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エピローグ【解決編】
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春日は大学ノートにでかでかとアルファベットを並べた。全てのヒントは、おそらくここに帰結する。【T】【R】【U】【T】【H】――日本語に訳すと【真実】となる英単語だ。
「――この英単語を完成させるために、どうしても【T】が2枚必要だった。そして、順番からして割り振られなかったはずの【U】が存在しなければならなかったんだよ。つまり、この5つのアルファベットこそが本物のヒントだと思われる」
アガサは春日に渡したA4用紙に視線を落とすと「やっぱり不自然なスペースは【変換】を意味していたと考えていいみたいですね」と漏らす。どうやら彼女の推測もしっかりと答えにたどり着いていたようだ。
ヒント【A】 《答え 》が揃えば本物の【固有ヒント】も明らかになるだろう。
ヒント【H】 《真実 》が揃えば本物の【固有ヒント】も明らかになるだろう。
ヒント【L】 《嘘 》が揃えば本物の【固有ヒント】も明らかになるだろう。
春日が最初に注目したのは、これらのヒントだった。取っ掛かりとしては間違いなかったのではないかと今でも思う。
「君の言う通り《答え 》《真実 》《嘘 》の不自然なスペースは――変換せよという意味合いがあったのだと思う。ヒントにアルファベットが割り振られていたことから、真っ先に連想したのは《ANSWER》《TRUTH》《LIE》と、英語に変換することだった。すると、次にこれらのヒントがいきてくることになる」
春日はカウンターの上に置いたままのA4用紙にペン先を伸ばし、いくつかのヒントに丸をつける。
ヒント【I】 本物の【固有ヒント】は全部で6つである。
ヒント【P】 本物の【固有ヒント】は全部で7つである。
ヒント【S】 本物の【固有ヒント】は全部で3つである。
ヒント【T】 本物の【固有ヒント】は全部で5つである。
「仮に本物のヒントに割り振られたアルファベットが英単語を形成していたと考えるのであれば、この時点でヒント【P】は偽物だったことが確定する。《ANSWER》《TRUTH》《LIE》はそれぞれ6文字、5文字、3文字であり、7文字のものはないからね」
春日の言葉に頷きながら、アガサも推理を展開させる。
「ちなみに【A】【N】【S】【W】【E】【R】の6つのヒントが本物だと仮定すると、ヒントに割り振られていなかった【N】や【W】が必要となってくる。また【L】【I】【E】の3つのヒントが本物だと仮定すると、本物のヒントが6つだという、ヒント【I】が本物ということになってしまい、矛盾が生じてしまう。それに【L】【I】【E】が本物のヒントだというのなら、本物のヒントの数を示唆する【S】も本物ということにならねばならず、やはり矛盾が生じてしまいます」
「――この英単語を完成させるために、どうしても【T】が2枚必要だった。そして、順番からして割り振られなかったはずの【U】が存在しなければならなかったんだよ。つまり、この5つのアルファベットこそが本物のヒントだと思われる」
アガサは春日に渡したA4用紙に視線を落とすと「やっぱり不自然なスペースは【変換】を意味していたと考えていいみたいですね」と漏らす。どうやら彼女の推測もしっかりと答えにたどり着いていたようだ。
ヒント【A】 《答え 》が揃えば本物の【固有ヒント】も明らかになるだろう。
ヒント【H】 《真実 》が揃えば本物の【固有ヒント】も明らかになるだろう。
ヒント【L】 《嘘 》が揃えば本物の【固有ヒント】も明らかになるだろう。
春日が最初に注目したのは、これらのヒントだった。取っ掛かりとしては間違いなかったのではないかと今でも思う。
「君の言う通り《答え 》《真実 》《嘘 》の不自然なスペースは――変換せよという意味合いがあったのだと思う。ヒントにアルファベットが割り振られていたことから、真っ先に連想したのは《ANSWER》《TRUTH》《LIE》と、英語に変換することだった。すると、次にこれらのヒントがいきてくることになる」
春日はカウンターの上に置いたままのA4用紙にペン先を伸ばし、いくつかのヒントに丸をつける。
ヒント【I】 本物の【固有ヒント】は全部で6つである。
ヒント【P】 本物の【固有ヒント】は全部で7つである。
ヒント【S】 本物の【固有ヒント】は全部で3つである。
ヒント【T】 本物の【固有ヒント】は全部で5つである。
「仮に本物のヒントに割り振られたアルファベットが英単語を形成していたと考えるのであれば、この時点でヒント【P】は偽物だったことが確定する。《ANSWER》《TRUTH》《LIE》はそれぞれ6文字、5文字、3文字であり、7文字のものはないからね」
春日の言葉に頷きながら、アガサも推理を展開させる。
「ちなみに【A】【N】【S】【W】【E】【R】の6つのヒントが本物だと仮定すると、ヒントに割り振られていなかった【N】や【W】が必要となってくる。また【L】【I】【E】の3つのヒントが本物だと仮定すると、本物のヒントが6つだという、ヒント【I】が本物ということになってしまい、矛盾が生じてしまう。それに【L】【I】【E】が本物のヒントだというのなら、本物のヒントの数を示唆する【S】も本物ということにならねばならず、やはり矛盾が生じてしまいます」
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