはアガサの杞憂で終わった。思いのほか、真子は冷静で、落ち着きを取り戻していた。一周回って落ち着いてしまったという感じだった。
真子が目覚めたことにより、真相の追求も一時的に中断された。春日が代表的して真子に現状を説明する。真子はただただ、それに頷くばかりだった。まだうっすらと涙の残る目を見て、そこにあどけなさを感じた。あのナタ女に追い回されたのは、さぞ恐ろしかったことであろう。無理をせずに休んでいても構わないとの春日の言葉に、しかし真子は首を横に振った。理由までは聞かなかったが、なにか強い意志のようなものを感じ取った。
――真相の追求が再開されるが、時間ばかりが過ぎてゆく。まだまだ時間には余裕があったはずだが、それも少しずつ削られていった。途中、春日の提案により、交代で休むことになった。もう他のプレイヤーに襲撃されることはないだろうし、比嘉のことは必ず誰かが見張るようにした。その上で数名ずつが仮眠をとる。人間、一日くらいならば寝なくとも死にはしないだろうが、やはり状況が状況であり、みんな疲れていた。春日の提案に反対する者は、当然ながらいなかった。
アガサも仮眠をとった。ただ、神経が高ぶっているのか眠ることができなかった。いや、ほんの一瞬で交代の時間がやってきたから、自分では気づいていないだけで、多少は寝たのかもしれない。こうして、それぞれが交代で休み、また黒板のヒントを眺めてを繰り返しているうちに、うっすらと夜が明けてきた。ちょうど、全員の仮眠時間が一周した時のことだった。春日が教壇のほうへと向かい、アガサ達のほうへと向き直った。
「みんな、疲れているところ申しわけないが、ちょっと話を聞いて欲しい」
春日は一同の顔を見回す。そういえば、春日はまだ仮眠をとっていないような気がするのだが、大丈夫なのだろうか。その充血した目に、アガサはそんなことを思ってしまった。そんな春日は、続けざまにこう言い放ったのであった。
「――誰が【ブービートラップ】なのか分かったんだ」
とうとう、答えが出るよりも先に、真子が目覚めることになってしまった。慌ててアガサは彼女の介抱へと向かう。身体的なダメージはもちろんだが、彼女の場合は精神的なダメージのほうが遥かに大きい。フォローに入ってやらねばならない。しかし、それらはアガサの杞憂で終わった。思いのほか、真子は冷静で、落ち着きを取り戻していた。一周回って落ち着いてしまったという感じだった。
真子が目覚めたことにより、真相の追求も一時的に中断された。春日が代表的して真子に現状を説明する。真子はただただ、それに頷くばかりだった。まだうっすらと涙の残る目を見て、そこにあどけなさを感じた。あのナタ女に追い回されたのは、さぞ恐ろしかったことであろう。無理をせずに休んでいても構わないとの春日の言葉に、しかし真子は首を横に振った。理由までは聞かなかったが、なにか強い意志のようなものを感じ取った。
――真相の追求が再開されるが、時間ばかりが過ぎてゆく。まだまだ時間には余裕があったはずだが、それも少しずつ削られていった。途中、春日の提案により、交代で休むことになった。もう他のプレイヤーに襲撃されることはないだろうし、比嘉のことは必ず誰かが見張るようにした。その上で数名ずつが仮眠をとる。人間、一日くらいならば寝なくとも死にはしないだろうが、やはり状況が状況であり、みんな疲れていた。春日の提案に反対する者は、当然ながらいなかった。
アガサも仮眠をとった。ただ、神経が高ぶっているのか眠ることができなかった。いや、ほんの一瞬で交代の時間がやってきたから、自分では気づいていないだけで、多少は寝たのかもしれない。こうして、それぞれが交代で休み、また黒板のヒントを眺めてを繰り返しているうちに、うっすらと夜が明けてきた。ちょうど、全員の仮眠時間が一周した時のことだった。春日が教壇のほうへと向かい、アガサ達のほうへと向き直った。
「みんな、疲れているところ申しわけないが、ちょっと話を聞いて欲しい」
春日は一同の顔を見回す。そういえば、春日はまだ仮眠をとっていないような気がするのだが、大丈夫なのだろうか。その充血した目に、アガサはそんなことを思ってしまった。そんな春日は、続けざまにこう言い放ったのであった。
「――誰が【ブービートラップ】なのか分かったんだ」
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