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第2章 辺境編
第7話 美羽にまっかせて
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回想が終わって、今は樽を出た直後。
先ほど、ゴブリンに刺されて、タコ殴りにされた男性が転がっている。
「えーっと、思い出したし、逃げようかと思うんだけど、あの人をほっとくのはなぁ」
「美羽様の好きにしてください」
「じゃあ、助けるね」
男性に近づいていくと、男性が力無い目でこちらを見る。
喋る気力もないようだ。
「えっと、治癒を使えるんだよね。どうすればいいんだろう、あ、フィーナのくれた知識にある。
神気は百会から出入りをしているのか」
美羽は頭の百会というツボのあたりを意識する。
すると、桜色の光が漏れてきた。
「これで、治るってイメージすればいいんだ」
男性が元気になる姿をイメージする。
すると、男性が桜色の光に包まれる。
男性の体にあった刺し傷、殴打の跡が綺麗に無くなった。
「あれ? 治ってる」
男性は信じられないような表情をしている。
(あ、そうだ、治したら対価をもらうんだね)
「君が治してくれたのか?」
「うん、治したよ」
「そうか、ありがとうよ」
「うん、治したから、お金ちょうだい」
「金だって? なんで払わないといけないんだよ。治してくれなんていってないだろ」
「でも、私が治さないと死んでたよ」
「そんなの死んでないんだからわからないだろ。ガキはあっち行ってろ」
しっしっと追い払われてしまった。
「む~、やっぱり大人の男は嫌い!」
「失礼な男でしたね。私が焼き払いましょうか?」
「そんなことしたら、私が追われちゃうよ」
「むう、さっさと出ていきましょう。こんな街」
「でも、ちょっと見ていこうよ」
「美羽様がいうならいきますが、気をつけてくださいね」
「ゴブリン、この街にどれくらいいるんだろ」
「ちょっと待ってください」
きんちゃんは魔力を四方に飛ばし、反応を広範囲で探る。
「全部で523匹ですね。ゴブリンキングが1匹 ゴブリンクイーンが5匹。
その他は中型の個体が57匹小型の個体が460匹です」
「そっかぁ。戦っている人はいるのかなぁ」
「50人ほど戦闘員がいるようですが、多勢に無勢。それに、彼らではゴブリンキングはおろか、ゴブリンクイーンも倒せないでしょう」
「きんちゃんは倒せる?」
「問題ないでしょう。しかしその間、美羽様の護衛ができなくなってしまいますので、推奨できません」
「でも、考えたのだけど、私、お金持ってないの。ここが街ってことは、次の街まで結構距離もあるでしょ。食料もなければ宿代もないの。だから、ここでなんとか稼げないかな。あと私、神気結界が使えるから動かなければ自分を守れるよ」
「それでは、少しリスクはありますが、街の人間と交渉して、ゴブリン退治にお金をもらいますか」
「うん、怪我した人の治療でもお金もらえると思うから、まずはゴブリンをやっつけないと」
「それでは、住人が立てこもっているであろうところにご案内します」
「うん」
きんちゃんの案内で行くと、三角屋根の大きな建物だった。どうやら教会のようだ。
教会の前では武装した者たちが、ゴブリンを相手に奮闘している。
しかし、ゴブリンは100匹ほどいる、それに対して武装した人間は10名。かなりの劣勢だ。
今ここにはキングなどの大型個体はいないようだ。
きんちゃんが説明する。
「ここと何箇所かに分かれて立てこもっているようです。ここは小さな個体しかいないので、制圧は簡単そうです」
「じゃあ、交渉に行こうよ」
「はい、露払いはお任せください」
「きんちゃん、魔力節約のためにそこら辺の石を大量に周りに浮かせて、近づいてきたやつに高速でぶつけよう」
「承知しました」
きんちゃんが魔力を使いそこらじゅうの落ちている石を集める。
数十秒で、美羽ときんちゃんの周りは石だらけになった。
「あはは、見えにくくなっちゃったねぇ」
「後になりますが、魔力で周りを見る方法を訓練しましょう」
「ああ、そんな方法があるみたいだね。そうするよ。
じゃあ、行こうか」
美羽が教会に向かって歩き始めると、ゴブリンに気が付かれた。
木の棒を持った、3匹が走ってくる。
「グギャ」
「ゲギャ」
「ウギャ」
「きんちゃん」
「はい」
きんちゃんが石を飛ばすと、ゴブリンの頭にあたり吹き飛んだ。
ゴブリンは声もなく倒れた。
立て続けに、石を2つ飛ばして、残り2匹も倒した。
肉の破片と緑の血が飛び散った。
「うげー、気持ち悪いよぉ」
「大丈夫ですか?」
「うん、気持ち悪いけどけど、慣れないと」
他のゴブリンもこちらに気がついた。
「走って、教会の前に行こう。きんちゃん、あそこにまとめて撃ってくれる?」
「はい、美羽様」
きんちゃんがゴブリンが集まっているところへ石を乱れ撃った。
「「「「「グギャー」」」」」
ゴブリンたちは体がちぎれ、弾け飛ぶものもいて、阿鼻叫喚に陥った。
その隙に美羽たちは教会の前にたどり着き、武装している人間たちと戦っているゴブリンを石で吹き飛ばした。
呆気に取られている武装している人間たちは、呆気に取られている。
戦士の男が5人女が2人、魔法使いの男が1人女が2人だった。
美羽は満面の笑みで声をかけた。
「こんにちは」
「え? あ、子供? 女の子?」
「うん、子供で女の子だよ」
困惑顔で女戦士が前に出てくる。
「君、危ないよ。あ、でも、あれは君がやったの?」
「あ、ちょっと待ってね。結界張るから。まだ集中しないといけないから、張るまで話しかけないでね。
きんちゃん、近づいてきたらよろしくね」
「はい、美羽様」
「しゃ、しゃべった?」
混乱する女戦士をほっといて、美羽は集中する。
すると、教会全体が桜色に包まれていく。
その桜色が半球状の膜になって、光が収まる。
「ふう。これでよし」
「美羽様、お疲れ様です」
ゴブリンが立ち直り、こちらに走ってくるが、結界に阻まれて跳ね返されている。
美羽が女戦士に向き直った。
「こんにちは、女戦士さん」
「あ、ああ、私はスウリだ」
スウリと名乗ったこの女戦士は、ウェーブのかかった赤髪に高身長の美人で妙齢の女性だ。
「私は小桜美羽だよ。美羽って呼んでね。こっちはきんちゃんだよ」
「それじゃあ、ミウちゃん。あの結界は君が張ってくれたのかい?」
「そうだよ。サービスね」
「サービス?」
「うん。これから、取引をしたいの、そのために実力を見せたんだよ」
「それで、なんの取引なんだい?」
「うん、この街にいるゴブリンを撃退するから、それに見合ったお金をちょうだい」
「君、この街にきているゴブリンが一体何匹いるかわかっているのかい?」
「きんちゃん」
美羽はきんちゃんを見る。
きんちゃんは魔力の数を探る。
「現在、ゴブリンキング1匹 ゴブリンクイーン5匹 中型個体54匹 小型の個体423匹です。
ちなみに、街側の戦闘可能な人は先ほどまで50人だったのが45人に減っています」
美羽はスウリに向き直す。
「と、いうことだよ」
「そうか、すごいな。ちなみに結界は見たが、ゴブリンを倒せるのかい?」
「きんちゃん」
「はい、美羽様」
きんちゃんは地面に落としておいた大量の石を再び浮かせて、ゴブリンに一気に打ち込んだ。
石は結界をすり抜けて、ゴブリンに殺到した。
それだけで20匹のゴブリンが弾け飛んだ。
「す、すごいな」
「どう? 取引しない? 怪我人の治癒もできるよ」
「治癒魔法も使えるのかい?」
「見ててね」
美羽が見回すと、右腕を怪我している戦士がいたので、近づいていく。
戦士は得体の知れない少女に顔を引き攣らせる。
美羽はにこりと笑う。
「動かないでね」
怪我している腕に手を近づけると、桜色に光り、怪我が塞がっていった。
「おお、治った」
戦士は喜んだ。
「ちなみに治癒は治癒で別料金でお願いね」
「……」
「それで、どう?」
スウリは悩んだ顔をしたが、意を決して話し始めた。
「私はこの町の冒険者ギルドの副ギルドマスターだ。ぜひ、君に手を借りたい。お願いできないだろうか」
「いいよ。美羽にまっかせて!」
美羽がにっこり笑いながら腕を曲げ、力こぶを作る。でないが……。
その仕草が可愛らしい。
ここがゴブリンの襲撃現場でなければ、可愛くてつい抱きしめてしまっただろう。
スウリは緩みかけた顔を引き締め直した。
先ほど、ゴブリンに刺されて、タコ殴りにされた男性が転がっている。
「えーっと、思い出したし、逃げようかと思うんだけど、あの人をほっとくのはなぁ」
「美羽様の好きにしてください」
「じゃあ、助けるね」
男性に近づいていくと、男性が力無い目でこちらを見る。
喋る気力もないようだ。
「えっと、治癒を使えるんだよね。どうすればいいんだろう、あ、フィーナのくれた知識にある。
神気は百会から出入りをしているのか」
美羽は頭の百会というツボのあたりを意識する。
すると、桜色の光が漏れてきた。
「これで、治るってイメージすればいいんだ」
男性が元気になる姿をイメージする。
すると、男性が桜色の光に包まれる。
男性の体にあった刺し傷、殴打の跡が綺麗に無くなった。
「あれ? 治ってる」
男性は信じられないような表情をしている。
(あ、そうだ、治したら対価をもらうんだね)
「君が治してくれたのか?」
「うん、治したよ」
「そうか、ありがとうよ」
「うん、治したから、お金ちょうだい」
「金だって? なんで払わないといけないんだよ。治してくれなんていってないだろ」
「でも、私が治さないと死んでたよ」
「そんなの死んでないんだからわからないだろ。ガキはあっち行ってろ」
しっしっと追い払われてしまった。
「む~、やっぱり大人の男は嫌い!」
「失礼な男でしたね。私が焼き払いましょうか?」
「そんなことしたら、私が追われちゃうよ」
「むう、さっさと出ていきましょう。こんな街」
「でも、ちょっと見ていこうよ」
「美羽様がいうならいきますが、気をつけてくださいね」
「ゴブリン、この街にどれくらいいるんだろ」
「ちょっと待ってください」
きんちゃんは魔力を四方に飛ばし、反応を広範囲で探る。
「全部で523匹ですね。ゴブリンキングが1匹 ゴブリンクイーンが5匹。
その他は中型の個体が57匹小型の個体が460匹です」
「そっかぁ。戦っている人はいるのかなぁ」
「50人ほど戦闘員がいるようですが、多勢に無勢。それに、彼らではゴブリンキングはおろか、ゴブリンクイーンも倒せないでしょう」
「きんちゃんは倒せる?」
「問題ないでしょう。しかしその間、美羽様の護衛ができなくなってしまいますので、推奨できません」
「でも、考えたのだけど、私、お金持ってないの。ここが街ってことは、次の街まで結構距離もあるでしょ。食料もなければ宿代もないの。だから、ここでなんとか稼げないかな。あと私、神気結界が使えるから動かなければ自分を守れるよ」
「それでは、少しリスクはありますが、街の人間と交渉して、ゴブリン退治にお金をもらいますか」
「うん、怪我した人の治療でもお金もらえると思うから、まずはゴブリンをやっつけないと」
「それでは、住人が立てこもっているであろうところにご案内します」
「うん」
きんちゃんの案内で行くと、三角屋根の大きな建物だった。どうやら教会のようだ。
教会の前では武装した者たちが、ゴブリンを相手に奮闘している。
しかし、ゴブリンは100匹ほどいる、それに対して武装した人間は10名。かなりの劣勢だ。
今ここにはキングなどの大型個体はいないようだ。
きんちゃんが説明する。
「ここと何箇所かに分かれて立てこもっているようです。ここは小さな個体しかいないので、制圧は簡単そうです」
「じゃあ、交渉に行こうよ」
「はい、露払いはお任せください」
「きんちゃん、魔力節約のためにそこら辺の石を大量に周りに浮かせて、近づいてきたやつに高速でぶつけよう」
「承知しました」
きんちゃんが魔力を使いそこらじゅうの落ちている石を集める。
数十秒で、美羽ときんちゃんの周りは石だらけになった。
「あはは、見えにくくなっちゃったねぇ」
「後になりますが、魔力で周りを見る方法を訓練しましょう」
「ああ、そんな方法があるみたいだね。そうするよ。
じゃあ、行こうか」
美羽が教会に向かって歩き始めると、ゴブリンに気が付かれた。
木の棒を持った、3匹が走ってくる。
「グギャ」
「ゲギャ」
「ウギャ」
「きんちゃん」
「はい」
きんちゃんが石を飛ばすと、ゴブリンの頭にあたり吹き飛んだ。
ゴブリンは声もなく倒れた。
立て続けに、石を2つ飛ばして、残り2匹も倒した。
肉の破片と緑の血が飛び散った。
「うげー、気持ち悪いよぉ」
「大丈夫ですか?」
「うん、気持ち悪いけどけど、慣れないと」
他のゴブリンもこちらに気がついた。
「走って、教会の前に行こう。きんちゃん、あそこにまとめて撃ってくれる?」
「はい、美羽様」
きんちゃんがゴブリンが集まっているところへ石を乱れ撃った。
「「「「「グギャー」」」」」
ゴブリンたちは体がちぎれ、弾け飛ぶものもいて、阿鼻叫喚に陥った。
その隙に美羽たちは教会の前にたどり着き、武装している人間たちと戦っているゴブリンを石で吹き飛ばした。
呆気に取られている武装している人間たちは、呆気に取られている。
戦士の男が5人女が2人、魔法使いの男が1人女が2人だった。
美羽は満面の笑みで声をかけた。
「こんにちは」
「え? あ、子供? 女の子?」
「うん、子供で女の子だよ」
困惑顔で女戦士が前に出てくる。
「君、危ないよ。あ、でも、あれは君がやったの?」
「あ、ちょっと待ってね。結界張るから。まだ集中しないといけないから、張るまで話しかけないでね。
きんちゃん、近づいてきたらよろしくね」
「はい、美羽様」
「しゃ、しゃべった?」
混乱する女戦士をほっといて、美羽は集中する。
すると、教会全体が桜色に包まれていく。
その桜色が半球状の膜になって、光が収まる。
「ふう。これでよし」
「美羽様、お疲れ様です」
ゴブリンが立ち直り、こちらに走ってくるが、結界に阻まれて跳ね返されている。
美羽が女戦士に向き直った。
「こんにちは、女戦士さん」
「あ、ああ、私はスウリだ」
スウリと名乗ったこの女戦士は、ウェーブのかかった赤髪に高身長の美人で妙齢の女性だ。
「私は小桜美羽だよ。美羽って呼んでね。こっちはきんちゃんだよ」
「それじゃあ、ミウちゃん。あの結界は君が張ってくれたのかい?」
「そうだよ。サービスね」
「サービス?」
「うん。これから、取引をしたいの、そのために実力を見せたんだよ」
「それで、なんの取引なんだい?」
「うん、この街にいるゴブリンを撃退するから、それに見合ったお金をちょうだい」
「君、この街にきているゴブリンが一体何匹いるかわかっているのかい?」
「きんちゃん」
美羽はきんちゃんを見る。
きんちゃんは魔力の数を探る。
「現在、ゴブリンキング1匹 ゴブリンクイーン5匹 中型個体54匹 小型の個体423匹です。
ちなみに、街側の戦闘可能な人は先ほどまで50人だったのが45人に減っています」
美羽はスウリに向き直す。
「と、いうことだよ」
「そうか、すごいな。ちなみに結界は見たが、ゴブリンを倒せるのかい?」
「きんちゃん」
「はい、美羽様」
きんちゃんは地面に落としておいた大量の石を再び浮かせて、ゴブリンに一気に打ち込んだ。
石は結界をすり抜けて、ゴブリンに殺到した。
それだけで20匹のゴブリンが弾け飛んだ。
「す、すごいな」
「どう? 取引しない? 怪我人の治癒もできるよ」
「治癒魔法も使えるのかい?」
「見ててね」
美羽が見回すと、右腕を怪我している戦士がいたので、近づいていく。
戦士は得体の知れない少女に顔を引き攣らせる。
美羽はにこりと笑う。
「動かないでね」
怪我している腕に手を近づけると、桜色に光り、怪我が塞がっていった。
「おお、治った」
戦士は喜んだ。
「ちなみに治癒は治癒で別料金でお願いね」
「……」
「それで、どう?」
スウリは悩んだ顔をしたが、意を決して話し始めた。
「私はこの町の冒険者ギルドの副ギルドマスターだ。ぜひ、君に手を借りたい。お願いできないだろうか」
「いいよ。美羽にまっかせて!」
美羽がにっこり笑いながら腕を曲げ、力こぶを作る。でないが……。
その仕草が可愛らしい。
ここがゴブリンの襲撃現場でなければ、可愛くてつい抱きしめてしまっただろう。
スウリは緩みかけた顔を引き締め直した。
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