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徳川家康編:REVELATION
第1話 世界の終わり
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ある人物について尋ねられる秀吉。
豊臣秀吉「徳川家康・・・?そんな奴、オイラの軍団にいたっけ?」
秀吉に秘書の片桐から履歴書が渡される。
「本名松平元康・・・浜松医療ビジネス専門学校うなぎ学部卒。どこにあるんだ、こんな学校?元水飲み百姓のオイラですら明治大学工学部だぞ??」
VTRが切り替わる。
ワインを飲みながら同じ履歴書を眺める織田信長。
「徳川・・・?・・・記憶にない。申し訳ない。」
学歴・職歴欄に目を通す信長「専門学校卒業後、今川重工に入社・・・?ぼくが買収した一流企業じゃないか。」
蘭丸「いえ、職歴欄をよく見てください。今川重工・・・横の今川焼き屋の屋台経営と小さく。」
老眼鏡をかける信長。
「紛らわしいなあ。で、どさくさに紛れて、ぼくの会社に入ってきちゃったのか。」
蘭丸「その後、お館様が伊賀の乱の際に戦後処理に当たらせたと。」
首を振る信長「ぜんぜん記憶にない。」
もう一度VTRが秀吉に戻る。
秀吉「で、要件はなんだい?」
片桐「信長様が滅ぼした伊賀エージェンシーが秘密裏にAI研究をしていたことはご存知ですか?」
「どうせ情報収集やスパイ工作とかを自動化したかったんだろ?」
「そのAI技術を家康殿が引き継いだのです。」
職歴欄を指さして笑ってしまう秀吉「ここには、風俗店経営って書いてあるぞ。」
「家康殿は軍事用のAI技術を、かつてのインターネットのように民間に払い下げました。」
「ああ、この日光テクノロジーってあいつの会社か!
今やどこもかしこも、こいつのロボットばっかりだもんな。稼いだな~!こいつ。」
VTRが信長に切り替わる。
信長はもうリラックスしてワインを飲んでいない。
表情がわずかに緊張しているのがわかる。
「・・・危険だね。あの技術は、この家康くんにはあまりにも分不相応だ。」
履歴書を返す信長。
「で?ぼくに何を伝えたい・・・?」
「・・・世界が滅びます。」
風と翼:REVELATION
・
・
・
地の獄・・!底の底・・!
秀吉の最終兵器ISO14001から日本を救ったオレは、気づけば、どこか分からぬ、亡者巣食う強制労働施設にいた・・・!
地下で野球のスタジアムを建設している作業員たち。
彼らに混じって、土嚢を運んでいる風間カイト。
カイトに魔法瓶のような形のモグラ型AIロボット「モグちゃん」が接近する。
モグちゃん「ID1580番、たいへん申し上げにくいのですが・・・少々土嚢の輸送ペースが落ちているようです。今月の給料が2%減る可能性があります。」
カイト「・・・はい・・・すいません・・・」
モグちゃん「ご家族を養うためにも勤労に奉仕しましょう!」
どう見てもポンコツなロボットに励まされて人間としての自尊心を削られるカイト。
地下全体が大きく揺れる。
悲鳴が上がる。
「気をつけろ、でかいぞー!!」「またか!?」
揺れが収まる。
小西行長工事監督「・・・大丈夫だ、収まったようだ」
地面に横倒れているモグちゃん「ただいまの地震は震度4。震源地は北太平洋。この地震による津波の心配はありません。
それではみなさん、ただちに作業の再開をお願いします。今月の給料が6%減る可能性があります。」
モグちゃんを立て直して叫ぶ小西監督「・・・再開だ!」
カイト「どうしてこんなことに・・・!悪夢だ・・・これが悪夢でなくてなんだ・・・!?」
豊臣秀吉「徳川家康・・・?そんな奴、オイラの軍団にいたっけ?」
秀吉に秘書の片桐から履歴書が渡される。
「本名松平元康・・・浜松医療ビジネス専門学校うなぎ学部卒。どこにあるんだ、こんな学校?元水飲み百姓のオイラですら明治大学工学部だぞ??」
VTRが切り替わる。
ワインを飲みながら同じ履歴書を眺める織田信長。
「徳川・・・?・・・記憶にない。申し訳ない。」
学歴・職歴欄に目を通す信長「専門学校卒業後、今川重工に入社・・・?ぼくが買収した一流企業じゃないか。」
蘭丸「いえ、職歴欄をよく見てください。今川重工・・・横の今川焼き屋の屋台経営と小さく。」
老眼鏡をかける信長。
「紛らわしいなあ。で、どさくさに紛れて、ぼくの会社に入ってきちゃったのか。」
蘭丸「その後、お館様が伊賀の乱の際に戦後処理に当たらせたと。」
首を振る信長「ぜんぜん記憶にない。」
もう一度VTRが秀吉に戻る。
秀吉「で、要件はなんだい?」
片桐「信長様が滅ぼした伊賀エージェンシーが秘密裏にAI研究をしていたことはご存知ですか?」
「どうせ情報収集やスパイ工作とかを自動化したかったんだろ?」
「そのAI技術を家康殿が引き継いだのです。」
職歴欄を指さして笑ってしまう秀吉「ここには、風俗店経営って書いてあるぞ。」
「家康殿は軍事用のAI技術を、かつてのインターネットのように民間に払い下げました。」
「ああ、この日光テクノロジーってあいつの会社か!
今やどこもかしこも、こいつのロボットばっかりだもんな。稼いだな~!こいつ。」
VTRが信長に切り替わる。
信長はもうリラックスしてワインを飲んでいない。
表情がわずかに緊張しているのがわかる。
「・・・危険だね。あの技術は、この家康くんにはあまりにも分不相応だ。」
履歴書を返す信長。
「で?ぼくに何を伝えたい・・・?」
「・・・世界が滅びます。」
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地の獄・・!底の底・・!
秀吉の最終兵器ISO14001から日本を救ったオレは、気づけば、どこか分からぬ、亡者巣食う強制労働施設にいた・・・!
地下で野球のスタジアムを建設している作業員たち。
彼らに混じって、土嚢を運んでいる風間カイト。
カイトに魔法瓶のような形のモグラ型AIロボット「モグちゃん」が接近する。
モグちゃん「ID1580番、たいへん申し上げにくいのですが・・・少々土嚢の輸送ペースが落ちているようです。今月の給料が2%減る可能性があります。」
カイト「・・・はい・・・すいません・・・」
モグちゃん「ご家族を養うためにも勤労に奉仕しましょう!」
どう見てもポンコツなロボットに励まされて人間としての自尊心を削られるカイト。
地下全体が大きく揺れる。
悲鳴が上がる。
「気をつけろ、でかいぞー!!」「またか!?」
揺れが収まる。
小西行長工事監督「・・・大丈夫だ、収まったようだ」
地面に横倒れているモグちゃん「ただいまの地震は震度4。震源地は北太平洋。この地震による津波の心配はありません。
それではみなさん、ただちに作業の再開をお願いします。今月の給料が6%減る可能性があります。」
モグちゃんを立て直して叫ぶ小西監督「・・・再開だ!」
カイト「どうしてこんなことに・・・!悪夢だ・・・これが悪夢でなくてなんだ・・・!?」
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