上 下
4 / 6

知らない二人

しおりを挟む


◇◇

「あ"ぁ?お前、ここなんでこんなにほぐれてんだよ。アイツに触らせてたのか?」
「ちがっ……♡」

こうなったら不本意だけど謝り倒すしかない、家に連れ戻される道中でそう覚悟を決めたけど──こんなことになるとは想定外だ。

リビングに入った瞬間二人に服を脱がされて裸の状態で床で四つん這いにさせられた僕。それでおしりには冬馬くんの指が入っていて、口には春都さんの……お、おちんちんを咥えさせられている……。

「ほら夏希、こっちが疎かになってるよ」
「んぉ"っ♡」

冬馬くんに反論しようとしてちょっとだけ口を離したら、春都さんに頭を鷲掴みにされておちんちんに押し戻された。こないだ僕の頭を撫でてくれた時の優しい手つきとはまるで違って乱暴で、なぜか腰の辺りがざわざわする。

「オイ、なんで兄貴にフェラさせられてこっちが締まるんだよっ」
「夏希は普段から自分でおしりの穴いじめて喜んじゃう変態だもんね」
「はぁ?なんだよそれ!なんで兄貴がそんなこと知ってんだよ!?」
「俺は夏希のことならなんでも知ってるよ。……今回は追いきれないところもあったけど」

冬馬くんはいつもの調子で春都さんに噛み付いてるけど、僕のおしりに入れてるゴツゴツした太い指をじゅぷじゅぷ♡と動かすのは止めてくれない。自分でやってるそれとは全然違う荒々しい指使いにいてもたってもいられなくて身じろぐ度に、口に突っ込まれた春都さんのおちんちんが奥に入り込んでくる。

「っ、うぉえっ♡」
「あっ……それイイよ夏希……っ、」
「お"っ♡」

僕の頭を両手で抑えたままカクカク♡と腰を動かし始める春都さん。長くてカリ高の春都さんの勃起おちんちんで喉奥を容赦なく突かれて僕が嗚咽するたびにそれが刺激になるのか、さらに硬さを増していく。

「ああっ……、もっと早くこうしておけば良かった……!あんまり束縛するのも可哀想だと思って敢えて自由にさせてたけど、まさか男と二人で泊まりだなんて……っ」
「ん"っ♡──あ"っっ♡♡」
「おっ、ここか。やっと見つけ──たっ!」
「ひぐぅっ!?♡♡」

冬馬くんの指がとある一点を掠ったところで腰がピクンッ♡といやらしく震えた。
やだやだっ♡、“そこ”は自分でやるのも怖くていつもちょっとしか触れてないのに、冬馬くんに見つかっちゃったら何されるか……っ♡♡

──ずりゅりゅっ♡ぴとっ♡

「ひんっ♡……っ、?♡」

いきなりおしりの穴から冬馬くんの指が抜かれる。無意識に切なくヒクつくそこに、何か太くて硬いモノが宛てがわれた。──……何か、じゃない、これは──!!♡

「まっ、まっへ、ほうまふ……っ」
「喋るな」
「ほへぇ"っ!♡」

なんとか春都さんから離れて言葉を出そうとしたら普段からは想像もつかない高圧的な口調で制されて、ついでと言わんばかりにずちゅん!♡とおちんちんで喉奥を突き刺されたっ♡♡

「受け止めろよ──オラッ!」
「んぉ"おおおおっ♡♡」

同時に、冬馬くんのおちんちんが僕のおしりの穴の、さっき掠ったイイところを狙ってどちゅん!♡ととんでもない勢いでぶち込まれた♡♡
なんでっ♡?なんでキャラメルあーんしただけで顔真っ赤にしてた冬馬くんがこんなことするのっ♡♡?

「──ははっ!キッツキツじゃねぇか!あの山本って奴にはヤらせてなかったみたいだなぁ!?」

パンパンパン!!♡とまるで暴力でも振られてるみたいな勢いで腰を叩きつけられてるけど全然痛くはなくて、むしろ訳の分からないくらいの気持ち良い♡冬馬くんの乱暴おちんちん気持ち良いっっ♡♡

「ヤろうとはしてたけどね。──あっ、やばい、夏希、おれイくよ。夏希の可愛いおくちまんこに出っ──!……っ、」
「っ!?♡」

どぴゅぴゅぴゅぴゅっ!!♡
 
冬馬くんのおちんちんに夢中になってたら、今度は春都さんが僕の喉の奥にダイレクトに精液をぶちまけてくる♡まんこなんて言ってるけど、実際春都さんは僕のことをオナホくらいにしか思ってないんだろう♡雑におくちオナホされてるのにおしりきゅんきゅんしちゃうよっ♡♡

「んっ、♡ちゅぅ、♡んくっ♡♡」
「ははっ……、何も言わないでも飲んでくれたんだね、良い子」
「はひ……♡」

春都さんの出した精液を反射で飲み込んでしまってうぅ……喉に張り付いて不快……なんてちょっと後悔したけど、春都さん的には良かったみたいで褒められた。

「──っ、おいっ、イラマ射精されて悦んでんじゃねぇぞ!」
「ひゃぃんっ!♡」

ごりゅっ!♡と冬馬くんにイイところを抉られておしりのなかのおちんちんを思い出した♡
──そうだ、この二人は僕に怒ってたんだ♡二人が大嫌いなカレーを僕が食べようとしてたから♡だからこんなにおちんちんで僕のことぼこぼこにするんだっ♡♡

「ゆっ、ゆるひてくださっ……♡も、オナホはやだぁ♡♡」

僕はただ大好物を思う存分に食べたかっただけなのに、こんなことされるのはほんと理不尽だと思う。でも、反論するより今は早くこれを終わらせたい。心から尊敬してた二人にこれ以上こんなことされてたら、きっと僕はおかしくなってしまうっ!

「──オナホ?」

僕の口からおちんちんを引き抜いて、優しく頬を撫でてくれてた春都さんだけど、僕の言葉でぴく、とその指が揺れた。

「夏希、俺たちは夏希をオナホだなんて思ってないよ」
「……?だ、だって、僕が二人に黙ってカレーを食べようとしたから怒ってるんじゃ……っ、!?うぁああああっ!!♡」
「っ、ふっ……、ぅ、」

話してる途中で冬馬くんがイったらしい♡、当たり前のようにコンドームなしでブチ込まれてたおちんちんから飛び出した精液が、為す術なくびゅーっ♡と無防備な奥に注ぎ込まれる♡♡

「……っ、はぁ?カレー?……なんでそこでカレーが出てくるんだよ!」

冬馬くんいつもあんなに大声出してるのにどうしてイく時は何も教えてくれないの、なんて思っていたら、息を整えるのもそこそこに大きな声で詰められる。

「えっ、違うの……?」

じゃあなんで二人はそんなに怒ってるの、と疑問を口にする前にひょい、と身体が浮いて、冬馬くんの傍から春都さんのそこに攫われた。

「誤解はこれからゆっくり解いていこうね。──まずは、俺も夏希とひとつになりたいな」
「ひとつ……?……っ、」

春都さんの言ってる意味が分かってさっきまで冬馬くんとしてたことを思い出してぼんっ!と顔が熱くなるけど、でも春都さんさっき射精したばっかりじゃ──とおそるおそるそこに視線を落とすと、春都さんのおちんちんはまた立派に勃ち上がっていた。

「ひえっ……」
「うーんでも、これの中に挿れるのは嫌だな」

ちょん、と僕のおしりの回りについている冬馬くんの精液を掬い取ってげぇ、と顔を顰める春都さん。
それからいつもの──不自然なくらい穏やかな笑顔を浮かべて──

「夏希、冬馬の精液自分で掻き出してくれる?」



しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

酔っ払うと出産欲求高まる系神さま

BL / 完結 24h.ポイント:63pt お気に入り:21

最悪の一手は男を淫獄に堕とす

BL / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:26

陥落教師は淫らな征服をねだる

BL / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:11

異常な村は罪無き二人を淫らな贄に堕とす

BL / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:13

従順な男は口内をいたぶられながら命令を守る

BL / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:16

惨めな娯楽達は終わらぬ淫獄に苦しむ

BL / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:11

純粋な悪はヒーローを壊す悦びに打ち震える

BL / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:12

悪いペットは主の手で苦しみを増幅させられる

BL / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:13

男は今日も従順な肉便器へと陥落させられる

BL / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:13

少年達は地下で男達に飼い殺される

BL / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:27

処理中です...