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明日の月は綺麗でしょうね。
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しおりを挟む2人のいつものスキンシップなのだろう。
しかし、しかし!
嫉妬の嵐が止まらない。
そんな事を考えていると、南乃がこちらを向いた。
ニヤッ
バキバキッ
(笑った……あいつおちょくってんのか………!)
これ以上見ていると壁を完全に破壊してしまうので、渋々風紀委員室に行くことにした。
***
「………………どうした?」
「いんや、なんもないよ?」
「そうか」
そう言うと、机に突っ伏して寝てしまった友人を横目で見ながら、こちらを覗いていた人物を考える。
(いや~、あそこまでお熱やとは思わんかった。
ちょっとスキンシップとっただけやのに、あそこまで嫉妬しはるとはな~)
5日前に帰ってきた時は
ホンマに驚いた。
俺が想像しとったのは怒っとるか、呆れとるか、なんも思ってないかやった。
まさか、真っ赤になってるとは思わんかったわ。
(まぁ、おもろかったからええけど)
そういや、真っ赤になった蛇島の顔見て、勃っとる奴よーさんおったな~
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